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クロエさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 1130
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自己紹介 8点以上は超お勧め。
ソフトを購入しています。
7点は面白いけど、1度の鑑賞で十分。
ソフトの購入まではしていません。
6点以下はハズレ。
ある意味、6点以下の作品を見続けるのは苦行です。

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961.  トラ・トラ・トラ! 《ネタバレ》 
 夜中に目覚めてから眠れなくて、その時テレビ放送されていたものを観賞しました。  誰が主人公なんだ? っていうか、これは真珠湾攻撃を含む、そこまでの過程を描いた映画なんですね。  日本では高評価だったのに対して、アメリカでは不振だったのは、互いに、この映画の本質を理解していたのか疑問に感じます。  アメリカ人は本当に、敵を倒して「偉大なるアメリカ」を固辞するのが好きなんですね。肉ばかり食べてる野性的な表れでしょう。  どうしても私はアメリカ人とは友達になれません。  エンディングの山本五十六のセリフと燃え盛るパールハーバーの描写は、この時点で、どちらに未来と栄光を感じさせるのか理解すべきです。  教訓として「曖昧な返事をする奴、楽観的な奴は信用が出来ない」そんなことを学びました。 
[地上波(字幕)] 6点(2009-09-12 23:39:25)
962.  俺たちに明日はないッス
 時代のテロップが出ないのですが、「17才」が流れているから、舞台は昭和でしょうね。あの時代は「ビーバップ」とか「パンツの穴」とか本作のような映画が流行ってました。  でも、同じような映画を観る度に、この世代の子供たち全てがセックスのことしか考えていないみたいなことを普遍的テーマのように描くのは間違っていると思うんです。  ネットが普及した現在、今の高校生が本作に興味を抱くとも思えません。  本作を例えて言うならば、夜の歌舞伎町を歩いていて、たまに酔っ払ったヤンキーが殴りあっているのを見かけたりします。ちょっと興味があるから立ち止まって見物します。どっちが勝つかなんてヤジ馬の私達は興味はありません。そして一言、「馬鹿だね~」と言って立ち去ります。  この映画のテーマは、その程度のものにしか見えません。  役者はそのへんにいそうな子を選んだみたいで、リアルなセリフも面白かったので、75分間は退屈しませんでしたが、正直何も残らない映画でした。  この監督が好きなので残念でなりません。
[DVD(邦画)] 4点(2009-09-10 23:15:16)
963.  ガチ☆ボーイ 《ネタバレ》 
 この監督の前作「タイヨウのうた」がよかったので、今回も期待しました。この監督の作品は良くも悪くも、映画の教科書通りの作りで安心できるんです。ピッタリ開始1時間で、ハイライトのドロップキックの布石を投げかけたりと、構成は「タイヨウのうた」と全く同じです。  でも、笑いのセンスだけは教科書に書いてないんでしょう。  冒頭から1時間、全く笑えないギャグのオンパレードは、私には拷問のように感じました。それが後半から、企画そのものが変わったかのように感動もの(?)になるんです。  最後のドロップキックは80年代に大ヒットした「ベストキッド」そのまんま。負けた選手への大喝采は「ロッキー」そのまんま。  ジャンルを問わず沢山観続けてきた大人の私には退屈極まりない映画でしたが、正直、昔の映画を知らない高校生以下の客を対象にしているのだと思います。
[DVD(邦画)] 4点(2009-09-07 18:48:03)
964.  渚にて 《ネタバレ》 
 この時代に、人間ドラマだけで世紀末を描く映画も珍しいのではないでしょうか? 近年CGを屈指させながら、偽善的な人間ドラマを描く邦画の評判の悪さを、日本の製作者たちは、本作を観て勉強してもらいたいです。  ですが、本作もタイトルだけでは観賞意欲は全く湧いてこないし、それぞれの人間ドラマの絡みがほとんどないので倦怠感を感じます。  冒頭で登場するアンソニー・パーキンス夫妻は途中からほとんど描かれないので、どうなったんだ?と思いました。  今の情報化社会で知られている現状と比べて、放射能について、どの程度の知識を踏まえて原作が作られたのかも疑問です。  2時間を超える上映時間はとても長く感じました。  画期的ですが、私も歴史に残る映画とは思えません。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2009-09-07 18:14:46)
965.  蜘蛛女(1993)
 この辛口映画レビューのサイトでは高得点なのは、何となく頷けてしまう。  テレビの上映時間が編集の関係から1時間半に短縮されていて、だいぶ端折っているように思えたが、似たような映画を挙げてみろと言われて、なかなか発見することができないオリジナリティがある。  破滅していく主人公は十分描かれているが、タイトルの蜘蛛女が、あまり出てこないこと、展開にも無理にありすぎて、本作に納得できない人がいるのも当然。  ゲイリー・オールドマンは若すぎて私は気付かなかった。  血も涙もない「蜘蛛女」。この女には魅力がある。こんな映画もたまにはいいのではないだろうか?  刺激がある隠れた逸品である。
[地上波(吹替)] 6点(2009-09-06 04:18:05)
966.  帰郷(1978) 《ネタバレ》 
 あらすじに「映画史上ベトナム戦争を描いた最初の作品」と書かれているけど本当だろうか? もっと他にあったような気もするけど……。  本作はベトナム戦争を背景にした本国アメリカでの恋愛ドラマといったところだが、戦闘シーンが一切ないのに反戦のメッセージが鋭く伝わってくる。  全編に流れるロックミュージック、特にストーンズやジミヘン、ジェファーソン・エアプレインなど、80年代後半から流行する(?)ベトナム戦争映画が本作を模倣しているように思える。  三角関係に陥る愛情の嫉妬も戦争で患った精神的被害を考えると、たいした問題にならないのが、とても切なく感じる。  主軸は二人の男に挟まれたジェーン・フォンダの心の揺れ動きだが、結局観賞後に一番残るのは、ジョン・ボイトとブルース・ダーンの永遠に消えることのないトラウマではないだろうか?  しかし、この映画、日本では全く浸透していない。ジャケット、タイトル(特に邦題)を見ただけでは、何の映画か全くわからない。センス悪すぎる。  図書館で無料レンタルされてなければ観ることはなかったと思う。  思わぬ掘り出し物。  追記……音声解説を聞いて驚いたのですが、監督の意向は、最後に全裸になって泳いでいくブルースは自殺したということですが、そのシーンになるとブルース本人は死んでないと言ってるんです。私には自殺のようにはみえませんが、皆さんはどう思われますか?     
[DVD(字幕)] 8点(2009-09-05 05:15:42)(良:1票)
967.  鉄道員(1956)
 冒頭でお父さんが同僚をからかった時、横で爆笑している少年の顔が最高ですね。  私は他のレビュアーと違って、この時代に作られたイタリアのホームドラマは限りなく昭和のホームドラマに似ていると思います。  ただ一つ違うことは、日本のドラマは母親主体の所謂「母性愛」をテーマにしたものが多いのですが、イタリアは父を尊敬する息子という設定が主になっているものが多く感じます。もちろん例外も多々ありますが……。  父の尊厳は父親自身が固辞するものではなく、その家族全員が認めるもの。この時代のイタリア映画の多くにそれを感じます。  こんなお父さんだったら、ちょっとくらい酒飲みだろうと私は簡単に尊敬しちゃいます。 
[CS・衛星(字幕)] 8点(2009-09-04 21:35:58)(良:1票)
968.  ミラーズ(2008)
 「ラストシーン予測的中率0パーセント」のキャッチコピーは笑えたし、ものすごく興味を注がれた。「フライトプラン」以来だ。  吹き替えで観たせいもあってか、キーファー・サザーランドはジャック・バウワーそのまんまだった。……すぐキレるし、やることが強引だし。  確かに、キーファーは、このキャラクターだと観てる側には安心出来るが、そのうちマンネリ化の恐れもある。  ストーリーは淡々と進行していくが、必然的なものがないので、製作側が好き勝手に作ったラストは予測しようがない。  テンポはいいので、110分という上映時間は意外とあっという間だった。  時間に余裕があって、何も考えたくない映画を求めている人にはお勧め。
[DVD(吹替)] 5点(2009-09-03 13:24:42)
969.  私は貝になりたい(2008) 《ネタバレ》 
 観賞後に、このサイトの評価が低いのを知って意外に思いました。  よかったんじゃないですか? 邦画で2時間を超えるのに、これほどアッと言う間に終わったのも久しぶりです。  スマップの出演している映画を批判するレビューをよく見かけますが、彼らは、それなりに場数をこなしているせいか、私的に今回の中井君は、とても感情移入できました。  でも、草なぎ君と共演させるのはNGだと思います。普段バラエティーやってるのに、ここで絡ませちゃ駄目でしょう?  急に現実に戻されてしまいました。  「この二人、きっと撮影の合間は、笑いながら豪華な弁当とか食ってるんだろうな」なんて思ってしまいました。一人は酒飲んで公園で全裸になっちゃってるし…。こんな心境になってしまったのは私だけでしょうか?  ところで、私が子供の頃、懐かしの映像番組とか言って、オリジナルのラストシーンだけ観たことがあるんです。主人公は最後に例のセリフを言いながら階段を上がっていくところでエンドマークなのですが、そのシーンが、あまりにも衝撃的で今でも忘れることができません。あれはテレビドラマだったと思いますが、観れるチャンスはないものかと、今でもオリジナルを探し続けています。 
[DVD(邦画)] 8点(2009-09-03 09:19:27)(笑:1票)
970.  アヒルと鴨のコインロッカー 《ネタバレ》 
 「脚本重視で評価している」というレビュアーがいらっしゃって、騙されたと思って借りてみたんです。  このタイトルじゃ、またいつもの「クソ煮込みうどん映画」ではないかと不安も感じたのですが、その不安を見事に裏切ってくれた良作です。  小道具や伏線、留守電にボーリング場の音が聞こえただけで現場を特定してしまうところなど、仙台という地域を上手く使ってあると思います。  時間軸をずらす手法は散々使われてきていますが、本作が他の作品と違うところは、時間軸を変える度に主人公、つまり感情移入する人間を変えていくところにあるのです。  1時間50分でキレイに収めた編集は私にとって、ちょうどいい長さです。  これ以上長くなるとダレる。  時代が今だからこそ、こういう結末がOKなのでしょう。  理不尽な犯罪が多い中、それを悲しんでいる人たちも多く存在することを表現してくれた素晴らしい映画です。  内田けんじ監督のテイストが感じられますが、他のレビューを読むと原作が素晴らしいようですね。  今度読んでみます。 
[DVD(邦画)] 8点(2009-08-29 16:34:29)
971.  イヴの総て 《ネタバレ》 
 今ならワンコインで買えてしまう名作中の名作。愛情と嫉妬と野望が後半になって突然グジャグジャに絡み合って、誰が善人で悪人なのかわからなくなってしまうのが凄く怖い。  ガス欠で止まった車の中でマーゴ(ベティ・デイビス)は本音を話したからこそ、イヴの人間性が後半浮き彫りになってきていると思う。  1950年の芸能界って、こんな感じ?  今だって、清純派アイドルがシャブ打って、性器にタトゥーやピアスを指して、SMに酔いしれるプライベートライフに我々は全く気付かずにいる現状。  いつの時代も人間は欲望に取りつかれてしまう生き物なのかなぁ…  この映画が名作と呼ばれ、普遍的と呼ばれてしまうのが、なんとも皮肉に感じます。  死ぬまでに一度でいいから観賞されることをお勧めします。
[DVD(字幕)] 9点(2009-08-29 12:39:53)
972.  16ブロック 《ネタバレ》 
 シナリオがいいというので観賞しましたが、見事に裏切られました。  主人公が何故あそこまで裁判所までの護送に執念を燃やしているのか全く理解できませんでした。16ブロックという距離も日本人の私にはどれくらいのなのか全然わかりません。  アル中で片足が不自由、離婚した奥さんだけでは、主人公のトラウマは伝わってきません。。  ラストに使われるボイスレコーダーも段取りが良すぎるし、同僚や証人との心の繋がりに無理があり、納得いきません。  クレジットが出るまでブルース・ウィリスだというのは気がつきませんでした。役作りなのでしょうか?それとも病気…?このまま老け込んでしまわないよう心からお祈りします。  似たような映画で、70年代にクリント・イーストウッド主演の「ガントレット」という作品があるのですが、あちらのほうが100倍面白いです。 
[DVD(字幕)] 4点(2009-08-29 04:35:20)
973.  許されざる者(1992) 《ネタバレ》 
 過去のイーストウッド主演の西部劇に比べると、後味は悪くないのですが、テーマが「殺人の虚しさ」ということで「爽快感」はそれほどないです。  イーストウッドの西部劇初心者なら「荒野の用心棒」などから観るべきだと思う。  イーストウッドは、この作品あたりから人間の虚しさを強調した作品が増えたように感じます。  タイトルの「許されざる者(Unforgiven)」は誰のことなのか?  ハックマンが「地獄で会おうぜ」と言った最後の言葉が重ねて気になったところです。  山田康夫さんの吹き替えは本作が最後なんですね。  今はもう違和感なく新しい吹き替えを観ることができますが、とても懐かしく思えました。   主題曲はイーストウッド本人の作曲らしいのでエンドロールでじっくりと聴いてみてください。なかなかのもんですよ。
[DVD(吹替)] 7点(2009-08-27 17:36:00)
974.  シンプル・プラン 《ネタバレ》 
 墜落した飛行機に残されていた大金をネコババしようとしたばかりに、次々と災難が降りかかってくる。  観賞し終わって、冒頭一番まともな主人公が一番殺人を犯しているところに、皮肉な運命を感じてしまう。  私は以前、傷害事件に会って、和解金として100万円を目の前に置かれたことがありました。  金なんかで絶対に許さないと心に誓っていた自分ですが、目の前の現金を見た時、無意識に顔がほころんでしまった記憶があります。  「欲」というのは潜在的なものも含まれていて、「罪の意識」を免れようとする気持ちも、現状に立たされないと自分がどういう行動に出るか断言できないのが、私の結論です。交通事故のニュースで「ひき逃げをして、怖くなって逃げた」という供述をよく耳にしますが、なんとなくわかります。  因みにDVDの裏ジャケには、「原作をスティーブン・キングが絶賛!」と書かれていましたが、映画の内容もキング色が見え隠れした仕上がりになっています。  退屈させない娯楽映画です。
[DVD(吹替)] 7点(2009-08-27 07:35:33)
975.  女相続人 《ネタバレ》 
 知られざるクラシックムーヴィーの名作だと思います。  世間知らず、純粋無垢に育った娘キャサリン、その婚期を焦るキャサリンに無一文のハンサムボーイが求婚を迫る話です。  財産と愛、その区別がつかないキャサリンは途中騙されたことを知り、男の魂胆を知っていた父までも失い、人間として成長していく過程が微妙なタッチで描かれていくのです。  世間を知っていく女の変貌は本当に冷たさを感じて恐ろしい。  男性の皆さん、純粋に生きる女性を傷つけると罰が当たりますよ。  現代でも同じような恋愛模様が続いている以上、本作に普遍的なものを感じ取ることが出来ます。  人間の素直な感情がリアルに表現された映画です。超お勧め!
[DVD(字幕)] 8点(2009-08-27 05:08:19)(良:1票)
976.  ブロークバック・マウンテン 《ネタバレ》 
 私は同性愛について否定的な考えは持っていないつもりであります。  しかし、この映画の場合、羊飼いという極寒な状況の中で人肌恋しく肉体関係を持ったというだけのはなし、その後、主人公二人は各々結婚して子供まで作っているのです。これじゃ、性欲を求めただけのバイセクシャルじゃないですか?  時代背景を考慮しても、物心ついた頃から同性愛に目覚めた訳でもなく、二人とも責任感がないまま本能の赴くままに行動しているのが、私には納得いかないのです。  宣伝では「感動」という言葉まで使われていましたが、私には好奇心意外に、この映画を最後まで観賞しようと思った理由はないのです。  「恋におちて」と違って、肉体的欲望を追及しているのみ、「愛」が感じられません。  私的な意見ですが、1シーズン(季節)くらいで、同性が二人きり一緒に暮らしたとしても人肌が恋しくて肉体関係になることはないと思います。  正直お互いにズボン下ろしたときは「なんなんだ?コイツら!」と目を疑ってしまいました。  刑務所に入ると必す、お尻の穴を提供するオカマ野郎がいると聞きますが、セックスに淡白な私には全く理解できません。  残された奥さんが可哀相です。しかし、批判的な考えを覚えるためにも、一見の価値はあるかもしれません。
[DVD(吹替)] 5点(2009-08-26 15:32:41)
977.  恋におちて 《ネタバレ》 
 他のレビューが意外と好評価なのに驚きました。未見の方に言っておきますが、ハッキリ言って起伏のないつまらない映画だと覚悟しておいた方がいいかと思います。  しかし、これはあくまで個人的な事ですが、本作は私のいくつかの恋愛経験と重なることが沢山あり、放っておくことができません。  私の恋愛でハッピーエンドに終わった事はありませんが、主人公二人と同じ感情になった経験があります。どうしても相手のことが忘れられないのです。  本作では、それぞれ二人の感情が丁寧に描かれていました。実際の経験では相手が何を考えていたのかは断言はできません。私の想っていた相手が同じ状況の時に本作と同じような気持ちでいてくれていたらと心底思いました。  私は未婚ですが、自分と全く接触がない世界で、同じような価値観を持ち、同じような不安に囲まれながら生きている人が、どこかに必ずいると思えるようになりました。  因みにテレビでは新婚さんやカップルをゲストに迎えたトーク番組が放送されていますが、毎回「セックス」の話ばかりで嫌気がさしてきます。  私はもう数年恋人がいませんが、相手を想う気持ちが存在した自分の過去を、時々は、こういった映画を観て思い出したいと思います。  因みに原題通りの邦題のタイトルですが実にセンスが悪い。タイトルの評価は「0点」です。こんなタイトルでは誰も興味を抱かないと思います。でも、この翌年に日本でも、いわゆる「不倫」ドラマが流行ったのも事実です。  私にとっては、今頃になっての偶然の産物です。
[DVD(字幕)] 9点(2009-08-25 22:27:40)
978.  マディソン郡の橋 《ネタバレ》 
 全くイーストウッドのカラーが出ていないのがいいですね。沢山の女優が本作に興味を抱いたらしく、その中からイーストウッドはメリルを選んだとのことですが、公開当時、既に原作本を読んだ知人のほとんどが、イーストウッドは歳を取り過ぎていて適役じゃないと言ってました。確かにイーストウッドは65歳ですものね。  原作未読の私には、それほど違和感もなく、お互いが惹かれあっていく過程にのめり込めました。  究極の愛を描いた素晴らしい作品だと思いますが、ラストに流れていくにつれ、メリルの揺れ動く気持ちが延々続いた時、この作品は平凡な家庭を送る普通のおばちゃんのために作られた、おとぎ話なんだなと、ちょっと興ざめしてしまいました。これが旦那と奥さんの立場が逆だったら、ヒンシュクもんだし、仮に、二人が「失楽園」よろしく掛け落ちしてしまったら、絶対にヒットしなかったと思います。
[DVD(吹替)] 7点(2009-08-25 22:23:07)
979.  みんなのいえ 《ネタバレ》 
「ラヂオの時間」を観て期待しすぎたせいか、最後まで全く笑うことなくエンドロールが流れてしまった。  唐沢と田中邦衛の二人に違和感はなかったが、他の役者、否、タレント陣、とくにスポンサーが放送局だからといって、チャラチャラした局アナを使うなんて、本気で映画を作っているのかと怒りが浸透してくる。  俳優業に命を掛けている人たちに失礼だと思わないのか?!  チョコチョコ、「友情」とか「特別」とかいって、タレントが出てくるのも不愉快極まりない。  これは、まだ三谷監督にそれを規制する力がなかったせいなのか……。  テレビ局が一押しで宣伝する映画って本当に嫌いだ。  映画は広告じゃない!!  映画を馬鹿にするな!!!!!
[DVD(邦画)] 2点(2009-08-25 15:12:38)
980.  男はつらいよ フーテンの寅 《ネタバレ》 
 監督が山田さんではない本作は、やはり説得力に欠けている印象が残る。  断言できるのは冒頭からラストまでの伏線が一つもないことだ。   副題通り「フーテンの寅」の物語ではあるが、さくらさんの出番はほとんどないし(スケジュールの関係か?)、マドンナの役割も「恋」という段階までは決して運ばれていない。   しかし、この時期の作品は、まさかシリーズとして40作以上も続くとは到底考えられなかったのだろう。  今では放送に引っかかる「馬鹿」という言葉が頻繁に使われている。  現在のメディアと違い、規制緩和の緩い時代の中で自由に模索されて作られた作品の一つであることは間違いはない。
[DVD(邦画)] 6点(2009-08-24 05:48:10)
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