841. おまけつき新婚生活
《ネタバレ》 誰もコメントしてないのにこういうこと言ってなんだけど、借りて後悔しきり。 名優ダニーデビートの余技であろうが、個人的には全く受け付けません。ダニーデビートは嫌いじゃないよ。バーサンが憎たらしすぎる。日本的には、年寄りには「かわいげ(多少の赤ちゃん返)」とか「(煩悩から解放されて)枯れた感じ」をどうしても求めてしまうんだな。笠智衆みたいなさあ。西洋の年寄りは枯れにくいとは聞いてたけどさあ。そんでまた、このカップルがやられっぱなしで、やることなすことバーサンにかなわないので、ものすごくストレスたまります。それは私が非Mであるせいかもしれないが。そんで最後までいっぱい食わされていたんじゃ、どこでストレス発散すればよいのじゃあ。こんな状況を楽しめるのは真性Mの方のみでしょうか。非Mの方にはおすすめしませぬ。バリモアはめずらしくダイエットに成功したのか美人に見えた。 [DVD(字幕)] 4点(2005-12-23 23:06:25)(良:1票) |
842. 将軍の娘/エリザベス・キャンベル
《ネタバレ》 身も蓋もない話だなあ。「すごくひどい目にあった女の子がいました」って言われてもなあ。 だからなんなの。そういう場面を映像化しなくてもいいじゃん。品がないじゃん。もはやレイプはステレオタイプの悲劇でありますから、こうも繰り返し映画の題材にしなくてもいいんじゃないでしょうか。食傷気味。 [ビデオ(字幕)] 4点(2005-11-20 17:37:28) |
843. 0:34 レイジ 34 フン
《ネタバレ》 このごろ気持ち悪いの受け付けないんだよなあ。ほとんど「修行」のような気持ちになってしまいました。ポテンテはなんでこれに出たんだろうか、とそればかり考えながら見てました。なんか、おかまにしか見えなくなった彼女。ごつかったんだなあ。「ボーンアイデンティティ」のころは、多少の可愛げもあったが。 [DVD(字幕)] 4点(2005-11-17 20:12:36)(笑:1票) |
844. カジュアリティーズ
《ネタバレ》 ベトナム戦争映画を見る時は、監督による味付けの差を観察しましょう。 これはまた、リドリーとは違った後味の悪さである。女の人を「物」扱いしてるシーンは、映画においてはもうやめてもいいんじゃないか。見て何が楽しい。「そういうことがあったみたい」と分からせるだけでよいではありませんか。女性の皆さん、もっとそういうこと言ってみませんか。 [DVD(字幕)] 4点(2005-11-15 20:54:10) |
845. サスペクト・ゼロ
《ネタバレ》 なんでしょうこれ。期待してたのに。アーロンエッカートって、本当に俳優さんですか。 なんだかキアヌが芸達者に見えてくるよ。とりあえず俳優さんは、顔の筋肉がうまく動かせないといけないんだなあ、ということが分かったのが収穫でした。 [DVD(字幕)] 4点(2005-11-14 23:31:38) |
846. 電話で抱きしめて
《ネタバレ》 1回だけ見て、「ノーラエフロンはいったいどうしちゃったのか」と思った作品。 なんだー、ダイアンキートンの監督作品かー。道理で面白くないわけだ。 しかし脚本はエフロンだしなー。はっきりいって、製作者側の個人的な家族への思い入れのみ。 それって、「ラブコメ」を期待しているファン層は「単に」がっかり。 「私のお父さんに捧げたいのー」でしょう。それどうでもいいよ。 特に日本人の女は、父親にいい思い出が無い人も多いのよ。こんなもの見せられて、「さあ、ウルウルしてください」と言われてもなあ。「ツボ」が全く違うんですけど、としか言いようがない。ノーラ、お父さんはもうわかったからいいです。ついでに冷たいお母さんも、もういいですから。 [DVD(字幕)] 4点(2005-11-13 17:19:05) |
847. CODE46
《ネタバレ》 どっかで何かを間違えている映画。それはサマンサモートンでもあり、妙なベッドシーンでもあり。監督がサマンサを気に入っているからって、あの腕の太さは不向きでしょう。ネタはよかったのに、残念。 [DVD(字幕)] 4点(2005-11-06 23:24:27) |
848. ザ・インタープリター
《ネタバレ》 このころはもう、ニコールを見飽きていた。そんなにまでして出まくる彼女に、ちょっと病んでるものを感じる。ポラック。俳優としてならすごく良い顔なんだけどなあ。 はっきりいって、「編集しすぎ。」おなじ俳優出身のクリントイーストウッドとはなんたる違いでしょうね。「これをここにはさんでー」とかって病みつきになるほど楽しいでしょうが、クリントの映画とどちらが自然で見やすいかといったら一目瞭然。監督が自画自賛でペラペラしゃべってる場合はだいたいダメだねー。あなたは演技してたら、と言いたい。 [DVD(字幕)] 4点(2005-11-02 21:31:24) |
849. ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女
《ネタバレ》 スカパーで、長尺を4話に分割してドラマ放送されたものを見ました。たぶん、内容は同じはずです。 …う~ん、正直言って、見なくても良かったかな。 見ても見なくても良かった、ではなく、見なくても良かった、かな。 この原作者のヒトはヘビースモーカーのうえ不健康な生活で若死にしましたが、なにか、そういう「無茶」な感じが、「お話」にも流れている…ように思いますね私は。 リアリティつーもんが、これっぽっちも、ないがな。 キャラクターの誰一人として、現実に居そうではない。 起こった出来事も、有り得なさ過ぎるうえ、必然性を感じさせるようなテクも別にない。 なんかこう、地に足が、ぜんぜん、着いとらん。 「突飛」すぎ…はっきりいって、誰に対してもシンパシーを感じないし、「こんな出来事が起こるかも!」「こんな出来事が本当にあったかも!」とも、1ミリたりとも思えない。 これは「女性を憎む男たち」にまつわる話ということになっていますけど、もうそれがその、「露骨」すぎるんだよなあ。当然のように近親相姦あり、当然のように連続レイプ殺人があり、エロいオヤジは当然のようにレイプする。リスベットは主人公とサッサと寝る。 目を背けたいシーンも、はっきりすっきり全部見せる。 なんか、あけすけなんだよなあ。 これが北欧流…ということなんでしょうか。もともとは海賊が住んでたような野蛮なとこ?ですし。よくわかりません。 全体的に、ショッキングな事件に対するタメが足りないし、事件の衝撃度に比べて関係者のリアクションも足りない。 私はこういうのって、どうも拒否反応が出ちゃってダメですね。 1話ものと割り切った使い捨ての犯罪ドラマなら、なんでもなくスルーするところですが、れっきとした原作者つきの大作しかも3部作でしょう。それでコレなのか。 「好きじゃない」だけでなく「ダメである」と思う。 3部作の第2~3作目も放送予定ですが、私はもういいや。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2011-02-27 23:13:39)(良:1票) |
850. 花の生涯 梅蘭芳
《ネタバレ》 長くてつまらない。 「覇王別妃」と同じ監督さんとは、とても思えない。 なんじゃこりゃ、と考えるに、熱狂的な大ファンが、崇めるスターの伝記を書いたらこういう感じになるのではないかと思った。 チェン・カイコーは、梅蘭芳が「好きすぎる」んですね。 おそらく、生前の舞台を見たことがあるのではないでしょうか。 大ファンがお気に入りのスターのことを語る場合に、あまり名誉でない事柄についてどうしても無視できないとしたら、「サラッと」触れる感じになりますよね。 私が本当に知りたいのは、少年時代に有力者の寝室に呼ばれたのかどうかとか、義兄弟の契りを結んだチウとの男色関係はあったのか(心身ともに)どうかとか、愛人関係にあった小冬との間に、男形と女形との恋愛という特異さによる倒錯した感情は一切なかったのかとか、女形なのに何人も子供を作っているから性的にはけっこう絶倫だったりしたのかなあとか、そういう下世話なことである。 でも、「大ファン」はそういうことには触れない。 大ファンだから。 梅蘭芳は、刑死した叔父の遺言を無視し、恋愛も流行りの服装も映画もすべてあきらめて芸に精進し、そのうえ日本軍には協力しませんでした。彼に関わる人は、男も女も中国人も日本人も魅せられて虜になりました。すばらしい役者さんでした。おしまい。 こんなつまらない大作を世に出すのなら、いっそのこと関係者のインタビューとか記録映像でドキュメンタリーにしたほうが良かったと心から思う。「覇王別妃」のような傑作も作れる同じ人が、「ファン心理」でこれだけ目が眩んでしまうとは、よっぽど梅蘭芳のことが好きなのだなあ。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2011-02-05 14:11:00) |
851. 地球が凍りつく日
《ネタバレ》 明らかに巨匠カーペンター「遊星からの物体X」を意識した真似っこである。 低予算なことは別にいいのだが、無名でも目を引くような魅力的な俳優が1人も出てこないことと、脚本がダメなことと、CGが無茶であったために、見るも無残な「合掌」作になっている。ここまで非魅力的な俳優を集めるのも逆にすごいかもだ。リアリティ=個性の埋没なのではない。 声を大にして宣言したいのだが、資金が中途半端な場合はCGで怪物をマトモに出したら終わりなんである。「クロ-バーフィールド」と同じ間違いを犯している。 それからさあ、唯一のモテ女というのが、そばかすだらけで二段腹の年増女優というのは…許されない。これは、ナシでしょう。この女がモテまくるなんて、同性として認めるわけにはいかない。彼女のベッドシーン…そんなもの他人に見せないでくれ。 見る価値はほとんどなし。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2010-10-14 15:32:33) |
852. ダウト
《ネタバレ》 受付のサエない警官が、変な作り話をしますよね。二重人格についての。 これズルだと思います。私はレイ・リオッタが二重人格でダニーなのだとばっかり思っていたのですが。 ダニーが実はあいつだったと判明しても、全然嬉しくないわけさ。他にロクな候補者も見せずにズル使ったあげく「どうだ驚いたか」と言われても。 そして、この話はフォードがダニーだったというオチに導かなければ全く面白みがないと思うわけです。そうでなきゃ、後手後手のレイ・リオッタが単に「あまり頭の切れない検事」というように見えるのです。だいたいあの記者についてなんのフリも与えられていないのに、実はこうだったんだよ~ん、と言われても。 つまらない。一番近い感覚は、例えば途中経過を見せないで「脱出しました!」という結果だけ見せられたマジックとかじゃないかな。 [地上波(字幕)] 3点(2010-08-17 19:01:40) |
853. BUG/バグ
《ネタバレ》 この後におよんではっきりさせたいけれどもフ監督の作品で面白かったものはたったの2つ。「フレンチコネクション」と「エクソシスト」。 この2つに共通するものは「ドキュメンタリー〝タッチ〟」で撮っってあるということで、余計な説明や感傷を排した非常にクールな切れ味が新鮮だった。公開当時はもっと新鮮だったことでしょう。 私は「エクソシスト」をとても素晴らしい作品だと思っていまして、以前はDVDを所持していたくらいです。 まっ、「BUG」見ちゃったらフ氏に対する期待は過大評価だったというか、もしかすると「エクソシスト」を頂点として右肩下がりに才能が下降している監督だと認めたほうがいいのかもと思うのでス。 アシュレイ・ジャッド、アラフォー(死語かもねえ…)で〝体当たり演技〟してみたかったんでしょうねえ。その気持ちわかるわ。でも、出ただけ無駄だったよね。 フ氏はもう映画作りを辞めたほうがいいと思います。なぜなら駄作を1コ作るごとに「エクソシスト」の栄光に傷がついていくのじゃ。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2010-06-06 22:56:06) |
854. デッド・サイレンス(2007)
《ネタバレ》 全く怖くないだけでなく、おもしろいとも思えなかった。 自分は不感症になってしまったのかと思った。 だいたい日本人は欧米人に比べれば人形を怖いとは思っていなく、カーネル人形だって日本にしかないもので欧米ではブキミだからあんなもの店頭に置いたりしないというのは知っていたけど、私はこんなに人形が怖くなくていいのだろうか。 というよりやっぱり映画の出来が悪いと思うのだった。 私は「SAW」の1はそれなりに面白く見たし(2以降はバウズマンのセンスの無さがイカんと思って見切った)、このワンとかいう人は才能がある人だなあと思っていたけど、本作を見る限りは全然違ったようだ。 無駄なシーンをだらだら見せて尺をつぶすもんだから、食っている時間のわりに内容がすごく少ない。例えば主人公がブキミな場所に分け入っていくシーンなど、むやみに冗長なうえひたすら異様な効果音で演出するだけで芸がなく、飽きてくる。私は全然怖くない。 怖がらせることが目的でないのなら、ラストのどんでんで勝負という「SAW」と全く同じ作りになるけど、それなら腹話術だの人形だのの要素は要らないと思いますね。先人の傑作をよく見て、演出や編集の基本をちゃんと勉強するべきです。対象をバンバン見せるのは最も芸が無い証拠。若いうちに一発当てたためにチヤホヤされちゃって、基礎的な力がついてない。ダメだこりゃ。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2010-04-10 16:59:21) |
855. もしも昨日が選べたら
《ネタバレ》 どこをとっても浅くて薄い、まさにアメリカンな作品。 ベッキンセールとウォーケンという2人のヨーロッパ人を使いながら、圧倒的なアメリカパワーでその存在を薄めてしまった。 しかしながら、ここでのウォーケンは相当良く(というか他が薄すぎるという相対的な理由かも)、彼が出ていなければ最後まで見なかったと思われる。 軽薄としか言いようがない作品だが、そこそこのスターを使って資金も付いているのにここまで底の浅いものを作れるとは、逆にスゴいような気もしてくるなあ。ただですら薄いアメリカンコーヒーを倍に薄めて飲んだような気分です。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2010-04-04 17:03:53) |
856. スルース(2007)
《ネタバレ》 とてもつまらなかったです。 実をいうと監督とキャストにつられて録画する気になったのですが、俳優としてはともかくブラナーは作り手にはあまり向いていないのではないかと思いました。 老獪でリッチな作家、浪費家で尻軽な妻(出ては来ないが)、美形で貧乏な若い男、ああなんというつまらない設定でしょう。 ここからどういう新味が出てきて、見るものを退屈させない展開へ導くというのでしょう。それはとうていムリというものだ。元ネタがどうとかいう言い訳は関係ない。 それになあ、あのハイテク屋敷はダメだ。大失敗。 そこに住む人に対する想像力をすべて拒絶するハイテク仕様の家。そこを狙ったとはいえ、ヨケーに舞台ぽくしてしまって少ないリアリティをさらに少なくした以外の効果はなかった。 ブラナーが出るものはともかく、ブラナーが作ったものはもう見る気がしないですね。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2009-10-29 14:48:37) |
857. ダークネス(2002)
《ネタバレ》 「本国スペインでは大ヒット」という前ふりが全然ウソに思えるほど、な~んの新味もない話です。 こんな使い古された話を、どう料理すれば大ヒットになるのかというと、それはひたすらに、ああひたすら~に「演出」です。そして、ホラーに対してあまり目の肥えていない観客(スペインの人たちごめん)も必要だ。 レナ・オリンなどというクセのあるベテラン女優を起用したワリには「べつに彼女でなくてもよかったのでは…」との疑問が。なにかもったいないという気がする。 んでまあ、本編はこれでもかの「演出」責めでして、まーこれだけなんでもないフツーの話(ホラーとしては)ならここまで「演出」しなければ見せようがないよなあ、と納得もしたくなる。 最後はどうしようもなくなって、とにかく暗くしてなにも見えない攻撃で〆るという無謀さだ。 …たいしたことない話を演出の腕前だけでどう見せるか、というのもひとつの醍醐味なのだろうが、この作品はそこが突出しすぎ。いくらなんでもやりすぎ。ソースかけすぎ。 や、話のつまらなさゆえにこんなに演出に凝らなければならないくらいなら、最初からもっと面白いストーリーを使ったらどうなのよ、という素朴な疑問を消せないよなあ。 ともかくスペインの観客のホラー沸点は相当に低いと言わざるを得ない。日本や香港のホラーは怖すぎてとても見られないだろうなあ。これって自画自賛かな(違うだろ)? [CS・衛星(字幕)] 3点(2009-09-02 19:27:31) |
858. 恋とスフレと娘とわたし
《ネタバレ》 これがダメ出しせずにいられるものか。ダメだってこんなもんを輸出しちゃ~。 邦題がダメだというようなダメさはもうどうでも良くなるというすごいレベルのダメさである。あまりのひどさに、とーても長く感じる102分。 はい、長く感じる映画はもうそれだけでダメな映画です。そして、コレはダイアン・キートンの盲目的なファン以外に面白いと思う人はいないでせう(そんなファンがいるかは別にして)。 私はこんなつまらんものに嬉々として出ているキートンを見て、ハタと気がついてしまった。 もしかして、本当はキートン自身はそんな大したもんじゃなくつまらん女優だったのではないか? …ウッディ・アレンというウルトラ演出家が演出したから、アニー・ホール(その他)が魅力的に見えたというだけではないのか? 考えてみると、他の監督作品に出ていた彼女を見て特に良かったと思ったことがあるだろうか私は。 …たぶん、ない。ああ今になってこんなことに気がつくなんて~。 ダイアン・キートンてさ、超水増し女優だったのよ要するに。そういう意味でウッディ・アレンて罪な監督だ。 百年変わらない外巻きおかっぱ頭にメガネに首のつまった服着てさ、あれって全部ボロ隠しじゃないですか。たぶんメガネをとって髪の毛を上げたら、普通に貧相なバーさんに見えるはずだし、胸を出したらペタンコで見られないということです。 何に出てても少女っぽくふるまってハイテンション、他に芸がないってことじゃないですか。 だいたいキートンにケーキだのスイーツを合わせようとしたところが無理だって。そんなタマじゃないでしょ。そのケーキだってさ、ケーキ通(誰だ)からすると何の魅力も感じられないただデコレーションが派手なだけの代物でしょ。それに料理が仕事なら、フツーは髪の毛結わくでしょう。たとえ役柄のためであっても、髪型を死守するところが…レッドフォードの女版ともいえそうだ(軍人役でも風になびく金髪)。 ああ~、悲しみの水増し女優ダイアン・キートンの真実が割れてしまっただけというこの駄作。なんで作ったんだこんなもの。なんで出たんだ墓穴を掘ってまで…。中野翠が絶賛するものはほとんどダメであるという仮説がまた裏づけられたことだなあ(中野は大のキートンびいき)。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2009-08-31 15:12:41)(笑:1票) |
859. REC【レック】(2000)
《ネタバレ》 そおですね、突っ込めないところを探すほうが大変だと思うのでそういう楽しみ方もあるのかも。私はやりませんが。 それよりも、中身の滅茶苦茶加減に比べて、意外とハード方面がまともなように思うのですが。話は滅茶苦茶でも、映像としては見ていてストレスを感じないというか。音声とか映像とか照明とか編集とか、わりとまともにやっているような気がしてならないのデス。 話が壊れているために、ハード面の努力は一切評価されないのかと思うと、なんか職人が可哀相な気がしてきますがそれは仕方がないのでしょう。が、こういう滅茶苦茶な話のために技術面の仕事をちゃんとやってしまうというのはなんなのかなあという疑問も。や、話が滅茶苦茶だから技術で手を抜いてもいいというワケはないではないか、えっそういうものかなあ、なんかわけがわからなくなったのでこれでおわります。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2009-03-26 19:39:43)(笑:2票) |
860. AVP2 エイリアンズVS. プレデター
《ネタバレ》 まずもう暗すぎて見えない。 韓国ドラマみたいに明るくしろと言っているのではなくて、映画として認識できない状態ではしょうがないでしょうと。私は本当は暗いほうが好きなんだ。 まてよ、暗いことにはメリットがあって…。ボロかくしにはなる。金が無くてちゃんとできてないとことか、ウソっぽいとことか。 とにかく「暗くする」と「見えなくする」のは違います。下手すぎる。 それから、人間のドラマパートが全然要らないうえに陳腐。最初のほうで見る気が激しく下がります やー、本当にひどい作品ですが、ひとつ気になったのは「お約束」をあえて破ろうとしているところです。「子供」も「妊婦」も、アメリカではタブーだったはずですよね。殺すのは。 なにか「テロリスト」の匂いがする。そう「やつらは子供も妊婦も関係なく襲ってくるぞ」と言いたいのではないでしょうか?「とんでもねーひでーやつらだ」と強調したいみたいですね。 そらーそうでしょうね。子供だって妊婦だって殺されることはあるでしょうね。それは逆なので、今までタブーにしてきたということのほうが特殊なだけなんじゃないでしょうか。あなたの国が。 エイリアンとプレデターが戦ってくれる話のはずなのに、どうも私の脳には「アラブのテロリストこえーよ!前よりこえー!」というむやみな叫びが聞こえてならない。私はもっとプレデターを見たかったのにさ。 [DVD(字幕)] 3点(2009-03-14 22:08:26) |