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あろえりーなさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 4669
性別 男性
年齢 41歳

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921.  トロッコ 《ネタバレ》 
じんわりとした感動の余韻残る、なかなかの良作だったと思います。印象深かったのは、カメラのゆっくりとした横移動の動きですね。台湾の森の鮮やかな緑や、田舎の家ののんびりとした風景を悠然と切り取って、映画の緩やかな流れを作り出していく。そして空気感漂うオーケストレーションが作品の世界をさらに盛り上げていく。一番のピークは、やはりトロッコを少年2人と若者で声をあげながら滑走するあのシーン。その前まで、ちょっと憂鬱な展開だったところにあの盛り上げがくるから、その流れがまるで人生そのものを讃えているかのようで奥深い感動が覚えましたね。そして2人がやっと家に帰った時に、夕美子が敦にきつくあたるのだが、「僕はいらない子なの?」と泣きながら言う敦を見て「あなたは一番大切なの」と抱きしめ、凱も一緒に3人で抱き合うシーンは凄くぐっとくるシーンでした。
[DVD(邦画)] 7点(2011-08-07 00:35:43)
922.  パリ20区、僕たちのクラス 《ネタバレ》 
いろんな国からやってきた、移民の子供達で形成されたクラス。そこには日本では考えられないような、色々と複雑な問題があるようだ。手に負えない子を前に、どうすりゃいいのかと悩む先生達。この作品のラストでは、女の子が「私にはなにもわからなかった」と悲しそうに言う。本来なら、先生が教え、生徒が学ぶ立場なのだが、この作品を見ているとそれがむしろ逆で、先生のほうがより色々なことを学んでいるという気がする。ディスカッションがある意味エンターテイメントとして楽しめる希有な作品ではあるが、日本人の僕としてはそのお国柄の違いもまた見どころの一つであった。例えば、先生の集いに「生徒代表」として2人の女の子が参加する。これはちょっと日本では考えられない。確かに、このほうがより民主的だと思うけど、ああいう風にクラスメイトに告げ口されるのはある意味当然だろう。それでもあの場に生徒を参加させるのは、生徒を対等に考え、そしてそれがまた考える力になることを知っているからなんだと思う。それから、懲罰会議に親と問題児が参加して、2人の言い分を聞く点も日本では考えられないシチュエーションだと思う。なるべくオープンに、公平に対等に、そして討論によってきちんと結論を出そうという行為。一つ確かなのは、この先生と生徒達は、個人個人できちんと面と向き合って討論してることだ。これは完全に日本の教育現場とは真逆の光景だろう。 この討論で得られる苦悶やトラブルは、それ自体はめんどくさいものかもしれないけど、実はどんな学問的知識にも勝る最上級の教育なのかもしれない。
[DVD(字幕)] 7点(2011-07-29 22:25:57)
923.  ツーリスト 《ネタバレ》 
いや~、ヴェネツィアって本当に美しいですね~。この作品の真の主役は、実はヴェネツィアという街そのものなんじゃないかなって言うぐらい。僕は頭悪いので、ラストのどんでんは普通に騙されました(笑)。最近のハリウッド映画とは打って変わって、全体のテンポやアクションがスロー。そして内容もシーンも往年の作品を思わせるような作りなので、「ノンストップ・クライムサスペンス」みたいなのを期待して観たら肩すかしでしょうね。ストーリーがストーリーなだけに、粗が多いのも事実なんですが、あくまでもコメディ作品ですから。今を代表するスター2人を揃えてこういう昔ながらのノリを復活させてくれたのは個人的には嬉しい。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2011-07-28 15:31:33)
924.  ザ・タウン 《ネタバレ》 
なかなか良かったと思いますね。このお話はやっぱり、悪者の父のもとで生まれ、悪者の街に育った、いわば逃れられない宿命的な性質が主人公ダグにはあるわけで、それに加えて相棒に一命を救ってもらったという恩義があるわけですよね。そういう中で、愛する彼女と共に、足を洗って新しい地へ移住しようと考えるんだけど、結局はその身分故に彼女から拒絶され、第二の人生を歩みたいと考えた自分の自由さを宿命にがっちりと押さえつけられる。相棒に街を出て行くと言って喧嘩するシーンもそうだけど、この作品の中盤のこの展開がもの凄く切ない。銀行強盗を継いだとんでもない家系で、それ自体は一般人とはかなりかけ離れた宿命だけど、ダグが背負うこの切なさは、実は誰しもが一度は味わったことのあるものだと思うんです。自分の夢を思い描きながらも、不変不動の現実に押しつぶされる、というね。だからこそダグに感情移入するし、感情移入するからこそ、中盤のカーチェイスシーンや終盤のドンパチシーンは手に汗握る名場面に昇華される。ただのアクションシーンなら傍観するのみだけど、観客はダグに捕まってほしくない、彼の夢が実現してほしいと願っているわけだから。切ない余韻で終わるラストもなかなか好きです。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2011-07-26 20:15:51)(良:1票)
925.  塔の上のラプンツェル 《ネタバレ》 
3Dで鑑賞すれば、もっと素晴らしい映像体験になったんだろうなぁ、、、。僕は吹き替えで観たのですが、ラプンツェルちゃんの声が中川翔子だとは最後まで気づかず、後で知って驚き。もの凄く上手かったですね。ラプンツェルとフリンが最初に出会うところの、フライパンを使ったコミカルなシーンは思わず笑ってしまったし、街で見かけた小さい女の子たちに髪を結わせるシーンのアイデアの素晴らしさ。そして夜空いっぱいに舞うたくさんの灯りのシーンの美しさなどなど、印象深い場面が数多い。ああいうシーンていうのは、脚本だとただのそっけない文字の羅列で書かれているだけなんだけど、それを映像化させることで音楽と相まっていかに素晴らしいものに出来るか。この、脚本では書かれない映画的表現にやっぱりディズニーの腕の見せどころがあると思うんですよね。ディズニー長編50作品目ということだそうですが、それに相応しい完成度だったと思います。
[ブルーレイ(吹替)] 7点(2011-07-22 20:49:18)
926.  GANTZ 《ネタバレ》 
原作は読んだ事なかったので、なんの予備知識もなしに鑑賞致しましたが、最後まで飽きる事なく、とても面白く鑑賞出来ました。けっこう残酷なシーンも多いのですが、ユーモアの要素も盛り込まれていて、そのバランスが良いですね。CGに関しても、予算が限られた邦画の中でかなり頑張っていたほうだと思います。むしろ、邦画として映像化が難しかったであろう一つの壁を越える勢いを、あの大仏さんから感じました(笑)。毎度登場する敵のキャラがユニークで良いですね。特に田中星人の動きの素晴らしさは感動ものです。欲を言うと、出演者達の演技がなんだか型にはまって生き生きした感じに乏しいのと、「なんでさっさと銃撃たないの!?」て思ったシーンが度々あったことが難点でした。いずれにせよ、娯楽作品としてとてもよく出来ていました。この国にコミックは無数にあれどそれを映画にするというところまでなかなかいけてなかった昨今において、本作の登場はこれからの邦画の未来に一つの希望さえ見いだしたような気さえ致します。
[DVD(邦画)] 7点(2011-07-15 19:47:52)(良:1票)
927.  Bubble/バブル(2005) 《ネタバレ》 
「ガールフレンド・エクスペリエンス」のDVDと一緒に収録されていた本作。個人的には、「ガール~」なんかよりこちらのほうが遥かに面白かったですね。予告編を見た時はは、流れ作業で作られる赤ちゃんドールを見てソダーバーグのいつものへそまがりな実験映画の一端なのかと思ってましたが、実際に鑑賞してみたらへそまがりなところなど一切なく、実に真っ当な撮り方をしていました。登場人物が皆、抑揚の効いた演技でボソボソっと喋るし、どこにでもいそうな人たちで凄くリアリティが出てる。彼らの等身大の話を聞いてると、いつの間にかあの3人に感情移入してしまう。まるで自分の知り合いみたいに思えてくる。だからこそ、あの殺人事件にはショックを覚える。まるで自分の近所で起こった出来事のように感じてしまう。わずか74分の小作品なのに、これだけ印象深いものをこしらえてしまうソダーバーグの才能に敬意を表したい。
[DVD(字幕)] 7点(2011-07-10 00:23:32)
928.  SPACE BATTLESHIP ヤマト 《ネタバレ》 
最初にあのヤマトをキムタク主演で実写映画化すると聞いた時には、あ~、またトンデモ映画の誕生か~なんて思ったものですが、そういう期待ゼロの状態で鑑賞してみたらこれがどっこい、CGも凄く頑張ってるし、大切な人を守りたいという、人間の純粋な気持ちと自己犠牲の精神を恥ずかしがる事なく、真っ正面から描ききっていて、見終わって案外感動してる自分がいましたよ(笑)。今でもたくさんのファンがいるヤマトだし、本格的にこういうSFを実写化するのって日本で初めてかもしれないので、実際に製作するには勇気がいることだったと思う。特典映像見てると、主演のキムタクだって「最初は不安があった」って言ってる。でも、プレビズの映像を見てその不安がなくなったって。その気持ち、よくわかる。監督の山崎貴氏はVFX畑の出身だけど、にも関わらず映像だけで満足する作家ではなく、映画は脚本がなにより大事だということをよく知っていて、毎回良作を作り上げてくれる。彼にはいつも感心せずにはいられないし、今回はその勇気と心意気に敬意を表したい。
[ブルーレイ(邦画)] 7点(2011-07-07 22:08:21)(良:1票)
929.  ストーン 《ネタバレ》 
全体的に地味で、サスペンスな展開があるわけでもなく、しかも暗いエンディングでとても大衆受けするような作品ではないですが、鑑賞しながら様々な思いや示唆が巡る、奥深い秀作だったと個人的には思います。ジャックがストーンに初めて出会う場面では、観客はストーンが「手に負えない危ない奴」だという認識をするわけだけど、いつのまにかジャックとストーンの内面が入れ替わっていくような感じになる。元々は、クリスチャンラジオを毎日聞いて教会に通うほどの信仰心の深い、論理的な男であったジャックが、魔性の女と交わったことで神に背いて自分から逃げ続ける、なにも信じられない男になってしまう。逆に、宗教的なことなどそれまで考えたこともなかったストーンが、一冊のうさんくさい本と出会い、スピリチュアルな体験をすることによって内面が変化していく。言ってしまえば、実はジャックは信仰心が強いというよりも、「神の教え」を自分に都合良くとらえ、言い訳にしてきたわけだ。それが露呈した時、彼の人生は崩壊する。ストーンはあるがままを受け入れ、人生に意味を見いだしたとき、別人のように生まれ変わる。本当の信仰とは、ストーンの啓示のようなものなのだろう。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2011-07-05 21:51:43)(良:1票)
930.  アンストッパブル 《ネタバレ》 
若干小難しい内容の作品が多かったトニー・スコットの作品の中で、本作は清々しいほど娯楽に徹した作りで単純に楽しむ事が出来た。彼の映画は、どれも男臭いものばかりだが、本作の場合は、例えば感傷的になりそうな場面、娘に電話をかけるシーンや人が負傷するシーンなどをさらっと描く。そのドライな描き方が、いわば男っぽくて、良くも悪くもトニー・スコットの作風だと感じる。随所随所で列車を止める為に披露される見せ場があるけれど、個人的にはウィルがあのスピードで車に飛び乗り、そしてまた列車に乗り込む一連のシーンが地味に凄いと感じた。CGを極力使わずにやろうとしてる点が好感持てます。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2011-06-27 20:58:06)
931.  トロン:レガシー 《ネタバレ》 
一言でいえば、話のつまらなさを映像の素晴らしさが覆い尽くしてる作品、とでも言えばいいでしょうか。元々ディズニー資本のファミリー映画なので、それほど深い内容を求める必要はないと思いますし。ただ、ちょっと小難しい設定だったりするので子供には理解不能かも。個人的には、1982年の「トロン」のリメイクでなく、続編としての位置づけで引き続きジェフ・ブリッジスとブルース・ボックスライトナーがそろって出演しているのが良かったです。いずれにせよ、映像は本当に見事としか言いようがなく、構成やらカメラの動きまで実に緻密に作られていて驚嘆致しました。とにかく、格好よければそれでいいのです。フリスビーで戦うシーンもなかなかですが、一番のピークはやっぱりバイクでの戦闘シーン。あれを見ていて思ったのは、この作品の真の主役は「光」じゃないかと。それは闘いというよりも、ブルーとオレンジの光が、まるでダンスでもしてるかのような綺麗さ。途中で、サウンドトラックを務めたDaft Punkがカメオ出演してるのもファンとしては嬉しい。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2011-06-08 22:42:08)(良:1票)
932.  デイブレイカー 《ネタバレ》 
全く期待せずに観たのですが、予想に反してとても硬派で手堅い出来映え。よくあるヴァンパイア映画とは違って、、しっかりとした内容と凝った画作りで最後まで飽きずに鑑賞出来ました。ヴァンパイアものって、良くも悪くもその戦いっぷりやエグさを見せつけるのが売りみたいなとこありますけど、この監督さんはそういうことには興味がないらしく、本作はヴァンパイアというものを、あくまでも暗喩のファクターとして用いてるに過ぎないですね。本質的には、真実を抑えこみ、自分の金儲けだけに執着するブロムリーと、ヴァンパイアに真実を知らしめ、人類を救い出そうとするエドワードとの闘い。そこに兄弟や娘さんなどを絡めて情緒的なシーンをとても美しく描き出す。人間になって椅子に縛り付けられたブロムリーがヴァンパイアに襲われて絶命するシーンの凄まじさや、自らの手によってブロムリーの娘が絶命する様を見つめる、弟の虚無的な表情。そして闘いが終わったときの、3人を照らし出す黄昏の神々しさ。単なるB級SFホラーだと思ってみたら、ストーリーの硬派さと映像の手堅さにおもわず唸る事間違い無しでしょう。ただ、下の方もおっしゃるように鏡に映らないとかいう設定は不要でしたね。
[DVD(字幕)] 7点(2011-06-03 23:20:01)(良:1票)
933.  ミックマック 《ネタバレ》 
ジュネの独特な世界観は、「エイリアン4」のグロテスクさや「ロスト・チルドレン」のダークさなど、どちらかと言えば暗いファクターとマッチするなと思っていたが、本作で実はコメディやポップさにもまた相性が良いのだということを認識した。フランスの笑いは本当にヘンテコなので、そりが合わないと置いてけぼりになる場合が多いのだが、この作品の笑いはなぜか自分によく合いちょくちょくと笑かしてもらった。ジュネ作品はいつも風変わりなキャラクターばかり出てきてそれもまた魅力の一つだが、それ以上に小道具やセットの素晴らしさにはいつも驚かされる。本作では特に、その風変わりな人たちが働くあの工場が凄い。中に入れば、汚くも美しいガラクタが織りなす空間が一面に映し出される。こういうのは本当にジュネ作品だけで楽しめるものだね。彼は作品の数は少ないけれど、それ故に一本一本が濃い作りをしているように思う。
[DVD(字幕)] 7点(2011-05-04 00:01:53)
934.  バーレスク 《ネタバレ》 
アイオワの田舎からスターを夢見てロスへとやってきたアリ。ライバル、恋人、そしてサクセスストーリーと、いわば王道の展開でミュージカル映画としても飛び抜けた面はないが、主役を務めたクリスティーナ・アギレラのキュートさや、歌手としての歌声の見事さを披露し、それに加えてバーレスクのマダムに相棒のオカマちゃんなど、それぞれがまた魅力的な役柄を演じていて惹き付けられる。ミュージカルシーンは歌だけでなくお色気&衣装でもちゃつかり見せてくれるので、最後までそれなりに楽しんでみれた。ただ、たとえばちょっと重ためのの会話シーンなどで、手持ちカメラでやたらと揺れが大きかったりするのがいちいち気になってしまった。そういうシーンはもう少し落ち着いて撮るべきだと思う。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2011-05-03 23:32:07)
935.  ミッドナイト・ミート・トレイン 《ネタバレ》 
見る人を選ぶ内容ではありますが、個人的にはこういうのは嫌いじゃないです。 特に、駅のメタルで冷たい雰囲気など、 全体的な映像の質感が凄くカッコいい。 地下鉄の終電でおぞましい殺人が行われていて、 それが見つからずに済むはずがないからどうやって 話を収束させていくのかと思いながら見ていると、 とんでもないぶっ飛び様でシュールに事が進んでいく。 いやはや、、、まさかあんな怪物みたいのが出てくるとは想像もしませんでした(笑) この点についていけるかどうかでまた評価分かれそう。 
[DVD(字幕)] 7点(2011-04-05 17:13:16)(良:1票)
936.  ゾンビランド 《ネタバレ》 
なかなか面白かったと思います。ゾンビ映画、というよりも、ゾンビ映画のパロディ映画、というスタイル。人間嫌いでヒキコモリのコロンバスに、筋肉バカのタラハシー。そして人を騙して生き延びる姉妹。どいつもある意味ではいけ好かない面を持っていますが、一緒に旅を続けるうちに、そんな4人になぜか愛着が沸いてきます。そして見終わった後には、不思議と暖かい前向きな気持ちになります。とってもわかりやすくて能天気な映画なので、なにも考えずに楽しく見る事が出来ますが、一つ難点を言えば、「トゥインキー」といったローカルネタは日本人にはわかりにくいことと、コメディやアクションが全体的に中途半端かなと思いました。「ゴーストバスターズ」世代の僕にはビル・マーレイのシーンに笑かしてもらったけど、たぶん知らない人にとってはピンと来ないだろうし、ジェットコースターでのゾンビ虐殺シーンはそれなりに格好いいけど尺が短い。個人的には、ゾンビものコメディの頂点は「ブレインデッド」だと思っているので、あれを基準にして考えるとこれは佳作かなという風に思う。
[DVD(字幕)] 7点(2011-03-24 23:09:14)(良:1票)
937.  キック・アス 《ネタバレ》 
作った人たちの、映画・コミックオタクぶりが伝わってくるような作品でしたねぇ。あぁ、これはあの映画のオマージュだな~と思いつくシーンもちらほら。ただ、それじゃあこの作品はオマージュだけで構成された低俗B級映画なのかというと、まぁ、確かにB級なんだけど、要はただのB級じゃなく、ちゃんとオリジナリティを持って「ヒーロー映画」を独自に進化させてる。元々、ヒーローものってある種の非現実さ、超人的パワーをもってして民を救うという、そういうお決まりパターンがあるけれど、近年はそのヒーローがだんだんと等身大の人間に近づいてきた。そしてついに、本作のキック・アスは、完全に等身大の普通の人である。しかもどこにでもいそうな弱っちいオタク。このキック・アスが言わば「現実の具現化」であり、その対として大男を光の早さで殺しまくるちびっ子娘のヒット・ガールは言わば「非現実の具現化」である。こういうアプローチは未だかつてない新鮮な試みと言える。描写がやたらと残酷で痛々しいのも、「ヒーロー映画」にありがちな痛覚のない描写の反骨として描いているのだろうし、やたらと卑猥な言葉をヒット・ガールに言わせてるのもそういう狙いだろう。作り手の映画・コミック愛がほとばしりながらも、なおかつ反骨精神をもってしてさらにそこから進化をしていこうというのは評価に値するクリエイティブ精神だ。真っ暗な中でパパを救うべく悪者を倒すヒットガールのシーンは最高にクールであった。
[DVD(字幕)] 7点(2011-03-05 22:53:15)(良:1票)
938.  ジョナ・ヘックス 《ネタバレ》 
ジョナ・ヘックス、もの凄いカッコいいですなぁ~。悪党を狩る賞金稼ぎになってからの、彼の登場シーンが最高。馬に乗りながら、あの二丁機関銃をブババババと撃ちまくる様にシビれる。原作がコミックだからか、漫画的な映像を意図した作りでそれもまたポップさ漂って格好いい。ただ、一人の男の復讐劇に、愛する美女を色添えた、王道中の王道のストーリー展開で、お話自体はこれといって特筆すべきものはない。最初はイケイケドンドンな感じでクールさが決まってたのに、ラストのターンブルとの一騎打ちはごく平凡で尻つぼみに感じた。でも、この個性的でアウトローな新しいヒーローは、個人的には凄く気に入った。81分とコンパクトにまとめてサクサク進みます。
[DVD(字幕)] 7点(2011-02-17 10:53:58)
939.  ガフールの伝説 《ネタバレ》 
いや~、さすがは「スリーハンドレッド」のザック・スナイダー監督なだけありますね。フルCGアニメになっても、戦闘シーンでのスローモーションの多用は変わらず、これがまさに彼の真骨頂になってます。フクロウの話ですから、見た目は可愛らしいところがあるんだけど、それが擬人化されてもの凄く大真面目な画で雄弁に語るシーンがあったりするもんで、そういうの見ると思わず笑ってしまう。飛び方にしてもリアリティあって映像は文句無しなんだけど、ストーリーにはちょっと疑問符もつく。兄が、あまりに簡単に純血団に肩入れしてしまうし、満月を見るだけでどうしてあんな状態になってしまうのかとか、フクロウを行動不能にする石?とか、ちょっと意味不明なところが多い。ストーリー自体はよくあるパターンだが、それをフクロウでやってるのは他にないので、見た目目新しく、中身古い、といったところか。
[DVD(字幕)] 7点(2011-02-10 21:51:45)
940.  ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女 《ネタバレ》 
40年前の事件、そして行方不明になったのは美少女ということで、全体的にミステリアスな雰囲気が漂う良質なサスペンス映画に仕上がっていると感じた。ストーリーテリング自体は、よくある流れを踏襲してるので意外性みたいなものはないけれど、それぞれのキャラクターに不思議な魅力がありそれがこの作品の一つの持ち味になっている。リスベットとミカエルの性格は、全く正反対のようでいて似通っているところもあり、この二人の関係及びキャラやバックグラウンドの面白さが、この作品を単なるサスペンス映画以上のものにしていると言える。
[DVD(字幕)] 7点(2011-02-09 21:54:48)(良:1票)
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