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ぶんばぐんさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 216

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81.  ディープ・インパクト(1998)
一人だけの「ド・ヒーロー」じゃなくて、一蓮托生で「使命」を果たしたクルーは、(確かにエリートだけど)普通の家族を持つ「普通」の人間だったというのが良い。どちらも素材はエンタテイメントかもしれないけど、人間関係まで「超現実」になってしまった「アルマゲドン」は、大味すぎる。
8点(2001-02-05 14:09:34)
82.  悪魔を憐れむ歌
デンゼルー!エンガチョ切って、さっさと逃げるのよおおぉ!
8点(2001-02-05 13:33:09)
83.  もののけ姫
ひょえー、皆チビしーい。あたくしはもう、「自分が死んでも山を守る」という、山犬の娘の精悍な横顔にやられてしまいましたわ。アニメに免疫がないのかしら。
8点(2001-01-30 14:53:51)
84.  ラスト・オブ・モヒカン
アメリカの建国は先住民の大虐殺で始まったという非常に重い歴史の事実を、ハリウッドは、武勇と恋愛の物語にしてしまった。ダニエル・デイ・ルイスのかっくいい姿と「敵」の娘とのロマンスばかりが前面に出てしまって、ちょっと残念(だけど、こうでもしないと誰も観ないか)。本来の主役である本当の「最後のモヒカン」はルイスではない、彼を拾って育てた首長だぞ。
8点(2001-01-29 13:11:26)
85.  マイケル・コリンズ
いーや、違う。「テロリスト」を正当化しているのではなく、「テロリズム」的な解決しかないという悲惨な決意に向かわせる、大国の圧倒的な軍事力による他民族支配の正当性を問うているのだ。確かに「暴力」に対する「暴力的解決」ではあるが、「どっちもどっち」では決してない。
8点(2001-01-29 06:02:41)
86.  マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ
随分前に観た映画だけど、あの少年のこと、まだよく覚えている。牛乳、こぼさずに飲めるようになったのかしら。
8点(2001-01-29 05:34:23)
87.  セントラル・ステーション
リオの中央駅で、字が書けない人のために手紙を代筆している元・教師の女性ドーラ。ある日、生まれてから一度も顔を見たことがない父親に手紙を書いてくれと、9歳の少年ジョズエがドーラの元にやって来る。母親を亡くし、独りぼっちになったジョズエの為に、ドーラはこの幼い少年を父親の元に送り届ける決心をし、二人は父親探しの旅に出る。ドーラとジョズエの関係もさることながら、リオの駅で手紙を書いてくれとやって来る人たちが、肉親や愛する人に語りかける、その表情がなんとも言えず、胸に来る。登場する人たちは皆貧しいが、けしてお涙頂戴ではない。やるな、ブラジル映画!
8点(2001-01-28 19:28:25)
88.  グッドナイト・ムーン
うーむ、どちらか一方の視点に片寄って描いていないからこそ、最後の女同士の「和解」に納得がいくんじゃないかなあ。「離婚・再婚」を女の視点から描いたものとして、なかなか良く出来ていたと思う。再婚というのは、男にとっては「妻」を変えるだけかもしれないけれど、女にとっては、「家庭」を失うことであり、新しい家庭の一員として責任を持つこと。サランドンもロバーツも、互いの心境がわかるからこそ、この転換がスムーズにいかないわけで。この映画で情けないのは、エド・ハリスの演じた亭主よ。このへん、男にも言い分はあるだろうし、苦労もあるのだろうけれど、夫の苦悩は描かれていなかった。新しい「母」に子供を頼むと言い残してゆかねばならないサランドンの演じた「元妻」の無念さを、痛いほど理解できるロバーツだったから、この映画は美しいのだと思う。
8点(2001-01-28 09:56:11)(良:1票)
89.  交渉人(1998)
「交渉」っつーても、「おめえよぉ、故郷の母ちゃんが泣いてるってよ」「へえ、だんな」、てな「泣き落とし」のことじゃないのね。二人のプロの交渉人同士が、互いの言葉と行動を「読み合う」部分は、けっこう面白かったけどなあ(特に、スペイシーの電話ガチャン!)。ポール・ジアマッティも笑かしてくれる。
8点(2001-01-25 17:00:45)
90.  プレイス・イン・ザ・ハート
1930年代の南部。夫に死なれて途方に暮れる未亡人(サリー・フィールド)が、家庭を守るために黒人(ダニー・クローバー)の手を借りて、自分の手で(文字通り、自分が畑に出て)綿花を栽培しようと奮闘する。マルコビッチは、未亡人宅に間借りする盲目の男役、好演です。「超感動ドラマ」が好きな人には物足りないかも知れないけど、私には、精一杯の生活範囲で人間の尊厳を守ろうとする3人の姿がしんみりと良かった。エンディングの教会のシーンに救われた。
8点(2001-01-15 17:14:39)
91.  落ちこぼれの天使たち
犯罪が多発する都会のど真ん中にある高校の「落ちこぼれ」達に数学を教えるメキシコ系の教師と生徒達のお話。最近メリル・ストリープが同じようなテーマを音楽でやったけど、こっちの方が定番だぞ(あと、モーガン・フリーマン主演の「リーン・オン・ミー」もそうだ)。「落ちこぼれの天使たち」というより、本当は「落ちこぼれ」なんかじゃないんだぞ!という物語。日本の学校の先生も(皆が皆がそうだとは言わないが)、点数で人間を評価する前に「本当は、自分の教え方が悪いのではないか」と疑って欲しいよ。「恩師」というのは、こういう人のことを言うのだなあと実感する。
8点(2001-01-15 08:32:53)
92.  ブロークン・アロー
皆さんも言ってるとおり、この映画の決め手は、悪役のトラボルタの魅力よね。言っちゃあなんだが、スレーターより何枚も役者が上手で、ふと見せるその表情の粋なこと!「熟したわねえ」という感じ(あらやだ、歌舞伎役者好きのマダムみたいな台詞になっちゃったざます)。1点おまけは、トラちゃんに。
8点(2001-01-14 13:55:11)
93.  ビッグ・チャンス
スペイシーとデビートの絶妙のコンビ。あの長い台詞を流暢にこなすスペイシーには舌を巻く。ビジネスマンものの、一見淡々としたストーリーだけど、百千練磨の営業マンを演じるスペイシーの「毒舌」の陰に、同僚と新人への優しい視線が垣間見えて、ふーむ、やっぱりスペイシーだのうと思わせる。
8点(2001-01-14 07:43:10)
94.  いとこのビニー
この映画のペシこそ、彼のキャラが愛される所以よね。思い出しただけで、笑けてくる。
8点(2001-01-14 04:18:15)
95.  カジノ
私は「長い」とは感じなかったなあ。ディズニー化する前の「古き良き」ラスベガスを「支えた」マフィアの内幕は十分面白かったし、デニーロとペシの友情が、煙たい関係からやがては抗争に発展してゆく過程も見ごたえがあった。この二人、名コンビだよ。
8点(2001-01-13 17:10:32)
96.  フォー・ザ・ボーイズ
あたくしも、ベット・ミドラー大好き。これは、ベトナム戦争中に「慰問団」の一員としてベトナムに行った歌手の役よね。最近は、ヒステリック/エキセントリックな女の役が多いけど、彼女は歌手としても俳優としても、一流のもんを持ってます。
8点(2001-01-09 20:30:22)
97.  ジャンヌ・ダルク(1999)
神のお告げを聞くべくして聞いたという、どこか世俗を超越した人物ではなく、このジャンヌは、とても「人間」くさい。戦場でのジャンヌの悲鳴や、告懺をしなければという脅迫観念めいたオブセッションも、ジャンヌの「人間」故の限界なのだなあ。わたしも、ジャンヌの「実際」はこんなだったのではないかと思うし、かえって、説得力というか現実味があると思う。
8点(2001-01-09 09:23:36)
98.  仮面の男(1998/ランドール・ウォレス監督)
これ、原作『鉄仮面』だよね。四銃士は確かに渋かったのだけど、例のスローモーションから凱旋までは、もろハリウッドの「さあ泣け!」。あれは、もうちょっと抑えて欲しかったわ。
8点(2001-01-06 20:12:36)
99.  ヒマラヤ杉に降る雪
第二次大戦中の日系米国人の強制収容をめぐっては、素晴らしいドキュメンタリーが数多く出ているが、この「事件」がハリウッドにまで行ったということは、日系人にとっては大きな成果だろう。この映画に出てくるイーサン・ホークらのように、「アメリカ人」が全員、日系の強制収容に賛成したわけではない。日系人だけの収容は違法であると戦った白人弁護士らもいるし、日系人の男性と結婚した白人女性の中には、夫と共に収容所に行くことを決意し、4年間、収容所で暮らした女性もいる。「アメリカ」には白人と黒人だけしか住んでいないような錯覚を招くハリウッド映画の中では「異色」というか、やっとここまで来たか、と感慨深いものがある。
8点(2001-01-04 08:38:09)
100.  プリティ・リーグ
「男たちが戦場から帰ってくるまで」という期限付きの、まさにリプレイスメントで駆り出された女性プレーヤーたち。この「男が帰ってきたらご用済みでポイ」という事情は、大戦中に「お国のために」とキッチンから職場へ駆り出された女性労働者たちの事情と重なる。それぞれの背景を描きながら、フィールドで泥まみれ、あざだらけになってプレイする彼女たちが、ほんとに元気よくて、輝いている。夫が帰って来たら家庭に戻る、という現実的な決断も、「しょせん女」だからではなくて、地に足ついた人生の選択をできる「強さ」の証なのだ。うん、ジーナ・ディビス、かっこいいぞ!
8点(2001-01-02 08:23:52)
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