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空耳さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 180
性別 男性
自己紹介 「刑事コロンボ」旧作全作品批評終了。
「チャップリン長編映画(一時間を越える本人登場作品のみ)」全作品批評終了。
「名探偵コナン」映画……15作品のうち14作品終了。
「黒沢映画」……まだまだ

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81.  12人の優しい日本人 《ネタバレ》 
フールーで鑑賞。「怒れる12人」は昔みて大変感動した記憶があるのだが、昔すぎて話の細かい筋は完全に忘れてしまった。こちらはというと、途中でどんでん返しが簡単に予想できる瞬間に「ふーんそうくるのか」と思わせるぐらいで、感動というにはてんで遠い。大体ちっとも優しくなんかないし、自然さもないし、単に下手くそな芝居してるだけでどこが日本人らしいのかと言いたくなる。何より迫真性がないのが一番いただけない。こんなんだったら一時間弱しかないテレビドラマ「ジェシカおばさんの事件簿」の「陪審員はつらいもの」という回の方(やはり「怒れる12人」を意識したものだと思われる)が迫真性の上でもミステリーとしての意外性の上でも段違いに上である(フールーで見られます)。やはり古畑任三郎はコロンボには遠く及ばない。ぬるいなぁほんと。
[インターネット(字幕)] 4点(2014-06-25 14:17:58)
82.  超劇場版 ケロロ軍曹 撃侵ドラゴンウォリアーズであります! 《ネタバレ》 
つまんないなぁ……。なぜ映画にするとつまらないんだろう。下手に変な感動を盛り込もうとするからつまらなくなるのか。でもガンプラつくってるだけじゃぁ映画にならないしなぁ……。まぁもうテレビも終わっちゃったからいいんだけど……。
[DVD(邦画)] 4点(2014-03-23 12:26:45)
83.  超劇場版 ケロロ軍曹3 ケロロ対ケロロ 天空大決戦であります! 《ネタバレ》 
つまらん。内容からしてテレビ放送101話~103話のガルル小隊との戦いを思い出させるけど、そっちの方が緊張感も感動も段違いに上(もっとも子供は見終わったら「もう一度最初からみたい」といって本当に二度見したから子供的には大変よかったのかもしれない)。敵のボスがケロロのコピーというのは面白いように思えて失敗だったと思う。せめて声優は変えるべきで、ケロロ役の声優さんはもちろん声色を使い分けてはいるが、ときにボスの酷薄なセリフがケロロ調に聞こえて興ざめしてしまう。それに部下があまりにも勝手で命令に従わないのもちょっと興ざめ。もっと支配者は絶対的に強くなきゃ。あとケロンの持ち物で洗脳電波を遮断できることを知っているのに「冬樹はなぜ洗脳されない」なんて言い出すのはおかしな話……。一番笑ったのはあの状況でガンプラ取りに一目散に走るケロロ(笑)。
[DVD(邦画)] 3点(2014-03-22 13:28:35)
84.  映画ドラえもん 新・のび太の大魔境 ペコと5人の探検隊 《ネタバレ》 
子供と鑑賞。やっぱり映画館だと音楽も画面も迫力がまるで違うし、子供的には大満足だったんじゃないでしょうか。大人の私としては、もうひとつふたつ食い足りない気がしましたが、そこまでドラえもん映画に求めるのも酷すぎるし。  野暮を承知で言わせてもらえば、1)強力な道具を全部置いて行って「どう乗り切るか」という話だったのに、結局使うのって……、2)なぜ出来杉君おいてっちゃうの?(原作がそうだから?)、3)ジャイアンがペコをぶんなぐるところはもっと盛り上げてもいいはずなのに音声なしであっさり流しちゃうの? せめて殴ってからにしては……、4)刀の電池切れちゃったのになぜ勝つんだよ……、5)のび太が眼鏡をとった顔が美男すぎます…… 6)出来杉君の本棚に並んでる本が凄すぎる(笑)
[映画館(邦画)] 5点(2014-03-19 19:32:20)
85.  クレージー作戦 くたばれ!無責任 《ネタバレ》 
クレイジーキャッツのグループとしての活躍を知っている世代ではないし、映画も初めて見た。最初白黒なので白黒映画なのかと思っていたぐらいである。世に伝えられる植木等の活躍ぶりを期待していたのだが、大笑いする場面があるわけでもなく、まぁそれなりの感じだった。最後少し骨のある所を見せたけれども……。
[インターネット(字幕)] 4点(2014-01-10 01:45:06)
86.  ドラえもん のび太のねじ巻き都市冒険記 《ネタバレ》 
うーん……。前半は大変よかった。鉄人兵団より面白いんじゃないかと期待させた。特にお猿さんが命のネジをこっちの世界に持ってきちゃったときは「うわ、これは一大事!」とその後の展開が読めなくて(よい意味で)焦った。悪役がコピーされるところもそうだし、黄金の大魔神も何者かわからなくて逆に期待させられた。……ところがすぐにそういう部分がみーんな肩すかしされちゃう。神様はさっさと消えてしまうし、お猿はちょっとネジ巻いただけで帰ってくるし、悪党はさっさとまとまってしまうし……。スネ夫とジャイアンが裁判にかけられるところなどもっとこじれると面白くなるんじゃないかと思うがあっさりケリがついてしまうし……。いろいろ話が膨らみそう面白くなりそうと期待させて、あっさりあっさり終わってしまったという感じ。
[DVD(邦画)] 4点(2013-12-23 01:34:55)
87.  街の灯(1931) 《ネタバレ》 
この映画の主題はなんだろうか。はっきりとはわからないが、一つには人間の二面性を描きたかったのだと思う。例えばあの酔っぱらい紳士。酔っているときはチャーリーを恩人だと思い(実際恩人なのだが)金でもなんでも惜しまないくせに、シラフになると途端にチャーリーを忘れて追い出してしまう。そしてもちろん最後の場面、自分を助けてくれた親切なお金持ちが実は目の前の見すぼらしい小男だとわかって、ヒロインは「あなたなの……?」とつぶやく。いろいろ解釈が分かれる場面であるが、男の格好など一切かまわず抱きついて涙してもいいぐらいの場面であることを考えると、やはりヒロインはチャーリーに対して冷めてしまったのだと私は思う。結局はシラフになった紳士と同じなのである。チャーリーは人間の残酷さを知っている。だから正体を知られずに立ち去ろうとしたのだが、映画は二人を再会させる。 だから私はこの映画を悲劇であると見る。冒頭の演説の場面、ボクシングの場面など笑える場面が満載でありながらその笑いの中に人間の持つ歪んだ一面を描いたものであると見る。チャーリーの無償とも思える愛情と比べてその対比が余りにも見事なので、この映画は今後さらに年月が経過しても古くならないだろう。
[地上波(字幕)] 10点(2013-12-07 01:41:32)(良:4票)
88.  映画ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史 《ネタバレ》 
中年ですがドラ映画は最近まで未見だったので、オリジナルは見てません。「新・鉄人兵団」が面白かったので見てみましたがかなり落ちる感じです。素のまんまののび太にしてやられる敵のボスがなんか情けなさすぎて対決場面がしらけるし、モリーナの声優の声が暗すぎて好きになれず、変心の場面も鉄人兵団に比べると感動に欠けます。こっちとあっちで時間の経過が違う、という要素もあんま活かしきれてない感じ。みんなが助けにきてくれる場面とかはいいんですけど。
[DVD(邦画)] 5点(2013-12-06 06:23:12)
89.  映画ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 はばたけ 天使たち 《ネタバレ》 
ドラえもん自体は子供のときから漫画やテレビでいくらでも見てきたけど、新ドラはまるで見る機会がなかった。子供が見るので自分も一緒に見るようになったのは昨年ぐらいからか。最初は違和感があったけど、慣れたらむしろ昔の声優陣より今の方がしっくりくるようになった(しずちゃんだけは、昔の声の方がかわいいです……)。  当然旧作・新作含めてドラ映画は全く見たことがなかったので、これが自分の人生初めてのドラ映画となった。もちろんリメイクだなんてことも知らず、20年ぐらい前の旧作オリジナルも知らず、原作も知らず、子供と一緒に何の気なしに見ただけなんだけど……  面白いじゃんこれ。ぐいぐい引き込まれる。オチがちょっと無理矢理というか「この手を使えばどんなピンチもほぼ切り抜けられる」的な、考え方によっては極悪非道(笑)なオチなのでアレだったけど、別れの場面はとっても感動的だったし、かなり見直しました。でも評価みたら「ドラ映画最高傑作」とあるので、ああそうかなるほどねぇいつもこんなに質が高いわけではないのかななどと思ったり。  来年は、子供と一緒に映画館に行こっと!   追記:オリジナルが存在することを知ったので気になって見てみましたが、映像や音声に格段の違いがあって、リメイクを先に見ちゃうとオリジナルは……なんというかその……気の抜けたビールみたいな……。戦闘場面の迫力など余りにも違いすぎる。20年も前なんだから仕方ないけど、映像以上に音楽がオリジナルは明るすぎ軽すぎ。キャラクター追加も大成功しているし、そのためにリルルの変心が自然に描かれているところもうまいし、リメイクの方に軍配を上げます。ただ最後は旧作も十分感動的だった。
[DVD(邦画)] 7点(2013-12-04 12:30:06)(良:1票)
90.  ライムライト 《ネタバレ》 
全編を流れるのは老いがもたらす悲哀である。かつてどんなに勢力を誇っても、老いからくる衰えはどうしようもない。必死で過去の栄光を取り戻そうとする主人公の芸人がチャップリン本人と重なって見えるのも自然なことだと思う。 が、考えてみると不思議だ。普通の老人ならともかく、チャップリンは世界の喜劇王ではないか。確かにアメリカを追放されるなど困難な時もあったが、それで没落して死んだわけではなし、金銭的にも名声も人からうらやましがられることはあっても、他人をうらやむ必要はない。悲嘆にくれる必要はないのだ。それにカルベロは年の若いヒロインとの結婚を最後まで拒絶して死んでいくが、チャップリン本人は何度も結婚・離婚を繰り返し、最後の妻は30歳ほども年下であった。だから同じ芸人でもカルベロはチャップリンとは似ても似つかないとすら言えるのである。 これはひょっとすると「仮定」なのかもしれない。現実のチャップリンは大成功をおさめ、世界の喜劇王となった。だがもし芸人として名前がそこそこ売れても、それだけだったとしたら……?  成功した途端周囲を見下し馬鹿にする人間がいる一方で、どんなに出世しても苦しく貧しかったときのことを忘れないという人もいる。現実のチャップリンと劇中のカルベロは正反対の境遇にあるが、チャップリンが重なって見えるのはチャップリンがもちろん後者に属していたからだろう。 本作でもっとも感動的な場面はヒロインが歩けるようになる場面である。もうとっくに怪我自体は治っているが、ヒロインには歩くだけの勇気がない。カルベロがいかに励まそうと心を閉ざしてしまっている。だが、あるときカルベロが珍しく失意のどん底に落ち、ヒロインは彼を何とか励まそうとする。いつもの役割が逆になるわけだ。そして心から相手を励まそうとしたときに、自分でも思いもしない力がわき出て、ふと気がつかないうちに歩けるようになる。もっとも力強い勇気は他人を思いやることによって生まれるものなのだと教えているのである。「I'm walking!!!!」の絶叫とともにこの場面は忘れられない。
[地上波(字幕)] 10点(2013-11-24 06:25:01)(良:1票)
91.  マトリックス 《ネタバレ》 
設定が変わっていて面白いけど、それだけにアクション過剰なのが逆に裏目になる。公開された当時はビックリドッキリなのかもしれないけど、今じゃコナン君ですらマシンガン全弾交わしちゃいますからね、ええ。それにしてもどうして(ほぼ)白人と黒人しか出てこないんだろう。東洋系って、差別されてない?
[インターネット(字幕)] 4点(2013-03-31 05:24:34)
92.  マーズ・アタック! 《ネタバレ》 
できそこないかつ悪趣味な映画を見ちゃったなって感じにさせてくれる。何がいいたいのかよくわからんし。火星人の声が「アフラック!」ってどこぞのガチョウの声に聞こえておかしかったけど(……)。
[インターネット(字幕)] 4点(2013-03-26 03:02:18)
93.  火垂るの墓(1988) 《ネタバレ》 
これもジブリ作品ってことになるのかな? だったら宮崎アニメを全然評価しない私にとってはジブリ最高傑作ということになる(全部見たわけじゃありませんが)。戦争の悲劇を描いた良質の作品だと思うのだが、私にとって非常に興味深い(というか驚いた)のは、この作品を嫌悪する人が大変多いということである。その多くが「主人公の行動が解せない(許せない)。結局自業自得ではないか」というものだが、少なくとも戦争が起きたことについては主人公少年に責任があるわけでは全くなく、仮に主人公少年の行動が「悪」だったとしても、戦争という「巨悪」に比べればそんなものは無視していいぐらいの「小小小……悪」にすぎないわけで、当然この映画は「戦時下でうまく立ち回れなかった主人公少年の行動の愚かさ」より「戦争という超大悪が生み出すある一つの悲劇」を描きたかったものであると私は解釈している。それを「主人公少年が愚かだから腹が立つ」というのは、例えば世の中が間違った悲劇的な方向に向っていく真っ最中に「よりとるに足らない小さな小さな出来事」の方に腹を立ててしまって一番怒るべきことに怒りを発することができない姿でしかない。そうか、もしかするとこの主人公少年の行動は「観るものを試す」リトマス試験紙なのかもしれない。
[地上波(邦画)] 8点(2012-09-27 14:14:28)(良:2票)
94.  刑事コロンボ/殺しの序曲<TVM> 《ネタバレ》 
何も殺さなくてもよかったんじゃないだろうか。なんだかんだいっても犯人と被害者とはよき親友なんだし、横領の事実も黙っててくれたような気がする。まぁそれでも殺さざるをえなかったのは、推測すればバレたからと言って横領をやめるわけにはいかなかった可能性が高いし、そうなるといかに親友とていつまでもいつまでも黙っててくれるわけはないだろう……という犯人の読みがあったのかもしれない……んだけど、被害者の秘書はほっといていいのかという疑問が出てきてしまう。しかも出世させずに飼い殺しするつもりって、そんなことしたら会社辞めてチクられちゃうよ?? それにしてもややこしいトリックで、よくこんなことを思いついたと思うが、シグマ協会のメンバーたちは天才だという触れ込みの割には誰一人としてまともな推理をしてくれない。ラストの見事な追い込みは天才のプライドを利用したコロンボ一流のトリックだが、犯人があっさり降参してしまうのがちと気にかかる。妻のために横領したという話だったのに「お前がいらなくなった」と突っ放してしまうのは、どこかで(知的にもそんなに高くないと思われる)妻を憎む気持ちがあったのではないだろうか。この女のために親友を殺す羽目になってしまった……というような。あともう一つだけ。コロンボがキャロラインに「君は頭がいいだけでなくてチャーミングなお嬢さんだ」という場面がいかにもコロンボらしい優しさを見せて微笑ましかった。コロンボは決して嘘をついたわけではない。本当にコロンボにはチャーミングに見えたからそう言ったのである。私はそう思う。
[地上波(吹替)] 6点(2011-11-08 20:42:17)
95.  刑事コロンボ/秒読みの殺人<TVM> 《ネタバレ》 
まさに「秒読みの殺人」という題名がぴったりな犯行時の緊張感は他の作品にはないものだ。それと犯人の性格。普通は逮捕されるとそれまでの「突っ張り」が消えて柔和になったり、あるいは悔しがったり、あるいは「どうしてわかった」などと言い出したりするのだが「私は負けないわ」と来た。ミステリー作家にアン・ペリーという女性がいる。この人は少女時代に殺人事件を起こして逮捕され、その後名前を変えて推理小説家として大成したのだが(後で元殺人犯であることがばれてしまった)、もうテレビ界では生きていけないだろう犯人もひょっとするとそんなふうに別の分野で活躍するかもしれないなどと想像された。
[地上波(吹替)] 6点(2011-10-31 15:19:33)
96.  刑事コロンボ/権力の墓穴<TVM> 《ネタバレ》 
ラストのトリックは実はほぼ同じものが別の作品にも使われているのだが、それを知らなければ痛快そのものである(ただその別作品はそれだけでは逮捕に至らないのだが)。にしても他の方の指摘にもあるが、よりによって、コロンボを捜査にあたらせるなんて、あまりと言えば余りにも犯人は間が抜けている。コロンボは署内でも「切れ者」として知られている存在であることはそれまでの作品で何度も紹介されているし、それを上司が知らないはずはない。ウィルソン刑事のような若輩者ですら「警部とまた一緒に仕事ができて光栄です」(魔術師の幻想)と尊敬の念を込めて言っているのだから。まぁいつどの時代でも「見えない人」というのはいるもので、さえない風体も手伝って犯人の中ではコロンボの評価はさほどではなかったのだとでも解釈しておこう。うるさく言ってきたら圧力かけて黙らせようととでも思っていたのだろう。まさに「権力の墓穴」とはコロンボを捜査に起用したことそれ自体だった。
[地上波(吹替)] 6点(2011-10-31 14:39:10)
97.  名探偵コナン 天空の難破船 《ネタバレ》 
序盤から中盤にかけてはよかった。「赤いシャム猫」ってふざけた名前のくせして黒の組織以上に凶悪なことをやらかしてくる。そうそう、犯人ってのはこうじゃなきゃねぇ。しかも病原菌ものって個人的に「漂流教室」のペストのトラウマがあるので大の苦手。「うわーこの手の話きたかー」と思ったけど犯人たちが特に感染予防してないのが違和感ありすぎて残念だった。キッドの使い方はもうこれでいいんじゃないかな。少年探偵団を嫌う人が多いが個人的にはキッドの方が目障りだ。こいつはどう考えても捕まるわけないから話に緊張感がなくなってしまう。だから映画ではむしろこの話のように味方になった方がいい(もう何度も味方になってるけど)。しかしマシンガンで速射されても全弾交わしてしまうのはなんかもうね、無理すぎ(笑)。それと例によって二転三転するのはいいんだけど、今回は最初の基本設定の方がよほど恐ろしく上出来だったのでかえって「いじりすぎ」の感じがした。あと毎回思うけどコナン映画は本当に題名がダメ。普通に「飛行船」でいいし、「天空」なんてまるで意味がない。 「乗っ取られた飛行船」というそのまんまのひねりのない題でも100万倍マシ。
[DVD(邦画)] 6点(2011-10-31 02:16:39)
98.  刑事コロンボ/偶像のレクイエム<TVM> 《ネタバレ》 
話としては普通の出来。噴水の謎が最後に明かされて万事休するという場面が一応見どころになっているが、その場面の犯人役の演技が私にはあまり響かなかった。それよりコロンボが大スターにあえてあたしゃほんとうに感激していますという場面の演技力、これに唸らされた。白鳥の歌の「パラシュートの整備をしていた」という答えを得たときの演技力と並んで双璧の場面である。
[地上波(字幕)] 5点(2011-10-30 21:28:48)
99.  刑事コロンボ/もう一つの鍵<TVM> 《ネタバレ》 
テレビの解説で「この女優さんはこの作品で評価された(人気が出た)」とか言っていたような気がしたが本当なのだろうか。なんかとっても嫌な女に思えてしまうんだが。しかも途中から豹変する感じで、あれどうしたんだろう急にこの女性? という疑問が消えなくなってしまい本筋がぼやけてしまう。最後の場面なんか、この犯人ならぶっ放してしまうのもありじゃない? って思えてしまった。多分連れの刑事なんか一人もいなかったと思うし。
[地上波(吹替)] 5点(2011-10-30 21:19:36)
100.  刑事コロンボ/ハッサン・サラーの反逆<TVM> 《ネタバレ》 
外交官特権によって逮捕できない犯人。だったらそれを上回る権力……となると、こうならざるを得ないのだろう。しかしあれほど怒っておきながら「あれはもういい。きれいさっぱり水に流そう」などと言いつつコロンボにお茶まで出す犯人の姿がどうにもこうにも滑稽(笑)。それがほんの数分後にコロンボに自分から逮捕してくれと懇願するんだから、かわいそうすぎる(笑)。普通こういう「憎たらしい犯人」の場合、コロンボにしてやられると見ている方はスカッとするのだが、この話は王様が味方になるというありえないほど最強のカードをコロンボが手に入れてることもあってスカッとどころじゃなくなって「アハハハハ」と笑いだしたくなる一歩手前(クスクスぐらい)になってしまう。この作品の最大の特徴だし、長所とも短所とも言える。それにしても「握手させてください。あなた最高です」という嘘八百には脱帽。それと「スワリの裁き」(よーするに死刑)が厳しいってのはわかるが(単なる死刑じゃなくて、なんかとっても痛そうな死刑)、進歩的な国王なのに刑罰の残虐さだけは旧態依然としているってことなんだろうか。
[地上波(吹替)] 7点(2011-10-30 21:13:17)
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