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Balrogさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 730
性別 男性
年齢 34歳
自己紹介 初心者です。7点を中心に見事な二次曲線を描く点数分布。しかし映画の評価は点数に還元しきれぬもの。点数と心中の差をいかにレビューで表現できるか。とはいえ適当なレビューも多数(笑

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61.  ものすごくうるさくて、ありえないほど近い
透明感のある映像と、しっかりと展開していくストーリー。一方で時系列を前後させ、だんだん明らかになる話に奥行きをもたらすと同時に、過去から順に事実を話すことのできない少年の精神的トラウマを表現している。一方でそれが次第に心を開くことのできる人に会うことで語られ、少年の精神的な回復を示唆しているのもうまい。事実を客観的に見るのは非常に辛いことである。しかしそれを他人との出会いによって成し遂げたときに、すなわち客観的な事実を語ることによって認識したときに、彼の次のステップが始まったのである。
[DVD(字幕)] 7点(2013-03-05 11:07:51)
62.  ジャンゴ 繋がれざる者 《ネタバレ》 
マカロニ・ウェスタン(英語ではスパゲッティ・ウェスタンらしいが)へのタランティーノの愛が爆発している映画。正直相当の映画ファンでないと細かいところまでオマージュを読み取れないんだろうけど、そのへんはこれまでのタランティーノ映画でも同じです(そこまでのレベルになりたいものです…)。ただいかにも70,80年代映画の撮り方(ズームアップや早撃ち!)は「おおぉー」と唸らされます。「荒野の用心棒」に典型的なように、寂れた町(そしてそこには保安官が)にストレンジャーがやってくる、という構図がそのままそっくり再現されています。そして黒人が馬に乗っている点がタランティーノのオリジナルです。町に入るシーンはイーストウッド「ペイルライダー」そっくりです。個人的にはビールを注ぐシーンが最高でした。そしてなんといってもフランコ・ネロ! 邦題は「続・荒野の用心棒」ですが、原題は「ジャンゴ」という映画でフランコ・ネロはジャンゴを演じていました。その彼が、ヴァルツたちがディカプリオと初めて出会う屋敷で、ディカプリオと奴隷を戦わせている白人を演じています。そしてJ・フォックスのジャンゴと共に酒を飲み、新ジャンゴが旧ジャンゴに「ジャンゴ。Dは発音しない」と言うシーンは痺れます。これこそ最大の西部劇への賛辞でしょう。他の点では、イングロリアスバスターズに見られた緊張感と殺戮というパターンが繰り返されていますが、どちらをとってもやや及ばないと自分は思っています。マカロニ・ウェスタンへの愛を感じる映画です。まだ本作を未見の方は是非「荒野の用心棒」「続・荒野の用心棒」を観てからごらんください。余裕があれば「マンディンゴ」も是非。
[映画館(字幕)] 7点(2013-03-02 10:19:26)
63.  ヤング≒アダルト
定番の流れなら反省して最後に違う幸せを見つけそうなもんだが、かつての自分のような考え方を持つ妹に説かれ、あっというまに元通り。そもそもその兄とベッドを共にした翌朝のシーンは、最初の方のシーンと全く同じ構図。観客はそこで違うものを想像する。例えばベッドから抜けずに寝ている彼を優しく抱擁するとか、また幸せそうに眠りにつくとか。しかし彼女は全く同じようにベッドから抜け、着替え、妹の居るリビングへ行く。そして説き伏せられもとの自分に戻るのだ。つまりベッドを抜けた時点で元の自分のままでいることが暗示されている。車と同じように、へこんだまま走り続けるのだ。そこが定番の映画と一味違う脚本のよさだろう。佳作。
[DVD(字幕)] 6点(2013-02-26 23:29:02)
64.  拝啓天皇陛下様
戦争を賛美したのはこういう人たちだったということ。
[DVD(邦画)] 7点(2013-02-26 11:32:29)
65.  世界にひとつのプレイブック
精神的に悩みを抱えている同士のラブストーリーという恐らく新しいパターンだが、その面白さを十分に引き出すことができている。家族設定やキャラクター造型、伏線など、脚本も非常に丁寧なのが伝わってくる。ローレンスとクーパーも非常に良い演技をしていた。盛り上がりどころのダンスシーンでの感動はもう少し欲しかったような気がするが、うまくまとまっており、素晴らしい。デパルマのような回転ショットを多用しており、「エクセルシオール」もハッカビーズを思わせる。なんだかだめな父親も友人も「ザ・ファイター」での得意の描写だ。一見普通のよくできた映画だが、ラッセルらしい映画になっているといえよう。ただし突き抜けたものは持っていないといわざるをえない。
[映画館(字幕)] 7点(2013-02-23 17:59:42)(良:1票)
66.  うつしみ
低予算ゆえに完成度は低いが、他のレビュアーが指摘するように「愛のむきだし」、そしてそれ以降の園作品の原型が垣間見られる作品だった。走る、というモチーフは「ヒミズ」にも通底し、性的衝動はやはり「愛のむきだし」、さほど残酷ではないが、ラストの血しぶきも「冷たい熱帯魚」的なスプラッタを思わせないでもない。そして時折挟まれる「言葉」は詩人でもある園の決定的ともいえるモチーフである。「コーヒーカップがコーヒーを待つように」空のコーヒーカップ。「花瓶が花を待つように」空の花瓶。そして博物館のハチ公の剥製。この言葉と映像のインパクトは衝撃的であった。「君を走らせていたのは現実で、おれを走らせていたのはロマンだったんだ!」という青年の悲痛な叫びも印象的。ところでさきほど完成度の話をしたが、この作品はむしろ荒削りにしようとする意図があって、園の本来の「面白ければなんでもいい」というアヴァンギャルドな意気込みが感じられれる。それはほぼゲリラ撮影(?)に見えるような路上撮影や、映画の台本読み風景の挿入、麿やアラーキーの一見関係なさそうな仕事の風景の挿入など、随所にみられる。一方で雪が敷いてあるシーンやコーヒーカップのように繊細な映像表現もあり、その荒削りさも意図的なものだということが対比的に理解できる。はなはだ表面的な分析にとどまったが、この作品の魅力はいわば原石を見られるところにある。
[DVD(邦画)] 7点(2013-02-22 09:55:37)
67.  がんばれ!ベアーズ
ほほえましい映画。テイタム・オニールの輝き。ターナーも非常に良い演技をしていた。勝利市場主義ではない結末が好み。
[DVD(字幕)] 6点(2013-02-21 08:17:08)
68.  ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還 - スペシャル・エクステンデッド・エディション -
三作通常版、三作エクステンデッドエディションを観ましたが、これだけ時間かけて10点つけないとなんだか自分を納得させられません。というのは冗談半分ですが、最高峰のファンタジー(ハリーポッターシリーズとは段違いでしょう)ですので妥当ですね。エクステンデッドはどこが通常版でカットされたのかが分かり、興味深いです。さらにドラマ要素が高まります。
[DVD(字幕)] 10点(2013-02-19 23:10:37)
69.  ゼロ・ダーク・サーティ
この迫力、ダイナミックな構成はハートロッカーを凌駕する。拡散しがちな題材をこれほどうまくまとめあげる力量はビグローの力だろう。戦場における緊迫感は特に。アラブ人へのCIAの拷問もしっかり描いている(が、)。ジェシカ・チャスティンらの演技も文句の付けようがなく、アカデミー賞ノミネートも納得できる。しかし、しかしである。これでよいのか。何かが足りないのではないか、という疑念を払拭できない。あるいは、何かが「多すぎる」のかもしれない。恐らく後者だろう。この映画が映画らしくしようとすればするほど、そこに回収しきれない何かが滲み出てくる。これを大雑把に陳腐な言葉でいえば「政治」なのだが、もう少し的確な言葉があるような気がする。いずれにせよ、手放しで誉めることができないというのが正直なところである。映画としてはものすごく面白いのだが…。
[映画館(字幕)] 7点(2013-02-18 23:08:30)(良:1票)
70.  コヤニスカッティ
恐らく当時としては画期的だったのだろうが、今となっては色あせてしまった。グラスのサントラを聞くためだけの映像。
[DVD(字幕)] 6点(2013-02-17 17:26:33)
71.  127時間
シャロウグレイブ、トレインスポッティングの香りを随所に漂わせながら、かつスラムドッグミリオネアのめまぐるしいカット割をも感じさせる円熟味のある作品になっている。とにかく非の打ち所がないほどのいわに挟まれる前半部分。画面を分割し、躍動感溢れるスペクタクルを実現している。これほどかっこいい画が撮れるのはダニーボイルだけだろう。後半は回想を交えながら飽きさせないつくり。主人公がどのような人間かを断片的にではあるが浮き上がらせる。その手法も前半での二人の女性を伏線に使ったり、ビデオカメラやプレゼントのナイフなどをたくみに使い、上手い。かなり低予算で作ることができたのではないだろうか、などとも思ってしまう。
[DVD(字幕)] 7点(2013-02-14 21:42:17)
72.  おとうと(2009)
古すぎるでしょう。山田洋次の旧体質な感じが合わない。
[DVD(邦画)] 5点(2013-02-12 23:28:43)
73.  SR サイタマノラッパー
ラッパーの話なのに肝心のラップを聞き取りづらかったのが痛い。かなり良くなりそうで、結局ならなかった。みひろの使い方や仲間たちとの関係など消化不良が目立ったが、めがねも帽子もヘッドホンも取り去った主人公の赤裸々さのような、恥ずかしいまでの純粋さ、とはいえ自分でもそれに無理があることはうすうす感づいている(何しろバイトを始めたくらいだし)後ろめたさのようなラストの場面は非常に良かった。日本版8マイル? 悪くない映画だ。
[DVD(邦画)] 6点(2013-02-12 23:23:25)
74.  タワーリング・インフェルノ
どきどきハラハラ。ポセイドン・アドベンチャーと双璧ですね。これらを越えるのはまだない。
[DVD(字幕)] 8点(2013-02-11 23:08:32)
75.  プライベート・ライアン
どこまでいってもアメリカの映画なのだということをオープニングとエンディングで思い知らされる。それが悪いというわけではないが。いずれにせよ戦争映画としてはものすごく出来のいい作品。
[DVD(字幕)] 7点(2013-02-10 19:45:13)
76.  テッド
笑えたかというと笑えた部分はあるが、下ネタと関係ないところが大半だった。この映画の下ネタは小学生のうんこちんこと同じなので、ただの下品な言葉の羅列で、どうしても笑いにくい。ウィットがない。映画としても一言でいうと「ぬるい」作品で、作中にちりばめられた数々のオマージュ、パロディは楽しめるが、だからどうしたという感じ。エイリアンとトップガン両方に出ているスケリットはちょっと感動した。家に閉じ込められるシーンは完全にトイ・ストーリーを意識しているし、最後のフェンウェイパークはやはりダーティハリーを意識しているように思う。ライアン・レイノルズとグリーン・ランタンのくだりもクスリとさせられたが、映画館で笑っている人は皆無だった。日本人にはやや厳しい。
[映画館(字幕)] 6点(2013-02-08 12:08:09)
77.  マルタのやさしい刺繍
村人がランジェリーに対して寛容になるその一瞬がどうもわからなくて、説得力に欠ける。特に誉めるところもけなすところもない。老人ものとしても凡作。
[DVD(字幕)] 5点(2013-02-08 12:05:04)
78.  アルゴ
傑作!
[映画館(字幕)] 9点(2013-02-06 01:39:53)
79.  ザ・タウン
単純に面白い。イーストウッド風の撮り方は相変わらずだが、仲間の死を見ながらも自らの生きかたを見つめなおす主人公。クレアの感じはデジャブだが、あっさりと描くことで退屈から免れている。銀行強盗のシーンのスタイリッシュさで7点あげてもいい。
[映画館(字幕)] 7点(2013-02-06 01:35:58)
80.  白いリボン
不穏な空気をかもし出すのはハネケの十八番です。
[DVD(字幕)] 6点(2013-02-06 01:32:59)
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