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ESPERANZAさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2254
性別 男性
年齢 77歳
自己紹介 団塊の世代 映画鑑賞歴50年以上 見た映画はおよそ3000本?

1960年~1985年頃はよく映画を見に行きました。その後2000年頃までは忙しくほとんど映画を見なかったのですが、DVD登場とともにまた見るようになりました。最近はメモと記憶を頼りに昔見た映画のDVDを探して懐かしんでいます。

ESPERANZAとはスペイン語で、「希望」の意味です。夢や希望、感動を与えてくれる映画は好きですが、むごたらしい映画や命を粗末にする映画は嫌いです。

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61.  シャイン 《ネタバレ》 
くわえたばこで背中を丸めたまま、突然「熊ん蜂の飛行」を弾き出す。その男が酔っぱらったように見えるおかしな男だから、拍手喝采は当然だろう。それが現存する豪州のピアニスト、デイヴィッド・ヘルフゴットをモデルとする映画「シャイン」だ。 この映画は何といってもデイヴィッドに対する父親の愛情がすさまじい。盲目的というか狂気にさえ思える。 そのすさまじい訓練は、父親から離れロンドンに渡ってからも続き、ラフマニノフを弾いた後は精神病院行きになってしまうほどだ。これをジェフリー・ラッシュが見事なまでに演じてくれる。アカデミー賞主演男優賞を初めとする数々の賞は当然のことだろう。 ピアノ曲もすばらしく言うことないが、フィナーレのヴィヴァルディのモテット「Nulla in mundo pax(まことの安らぎはこの世にはなく)」は天使の響きを感じさせる。
[DVD(字幕)] 8点(2012-03-20 00:53:46)
62.  ゴヤ 《ネタバレ》 
まず冒頭がすごい。「2001年宇宙の旅」に倣ってのゴヤの顔が現れるシーン。そして何よりも情熱的で印象的な曲、私の大好きなボッケリーニの「ファンダンゴ」だ。この曲はゴヤがアルバ公爵夫人との出会いで、カスタネットと弦楽五重奏に合わせてダンサーが踊るシーンでも流れる。 ベラスケスと並ぶスペイン最大の画家ゴヤ、その最晩年のフランスボルドーでの亡命生活。愛娘ロサリートに思い出を語っていくが、カルロス・サウラならではの幻想的なシーンだ。 この映画はベラスケスの「女官たち」やゴヤの多くの絵を見せてくれるだけでも見応えがあるし、18世紀から19世紀にかけてのスペインの歴史をも教えてくれる。 
[DVD(字幕)] 8点(2012-03-18 12:23:08)
63.  デッドマン・ウォーキング
重くずっしりと心に響く映画だった。被害者の側も加害者の側も偏ることなくきちんと描かれていると思う。とかく死刑廃止・存続が議論されるけど、意見を述べる前に見てほしい映画だ。ただ気になったのは、死刑廃止論者=共産党員みたいな表現があり、米国における共産党への偏見が気になった。 スーザン・サランドンは、主演女優賞に輝くだけあって大変すばらしいし、ショーン・ペンもまた少しも負けていないと思う。
[DVD(字幕)] 8点(2012-02-21 16:05:54)
64.  12人の優しい日本人
オリジナルに敬意を表さないわけにはいかないが、私はコメディの要素の強いこっちの方が好き。日本人だし親しみやすいというせいもあるが、全員一致だから間違いないだろうという根本を「いやまてよ、もしかして」という素直な疑問から入るところが良い。あちらが「怒れる」に対し、こちらは「優しい」というのがまた良く、人間愛というものが感じられる。
[DVD(邦画)] 8点(2012-01-30 17:53:15)
65.  もののけ姫
アニメながらすごくメッセージ性の高い映画。これをどう受け取るかによって評価が分かれると思う。事実私も最初は物語がよく理解できず、それまでのジブリ映画より低く見ていたが、今日再びDVDで見てそれは誤りだと思った。今ではジブリ映画の中では間違いなく最高峰の映画だと思う。
[DVD(邦画)] 8点(2012-01-20 22:51:25)
66.  バッファロー'66 《ネタバレ》 
初めの方は突っ込みどころ満載だし、主人公の性格も嫌で見る映画を間違えたかなと思うほどだった。しかしどういう訳か、嫌でたまらない映画なのに何か引きつけるものがあった。こういう素直になれない人物は私の身近にもいるし、私自身も昔はこういういじけた性格だったからかもしれない。レイラと出会ってともに行動していくうち、少しずつだが彼の心が変わっていくのを感じた。最後まで辛抱して見て本当に良かったと思う。 レイラはビリーにとっては天使だったのかもしれない。映画は途中はどうであれ、最後が一番大切だと思う。それを感じさせてくれる映画だった。
[DVD(字幕)] 8点(2012-01-18 22:21:18)(良:1票)
67.  タイタニック(1997)
下のとらやさんのレビューを読んだら、私とほとんど同じ感想なのにびっくりした。「下の人に同じ」とだけ書くのはまずいので、敢えて触れられてない点を。 この映画が3時間を超える長さになっているのは、最初と最後に年老いたローズを入れたからだろうと思う。これがなければ普通の尺になっているだろうし、最初見たときはその方がすっきりすると思っていた。しかし、改めて見てみるとこの部分が相当な意味をもっているような気がしてきた。若い男女を中心に描かれたドラマだけに安っぽいという評もあるだろうと思うが、ローズの回想としてのタイタニックと捉えれば、何も問題ないのではなかろうか。
[DVD(字幕)] 8点(2012-01-07 03:56:05)(良:1票)
68.  運動靴と赤い金魚
あの時はああすれば良かったとか、こんな時はこうするんだと言えるのは、大人だからこそだ。子どもには子どもの世界があり、この映画はそれを実によく表現している。 なくしたら買えばいいと安易にものを考える私たちには、がつんと一撃を食らったようだ。それにこの少年と妹の仲の良いこと、本当にいじらしい。 
[DVD(字幕)] 8点(2011-12-25 19:18:59)
69.  学校
定時制高校についてはよく知られているが、「夜間中学」の存在を知る人は少ない。教育に籍を置いた私ですら、恥ずかしながら知らなかった。この映画はその「夜間中学」の物語である。 戦後の混乱期、生活のために働かなくてはならず、学校に行けない子どもたちや、不遇な環境で小学校しか行けなかった者、あるいはそれすら満足でなく、大人になって漢字も読めず計算もできない者など様々な人たちがいた。そういった人たちへの教育の場として1947年に大阪から始まったのが夜間中学だった。 その夜間中学は一時期のピークをすぎ、今では数少なくなったがそれでも今もなお存在するという。 この映画でわかるように夜間中学に通う生徒は、年齢も環境も大きく異なり、それぞれの人生がある。この映画の内容は作られたものだが、実際の夜間中学のドキュメンタリーもあるそうな。しかしこれはこれで良い映画であり、山田監督らしい人情味が光る。
[映画館(邦画)] 8点(2011-08-22 07:22:38)
70.  ミュージック・オブ・ハート 《ネタバレ》 
「実話だから凄い」と言ってしまえばそれまでかもしれないが、この映画や元になったドキュメンタリー「Small Wonders」について調べてみれば、その凄さも半端でないことがわかる。 その凄さは冒頭から現れる。引っ越しの荷物が何とヴァイオリン50艇、いくらヴァイオリンを教える音楽家といえど簡単ではないだろう。そして息子二人を使って自らを音楽教師として売り込み、子どもたちを熱心にかつ厳しく指導していく。 この主人公ロベルタを演じているメリルが何と言ってもすばらしい。DVD特典の中で、実在のロベルタさんがメリルを「私の歩き方から話し方まで何もかもまねて、私自身になりきっている」と絶賛しているほどだ。 またこの映画がすばらしいのは、ロベルタと子どもたちの物語に終わることなく、芸術としての音楽が学校教育にいかに大切かを知らせていることだと思う。 日本でもそうだが、主要科目(受験科目)から遠い存在とされ、音楽はあってもなくてもよいもののように考えられることもある。そしてそれが予算削減の対象にもなってくる。 この映画では、ロベルタの考えに多くの音楽家たちが賛同し、子どもたちと一緒に出演するという快挙までやってのけたのだ。
[DVD(字幕)] 8点(2011-06-22 15:15:23)(良:2票)
71.  髪結いの亭主 《ネタバレ》 
以前見たときは評判通りの良さを感じ取れなかった映画だが、改めて見ると今は逆に評判以上の良さを感じる。10年の歳月はこうも変わるものか。 映画の中の二人も結婚して10年、変わらぬようで天井のヒビが二人の愛の行方を暗示していた。いつかは老い、いつかは消えてしまうだろうと・・・。 突如の夕立に、妻は「あなたが先に死んだり、私に飽いてしまう前に・・・」と書き残し、身を投げてしまう。これが10年前の私にはまったく受け入れられないことだったのだが、今はそういう愛の表現もあるのかと・・・。 ところで、髪結いの亭主なる言葉、日本にも西洋にもあるのだと改めて痛感。ただ違うのは、こちらではまったくのヒモみたいな意味だが、この映画ではそういう低俗なものではなく、文字通りの理髪師の旦那。 理髪師夫婦は日夜生活を共にできるうらやましい職業、仕事はもっぱら妻任せと思ったら、亭主にもちゃんとした役割があった。あの奇妙なるダンスで和ませ、むずかる子どもさえ魔法にかけるという仕事。 この映画の奇妙なダンスを支える音楽がまたすばらしい。すばらしいはず、マイケル・ナイマンだ。 
[DVD(字幕)] 8点(2011-06-18 09:31:25)(良:1票)
72.  遠き落日 《ネタバレ》 
偉人としての野口英世を描いた本やアニメは多いし、私も少年時代の野口英世を描いたモノクロ映画を子どもの頃見た記憶がある。左手やけどの不自由な身体と貧しい生活の中で、ひたすら努力精進することによって後の成功を収める、いわゆる偉人伝中の偉人としての野口英世であった。 しかし、この映画は単に偉人としてだけでなく、挫折や失恋も含めた「人間としての野口英世」を描いている。そして彼が世界で名を馳せたのも、実に多くの人の支えがあったことがよくわかる。 少年の多分な才能を見抜き、私財を擲って高等科の進学を勧めた恩師や手術の費用を集めた友人たち、医学の道を志すにあたって経済援助を惜しまなかった人たち・・・。 しかし、何と言っても母親の愛情だろう。我が子を慈しみ、叱り励まし育てる姿はまさに日本の母親像そのものである。なかでも、後半の息子に送った手紙のシーンは、涙なしに見ることはできない。 この母親野口シカを演じた三田佳子は何とすばらしい女優であろう。いままでにも、この人の映画やドラマを数多く見てきたが、どれも大変すばらしかった。 この映画に欲を言えば、なぜ清作が英世と名前を変えたのかという疑問にも答えてほしかったし、浪費癖と揶揄される実生活にももっとふれてほしかった。 「清作、左手をポケットから出せ」と母親が言ったように、映画も醜いと思われている部分にも・・・。  
[DVD(邦画)] 8点(2011-06-03 18:19:28)
73.  ミザリー
今回で3回目の鑑賞、緊迫感は薄れたとしても映画が引きつける力は変わらない。とにかく最初見たときの衝撃は大きかった。ありそうもないことで脅されることはさほど怖くないが、あり得そうな話ほど怖いものはない。 また名作と言われながらも評価が分かれる映画も多い中で、これほど評価が一致する映画もめずらしい。そのどれもがキャシー・ベイツの主演女優賞に輝く演技を、「怖い」「凄い」で一致しているように思う。私もむろん同じ、小説家を演じているジェームズ・カーンだって相当な演技だと思うのだが、それがかすんでしまっている。 赤毛のアンのおじいさん役リチャード・ファーンズワース、保安官はかわいそうでした。
[映画館(字幕)] 8点(2011-05-15 06:40:40)
74.  ショーシャンクの空に 《ネタバレ》 
数ある映画の中で最も評価が高いと思われる「ショーシャンクの空に」を、私は旧スタイル時代のこのサイトで知った。DVDを探し求め鑑賞し、その人気の高さに納得しながらも、私の中では決して満点の評価とは言えなかった。 まず思ったのは、米国は毎年一万人前後の人達が銃による殺人で命を失う銃社会であること、日本よりはるかに高い冤罪率を引き起こす陪審員制度であること、刑務所が外部から中が見えにくい閉鎖社会であること、この3つの大きな要素がなければ「ショーシャンクの空に」という映画は存在しなかったのではなかろうかということである。 次に、この映画のテーマは何であるのかわからなかったこと。私は映画のテーマが何であるかは普通は仰々しく考えたりはしない。しかしこういう重みのある映画であれば、自然にそれを考えてしまう。ある人は「決して希望を忘れないことだ」と言う。たしかにアンディは20年近くも穴を掘り続け脱獄に成功した。私もそれには大いに感動をした。しかし素人ながらに思ったのは、なぜそこで映画は終わらず、その後も続くのかということ。そうであれば、それよりもっと大きなテーマがあるのではなかろうかと・・・。 別の人は「キリストによる贖罪だ」とも言う。原題のRedemptionにはそのような意味があるとのこと、しかしどうもキリスト教は私の苦手とするところである。 また、テーマに関連してこの映画の主役は誰かということ。映画で見る限ティム・ロビンスと思えるが、アカデミー賞でもゴールデン・グローブ賞でも、候補に挙がったのはモーガン・フリーマン、ティム・ロビンスの名前はまったくない。しかもそのモーガン・フリーマンも賞は外しているし、作品賞も「フォレスト・ガンプ/一期一会」に取られている。 細かいことで納得がいかないのは、脱獄したとき穴をふさいだポスターはどうやって貼ったのかということ、あり得ないと思った。 アンディが得たお金は不正によるものかということも昔は大変気になった。騙し取ったという抵抗感もあったが、それは何度も見た後、刑務所内で働いた報酬なのだと勝手に位置づけた。 名画であり、名画面、心に残る言葉も多いこの映画、このサイトでの満点の評価は半数近い。しかし、私は数々の疑問を超えることができなければ、いつまで経っても満点にはならない。
[DVD(字幕)] 8点(2011-05-03 06:14:50)(良:1票)
75.  ラヂオの時間 《ネタバレ》 
おもしろさだけで考えれば、まさに超ウルトラ級、さすが脚本家三谷幸喜。一つのわがままをきっかけに、次々と起こる難題、切り抜けたかと思うとまた別の難題が持ち上がる。 結果は純粋の日本のメロドラマが、米国シカゴを舞台にした超スペクタクル冒険ドラマに変身するという離れ業をやってのけた。こう全編改変されては、原作者もたまったものではない。ついにスタジオ占拠と・・・。 こういった息もつかせぬ展開は、舞台劇ならではのこと。舞台劇大好きの私にとっては痛快そのものなのだが・・・。 ここまででみると、高得点をつけなければならないのだが、いやまてよと振り返ってみると、ドタバタ以外に何があったのだろうか、渡辺謙は大変感激したようだが・・・。 余談になるが、本当の物語、熱海を舞台にした平凡な主婦と漁師の恋の物語は、どんなのだったのだろうか、これもちょっと見てみたい。 (後日追加) 我を通しそれに諂う登場人物が多い中、このラジオドラマを見事にしめくくった保坂ナレーターに拍手を送りたい。彼はスタート時はアナウンサーたるこだわり(上を見上げる)を示していたが、最後は原作者夫婦の味方だった。突如ドラマの中に飛び込んできた原作者の夫をキャストの中に入れ、混ぜくったバッキーさんを外した。このエピソードを思い出し、評価点を7点から8点に訂正!
[DVD(邦画)] 8点(2011-03-08 21:31:16)(良:1票)
76.  月光の夏 《ネタバレ》 
佐賀で研究会があった折、ピアノの思い出にまつわる映画が近く公開されるので、ぜひ皆さんにその映画を見てほしいというお誘いがあった。えっ、音楽の研究会でもなかったのに、なぜピアノ?とその時は不思議に思ったのだが・・・。 映画を見ると、それは単なるピアノの思い出話や特攻隊の悲劇ではなく、戦争への怒りを込めたものだということがよくわかった。 特攻隊となって飛び立つ前に「ピアノを思う存分弾きたい・・・」。二人の若者がピアノを弾き、戦地へ飛び立つまでの話であれば、泣けるお話で終わってしまう。だがその後がこの映画のメインなのである。 ピアノを弾いた特攻隊員の一人は、実は飛行機の整備不良で基地へ戻ってくる。しかしたとえ整備不良であっても、当時の日本では、それは戦死した同胞に対して卑怯者・臆病者としか扱われず、許されないことであった。 この映画の中に「振武寮」というものが出てくる。当時は軍の重大秘密とされ、外部に漏らすことが絶対にできなかった恥部。その振武寮での扱いを映画にし、戦争の愚かさを訴えたのがこの映画なのだ。 映画の中にドキュメンタリー作家やラジオ局の記者らが出てくるが、いかに真実を聞き出すことが難しかったかがよくわかる。
[試写会(邦画)] 8点(2011-03-05 13:54:10)
77.  レナードの朝
最初見た時の衝撃があまりにも大きかったが、数年たってようやく「事実に基づいて作られた映画」ということを意識して、2度目を見ることができた。 ロバート・デ・ニーロの演技力は言うまでもないことだが、今回はセイヤー医師の人間としての人柄を感じることができた。 医学がもっと発達して、不治の病が解決できるよう願いたい。
[DVD(字幕)] 8点(2011-01-30 10:34:32)
78.  ガスパール/君と過ごした季節
母親に捨てられた男と妻に逃げられた男、廃物利用の倹約家と思いきや夜はちゃっかり食糧を頂いていたんだな。この二人のぎくしゃくしながらもユーモラスに進む関係が何ともほほえましい。また二人の間に入りこんだ老婆もコミカルな一面もあっておもしろい。娘をつれた未亡人の登場によって立ち去る男、こっちの方はどこに行ってもどうにかなるだろうが、残された男の方は新しくできた家族関係は・・・。誰も来そうにないレストランはうまくいくのだろうか。不安が残った。
[DVD(字幕)] 7点(2017-06-27 13:53:48)
79.  劇場版 フランダースの犬
米国映画だったらハッピーエンドとなるのだが、原作(子供の頃の絵本の記憶)どうりのいやそれ以上の映画だった。まさに少年少女世界名作劇場の良品だと思う。素朴な木炭画と本格的な油絵を一緒に審査するのはどうかと思うが・・・
[DVD(邦画)] 7点(2017-05-09 12:39:26)
80.  平成狸合戦ぽんぽこ
人をだます動物といえば狐か狸、ずるがしこいイメージの狐に対して狸の方はちょっと間が抜けているというか化かし方にも愛嬌が感じられるものだ。そういう狸の世界を日本各地に残る言い伝えや昔話、童謡、宮沢賢治の詩を加え、余すとこなく描いている。大変おもしろいといえばおもしろいのだが、滅び行く動物に哀悼を表しつつもこの映画の結末には違和感を感じた。
[DVD(邦画)] 7点(2015-04-04 08:35:03)
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