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幻覚@蛇プニョさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 193
性別 男性
ホームページ https://twitter.com/genkakuheavy
自己紹介 ◆乙女座のAB型
◆70年代オカルトブーム直撃世代にして、
 水曜&木曜スペシャルチルドレン(でもオカルト否定派)
◆マイケル・ジャクソンは永遠のスーパースター
◆桜庭・ホイス戦(PRIDE-GP)の興奮は死ぬまで忘れない
◆どんなクソ映画にも「ニヤリ」と出来る部分がある
◆レビュー内容も点数も、時々修正&変更しています

【近況】
アマプラとディズニープラスで“映画見放題”
なのに全然見れてないのはナゼ? (´·ω·`)ショボーン
そして見た映画の感想もツイッターで書いて終わってしまう!
蛇プニョ先生の映画感想が読めるのはツイッターだけ!(苦笑
そんな今日この頃でございます!(゚இωஇ゚)゚。

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61.  ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章 《ネタバレ》 
おれは面白かったぞ!ジョジョーッ!! というワケで。  【『ジョジョ』実写化】という【呪縛】が無ければ、もっとフツーに受け入れられた映画だったかもしれませんね。CGで処理された【スタンド】の表現も全然問題ナシ…というより逆にこれはもうバッチリでしょう。色々言われていたキャスティングも、岡田将生の形兆も良かったし、億泰が思ってた以上に億泰でビックリしたンですが、演じてたのが真剣佑だと分かってさらにビックリ(笑)ただし承太郎だけは…「違う、そうじゃない。」でしたねぇ。  アンジェロとの戦いも緊迫感があったし、クライマックスでの「バッド・カンパニー」戦は、原作を読んだ時にビンビンに感じた「もしも、おもちゃの兵隊が本気で戦争したら…」というワクワク感を見事に実写映像化していて、もうコレだけで大満足でした。  ちなみにロケ地を海外にしたのはイマイチ意味が分からなかったなぁ…。【いつもの見慣れた日本の景色】とは違う空気感を出したいという意図は分かりますが…それにしても、あまりにも外国すぎでした。建物や風景が出てくるたびに「いやいや、これは外国じゃん!」という意識がノイズとしてずっと残ってしまいました。もうちょい違う場所はなかったのでしょうか…。  とまぁ文句も言いましたが…  【第一章】のまま終わってしまった不運の作品なれど、俺は面白かったのでこの点数です!
[インターネット(邦画)] 8点(2021-03-30 03:21:36)
62.  サイキックビジョン 邪願霊 ~狙われた美人キャスター~<OV> 《ネタバレ》 
未放送の取材テープでの構成(という設定)、テロップの入り方、背景への映り込み、実在の人物へのインタビューのインサート、などなど…これはJホラーの原点であり、ホラー系フェイクドキュメンタリーの原点であり、フジテレビの『放送禁止』や白石晃士監督の一連の作品の直系の始祖と言っていい作品です。プロデューサー川西氏の死にざまにリングのアレを、PV撮影中の惨劇に『着信アリ』のアレを想い出したり…と、令和の今見ると、なかなか味わい深いですね。  Jホラー黎明期の作品だけに、クライマックスでの阿鼻叫喚シーンはサービス過剰で、おそらく今なら、もっと地味な表現で霊現象を描くのではないかと思いました。同じくクライマックスでリポーターの女性が説明的なセリフを霊に語りかけてしまう部分も惜しいカンジ。脚本の小中千昭さんは、のちに【小中理論】の中で「論理的な説明はホラーには必要ない」と明言してますが、それはこの作品の反省もあったのかな?などと思いました。それと…フェイクドキュメンタリーの中に竹中直人さんが(本人ではなく作中人物として)出てきちゃうと、やっぱ「んーーー」ってなりますよね(苦笑)。  なお…作品のキーとなる楽曲『ラブ・クラフト』は、バリバリの80年代歌謡サウンドでなかなかの名曲でした!
[インターネット(邦画)] 8点(2021-03-22 02:07:40)
63.  ドント・ブリーズ 《ネタバレ》 
冒頭で主人公の少女ロッキーが泥棒を繰り返す動機をじっくり見せられてしまったコチラとしては、見ている間ずっと味わっていた“絶望と安堵の繰り返しの果て”からのラストの場面で「良かった…。」と心から思うのでありました…。何度か登場するテントウムシの“赤”が色味の薄い、閉塞感で満ちているこの映画の中にあって鮮やかなイメージを見せてくれていたように感じます。  スーパー盲目爺さんも単なるサイコではなく、理路整然と話のできる人物(しかもレイプはしないという倫理観)であればこその“でも、もっと一線超えてるっしょ”という怖さが良かったです。  それにしても…こんなにスポイトが怖かった映画が今まであっただろうかッ!?(ポタ~リ)←垂れてるよ!  (追記)皆さんのレビュー見てたら「結局お金かい!」という意見多くてビックリ!『インシテミル』のラストシーン(鞄ポ~ン)に「ちょ、待てよッ!」と思った俺としては…断然、ロッキータン!(*´д`*)ハァハァ
[DVD(吹替)] 8点(2018-08-08 14:59:39)
64.  キャビン 《ネタバレ》 
本来であればラストに“大オチ”として持ってくるはずの裏設定をオープニングから出してしまうという豪快さにまず恐れ入る(笑)。だもんで交互に描かれる“死なないで欲しい”若者グループと“ミッション失敗しないで欲しい”管制官オジさんズのどちらに感情移入して見ればいいのか混乱してしまう…という奇妙な感覚も逆に楽しかったりしたワケです。  もうすでに多数のレビュアーの方が指摘されてますが、この映画は“ホラー映画”を総括したメタ映画ですよね。山小屋の“覗き鏡の部屋”は“見る側と見られる側”の関係の暗示だし。ソレは管制官のオヤっさんとデイナが直接対面した場面で「本来会うはずのない二人が出会っちゃったのかぁ…」と感じたコトで確信しました。間違いありません、施設が生贄を捧げていた神…犠牲者がちゃんと死なないと怒る神、エッチシーンがないと怒る神、でもまぁ処女は生き残ってもソレはヨシとする神…。俺達ですよね…。  だから最後の最後に…期待外れの結末に怒り、地面から突き出した大きな腕は…勢いよく親指を下に向けたハズなのです…。  そして…初登場シーンのクリステン・コノリーたん可愛すぎエロ杉ワロス(*´Д`)ハァハァ
[DVD(吹替)] 8点(2018-06-06 02:13:42)(良:1票)
65.  デッドプール 《ネタバレ》 
実は“アメコミ系”は苦手だったンですが“闘いながらもシニカルに軽口を叩くキャラ”が大好物だった俺としては、そんな主人公の映画とくれば、もう最高なワケです。皆さん絶賛の“第四の壁破り”についても「あッ!コレは今風になった筒井康隆世界だッ!」と思いながらニヤニヤ&ワクワクしながら楽しめました。ボケのデップーに対して周りのキャラたちのツッコミ役としての絡み具合も面白く(悪役フランシスとも、ある意味でいいコンビ漫才)まぁコロッサスとは“ダブルボケ”な気もしますが…、アレは坊主娘ちゃんがツッコミのトリオ漫才なワケですね(笑)。  そして…ウェイドとヴァネッサの会話シーンで「間違いない!ラストに絶対この曲かかるべ!」と確信した“あの曲”…予想が的中して“あの曲”が流れた始めた途端に…俺の涙腺は崩壊!(ブワッ)“結構しっかりやってるベッドシーン”が全然いやらしくカンジないのも、この映画がマジで“純愛映画”な証明だったワケなのです。  というワケで…これまで挫折と苦労を重ねてきた末に“当たり役”というレベルを超えた“分身”を手に入れた(ヒュー・ジャックマンにとってのウルヴァリン、カート・ラッセルにとってのスネーク、千葉真一にとっての柳生十兵衛のような)ライアン・レイノルズに、心から拍手なのです。  ちなみに…デップーはともかく、XMEN先輩も坊主ちゃんも、“トランクの中の人”を助ける気ゼロなのは俺的にちょっとツボでした(笑)
[DVD(吹替)] 8点(2018-06-01 13:41:09)
66.  シン・ゴジラ 《ネタバレ》 
庵野秀明…。『ナウシカの巨神兵のシーン』ときて『エヴァ』ときて『巨神兵東京に現る』ときて…そりゃ最終的に『ゴジラ』を撮りますよねぇ…(しみじみ)。っていうか撮らせた東宝も偉かったです!(マジで)。それにしても…やはり“ゴジラ映画”に伊福部さんの音楽は鉄板ですねぇ…。ゴジラのテーマはもちろん、特に『ヤシオリ作戦』の場面での『宇宙大戦争マーチ』にはテンション上がりすぎでニヤニヤが止まりませんでした!  そして…『君の名は』のレビューにも書きましたが、現在の日本で“圧倒的な破壊”を描くことは、つまりは3.11を描くことなンだなぁ…と改めて思いました。そのために後半は、もはや“怪獣映画”を超えてしまったワケで…、そしてそれが文化人&知識人の皆さんが“『シン・ゴジラ』を熱く語る”ことの要因になったワケで…。なんだか俺は『ただの怪獣映画じゃない』というスタンスで語られるのはちょっと嫌で「みんな、ちゃんと怪獣映画として評価してるのかなぁ?」と複雑なマニア心理でこのブームを見ていました。  あ、それと石原さとみには「アンタ、馬鹿ァ?」とキチンと言わせるべきだったと個人的には思います。  そして最後に… 市川実日子、想定外の可愛すぎワロスw
[地上波(邦画)] 8点(2018-05-10 16:51:14)(良:1票)
67.  君の名は。(2016) 《ネタバレ》 
泣く子も黙る超話題作。しかし俺は極力事前情報を遮断したまま(大変でしたw)のテレビ鑑賞でした。序盤からの“尾道3部作トリビュート感”も心地よく「こりゃ興行成績もいいはずだわ、久々にテンポいい青春SFアニメだなぁ~」と見ていたら…、中盤での強烈な“バッドエンド”「えっ…!そういうハナシだったのかよ…」と呆然としたワケです。9.11がスピルバーグの『宇宙戦争』の表現に影響を与えたように、この映画には3.11の記憶が色濃く出ていましたね。しかし、そこからがフィクションのチカラなんですよね。再び入れ替わって四葉を抱きしめて「妹ォぉぉぉ!」と泣くシーンはコッチももらい泣きしそうでしたわ(マジ)。ちなみに最初見た時には何故、町長が最終的に隕石のハナシを信じたのが良くわからなかったのですが、アレって「お前は…ダレだ?」と言った瞬間に“かつて自分の愛した女性が(も)秘めていた秘密”を思い起こしたからですよね、きっと…。  そして…ソフトバンクのCM『入れ替わってる!?編』は、“超話題作を地上波初放送するときの仕掛け”としては100点満点でした!お見事です、お父さん!
[地上波(邦画)] 8点(2018-05-10 16:13:53)
68.  オカルト 《ネタバレ》 
フェイク映像を綿密に構成した『ノロイ』よりも、若干ざっくりとした作りのこの作品の方に俺は不思議なリアリティを感じました。また劇中に流れ続ける、Hair Stylistics(元温泉暴力芸者)の音楽が怖い!!!子供の頃にオカルト番組を見てトイレに行けなくなった時のような感覚をビンビンに感じられて最高でした!そして特筆すべきは、この後“時空を超えたキャラ”へと成長した(?)江野祥平の初登場です。最初は「うあぁ…」と思える江野クン(なぜかクンで呼びたくなる)が最終的にチャーミングに見えてくるから不思議です(笑)渋谷交差点での白石クンとの別れからの展開には、久々に映画で心臓がバクバクするほどの興奮を味わいました。  そして…エンディングでの焼肉屋で1回目のスタッフロールが終わってからの…、チャリーン!ガチャン!には正直マジでビックリ!!この流れはシビレました~!!!(まぁ、個人的にはあの“映像”の表現はちょっと好みではなかったのですがゴニョゴニョ…)とにかく…完全に白石監督の掌の上でクルクル回された2時間弱でした。  最後に…どんな大義があっても、他人の命を奪う行為を正当化することは…「地獄だぞ!!!!」
[DVD(邦画)] 8点(2018-05-06 13:07:58)
69.  アウトレイジ ビヨンド 《ネタバレ》 
「続編なのに面白くなってるじゃねーか、このヤロー!」と思わず“コノヤロー、バカヤロー文体”で書きたくてたまらなくなるから困る(苦笑)。そんな、この映画の“魅力”(もしくは“魔力”)を変に照れずに全開バリバリで押し通した結果のパワーアップだったように思えます。ちょっと大友と木村がビミョーに「いいヤクザ」になってしまいましたが、まぁ逆に感情移入しやすくなって良かったのかもです。 そして…個人的には高橋克典の“特命ヒットマン”がオモロカッコ良くてツボでした(笑)。
[地上波(邦画)] 8点(2017-11-19 11:03:29)
70.  22年目の告白 -私が殺人犯です- 《ネタバレ》 
予告編に使われていたあるシーン(セリフ)が無音だったコトに「あれっ?」と思っていたら…まんまと騙されてました!“ネタバレ厳禁映画”の予告編として(だからこそ?)かなり攻めていた仕掛けでした。画面サイズや映像の質感が細かく変わっていくことで時代や空気を感じさせていくのも“ワザ有り!”ってカンジでお見事。ストーリーのテンポも良く、ドキドキハラハラと制作者側の掌の上で気持ち良くコロコロと転がされながら最後まで楽しめました。  (以下重要ネタバレ)  途中から頭の中には『眠れる森』のあのテーマ曲が流れっぱなしでしたわぁ~(笑)
[インターネット(邦画)] 8点(2017-11-19 10:27:36)
71.  貞子vs伽椰子 《ネタバレ》 
Vシネ時代からの『呪怨』ファンとしては、ある意味で覚悟をキメて(悪い意味で)見たワケなんですが…うはっ!面白い!(笑) 意外に正統派Jホラーしていた前半から、キャラ立ちバリバリの経蔵&珠緒コンビの後半までテンポ良く見るコトができました。 まぁ、異なる世界観の作品を融合させるワケですから“呪いのルール”等いくつかの設定の変更もありましたが…“異種格闘技戦”がルールでモメるのは猪木・アリ戦からのお約束なので無問題なワケなのです。 伽椰子萌えの俺的には、呪いのビデオテープを鷲掴みでヘシ折ってドヤ顔のカヤタソにハァハァ(笑) ただラスト…あまりにも投げっぱなしジャーマンだったのが残念でしたが、まぁこれは「続編はナシよ」という制作サイドからのメッセージなんでしょうね…。というワケで…今まで(食わず嫌い的な意味で)作品を見たコトがなかった白石監督でしたが、「おぬし中々やるなッ!」と認識を改めたので点数はこんなカンジで。
[DVD(邦画)] 8点(2017-08-20 10:51:08)
72.  GODZILLA ゴジラ(2014) 《ネタバレ》 
以前のハリウッド版とは違い、オリジナルゴジラと日本へのリスペクトが感じられる本作。しかしズバリ言って渡辺謙の無駄遣いというか。(形見の時計のシーンは抑えた演出でちょっとジーンとしましたが…)いやあ、それにしても今回のゴジラはマッチョでしたね~(笑)顔も強面だし、なんだか東映ヤクザ映画みたいな匂いまでもカンジました。特に最後のムトーの倒し方は最高!(生首ぶら下げて勝ち誇る様もイカす!)  そして今回強く感じたことは…パラシュート降下中に見るゴジラのシーンを筆頭に、何度も繰り返される煙の中にスローモーション気味に見え隠れする幻想的なシーンに一種の“厳かさ”を感じました。まさに“ゴジラ神話”とでもいいましょうか(個人的には『マッドマックス2』でのオープニングとエンディングのマックスを連想しました)  ところで…  街中に現れた2体の怪獣が雄と雌で、街中で出会って「繁殖するんだわ!」ってそれ『大日本人』の“匂うの獣”!?するとゴジラの立ち位置は…ああ、だから今回のゴジラはムキムキマッチョだったんですね!(違)
[地上波(吹替)] 8点(2016-07-30 13:30:08)
73.  思い出のマーニー 《ネタバレ》 
これはジブリ版『ほん怖』というかJホラーというか。見ていて最初に頭に浮かんだキーワードは“怪異譚”。ジブリっぽく描かれてはいますが完全に“牡丹燈篭テイスト”バッチリなワケです。2度目にマーニーに出会う際、夕陽の中をマーニーがボートを漕いでこちらに向かってくる場面(しかも背中しか見えない)は、かなり怖かったです…。  そして俺の脳内受信機にビンビンに届いたのが、もうひとつのキーワード“百合電波”「今までに会ったどの女の子よりも、あなたが好き」いやこれはもうたまりませんな!グヘグヘグヘ(下卑た笑い)…というゲスな俺を最終的には泣かせるワケですからたいしたもの。しかし謎が解けた瞬間には「ああそうだったのか!」と思いつつもダースベーダやレイア姫が脳内を駆け巡ったのも事実なワケです。ここは“小中理論”の『恐怖映画にとってのロジカルな解決はカタルシスに繋がらない=オチ・理由・説明をつけない』を参考にしていただきたかった。←だからJホラーじゃねえって!  …とまあゴチャゴチャ書きましたが、“時空モノ”に弱いコト(日記とか絵とか写真とか小道具もツボです)、主人公の成長っぷり&エピローグの突き抜け感(なんて爽やかな連中だろう…)に点数は甘くなってしまうのです!  …とでも、言うのだろうか…?(ナレーション中村義洋)
[地上波(邦画)] 8点(2015-12-06 06:29:44)
74.  かぐや姫の物語 《ネタバレ》 
「ジブリの新作は高畑勲で『かぐや姫』だぁ?おいおい大丈夫かよ?」…大変申し訳なかったです。素晴らしかったです。 絵巻物を思わせるような独特の作画も、この映画全体に流れる“お伽噺の空気”の表現としてグッドでした。  そして自分も昔から知っている『かぐや姫』の物語ですから、もちろん最後に月からのお迎えが来ることは分かっているワケです。 かつての映画化でモロにUFOが登場して失笑を買ったりしていたコトを覚えている身としては「どんなのが来るんだろう?」とドキドキしていたら、やってきたのが凶暴なまでの優雅さと冷酷さを体現した“あの世軍団”…非暴力という名の暴力というか「うわ、コイツら絶対俺たちのコトを虫ケラぐいらにしか思ってないだろうな~」と思わせる怖さを出していました。  そして捨丸兄ちゃん…女房子供いるのに姫との逃避行に即答…しかも最終的には「夢か…」と子供を肩車…うーん…苦い…。 “やさしいおじいちゃん”だった翁が権力欲に取りつかれて俗物になっていく様子(しかも瞳キラキラ)も怖かったです…。  気になったのは…物語の中で延々とこの世の醜さにブルブルしていた姫が、何故そこまでこの世に残りたかったのがちょっと俺には分かりにくかったコトかなぁ…。そしてラストは“ただの月のショット”で終わってヨカッタのに…。「ああ!もったいない!」と俺には思えてしまいました。  あと個人的には…クライマックスで、姫の最大のマブダチ?だった女童(ちょっと萌w)の“ナギナタで待機、からのワンパク大行進”に、ちょっとオジサンは涙腺やられました…。←涙腺ユルすぎ(笑)
[地上波(邦画)] 8点(2015-11-29 07:36:50)(良:2票)
75.  風立ちぬ(2013) 《ネタバレ》 
映画冒頭は“主人公の飛翔…そして墜落”という夢のシーン。ココで俺は「もしや!この映画は宮崎駿の『81/2』となるのかッ!?」と思ってしまったワケです。何度も挿入される主人公の夢の場面が現実と区別なく表現されているコト、映画のほとんどが完全にオトナの世界なコト。とくれば…やはりラストシーン(ここも主人公のインナースペース)はやはり大切な人との再会なワケです…。嗚呼!俺の涙の蛇口は完全に壊れました…。もう1回言っちゃう!『風立ちぬ』は宮崎駿の『81/2』だと!  と…まあ長々と妄想を書きましたが(笑)やっぱり“宮崎駿引退作品”として、今までの作品の匂いがしっかりと詰まった集大成的な映画だったと俺は思います。宮さんお疲れ様でした!  ちなみに…今回の宮崎映画の美味そうだったものは…。クレソンと煙草。(吸わない俺でもタバコがうまそうに思えた映画は『ファイトクラブ』以来)
[地上波(邦画)] 8点(2015-03-17 07:31:36)
76.  世界侵略:ロサンゼルス決戦 《ネタバレ》 
うはー!想定外に燃えましたーッ!ナンツ二等軍曹かっけえええええええ!…まぁコレがもし宇宙人相手じゃなくて、アメリカVS他国(自由の敵)だったのなら「戦争イクナイ!」とか見る方も色々と余計なコトを感じちゃったとは思うンですケド、ソコは血も涙もない?宇宙人相手なのでハイパーテンションで海兵隊魂(もしくはジョン・ウェインよろしく西部魂)を炸裂させても無問題!(ご丁寧に劇中では「相手側にはコミュニケーションをとる気はナイようだ!」と“地球側には配慮はあったンですよ”という表現がありましたね)撮影スタイルがドキュメントタッチで、主人公たちの置かれている状況が見えにくい(かといって『クローバーフィールド』のような“POV”よりは適度に見やすい)のもリアルで良かったです。というワケで、この手の映画で素直にコーフンしたのも久々だなぁと点数も甘目で。
[地上波(吹替)] 8点(2013-11-17 05:49:35)(良:1票)
77.  YMO PROPAGANDA 《ネタバレ》 
やっと、やっと見た…というキモチ。ライディーン直撃世代として“もちろん知ってるけど見るのをためらっていた”そんな作品。でも見てよかった…。今まで写真では何度も見たことのある、あの海辺のステージが画面に出てきただけでもう、鳥肌。現実の散開ライブと、虚構の世界との融合具合も素晴らしい。  ラストの『テクノポリス』から、三人が海辺のステージに走り、そして…『ライディーン』から、すべてが終わっていくあの流れ!!ああ!もう、すべてがカッコいい!  少年のラストのモノローグ…「来年の、次の年の、また次の年になったら…ボクだってもうすっかり忘れているんだ…」に、「忘れるどころじゃねーよ、オマエだって今でも聴いてるんだろ?」とちょっと泣きそうになりながらつぶやく俺。  “あのころのボクたちの未来”の…21世紀の“いま”でも最高にカッコイイよ!
[DVD(邦画)] 8点(2013-05-10 11:05:30)(良:1票)
78.  ベルリン・天使の詩 《ネタバレ》 
当時付き合っていた彼女をリバイバル上映していたこの映画に誘った。前に映画館で見たこの映画の感動を共有したかったから。映画開始後数分で、俺の隣の席から「グースカ、ピ~」とイビキが聞こえてきた…。  それが今の嫁です。    ハッ!(思い出から我に返った音)え~、俺は前半の天使目線のモノクロパートが好きです。あの感じでズ~っと映画が終わってもいいと思うぐらい。自分がピンチの時にも、ああやって隣に天使が寄り添ってくれてればいいなぁ…なんて思ったものです。そしてコロンボ!寒さの中手をこすり合わせながら主人公の天使に語りかける場面は素晴らしいです。だもんで…俺にとっては後半部分(カラーになってから)はちょっと長かったかなぁ…。   【追記】「元」嫁になりました(2019/12)
[映画館(字幕)] 8点(2013-05-05 06:00:56)
79.  アイアンマン
序盤の“アイアンマン/怒りのアフガン”の場面では、昔からアニメや特撮が大好きだった俺の頭の中にすら“荒唐無稽”という単語がチラついて困りました(笑)。その後のストーリー展開も含めて想像以上の(なんのヒネリもない)“アメコミ映画っぷり”にビックリ!  しかし…ソコにロバート・ダウニー・Jr&グウィネス・パルトロウという名優をブチこんで、“チョイワルおやじヒーロー”というスパイスを加え、渾身のCG技術で仕上げれば…そう!王道の“ハリウッド痛快娯楽SF映画”となるワケですよォォォ!いやあ~ホント、久々に“文句無しにスカッとする映画”を見た気がします!  そして…  個人的に『セブン』以来となる“可愛いグウィネス・パルトロウ”に再会できたのが嬉しかったです…。グウィネスたん(;´Д`)ハアハア 
[地上波(吹替)] 8点(2013-04-28 07:59:31)
80.  バイオハザードV リトリビューション 《ネタバレ》 
逆回転&スローモーションで始まる今回のオープニングは、見ているこちらの感情を激しく揺さぶるエモーショナルな効果を上げていて文句なしにカッコ良かった!  そして東京ステージでの中島美嘉スーパーバトルや、懐かしのキャラ大集合(クローン技術の無駄遣い)『ドーン・オブ・ザ・デッド』『エイリアン2』などの過剰なオマージュ、そして眼鏡フェチの俺としてはニヤニヤが止まらない“眼鏡ッ娘アリス”まで登場と、今回は“お祭り”なのだと了解するワケです(笑)。  ただ願わくば…『エイリアン3』のせいで『エイリアン2』のエンディングが悲しくてたまらない俺としては、今回イイ意味で予想を裏切って助かった娘ちゃんは…次回作でも無事でいて欲しいなぁ…。
[映画館(吹替)] 8点(2013-03-13 06:06:30)
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