1061. ワールド・オブ・ライズ
《ネタバレ》 ○なんかもったいないような、惜しいような作品。ディカプリオ主演でどうしても「ブラッド・ダイヤモンド」と被ってしまい、あの疾走感と言うか、あの映画を観て感じられた要素を少し期待してしまった自分がいる。○テーマ性も面白く、映画として出来は悪くないのだが、エンターテイメント性に欠けるのと、その割りに極太な作品でもないことが惜しい。 [DVD(字幕)] 5点(2011-05-07 10:37:56) |
1062. ワールド・トレード・センター
《ネタバレ》 ○評価に困る一作。今作をレンタルしたその日にビン・ラディンの殺害のニュース。これを引き当てた自分が怖い。○今作で主人公となる人物を主観とした時、やはり飛行機がぶつかる瞬間や中東の映像などはいらないのだろう。○やはり彼らは被害者なのだが、被害→救出→万歳のアメリカ映画らしい感は否めない。消防士や警官があれだけなくなられているのは知らなかった。それを知識として知る分には良いかもしれないが、わざわざ映画化する必要があったのかと言われると微妙なところだ。 [DVD(字幕)] 5点(2011-05-07 10:34:15) |
1063. 網走番外地(1965)
《ネタバレ》 ○うまくがいかぬが人生だが、健さん可哀相。○テンポも良く、割と安心して見られる。○演技を見るだけでも楽しい映画。男臭い映画だが、それで良い。○ストーリーにもう少し面白みがあれば良かった。 [DVD(字幕)] 5点(2011-05-07 10:27:39) |
1064. クライマーズ・ハイ(2008)
《ネタバレ》 ○少し長いと感じたが、一気に見られる作品。○息子とのエピソードとそれに伴う山登りのシーンなどの必要性がそこまで感じられなかった。間に挿むそれぞれのエピソードが映画のテンポを崩しているように少し感じた。○堤真一、堺雅人、山崎努と芸達者な俳優が映画を面白くしているように思う。○総じて可もなく不可もなくといった出来。 [DVD(邦画)] 5点(2011-04-10 15:50:45) |
1065. エニイ・ギブン・サンデー
《ネタバレ》 ○展開が予定調和すぎるが、その割に長い上映時間を感じさせない演出はさすがオリヴァー・ストーンというところ。○控えだった選手が活躍し、酔いしれて、チームメイトから嫌われ、最後はみんなで勝つというありきたりもいいところのストーリーなのだが、オーナーとのやりとり、メディアとのやりとり、そしてあくまでコーチが主役でというバランスがある程度取れていたのがよかったのだろう。○バランスこそそこそこいいかもしれないが、時間の割になぁという印象。アル・パチーノに言わせるからこそといったセリフもあろうが、他でも聞けるスポ根モノのセリフばかり。もう少しオリジナリティがほしかった。 [DVD(字幕)] 5点(2011-03-16 23:03:21) |
1066. 28日後...
《ネタバレ》 ○いかにもB級な雰囲気。決して嫌いではない。ただダークな感じを徹底してほしかった。○展開・キャラなど全体的には可もなく不可もなくといった感想。○他の方も指摘されているが最後はSOSでしょ。 [DVD(字幕)] 5点(2011-03-16 22:43:07) |
1067. 解夏
《ネタバレ》 ○結構薄っぺらいというか、テーマの割にあっさりしているというか、まぁ仰々しいお涙頂戴がないのは好感が持てた。○テーマイメージに主演の二人がマッチしている。しかし、心にグッとくるほどのものはない。○DVDの特典で予告編を見たが、これを見ていたら間違いなく見ていなかった。邦画の予告編ほど見て損をするものはない。 [DVD(邦画)] 5点(2011-02-20 00:05:05) |
1068. アンストッパブル
《ネタバレ》 ○トニー・スコットとデンゼル・ワシントンのゴールデンコンビ。やはり外れはない。手堅くまとめられている。○個人的なことだが、「暴走機関車」を見た後だったので、ダブって見えた。○本筋のストーリーはテンポが良く、無駄がないが、ひねりに乏しく若干面白みに欠ける。○一方で、サブストーリーはベタな話。ここまで来ると感動させようとかないんだろうな。本当に飾り程度。 [映画館(字幕)] 5点(2011-01-09 13:43:28) |
1069. 男はつらいよ 柴又慕情
《ネタバレ》 ○若いころの吉永小百合を初めて見た。当時20代後半には見えないあどけなさが魅力的であった。○大体このシリーズに通して言えることだが、マドンナが無神経すぎる。寅さんにとっては残酷だね。○森川信さんが亡くなって松村達雄さんに代わって最初は若干違和感があったが、徐々に慣れてきた。でも森川おいちゃんの「ばかだねぇ~」が聞けないとは残念。○作品としては大きな見せ場がなかったのが痛いが、安定した面白さはある。 [DVD(邦画)] 5点(2011-01-04 23:22:21) |
1070. 激流(1994)
《ネタバレ》 ○いたって普通の作品。それ以上でもそれ以下でもないかな。○話にもう少し面白みがあれば良かった。テンポは良かった。○ケヴィン・ベーコンはいつから悪役やっているかわからないが、出てくるだけで悪役と分かってしまうのはなんか惜しいなぁ。○メリル・ストリープがサスペンスアクション映画に出るのは貴重。○銃を持つ犯人相手に屈しないメリル・ストリープ演じる母親も凄いが、デヴィッド・ストラザーン演じる父親が地味ながら超人ばりの大活躍。渓谷・山道を難なくクリア。○割と純粋なサスペンスアクションの中に、インディアン差別が残るアメリカを反映するシーンは凄く浮いた印象。 [DVD(字幕)] 5点(2011-01-02 09:29:33) |
1071. グリーン・ゾーン
《ネタバレ》 ○2017/9/24二度目の鑑賞。○ストーリーは分かりやすく、対立構造もシンプル。分かりやすくするためか、主人公の役割があまりにも多く、そして大きい。本来なら複数の登場人物が担う役割を一人でやっているため、違和感を感じる。○夜の場面が多く、何をやっているのかわからない場面が後半特に多くなる。○このテーマを取り上げる意義はあるが、エンタメ性をこれ以上求めるのは酷か。 [映画館(字幕)] 5点(2010-06-27 22:00:42) |
1072. おとうと(2009)
《ネタバレ》 ○すべからさんのご指摘の通り、古臭い映画だと感じた。エリートには人間味がなく、庶民は人間味がある。こういったテイストは男はつらいよシリーズからそんなに変わっていない。ブサイクな鶴瓶ときれいな吉永小百合は渥美清と倍賞千恵子を彷彿とさせて良かった。○病気が縁の切れた二人を元に戻すと言うプロットがありきたり過ぎた。○加瀬亮は重要そうな役の割りに出演シーンがえらく少なかった。○中居正広のカメオ出演、普通に笑ってたやんw [映画館(邦画)] 5点(2010-02-15 21:12:24) |
1073. イングロリアス・バスターズ
《ネタバレ》 ○基本的な話は面白いと思うのだが、良い意味でのタランティーノらしさが少ない気がした。○第一章が一番面白かった。見せ方、セリフ共に素晴らしく、これだけの短編映画としてもありと思うくらいだった。○頭を剥ぎ取ったり、頭を殴ったり、大量殺人したりと観ていられないシーン多し。 [映画館(字幕)] 5点(2010-02-02 12:33:30) |
1074. リプリー
《ネタバレ》 ○オリジナルには及ばないがそこそこ面白かった。上映時間も長いが手堅くまとめられている。○ラストシーンには期待してみていたが、肩透かし。そこが一番のクライマックスなのにと言う感じだった。○ジュード・ロウ、フィリップ・シーモア・ホフマンの存在感が群を抜いている。ジュード・ロウは興味がなくてもその場のノリでやり過ごす軽い男を好演。女優陣にもう少しインパクトがほしかった。 [DVD(字幕)] 5点(2010-02-02 11:15:57) |
1075. K-19
《ネタバレ》 ○所々に見所はあるが、ロシア人も英語喋ってるのはいくらなんでも駄目でしょう。○ピーター・サースガードがらしい存在感を示していた。 [DVD(字幕)] 5点(2010-01-05 09:49:07) |
1076. 女囚701号 さそり
《ネタバレ》 ○日本国旗で始まるあたりなかなか期待したが、内容は極めて安易な反体制映画。肩透かしだった。○突然ホラーになったりツッコミどころが満載である。○そんな映画だが、梶芽衣子が素晴らしすぎる。美しくて、目力があり、とても良い女優だ。彼女を楽しむためだけに観ても良い映画だ。 [DVD(邦画)] 5点(2010-01-05 09:29:14) |
1077. パトリオット
《ネタバレ》 ○序盤から後の話がほとんど見えてしまい、お決まりのパターンでした。そんなに親の目の前で子供がずたずた殺されてしまうなんて、いかにも作り物だ。勧善懲悪もはっきりしすぎ。○愛国者というストレートなタイトルだが、国と家族なんて絶対同時に守ることなんて出来ないんだよな。○長過ぎたのもあるだろうが、印象に残るシーンが残虐なシーンばかりだった。アクションシーンは見応えがあった。 [DVD(字幕)] 5点(2010-01-03 08:49:04) |
1078. ケープ・フィアー
《ネタバレ》 ○一体何が言いたいのかという主張に一貫性はあまり感じられなかったのが残念。最後はサスペンスアクションになってしまった。○バーナード・ハーマンのスコアを使ったということで、サスペンスに映える曲調は流石であった。○結局のところ、復讐する男デ・ニーロという彼頼みの映画になってしまった感はある。当時絶賛されていたというジュリエット・ルイスだが、それほどかなぁというのが正直な感想だ。 [DVD(字幕)] 5点(2010-01-01 19:58:13) |
1079. バトル・ロワイアル
《ネタバレ》 ○この設定に至る経緯というのがまるでなく、なかなか話に入っていけなかった。メッセージとかは分かるんだが、ラストシーン以外にそれを感じる部分があまりにも少ない。もはや次々に死んでいく生徒たちの姿に意図せぬカタルシスみたいなものすら感じてしまったのだが。○生徒が40人もいるから、主要キャストが残るまでに時間がかかりすぎた。荒っぽさが深作監督の良い所なんだから、生徒の数を半分にするとか策を講じてほしかった。○生徒役の俳優たちが中学生に見えないのはさて置き、藤原竜也は素晴らしい俳優だと認識した。 [DVD(字幕)] 5点(2010-01-01 19:22:30) |
1080. 仕立て屋の恋
《ネタバレ》 ○ヨーロッパの乾いた雰囲気、マイケル・ナイマンの素晴らしいスコア、ミシェル・ブランの異色の存在感など雰囲気作りはハリウッドにないものに完成している。覗きシーンの音楽が神がかっている。○僕自身がこういう切なさを映画に求めていないからか、あまり共感できなかった。 [DVD(字幕)] 5点(2010-01-01 11:29:26) |