61. アメリカン・パイ
とんでもない映画が登場したものだ。これまでのオブラートで包み込んだ不自然な青春映画やラブストーリーとの決別といってもいい。この作品の魅力はリアルな感情の吐露を隠さず全開に表現したことにあるだろう。そう、高校時代、まわりが童貞を捨てていく中で取り残された者たちはかくも必死な気持ちになるのである! 8点(2004-01-22 04:02:47) |
62. 奇人たちの晩餐会
期待しすぎたか、冷笑しか出なかった。でも何も前知識なしにみるとまた違った見方ができると思う。舞台が晩餐会かと思わせて、最高の馬鹿と主人公の二人の状況下で進めるなどプロットはしっかりしていたと思うし、オチもちゃんとしていた。ただ邪魔になったのが「最高に面白い」という煽りだっただけ。 7点(2004-12-23 14:41:43) |
63. バーサーカー
《ネタバレ》 無意味にゴアシーン連発のバカB級ホラーの登場といったところでしょうか。無駄にかっこいいパッケージは購買欲をそそるそそる。アルバトロスの作品は見た目に騙される、という事態が頻発の問題作ばかりなのですが、この作品もまさに例に漏れず。しかし!この作品は食指の伸びる人には有無を言わさずからみつく。皿を投げるしか脳のない小人!頭のでかい人!アゴと武器が怖いめがね!人の細胞を食べる老婆!頭がなくてお腹から動物を出すすごい人!ならず者達!そして真っ二つにされる子供!ああ… 7点(2004-09-02 22:28:52) |
64. N.Y.式ハッピー・セラピー
なんというか本当に映画配給会社は邦題の付け方をもっと深く考えるべきだ。何がハッピーだバカめ。普通に『anger management』でいいんじゃないの。内容自体は久しぶりにアダム・サンドラーがイキイキとコメディ演技してくれて、嬉しくなってしまうぐらいの作品なのに。タイトルでB級の匂い出しすぎなんだ、バカめ。 7点(2004-09-02 21:51:29) |
65. ニック・オブ・タイム
ところで24のサードシーズンは11月3日リリースですよ。 7点(2004-09-02 21:40:47) |
66. レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード
何故続編を作ったのか?前作は前作で綺麗にまとまってて続編なんて必要なかった。正直この作品は蛇足としか言い用がない。でも、それでもこの世界観は最高だ。銃とギターでアクション映画を撮らせたらロバート・ロドリゲスの右に出る者はいない。 7点(2004-08-16 02:32:30) |
67. リクルート
CIAには就職活動で行きたくないなー、と思いました。 7点(2004-07-13 07:06:09) |
68. みんなのしあわせ
仲良しアパートの住人は超怖い。が、実は主人公がブサイクな作品の方が怖い。 7点(2004-07-02 19:38:52) |
69. キューティ・ブロンド/ハッピーMAX
同じパターンで話が進むと前作より劣ると感じるのが人の常。前作は完璧に話の流れが上手く描写されていた。それに比べると一朝一夕で作ったように感じる今作は劣って見えるのも無理のない話。だけど今回も副題を『ハッピーマックス』などとしている通り、シーンごとに胸がほっこりすること間違いなし。辛いときに一押しできるいい映画ですよ。 7点(2004-06-29 01:48:25) |
70. オレンジカウンティ
ジャック・ブラック様様の映画・・・といいたいところが、それぞれの登場人物がイキイキと演技していて何だか楽しい映画のようです。 7点(2004-06-19 22:13:08) |
71. ルパン三世 お宝返却大作戦!!<TVM>
ここ数年の新作の中ではかなーり良い方なんじゃないでしょうか。正直クリカンルパンはどうしても馴染めないというのがあるんですが、世界中を飛び回り、お宝を返していく(この設定も奇抜)という鮮やかな活躍をするルパンを見れただけでも幸せです。 7点(2004-06-03 22:36:01) |
72. アモーレス・ペロス
どの話に思い入れを感じるか、という問題ではない。それぞれは一つの独立した物語でありながら交錯し、すべてが同じ土俵の上で語られ、さらに背景にあるのは愛への衝動。それぞれの愛への衝動が絡まり、一つになり、観る側の胸を痛々しいまでに貫く。 7点(2004-06-03 22:22:52) |
73. バッドボーイズ2バッド
バッドボーイズは二作目にしてカー&銃撃アクションを極めた。もう銃弾がバンバンバンバンいってるだけでアドレナリン出まくり。興奮して大音量で観てたら隣の住人から苦情が来たので減点3。 7点(2004-05-20 22:06:49) |
74. g@me.(2003)
話の辻褄が微妙に合わないと感じたのは自分だけだろうか。トリックの種明かしの胡散臭さは置いておいて、肝心のストーリーは意外にしっかりしている。何より観る側を引き込むのに最も大切と思われる(多くの邦画に無い)テンポの良さがこの作品にはある。ただ、役者の演技はくどい。台詞が棒読みで表情の演技もワザとらしい。それを見ないことにしても話自体は面白いです。 7点(2004-05-20 22:03:49) |
75. ラスト サムライ
アメリカ人からすれば異文化としての日本を撮ったのでしょうが、最早このお話が我々日本人にとっても異文化であることに気付いているんだろうか。やはりアメリカ人が撮った侍映画だなあと少々薄ら寒い、というかくどい部分が多々ある。ストーリー展開もありがち。まあそういった鼻につくところを我慢すれば普通に面白い時代活劇です。 7点(2004-05-16 13:56:32) |
76. ZOMBIO(ゾンバイオ)/死霊のしたたり
なんでもいいけど蘇生薬の色が昔のドリフの風呂のコントの水の色に似てた。 7点(2004-04-23 00:19:48) |
77. ルールズ・オブ・アトラクション
彼に彼は知りえないし、彼に彼女は知りえない。そして彼女に彼は知りえない。一つの勘違いから、惹かれあい、お互いに分かり合える事はないというすれ違いがひたすら繰り返されていく。ロジャー・エイバリーは純愛の厳しさ、現実の残酷さを若者たちに焦点を当てて見事に描き出した。ただ、彼が基盤として置いた逆回しという手法は最初のパートにおいて少々しつこい。はじめに退屈があっては物語の質も格段に下がってしまう。ただ、それを差し置いても彼の脚本は光を失わず、輝いた。 7点(2004-04-11 00:09:36) |
78. 閉ざされた森
《ネタバレ》 観る前と観た後で完全に印象が違ってくる作品だと思います。観る前は「サミュエルとトラボルタの本格サスペンスか、ホラー要素もあるのかな、スリラーだったりして・・・。」なんて期待を抱いていて、観終わってみると「とんでもないおバカ映画でした。」なんてものである。何でも良いけど最後の回想シーンでL・ジャクソンが撃たれた時に「ウワー!」ってあんたそれはないでしょ・・・。 7点(2004-03-06 23:52:19)(笑:1票) |
79. 恋愛小説家
最初、この映画の登場人物は何かしらの歪みを抱えている。潔癖症で厭世的なオッサン、息子にベタベタのイライラ女、犬狂いのゲイ・・・。それらが触れ合い、交じり合い、溶け合うことで歪みが少しずつ(スピードはホントに遅いが)矯正されていくのである。その過程はイライラするほど緩慢で、じれったくなるけれど、最後には必ず安心して微笑むことができるはず。 7点(2004-02-29 04:47:49) |
80. フォー・ウェディング
一回目の結婚式で結婚した二人が四人目の結婚式で子供を抱いている・・・など、人々が一人一人細かいところまでよく作りこまれている。四つの結婚式と一つの葬式で成長してゆく主人公という設定も秀逸である。それにしてもヒュー・グラントは年が流れても顔が変らないなーと、再確認。 7点(2004-02-29 01:08:43) |