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まかださんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 327
性別 男性
自己紹介 評価の基準は、自分が何回も見たいと思うことと、他の人にぜひ見てほしいと思うことです。8点以上は、ほぼ全部2回以上見ています。画像の豪華さは評価にあまり関係なく、脚本重視。アニメとコメディに若干甘いかも。それと、昔見た作品を記憶でレビューすることはしていません。原田知世版の時をかける少女は、当時の評価なら10点ですが、今の若い人に見てほしいとは思わないので、レビューしていません。
漫画レビュー始めました。映画と違って、つまらない作品は途中で投げ出すので、基本、面白い作品しかレビューしません。そのため、レビューの平均点は高くなります。

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81.  清須会議
清洲会議という、歴史好きなら大好物、一般の方にはあまり馴染みのない題材を、よく映画化してくれたもんだと思う。 清洲会議「だけ」を映画化したら、ただの、「急死した大企業社長の後釜争い」+舞台劇になってしまうことを危惧したけど、そこは三谷幸喜、随所にコメディシーンと野外シーンを織り込んで、楽しい映画になっている。 ただし、チャンバラも合戦もないから、やっぱり戦国時代物とは言えないかな。 お話の方は、よく知られたエピソードが軸になっているから、安心の出来。 でも、自分みたいに「清洲会議だけ取れば、むしろ柴田勝家の勝ちじゃないか?信孝、お市を味方にし、信雄も秀吉の味方にはならなかった。」なんて考えている人間には、やや物足らない。 まあもっとも、そんなことを映画化したら、収拾つかない話になってしまうだろうから、これはこれでいいんでしょう。 ただ、女優陣のお歯黒と剃り眉はやりすぎ。 喪中といえるこの時、こんな化粧したか疑問だし、現代人から見たら不気味なだけだし。女優さんかわいそう。 それから、登場人物をこんなにたくさん出すんだったら、字幕を出さないと不親切。自分でも、「五郎左=丹羽長秀」で早くもちょっと混乱したし、信包はそもそも不要だったし、「犬千代=前田利家」は、最後にようやくわかったし。 とはいえ、役所広司と大泉洋の演技合戦は楽しかったし、中谷美紀の踊りも凄みがあったし、よくできた歴史コメディと思う。
[映画館(邦画)] 7点(2013-11-24 19:43:13)
82.  劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編] 叛逆の物語
このアニメのTV版は、あまりに凄惨な話と絵に、3話までしか見られなかった。 にも関わらず、結構話題になってることもあって、つい今回の映画版を見てしまった。 結果、見なきゃよかった。 とにかく、絵を動かさずに小難しいセリフだけで話を動かすシーンが多すぎる。 しかも、話が動く理由がほとんど意味不明。 一生懸命セリフ聞いても、見てるこっちは置いてきぼり。 自分には、とてつもなく下手な演出と脚本としか思えなかった。 映画館には結構小学生の女子も来ていたけど、なんだか申し訳ない気持ちになってしまった。 だって、タイトルは「小さなお友達向け」なんだけど、内容は「大きなお友達専用」なんだもん。 ごめんね、せっかく見に来てくれたのに。
[映画館(邦画)] 1点(2013-11-05 23:32:54)
83.  SUPER8/スーパーエイト(2011)
「たまにはSF大作でも」と思って借りてみたら、実はノスタルジー物でした。 そっか、SUPER8ってタイトルから察しなきゃいけないのか... SUPER8とは、70年代後半に爆発的に売れたコダック社製8ミリフィルムのこと。この映画の設定も1979年。 ...って、そんなもん知るわけない。今調べて書いただけ。 で、じゃあ、がっかりして見終わったかというと、そんなことはない。 確かに、SF大作の部分は後半、やや尻すぼみ感あったけど、主人公とヒロインの恋愛模様がとてもキュートで楽しかったから。 「期待していた内容と違ったけど、気持ちよく騙されました」っていう、ちょっとうれしい見終わり方をした。
[DVD(字幕)] 7点(2013-09-24 00:32:16)
84.  劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。
このレビューを見てくれた貴方へ。 もし、この映画のTVアニメ版を見ていないなら、絶対にこの映画を見ないでほしい。 TVアニメ版は素晴らしい出来だし、この映画はクズだから。 ただ単にクズなら、まだ可愛げあるけど、この映画見ると、TVアニメ版の話がすべてわかってしまうという、許し難い内容になっているから。 TVアニメ版は、たった全11話。 お話の部分だけ見れば、4時間とかからない。 当然、DVDレンタルはどこのレンタル屋さんもやっているはず。 「それでも充分長いよ!」と言う方は、まず最初の3話を見て、以後に興味が湧かなければギブアップしていいと思う。 自分はいつもそうしてるけど、このTVアニメについては、3話まで見たら、残りを一気に見なければ気がすまなくなったことを覚えている。  それにしても、こっちの劇場版とやらは、いったい何をやりたかったんだろうか。 設定は、TVアニメ版の1年後。 つまり、全く別の話だ。 ところが、内容の6割方はTVアニメ版の使い回しで、タイトルも同じ。 意味がわからない。 そして、追加された1年後の話は、ほとんど意味がなく、つまらない。 自分は、この映画見ている間、何回も「ああ、TVアニメ版は面白かったなあ~」と思った。 つまり、この映画は退屈以外の何者でもないってことだ。 そもそも、TVアニメ版は「幽霊はなぜ現れたのか。どうしたら消えてくれるのか」というミステリー仕立てだったのに、この映画は全くそんな気がない。 これでTVアニメ版と同じタイトルって、いくらなんでもおかしいでしょ。  劇場版で製作者側がやりたかったこととは、「できるだけ手をかけずに作り、できるだけ客を集めること」。 悪いけど、そうとしか思えない。 この映画は、傑作TVアニメを侮辱したクズ映画。 日本アニメにありがちなパターンなのかもしれないけど、これは許せないレベル。  
[映画館(邦画)] 2点(2013-09-16 23:35:24)(良:1票)
85.  探偵はBARにいる
序盤で伏線出しまくりなのに、中盤でどう見ても「話が進んでいない」と思ってしまうシーンが多く、退屈してしまう。 主人公の行動原理も説明不足だし、クライマックスも唐突すぎる。 ただし、この映画の札幌ススキノの街はとても楽しそうで、酒を飲まない自分でも「遊びに行きたいな~」と思った。 繁華街の描写って、妙に危ないところだけだったり(「新宿の歌舞伎町は恐い街」と思ってる人は多い)、その逆に華やかなところだけだったり(「渋谷は大人が行くところじゃない」と思ってる人は多い)するけど、この映画のススキノはグッド。
[DVD(邦画)] 4点(2013-09-01 10:41:24)
86.  ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q
えーっとですね、昔、自分はエイリアン2という映画を劇場で見ました。 傑作でした。 その数年後、続編のエイリアン3も劇場で見ました。 結構期待して見にいった分、とてつもない駄作に思えてガッカリしました。 この「Q」は、あの時のガッカリ感によく似ているなあ。 いや、自分はこの映画の前作「破」をそれほど傑作と思ってないし、そもそも前作も今作もDVD鑑賞だし、そこまでガッカリする必要はないんだけど、似てるんだよなあ。 一応、前作から続いている話にしているんだけど、「そんな続き話なら聞きたくなかったよ!」と思ったり、なんだか絵も話も暗くなって分かりづらくなっただけで、ちっとも面白くないところが似てる。 それから、登場キャラも、絵にトシ食わせただけで、みんな魅力薄くなってるし。 肝心のお話のほうは、一言で言うと、「バカシンジと言われ続けた主人公は、実際バカでした」って感じだし。 このシリーズの最初のTVアニメ版を自分は結構面白く見たし、未だに人気あるのも理解しているつもりだけど、この映画は許したらダメだと思う。
[DVD(邦画)] 2点(2013-08-03 14:29:03)(良:1票)
87.  のぼうの城 《ネタバレ》 
面白かった! 「戦国時代の史実に基づき、負け側をコメディタッチ強く描く」なんて、およそ納得できるお話になりそうもないのに、「リーダーシップとは何か」なんてテーマを入れつつ、ちゃんと映画してる。 しいて言えば、開戦に踏み切る理由だけは、真面目に作ってほしかったかな。 籠城って戦法は、援軍が期待できるか、相手が長期戦に耐えられない場合しか考えられないはずだから。 籠城する原因となった開城の条件「城主の娘を秀吉の側女に」なんて、むしろ好条件でしょ。籠城して負けたら、敵の慰み物にされたあげくなぶり殺し、なんてことも大いにありうるわけだから。 でも、それ以外の部分は、納得できる話を用意しつつ笑かせてくれて、お見事。 特にクライマックスの、野村萬斎の田楽踊り。自分は涙流しながら笑っていた。 小舟の上って、普通なら立ってるだけで精一杯のはずなのに、野村萬斎凄え。 それに、「命懸けで敵を笑かせに行く」って、なんてカッコいいんだろう。 これは、映画史にずっと残る名シーンだと思う。
[DVD(邦画)] 8点(2013-07-28 16:14:41)
88.  風立ちぬ(2013)
「あー、あの天才・宮崎駿も、トシ食って芸術に逃げちゃったか~」ってのが率直な感想。 物語の終わり方は、なかなか清々しくて悪くない。 でも、そこまでのお話、特に中盤までは退屈で死にそうだった。
[映画館(邦画)] 4点(2013-07-21 19:54:28)
89.  真夏の方程式 《ネタバレ》 
つまらない。 まるでテレビドラマのように、同じ説明の繰り返しがあるので、金を払って真剣に映画を見に来ている客としては、イラっときて、そのうち退屈する。 唯一の見所は、子役(山崎光くん)との絡み。 この子は演技うまいし、夏休みに海で自由研究する楽しさ、って感じが存分に出ていた。 ところがさあ、最後になって、この子が「結果として殺人の片棒を担いでいた」ってのが明らかになるわけ。 それは、この映画の前半の流れから言っても、フィクションの倫理から言っても、残酷すぎるだろ。 しかも、真犯人のオヤジ、旅館の建物の構造を使って人殺しって、この旅館がこの先つぶれても構わないって思ってるわけ? などと、憤って見ていたんだけど、隣の席からスースー音がするから、チラっと見たら、その人(カップルで来ていた若い女性)、なんともらい泣きしていた! いやあ、「映画一つとってもいろんな見方があるもんだ」とは思ったけど、「テレビドラマと映画の悪い面だけ出た映画」っていう自分の評価は変えません。
[映画館(邦画)] 1点(2013-07-15 21:02:13)(良:2票)
90.  鍵泥棒のメソッド
内田けんじ監督だからという理由で見たので、捻った脚本を期待してしまい、ちょっと拍子抜けしてしまった。 また、この映画の香川照之はミスキャストではないかなあ。 芸達者すぎるというか、このコメディ映画に必要な「どこか間が抜けてる感」がない。 特に、エキストラのバイトのシーンでは、不慣れな仕事をしたときの挙動不審感がなくて笑えない。 「芸達者な香川照之に俳優バイトをやらせるところに面白さを感じさせよう」という意図が見えたけど、「それは楽屋落ちだろ」と思ってしまい、好きになれなかった。 でも、強引な脚本や設定をうまくコメディに昇華させる技法は、さすが内田けんじ監督。
[DVD(邦画)] 6点(2013-07-15 01:59:50)(良:1票)
91.  桐島、部活やめるってよ
自分はもうイイトシだから、現代の青春映画を見た場合、微笑ましく見るのが普通。 「若いっていいな~、がんばれ~」みたいな。 しかし、この映画は、あっという間に自分を30年以上前の高校生に戻してしまう。 そしてセリフ一つ一つが、いちいち痛々しく感じられる。 自分が一番感情移入して見てしまったのは、バレー部補欠君と、その彼に恋心を寄せるバド部さんだったけど、それはこの映画の主題から少し外れてしまったようだ。 どうも、この映画の描くいわゆる「スクールカースト」には納得いかなかった。 だって、帰宅部と部活命は、特に男子の場合、自分から見たら、明らかに後者が上だから。 卒業後の成功率だって全然違う。 彼女がいるいないは、全くと言っていいほど関係ない。 自分はイイトシだから、経験の蓄積からこう断言するわけだけど、今の高校生だって、「部活動がこれだけ推奨されるってのは、何か意味あるな」って感じてるだろうに。 まあもっとも、自分が彼女なし運動部だったのはやっぱり関係あるかなw  高校当時は、確かに文化部を下に見ていたしね。 ただ、この映画の登場人物の個性の書き分けと物語への引きずり込み方は、もう圧倒的と言っていいほどうまい。 でも、ラストはちょっと物足りず、「あれ?なんだ、これで終わり?」って思った。 ただ、その後すぐ「まあいいか。もう一回見ればいいし。」と思った。 それって、もう充分に秀作ってこと。
[DVD(邦画)] 8点(2013-06-30 14:43:19)
92.  アルゴ
結末がわかってるサスペンスなのに、緊張感が素晴らしい。 しかも、むごたらしい殺人シーンなんかもないにも関わらずだ。 そしてこの映画の裏テーマは、「アメリカ人が大事にしているもの」だろう。 個々人の勇気、正義感、機転、信頼......そして映画。 日本人の自分でも、これらを嫌味なく受け入れることができた。 これならアカデミー作品賞も納得の出来。 個人的には、いかにも1979年にいそうなデブとハゲのアメリカ映画人2人がツボだった。 「アルゴくそくらえ!」って、もう最高。 
[DVD(吹替)] 8点(2013-06-02 13:45:50)
93.  ドラゴン・タトゥーの女
この原作を最後まで読み続けるのはかなりしんどかったくせに、なぜかこの映画を見てしまった。 結果、原作ほどじゃないけど、最後まで見るのはやっぱりしんどかった。 長いし、クライマックスも結末も好きになれないし。 ところで、この原作を読んだときもちょっと思ったんだけど、映画を見たらさらに、「”犬神家の一族”(1976年)をもう一度見たいなあ」と思ってしまった。 設定が割と似てるんだよね。 そして、インパクトも、鑑賞後の満足感もはるかに上。 ただ、40年近くも前の記憶だから、「今見て思い出が壊れたらどうしよう」って不安もちょっとあるんだけどさ。 
[DVD(吹替)] 4点(2013-05-27 23:44:25)
94.  図書館戦争 《ネタバレ》 
序盤に「どうせ戦争ゴッコだろ」ってセリフがあるんだけど、いやあビックリしたなあ。 だって、最後まで見たら、本当にそうだったから。 とりあえず、最初から設定に関する説明が不足してるんだけど、そこは何とか脳内補完して、お話に入りこむようにしたんだけどね。 例えば、「コーランとか聖書とか焼いたりしたら、本当に殺し合いになる」とか、「日本でも、江戸時代は洋書を手に入れたり人に貸したりって、かなり命懸けだったはず」とか。 ただ、戦争自体は、ほぼ正面から小火器の打ち合いだけってどうよ。 暴力団の抗争だって、もうちょい頭使うでしょ。 そんなこんなで、なんとかガマンして見てたんだけど、クライマックスで切れてしまった。 だってさあ、司令(最高責任者)と新人隊員が誘拐されたら、小隊長が単独判断で救出に行っちゃうんだよ。 理由は、新人隊員を救うため、って、そりゃないでしょ。 思わず「司令じゃないのかよ!」ってツッコまさせていただきました。 邦画ってさあ、こういう命懸けの任務のシーンでも、どういうわけか主役、準主役に平気で公私混同させたりすることが、この映画に限らずよくあるんだけど、いいかげんやめてくんないかなあ。 むしろ日本って、肉親の危篤より目の前の仕事を優先しちゃう人が多い国なんだから、色恋で任務ほったらかしなんてシーン見せられたら、自分じゃなくても見る気失せる人多いと思うんだけどなあ。 この映画、見ている間中、「ちょっと期待しては萎え、ちょっと期待しては萎え」が延々繰り返される感じで、見終わった後は悪い意味で疲労感が残った。
[映画館(邦画)] 3点(2013-05-05 02:01:36)(良:1票)
95.  サンクタム
この映画をこれからDVDで見る方は、部屋を暗くして見ることをお勧めしたい。 自分は、序盤「暗いなあ~、ま、新しい映画だし、そのうち明るくなるだろ」とか思ってたら、ずっと暗いままだったから。 途中で部屋のカーテン引いたけど、序盤を乗り切れずに見てしまったのは痛い。 でも、ハッキリクッキリの映像で見たって、やっぱり乗り切れなかったんじゃないかという気はする。 だって、洞窟探検の意義がよくわからなかったから。 「すごい金をかけた道楽」なんて説明があったけど、それじゃ見てるほうは困る。 金儲けでも学究でもなんでもいいから、「命懸け」の説明をちゃんとしてくれないと。 後半からは、おどろおどろしいシーンが続くんで、なんとか見られるけど、あくまで、なんとか見られるっていう程度。
[DVD(吹替)] 3点(2013-02-17 15:49:31)
96.  コンテイジョン
序盤は緊張感あるんだけど、だんだんと尻つぼみ。 特に、暴動のシーンからは、ちょっとついていけなくなった。 だって、殺人ウイルスが大流行してるのに、外に出て元気に略奪って、少なくとも 日本じゃありえないから。 それから、登場人物のキャラがわかりづらいのも困る。 サスペンスなんだから、善玉と悪役ははっきりしてくれないと。 クライマックスも、なんの盛り上がりもないし。 でもまあ、いろんな国が飽きずに見られて、そこは楽しかったけどね。 
[DVD(吹替)] 5点(2013-02-03 19:15:48)
97.  ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日
子供と動物の話だから、家族向け映画かと思ったら、意外に難解。 まあ、アカデミー作品賞候補なんだからしょうがないか。 特に、漂流の話が始まるまで、宗教の話も入って結構長くて退屈。 話にリアリティを持たせようってことなんだろうけど、漂流の話が始まったら、今度はそのリアリティがかえって邪魔になる。 自分が主人公だったら、どうやってトラを殺すか、それしか考えないだろうと思って見てしまったから。 殺して、食料として残せればなお良し。 トラだって同じ事考えてるんだし、殺るか殺られるかだ。 でも、人間だから、逆に自暴自棄になって、自分がトラのエサになっても構わないと考えてしまうかもしれない。 両親・兄弟の生存がほぼ絶望的とわかっている中での極限状況だ。どう考えたって、この2つ以外に行動の選択肢はありえない。 ところが、主人公はそうではない行動を取る。 だから、自分はお話にどうしても入り込めなかった。  そして、入り込めないまま、クライマックスにもまったく共感できず、エピローグへ。 自分はここで「ハア?何それ。意味あんの?」と思って見終わった。 あ、映像は所々素晴らしいものがあったよ。でも、ただそれだけの映画。
[映画館(字幕)] 4点(2013-01-27 22:41:54)(良:2票)
98.  テルマエ・ロマエ
日本人を「平たい顔の種族」と言いきって、違和感のない阿部寛はさすが。 だんだんとローマ皇帝らしく見えてくる市村正親もさすが。 ただ、だんだんとお話に飽きてくるんだよね。 盛り上がりに欠けるというか。 だから、見てる途中、お話より上戸彩の胸が気になったりしちゃう。 最後まで、コメディ映画らしくクスッと笑わせ続けてほしかったなあ。
[DVD(邦画)] 4点(2012-12-15 12:55:55)
99.  バーレスク 《ネタバレ》 
序盤、下着同然の姿で激しく歌い踊る劇場シーンで度肝を抜かれるけど、その後は、意外性のないサクセスストーリー。 脇役のキャラ設定がはっきりしていて、安心して見られるというか。 逆に、主人公のキャラ設定はちょっと好きになれない。 「勝気で才能あって実力もあって」って、じゃあそのトシまで何してたのよ?って、ついつい思ってしまう。 最初からやけに歌うまいし。 それに、「挫折→特訓」のないサクセスストーリーなんて、クリープのないコーヒー(古っ)、紅生姜のない牛丼みたいなもんで、日本人としてはちょっと物足りない。 って、そんなもんアメリカ製ミュージカル映画に求めちゃいけないか。 豪華な劇場シーンを楽しむ映画なんだろうね。
[DVD(吹替)] 6点(2012-10-21 23:09:35)
100.  マネーボール 《ネタバレ》 
なんか納得できない映画だった。  最初、吹替えで見始めたんだけど、最初の試合中継の解説者の吹替えがひどすぎたんで、すぐに字幕に替えて見ちゃったのがマズかったかなあ。 それとも、MLBの基礎知識がないと見ちゃいけない映画だったのかなあ。 自分、野球の監督やオーナーならわかるけど、GMって役割をよく知らないから。 それに、タイトルの「マネーボール理論」からして、よくわからなった。 例えば、「彼は出塁率が高い」「でも守備がヘタだ」「守備なんかどうでもいい」っていう会話の流れで、自分は「?????」って思っちゃったけど、ほかの皆さんは平気だったんだろうか。 そもそも「プロ」野球なんだから、勝つのも大事だけど、お客に来てもらうのも大事だと思うんだけど、そこの説明は全く無いし。 それから、監督との確執。 仲直りのシーンがないじゃん! むしろ、監督差し置いて選手に訓示垂れちゃったりして、ますます仲悪くなっただろうに、その後監督と仲直りなしで「チームが勝ち出し始めました」って言われてもなあ。  何も「さわやか!青春!スポーツ!」をそのまま期待して見たわけじゃないけど、日本のアニメじゃあるまいし、自分みたいな一見さんにもわかるように作ってほしかった。
[DVD(字幕)] 4点(2012-10-13 23:12:00)(良:1票)
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