61. TITANE/チタン
《ネタバレ》 この映画は何が言いたいんだろうみたいな、映画になんらかの意味を求めてる人は混乱するかも。意味があるのかもしれんけど、幼稚な僕にはサッパリでした。いや、一応ストーリーはあるんですよ。ちゃんと。だから、理解するんじゃなく、出されたモノをただただ素直に感じるだけの鑑賞者なら、見ごたえがあるのかもしれません。でも、それはそれとして、とにかく痛い表現がそこかしこにあって、観てらんないってゆーか、自然と顔がイーーーーッてなりました。鼻の骨をおるくだりとか、自身に棒を自ら差し込むくだりとか。車とエッチして妊娠って設定が面白いって思えるなら観てもいいかも。 [インターネット(吹替)] 5点(2022-10-10 21:18:04) |
62. きさらぎ駅
《ネタバレ》 あの荒唐無稽な都市伝説とゆうほどでもない与太話の「きさらぎ駅」の映画やから、よくあるベタなJホラーでしょうって感じで、だいぶ期待値低めに観ましたが、わりと面白かったです。ホラー的なCG部分は、ちょっとチャチいですが、81分なので無駄がなく、それでいてうまくひねっていて、特に後半は楽しめました。攻略済みのゲームをプレイするみたいなホラーとでも言いましょうか。車のおっさんをいきなり殴るところなんて、ホラーなのに、なんか笑ってしまいました。しかも、みんなビビってるのに「アレだから」って言い訳が絶妙。たしかにアレなんだけど。オチも良いです。 [インターネット(邦画)] 7点(2022-10-10 00:30:17) |
63. 死刑にいたる病
《ネタバレ》 観終わった後に、頭にズシーンと残り、他の人の感想とか読みたくなる映画でした。連続殺人鬼榛村役の阿部サダヲの演技がヤバくて、全体的な雰囲気とかもヤバかったです。ストーリーはなんていうか、榛村の暇つぶしに、主役である大学生の筧井雅也と映画の鑑賞者である僕がつき合わされた感じ。暇やから、おもちゃで遊ぶかってゆう感覚で人をコントロールするサイコキラーと言えば、僕なんかは、北九州監禁殺人事件なんかを思い出しちゃいますが、現実にもそーゆうタイプのやからがいることを考えると、榛村の怖さにもリアリティーを感じてしまいます。 [インターネット(邦画)] 10点(2022-09-10 19:45:14) |
64. アオラレ
《ネタバレ》 昨今、アオリ運転がよく話題にあがりますが、70年代にはすでにアオリ運転の問題作映画「激突」があったわけで、つまりアオリ運転なんて昔から頻繁にあり、ドライブレコーダーやSNSなどの影響で、証拠が明白になり、最近、アオリ運転がより目立つようになったんじゃないかと思いながら、このアオリ運転の最終形態を描いた映画を鑑賞。この映画のために太ったラッセル・クロウ演じるヤバい殺人鬼にドキドキするだけでなく、主人公の女性の言動にイライラさせられる作りにより、最後まで中々、見ごたえがありました。車の追いかけっこだけで完結せず、降りてみんなの見てる前で主人公の友人を串刺しにする展開にもビックリ。 [インターネット(吹替)] 7点(2022-09-09 00:06:43) |
65. ノマドランド
《ネタバレ》 アメリカのノマドと呼ばれる生き方、定住せず、車で生活し、各地を転々をとしながら、その地域で職を見つけ、時にはノマド同士でワイワイやって、物々交換なんかして助けあい、でも決してツルまない。ノマドとは日本語訳なら遊牧民。この映画は、そんなノマドになった高齢の女性の生活を淡々と描いた作品でありました。全く予備知識なしにたまたま見たので、この先、いったい何が起こるんかなって構えていたんだけど、特にでかいことが起こるわけでもなく、でも主人公と共に放浪して、自分もノマド体験をしてるような感覚になり、退屈感はなく、最後にはなんか薄っすらと涙目になってました。彼らの多くは喪失感や心の傷などから、この生活を選ぶことが多く、恐らく、この生活が1つの癒しとなっているのかもしれません。これは、なんとなくわかる気がします。精神がメチャクチャやられた時に、目的地もなくひたすら歩いてしまうって経験あったりします。それってなんかノマドに通ずるような。違うかな。放浪するってことは答えを、あるいは誰かや何かをずっと探してるような感覚があり、途中経過にずっといるような、言わば、面白い映画を観た時に終わらないでくれとなるような、結末を受入れない感じなのかもしれません。この映画ではノマドの生活を時には、淋しそうに、時には厳しく、時には自由気ままに楽しそうに、リアルに色々な側面で描いています。それにより、こっちの気持ちも上がったり下がったりして、でも同時に、感慨にふけって色んな思いが頭をよぎり、観終わった後、心が少し旅をしたような新鮮な気持ちになっていました。 [インターネット(吹替)] 10点(2022-09-08 04:12:24)(良:1票) |
66. 牛首村
《ネタバレ》 キムタクの娘が主演の村シリーズ第3段。物語は結構、入り組んでいて、役者陣の演技も悪くないんだけど、単純に面白くなーい。なんでやろ?って観てる間中に考えたんだやけど、なんか、普通ならリアルにするための見せ場部分をわざとハショッてぶつ切りにしてる演出なんかな。ある展開があって、そこから先の演出で、物語に厚みができる箇所で、しかもその部分は繊細でしんどい演技力とか演出力がいるって箇所を、面倒くさいのか、描かずにぶつ切りにして、監督が興味のある怖いシーンまでサクッて飛ばしちゃうって感じやねん。だから、物語が薄っぺらくて。例えば、主役が旅行中に、全然知らない男の人と知り合い、後々、協力とかしてくれるねんけど、その人と知り合う箇所。車がぶつかって知り合う瞬間だけ描いて、なんで自分の車に乗せることになってるのか、全く描いてない。面倒やから飛ばしてんねん。そーゆうくだりが多々あって、普通はそんなことすればテンポはよくなるとは思うねんけど、逆に監督が描きたい部分を、ちょっとクドく演出してるんで、そんなにテンポがいいとも思えないねん。と一応は分析してみたんやけど、ごめん、なんで面白くないのか、本当のところ、よくわかんないです。水たまりに飛び込む女性とか、所々は面白いシーンはあんねんけどなー。ちなみに、個人的に村シリーズ全体の面白さ順でいうと、樹海村が一番良くて、次点が牛首村、最後が犬鳴村です。 [インターネット(邦画)] 3点(2022-09-07 22:13:28) |
67. 樹海村
《ネタバレ》 色んなとこで低評価ですが、僕的には酷すぎた犬鳴村よりは全然良かったってゆーか、ちゃんと普通のホラー映画として楽しめた感じです。よくある村にいって襲われるだけの内容かなって思っていたら、コトリバコなる特級呪物がメインとなる話で、これは予想外。映像の演出も、犬鳴村よりは凝っていました。ちゃんとお金かけてるってゆーか、チャちくなかったです(犬鳴村はチャチ過ぎました)。特に最後の人と木の融合した化け物が襲ってくる所は、それなりに不気味で迫力ありました。人が降ってきて即死ってのも、わりとビビりました。後、人間の日常も、犬鳴村よりは、ちゃんと描けてたような気もします。ただ、あくまで普通に観れるって感じなので、面白いとなるには、イマヒトツってなるのもわかります。僕はメチャクチャ期待値が低かったので、楽しめたかな。ちなみに、解決したのに、オチでヤバくなるっての、よくあるホラーの定番ですが、ラストでスッキリ解決ってゆうホラーの方が意外に好きです。 [インターネット(邦画)] 5点(2022-09-05 08:02:02) |
68. オカルトの森へようこそ THE MOVIE
《ネタバレ》 この世界には白石晃士のフェイクドキュメントの沼ってのがあると思うんです。僕たぶんそこに沼ってます。だから白石監督のフェイクドキュメント作品をほぼ全て観たおし、新作を待ち望んでるんだけど、最近はあんま作ってくれません。ちなみに「不能犯」とかの白石監督の普通の映画は全然望んでません。そんな白石ワールドジャンキー達に、久しぶりに白石監督からの贈り物。それが、この作品。WOWOWでドラマ形式で放送され、後に1本の映画になって、映画館と配信の同時公開。設定はドキュメント映画を作るために、黒石監督(白石監督自身)が怪異の取材で、助監督と一緒に、ある森の中にあるポツンと一軒家を訪れたら、怪物たちに追いかけまわされるって内容。映画「ノロイ」とか「オカルト」みたいなフェイクドキュメンタリー全開というより、ドラマの「コワすぎ」シリーズみたいな、POV方式のドタバタ物語って感じで、とにかくカメラ一台で怪異に対峙するってイメージです。映画「カルト」のネオとか、白石ワールド常連の江野祥平とか、過去作品に登場したキャラ達っぽい方々が次々に登場し、セルフパロディもガンガンにいれており、怖いホラーってゆうより、ちょいコミカルよりなパニック映画。クトゥルフ神話要素がバリバリあるってゆうか、これはもうクトゥルフ神話TRPGってゆうゲームの実写化やんって思っていたら、公式ページではキャスト達でプレイしてるクトゥルフ神話TRPGがアップまでされていましたから確信犯です。僕みたいな白石ワールドジャンキーはメチャ楽しめたんだけど、普通の純粋なホラー観たい人にはおススメできひんかなー。バカバカし過ぎて。でっかいモロCGの怪物たちが追いかけてきて、銃でうったり見えないバリアはったり、人を呪詛みたいなんで消し去ったり、カルト教団たちをビデオカメラにつけたナイフで刺し殺したり、巨大な隕石とか、好きなことやり過ぎでしょ。でも、このノリが僕なんかには、たまんないんです。申し訳ない。 [インターネット(邦画)] 7点(2022-09-03 17:01:04)(良:1票) |
69. ラストナイト・イン・ソーホー
《ネタバレ》 設定としては、過去の亡霊や出来事が見えて体験できてしまう能力を持った女の子(自覚ナシ)がロンドンにやってきて、過去に起こった殺人事件の亡霊にアタフタする映画。なんだけど、60年代ファッションで飾ったヨーロッパのオシャレ風映画的なテイストが前面に押し出されており、ミュージカルな要素もあったりして、でも、沢山の亡霊に追いかけられたりするホラー的な部分もちゃんとあって、後半は過去の事件を解くミステリー的な部分もあって、あとこーゆう映画でありがちな今夜はパーティナイトだぜってシーンもしっかりあって、でも結局のところ、アニャとトーマシンの2人の女優の魅力がずっと全開って感じの映画でした。ホラーだけどポップ、レトロチックなおしゃれだけど狂気じみた幻想感、でも冷静に考えて、クライマックスの展開がちょっと強引やったかなー、映像的には見ごたえあったけど。 [インターネット(吹替)] 7点(2022-08-31 02:42:15) |
70. ナイトメア・アリー
《ネタバレ》 世にも奇妙な物語みたいなテイスト。でも、世界観にメチャ引き込まれました。前半はカーニバルのディティールが新鮮で引き込まれ、後半は主人公の行く末にドキドキ。特に印象的だったのが、読心術を学ぶ主人公が霊的な手法には手を出すなと師匠とかに忠告されるくだり。読心術を駆使したよくある見世物にも、触れてはいけないタブーな世界があり、そこに入り込むとまともな考え方に戻れなくなるってのは、なんか人間の心理の怖い部分を見せられてるようでゾゾゾでした。正直、後でストーリーを振り返ると、そんな目新しい感じじゃなかったんですけど、それでも、この映画を面白く思えたのは、やっぱ演出とかテンポが独特で良かったからかなー。 [インターネット(吹替)] 7点(2022-08-30 22:56:59) |
71. 黄龍の村
《ネタバレ》 アマプラで鑑賞。男女の若者グループが山に旅行に行き、BBQなんかしたりして、ウェイウェイしちゃうパリピとかいて、それらを携帯の映像で撮影してる冒頭シーン、めちゃリアリティがあり、こーゆう奴おるおる的な感じで、面白く見ておりましたが、実はこの冒頭から伏線があったりしちゃいます。で、とある村の前で車がパンクし、仕方なく村の中に入っていき、ここで映像が普通サイズに移行します。で、その村には関西弁のおっさんがいて、「ゆくっりしていきーなー」とか言われて、飯食わせてもらって、寝床も提供、しかし、実はその村はヤバい村で訪問者を殺して肉にして食べており、次々殺されていく若者って感じで、よくあるホラーやねって油断してたら、実は、その後、本当の物語が始まり、なるほど、そーゆう映画やったんやとこっちの顔がニコニコ。後はニコニコしたまま劇終。つまり、意外に面白かったとゆーわけです。1時間ちょっとの映画やから、よくある低予算C級ホラーと思いきや、普通に面白い映画を観たとゆう充実感がありました。 [インターネット(邦画)] 7点(2022-08-13 16:27:12) |
72. アーカイヴ
《ネタバレ》 なんの前情報も見ずに、アマプラで何気なく鑑賞したのが良かったのかな。面白かったです。僕的にはアーカイブってゆうシステムがまず、センスオブワンダーでした。死んだ人間を一定期間保存し、ちゃんとお別れするために、その意識とお話ができるってゆうの、科学が進んだらありえそうやん。怖いけども。舞台が日本ってゆーのも、なんか親近感がわきました。あ、日本ゆーても山梨の山奥だけなんで、日本人も出てこないし、日本の街並みとか全然ないので、別にどこの国でも成り立つ話やねんけど、所々に金魚が出てきたリ、研究施設内にちょっとした日本語があったりして、控えめな日本テイストなんだけど、そんな感じが、さらに好感もてました。 [インターネット(吹替)] 10点(2022-08-13 16:24:53) |
73. さがす
《ネタバレ》 昔、座間市で自殺志願者を殺していた事件ありましたよね。それをモチーフにしたサスペンスです。大阪を舞台にしてるのですが、自分が関西人だからか、メチャ、リアリティを感じました。役者陣の演技も素晴らしく、人物像の説得力ってゆーか、こーゆう人いそう感が凄かったです。目の色が変わると言いますが、後半の首を絞めるシーンでは役者の目の色が、ボーっと観てる僕にでもちゃんとわかるくらい、CGとかじゃなくて、演技で、ほんまに変化するのを目の当たりにしちゃいました。まさに迫真の演技。あと、ナイフを自分に刺すシーンのリアルさときたら、あーた、ほんまに刺してる感があって、痛さがこっちに伝わります。殺人犯の人物像もエグくて、死体に白い靴下をはかせて自慰行為とゆう、こーゆう犯罪者がよく持ってる歪んだ性もちゃんと描いててゾゾゾ。他にも卓球をずっと続けながらの会話とか、トイレでの突然の感情の噴出とか、各シーン自体に迫力あり過ぎて、完全に映画の世界に心を持っていかれちゃいました。特に中盤の妻の介護シーン、容赦なく観てるこっちの心をエグってきて、観るのが辛いんだけど、先が気になり観るのを止められないってゆう地獄。ありがとうございました。 [インターネット(邦画)] 10点(2022-08-04 12:15:50)(良:1票) |
74. モービウス
《ネタバレ》 予告観た時、こーゆうストーリーかな?っての想像してたんだけど、そのまんまでした。むしろ予告だけ観たら、本編、観なくてもいいかもって思えるほど。でも、煙みたいなの出しながら、高速で飛んだり跳ねたりしての戦いシーンは見ごたえあったかな。退屈感もあんま感じず、観やすくはありました。なんで博士だけがコウモリを操れるのかとか、噛まれたら皆、死んでたのに、なぜヒロインだけは蘇ったのかとか、説明不足で、都合よすぎにしか見えないくだりがチラホラあって、こんなもんでしょ感がチョット出てるかな。それに博士は完全に人工血液が効かなくなるんじゃなかったの?最後、なんで平気みたいになっちゃってたの? [インターネット(吹替)] 5点(2022-08-03 02:16:41) |
75. ブラッド・レッド・スカイ
《ネタバレ》 テロリスト達にハイジャックされた旅客機が空港に着陸。当局の部隊が周りを取り囲む中、降りてきたのは一人の少年だけだった。一体、機内で何が起こったのか?ってゆう出だしの映画。以降、時系列は過去にさかのぼり、機内でのハイジャックの出来事を描いていくんですが、なかなか面白かったです。テロリスト達がわりと凶悪で、それだけでもドキドキしちゃうのに、真相を知った瞬間から(わりと序盤でわかる)、なるほど、そーゆう設定の映画ね、こりゃ、個人的にはワクワクしてまうやんって感じです。設定自体が僕の大好物なので、アラとかも、あんま気になりませんでした。機内のパニックだけでなく、母と子の切なさも描かれていて、そーゆう部分でも良かったかな [インターネット(吹替)] 7点(2022-07-25 00:09:31) |
76. アンテベラム
《ネタバレ》 アメリカの南北戦争時代の南側のプランテーションで、黒人が奴隷として働かされ、殺され、レイプされ、酷い扱いを受けてるくだりがまず描かれ、その後、現代の時代で、黒人女性のヒロインが黒人の差別問題などに関して自分の主張を論じる学者としての日常が描かれるんだけど、その現代のヒロインとプランテーションで奴隷として日々を送る黒人の女性が同じ役者なので、なんなん、この映画とドンドン世界観に引き込まれました。後半には、その謎が突然、解けるのですが、そっからはドキドキが止まらんかったなー。なるほどあの行為はそのためやったんやとか、色々、伏線が回収されてゆくのも面白かったです。ただ、前半はやっぱ観てるのが辛かったし、ちょびっとだけ冗長でした。あくまで、ちょびっとだけやけど。 [インターネット(字幕)] 7点(2022-07-24 14:38:41) |
77. 呪詛(2022)
《ネタバレ》 「哭悲」など台湾ホラーは最近、なにかと注目されてます。そんな中、ツイッターなどでこちらのホラーが話題になってるので、ネトフリにて鑑賞しました。POVやドキュメンタリータッチなホラーってゆうのはブレアウィッチで注目を浴び、以降、沢山作られるようにったのですが、僕は、この手法はホラーととても相性がいいと思っています。多少、特撮やCGがチャちくても、ホラーにとってとても重要な臨場感の恐怖ってのが、簡単に表現できるからです。近頃では、1つの手持ちカメラだけじゃなくて、監視カメラ、携帯映像など多数のカメラを使用し、たまに普通に映画的な視点の映像も混ぜたりして、通常のホラーを観るのとかわらない感覚で楽しめるように工夫されています。こーゆうタイプの作品では、白石監督のホラーが一番怖くて面白いと個人的には思っていますが、この作品はそのテイストにとても近いと感じました。ただ、時系列が結構バラバラでつなぎ目もわかりにくく作られてるので、若干、ストーリーが難解気味で、観てる間は脳みそ使いました。全体的な感想としては、子供がカワイソーな事になっちゃうので、恐怖より切ないが勝ってしまい、観るのが精神的にしんどかったかなー。でも元凶の怪異の「大黒仏母」ってのが、そのネーミングやイメージ像が、僕の不気味ポイントにドンピシャで、メチャメチャヤバい禍々しさを感じちゃって、その部分ではゾゾゾでした。だいたい名前に仏って入ってるのが、すごく怖いです。仏ってどっちかゆーたらイイモンじゃないですか?でも僕は小さい頃から仏のあのニコリとしてる顔がなんか不気味で、だもんで、怪異に仏って入ってると逆に怖く感じちゃうんです。あと母って文字も、怪異だと途端に邪悪に感じて、クトゥルフなんかをイメージしちゃいます。体は仏チックなんだけど顔を隠してるってゆう姿もアジア的な陰鬱な怖さがありました。映画では最後、その顔を拝見できるのですが、アレ観たら、正気度がゴソッと削られ発狂しちゃうっての、なんか納得できました。 [インターネット(字幕)] 7点(2022-07-17 19:34:04) |
78. あなたの番です 劇場版
《ネタバレ》 「あなたの番です」のドラマを観てた人のサービス映画です。えー、えー、ドラマは観てました。嫁さんと○○が怪しいとか推理しつつ毎週楽しみでしょうがないくらいハマってました。この映画は、ドラマの最初のマンションの会議のくだりで、菜奈ちゃんでなく、もし翔太が参加してたら、その後の事件は何一つ起こらずっていうIFドラマであり、そのまんま、主役夫妻の結婚パーティーに参加するために全キャラが1つの豪華船に乗り込んだら、そこで事件が起こったってゆう設定です。だから、出てるキャラの沢山の小ネタや匂わせはドラマを観てなきゃ、ポカーンてなります。各キャラの背景情報も全てドラマ通り、もしくはドラマにちょこっと付け足した感じです。そーいうことで、あんな沢山の登場人物全てにスポット浴びせつつ、2時間の映画に詰め込むのは無理があるので、頑張ってサービスしてくれてるんやなーって気持ちでそれなりに楽しめたんだけど、映画自体のトリックやストーリーを冷静に判断すると、もうちょっと練り込めなかったんかなーとは思います。 [インターネット(邦画)] 5点(2022-07-03 18:08:37) |
79. THE BATMAN-ザ・バットマン-
《ネタバレ》 ドクターストレンジ最新作ではヒーローモノでホラーをやり、こちらはヒーローモノでサイコサスペンスをやってます。ヒーローモノとこういったジャンルとの融合は、今までそんな観たことなく、最近のトレンディーなのかな。僕はサイコサスペンス系は好きなので、長くゆったりしたテンポですが、全然、退屈ではなかったです。最後はヒーローモノとして、ちゃんと盛り上がる展開になってるし。ちなみに、エンドクレジットに仕掛けがあり、そこでリドラーの謎を解くと、映画でカットされたシーンを観ることができるらしいのですが、検索すれば今では普通に観れて、そこには、この映画で最後にリドラーに話しかけた人物が登場し、バットマンと会話しています。バットマンはリドラーの手がかりを追うために、その人物に面会してるってシーンです。そして、この映画は例のごとく3部作が想定されており、次回作には、その人物がヴィランとして登場するかもってゆう匂わせが、そこかしこに。ま、お馴染みのヴィランなんですけど。次回作は、いったいどんなテイストで見せるてくるのか、楽しみではあります。 [インターネット(吹替)] 7点(2022-06-27 10:54:17) |
80. ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス
《ネタバレ》 ワンダビジョンはまだ観てないので、ワンダがどないな状態になってるかは知らずに観ましたが、まさかスカーレットウィッチとドクターストレンジが戦う映画だったなんて。戦い方も魔法使いVS魔女とゆうことで、悪霊やゾンビ化も出てきて、サムライミ監督のハチャメチャホラーさも加わり、奇想天外な展開もあり、だいぶ楽しめました。Xメンやファンタスティックフォーの登場もビックリ。ちなみに最後出てきたキャラ、クレアやって。知らんから、思わず調べてもーたわ。 [インターネット(吹替)] 7点(2022-06-24 23:14:08) |