Menu
 > レビュワー
 > ロカホリ さんの口コミ一覧。58ページ目
ロカホリさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1504
性別
自己紹介 先日(2023/6/10)PCが逝ってしまいました。
長年のデータが全てパーです。登録前のレビュー数十本も全部消えました。
バックアップは大事ですねえ。

皆さんも気を付けてください。

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
61626364656667686970717273747576
投稿日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
61626364656667686970717273747576
変更日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
61626364656667686970717273747576
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1141.  スーサイド・スクワッド 《ネタバレ》 
悪役を集めた部隊という事で悪ノリアゲアゲ大暴れ系なのかと思っていたら、気の良い田舎ヤンキーが「よっしゃ!やったろ!」って感じで和気あいあいと他校地区へ遠征してる感じ。ジョーカーとハーレイ・クインはキャラが立っててバックボーンの説明なんかもちょうどよかったけど、他にも家族愛だの恋愛話だの仲間なんかも盛り込んで真面目な作りでクドかった。せっかく悪党大集合という企画なんだから、いい加減に不真面目に面倒くさそうに世界を救う話でいいのにね。こういうのじゃ普通のヒーロー映画と変わらないわ。ハーレイ・クインのポップな見た目と陽気でサイコなキャラがあったのでそれなりに観るコトが出来たけど、他のキャラは見た目の割に行動がショボいので魅力も薄くもったいないチームだった。魔女のエンチャントレスなんか面白そうなキャラだったのであの扱いは特に残念。あと新旧楽曲を使いまくってるのは「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の二番煎じにしか見えないから程々でいいのにな。「バットマンvsスーパーマン」までの陰気な雰囲気をポップにしようとしたけど失敗って感じ。DCは明るそうな話を作らせても暗いね。
[映画館(字幕)] 4点(2016-09-15 01:48:12)(良:1票)
1142.  フィフス・ウェイブ 《ネタバレ》 
原作未読。突如現れ人類への攻撃を開始したアザーズと呼ばれる地球外生命体。第1波は電子パルスで電子機器を停止させ、2波は天変地異を起こし地震や津波で文明破壊、3波は強力化した鳥インフルエンザを撒き散らし人類を死に至らせ、4波は人間の体内に寄生し人類に紛れ込み疑心暗鬼にさせ内部崩壊を狙う。で、タイトルの5波はなんなの?と思ってたら子供を集め少年兵として教育し、スコープを通すと普通の人間がアザーズに寄生されているように見せる装置を埋め込んで、チマチマと生き残っている人たちを銃撃で狩るってのにはズッコケましたわ。超テクノロジーを持ちながら最後の詰めでそれは意味が分からないし、昨今問題になっている某過激派組織を揶揄したつもりなんだろうか。まあ軍隊が颯爽と出てきて親分がリーヴ・シュレイバーだった時点で胡散臭さ全開だったな。 主人公は怪我人を勘違いして誤射して射殺してそれに対してトラウマを抱えるのかと思えばそれもなく、その時点ではアッチ側とは知らなかったとはいえ軽々しく良い仲になっちゃう軽さでなんだかなと言う感じ。SFアクション、家族愛、イケメンとのロマンスと色々詰め込んだだけの完全に雰囲気だけのティーン向けムービーだった。ハリウッドだけあってビジュアルは悪くないし序盤は良い。相変わらずクロエは華があるし他出演陣も頑張ってただけにもったいないな。
[映画館(字幕)] 4点(2016-04-27 23:27:21)
1143.  さらば あぶない刑事 《ネタバレ》 
TVシリーズから全部見てます。プロレスラーの引退試合のようなこのシリーズでしたが二人が定年を迎えようやく本当に終わりそうですね。劇場版はいつも無駄に話を大きくするだけで酷い出来でしたが今回もいつもと同じ感じ。あぶない刑事自体がスタイリッシュで粋なやりとりと何をやらかすかわからない二人の破天荒っぷりが面白くウケたわけで、今回もその片鱗を見せているだけに各所の雑加減が目立ってたのが残念。 吉川演じるガルシアとタイマンを張っている最中にたまたま拾った拳銃を持った彼女に「撃て!」などとありえない事を言い放った鷹山のミスにより殺される流れはガッカリを通り越して呆れ果てましたわ。その上、事件解決後は彼女の死を弔うことなくいつもの定番な流れで終わりだしね。まぁあの終わり方は一番らしいのでファンも納得だと思うけど彼女があんな扱いなら出す意味がないし、なぜ最後になって鷹山に彼女なんて入れようと思ったのか理解できない。 終盤のガルシアとのセンスゼロのバイク対決シーンもそうだし、倒した後の余韻もへったくれもなく始まるその後の登竜会とBOBとの銃撃戦もそうですが、終始一貫して脚本と演出があり得ないほど酷く雑で可哀想な出来だった。ほぼファンタジーなんだし観に来るのは長年のファンが多いんだから、かつてぶっ潰された銀星会の残党が作った登竜会がBOBと手を組んだけど、イケてるダンディ鷹山&セクシー大下+トオルに成敗されました!で単純明快なカッコいい暴れっぷりを見せときゃいいのにね。監督脚本はTV版同様の人たちだったけどお世辞にも面白いとは言えない出来でしたわ。 タカ&ユージとトオルやカオル他歴々のメンバーとの軽妙なやりとりは相変わらずで、あぶ刑事ワールドを感じさせてくれたし誰もが憧れた往年の日産レパードも登場。吉川晃司も大物感があって得意のシンバルキックも見せてくれたのでそこら辺は良かったな。近藤課長こと中条静夫さんから始まる歴代作品の映像が流れるエンドロールは懐かしくてしょうがなかったな。
[映画館(邦画)] 4点(2016-02-06 21:42:16)(良:1票)
1144.  バケモノの子 《ネタバレ》 
人間界の渋谷からバケモノが棲む中華風の渋天街へ入る導入部は『千と千尋の神隠し』の焼き直しにしか見えなかったし、終盤の人間の闇ってのは『ゲド戦記』を思い起こさせた。序盤はツンデレで豪快な性格の熊徹と、冷めた性格ながら子供らしい純粋さを持つ九太のデコボコ師弟コンビっぷりが面白く、コミカルさもありお互いの成長物語的で良かったが、中盤以降、九太が青年になってからがはガラッと雰囲気が変わって、九太はさらに刺々しく冷めた人間になって葛藤してるわ、無駄に恋愛要素も絡めてくるわ、最後には意味不明な鯨が出るわで「うーん」な感じ。熊徹と九太の親子成長物語でまとめときゃまだ良かったものの、いてもいなくても問題ないヒロインを登場させ、人間界でもバケモノ界でも迫力ゼロの中途半端なバトルと色々な要素を入れようと欲張りすぎた結果、非常に中途半端で散漫なモノになってしまった感がありますね。最後は人間の世界でもバケモノの世界でも人間が問題を起こしてて、その暴れた張本人の顛末はスルーしといてヒロインや人間の親父とすべて丸く収まったって体なのも違和感があった。バケモノのみなさんは寛大なお心をお持ちのようで。そもそも、宗師とかいう何でも見透かした気になってる無能なウサギが問題で、奴がバケモノの世界の統治者らしく有能であれば嫉妬からくる一郎彦の暴走も未然に処理し、どうみてもカウントアウトしてたのになぜか勝利し宗師となった熊徹も剣に転生せずに済んだ話だな。 熊徹の選択のした「心の剣になって一緒にいる」というのも悪くないけど、付喪神になってまで剣にならなくてもいいんじゃないか?と思った。ブータン国王は「みんなの心の中に竜が住んでいて、経験や知識を餌にしてどんどん育ち強くなります」と仰ってましたが、そんな方向で良かった気がする。細田監督はジブリ同様に芸能人を使いまくりで、今回も多数の人が声を当ててますが総じてお上手でした。ヒロイン役の広瀬すずはセンスがあってビックリ。収獲はそれだけ。
[映画館(邦画)] 4点(2015-07-14 21:14:35)
1145.  ターミネーター:新起動/ジェニシス 《ネタバレ》 
シュワを担ぎ出し歴代シリーズのセルフオマージュだらけなので、ずっと見てきているシリーズのファンの人にはグッとくるかもしれません。でも、淡々と消化している体であまりテンションは上がらなかったですね。ストーリーはもはや何でもありな状態になっていて、タイムスリップするたびに歴史が上書きされ別の未来ってのは避けた方がよかったと思う。あの設定じゃじゃキリがないしカタルシスも生まれなそう。常に相手より前の時代に送ればいい話ですしね。T-800も30年待ってる間に壊せるんじゃ?的なものもあるし、タイムパラドックスの平行世界の中の一つじゃ物語が軽くなるだけだし制約があった方がいいのでは?と思う。 主要キャストは人類の救世主であるはずのジョンはイケてない下っ端みたいな太り気味の中年でカリスマ性ゼロだし、カイルも若目なだけで野暮ったく二人揃って華がない。老けっぷりに理由付けをして誤魔化してたシュワも凄味が無く鈍さも相まってサラがだいぶマシに見えた(まあ前任がゴツイ人でしたしね)。T-800のアップデート、あの終盤の破壊される局面まで描いたら仕方がないけど、壊れる旧型タイプT-800の悲哀が無くなってしまったのは嬉しいようだけど寂しいな。T-800(型番どうすんだろう?)が液体金属じゃねえ。次からは変化の術も見せまくりで、さらに何でもありになりそうだな。 まあ三部作らしいけどこのリブートでどうなるか見ものですね。俳優復帰してコケまくりのシュワは、この最後の砦がコケたらどうするんだろうな。
[映画館(字幕)] 4点(2015-07-11 14:07:04)(良:1票)
1146.  龍三と七人の子分たち 《ネタバレ》 
元ヤクザのジジイ軍団vsオレオレ詐欺集団。今回はコメディに振ったエンタメ作品とのことで予告編を見たかぎり、仁義を重んじる旧型任侠ヤクザが現代にのさばる悪徳連中をヤリ込める、と思いきや、組を再結成してから無駄に右翼的なモノを入れたり、一般の人や店からゆすりたかり行為(まあ思い直すけど)をしたり、いちいち余計な脇道に逸れるんですよね。訪問販売員が強引に部屋に入ってきて話を進め、本丸の羽毛布団を売りつけようとしたら、そこには入れ墨を入れた強面のジジイが!というようなギャグはイケてて面白いのに、無駄なシーンがところどころ入るので本題がボヤケちゃってる。せっかくのコメディだからアレもコレもと入れたがるのは分かるけど、ネタが盛りだくさんなだけでストーリーになっていないし、もうちょっと本題に沿って絞って欲しかった。もっとストレートに老人を騙して多額のお金を得ている連中をイジメ倒して鉄槌を食らわすのが観たかったですね。最後の商店街を破壊してるだけの意味不明なカーチェイスもいらない。着想は良くて面白く出来そうだっただけに残念。
[映画館(邦画)] 4点(2015-04-26 19:46:17)(良:1票)
1147.  マッハ無限大
『マッハ』名義ですが、トニー・ジャーの長回しシーンが凄かった『トム・ヤム・クン』の続編ですね。関係者は『マッハ』の名の方が売れると思ったんでしょうか? 相変わらずキー・ポイントはゾウで笑いましたが、「CGもワイヤーも早回しもスタントマンも使いません!」が売りだったトニー・ジャーが全てを解禁して持ち味が消えてしまってますね。話のテンポが悪いうえにCGの出来も悪くアクションもイマイチでした。尋常じゃない身体能力で誰も真似の出来ないほど物凄いアクションをしていたトニーも年には勝てないってことでしょうか?まだ楽をする年じゃないと思いますがね。せっかくジージャーと共演したのに残念な出来でした。
[映画館(字幕)] 4点(2015-03-03 00:22:32)
1148.  ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー 《ネタバレ》 
アベンジャーズの面々と同じ世界に存在しているとはいえ、トレジャーハンターや暗殺者など犯罪歴のあるお尋ね者集団とだいぶ趣きが違う今回の新チーム。70’sの名曲とともに暴れている予告編は良さ気で期待してたんですが、だいぶ拍子抜けした感がありますね。メンバーの見た目からして、余裕をかます悪ノリ系なのかと思ってたら特にそんなこともなく、それぞれ得意のジャンルで大暴れってほどでもなく、アクションや見せ方も凡庸で想像の範囲内に収まっている。木人のグルートはスターウォーズのチューバッカみたいで面白い存在だったし色々と使い勝手が良さそうだったけど、それ以外は見かけ倒しだったかな。全体的に物語自体が駆け足でバックボーンの説明も少ないうえに、固有名詞連発でキャラの立ち位置が分かりづらいのもネック。新キャラばかりなんだから、それぞれに強烈な見せ場を用意してあげた方がよかったと思う。チームとしてもまとまりが感じられず、音楽を流し特異なカッコの連中がこじんまりと暴れているだけなので、単独で映画になるほどの魅力的なキャラたちには見えなかったな。敵のロナン、ネビュラ、クイルの育ての親ヨンドゥの方がキャラが立ってて面白みがあった。アメリカでは大ヒットしてますが、マーベルやDCの数々のヒーロー映画があったという土壌のおかげかなと。
[映画館(字幕)] 4点(2014-09-17 21:41:22)(良:3票)
1149.  インシディアス 第2章 《ネタバレ》 
ジェームズ・ワン、せっかく死霊館で良くなったと思ったんですが、前作と同じような作りになってますね。シリーズ的にはいいんでしょうけど、どうもスムーズではなく引っかかり気味でテンポが良くないです。前作のあのシーンでは実はこういう事だったのか、と腑に落ちる点もありますが、終盤にネタばらしするSAWみたいなの本当に好きなんだなとしか思わなかったな。お笑い担当の助手二人組が面白くもありますが全体的には微妙でしたかね。次も作りそうな勢いですがどうなるんでしょう。
[映画館(字幕)] 4点(2014-06-27 00:40:07)
1150.  ロボコップ(2014) 《ネタバレ》 
1987年公開の風刺とバイオレンス満載で痛快だったオリジナルですが、それに忠実に作るのかと思いきや全くの別モンですね。ロボとして再生され人間としての自我を取り戻していくオリジナルと、最初から人間の意思を持っていたための苦悩や揺れ動く内面描写を中心に描いたリメイク。オリジナルは良い意味でファンタジーやお遊びが入ってましたが、今回はリアル志向に振っていて社会派っぽく、さまざまな人間模様、倫理観、道徳観に訴えるシーンもあり雰囲気が終始重々しい。高ぶる感情を制御されても、パズルの様に組み合わされている自分を見ても、人間らしく生きようとするマーフィと、彼を信じ支えようとする嫁と息子との家族愛が軸になってるのも見どころになるのかな。オリジナルの効果的かつテンションが上がるテーマ曲が、かなり微妙なアレンジになった上にどうでもいい場面で使われていたのと、ロボコップ自体のデザインも今風スタイリッシュといえば聞こえはいいですが、洗練されすぎていて面白みがないのが残念。新登場のバイクも安っぽいLEDが各所に配置されていて、田舎のビッグスクーターをイジってるお兄ちゃんのようだった。コレはコレで悪くはないんですが、圧倒的な悪もいないしアクションもカタルシスや爽快感がないからもどかしい感じ。エンドロールで、法と戦ったという曲『I fought the law』のTHE CLASH版(大好きなバンドです)を使ってますが、トンガリすぎてて映画の真面目な雰囲気に合ってないから、この曲を使いたいならオリジナルの方を流した方が良かった気がする。あ、カヴァーとリメイクをかけてる? 番組司会者役のサミュエル・L・ジャクソンが、らしい演技で毒を吐いて最後にドヤ顔で目をクワッと見開いてカメラを睨むのが面白かった。
[映画館(字幕)] 4点(2014-03-14 19:45:14)
1151.  キック・アス ジャスティス・フォーエバー 《ネタバレ》 
前作のヒット・ガールのインパクトを期待して観てしまうのは仕方が無いとはいえ、ティーンエイジャーの悩みや葛藤などヒーロー物にありがちな普通な話になっちゃって残念だなという感じ。軍団抗争に発展するも企画倒れみたいなもんだし、中学生並みのネーミング・センスで多くのキャラが出てくるのは悪くないけど、キャラが立ってたのは大佐くらいかな。最後にヒット・ガールとやり合うマザー・ロシアなんかはビルドアップした神取忍にしか見えなかったが、アレだけヒット・ガールがフルボッコされて、どんだけバイオレンスな逆襲をしてくれるのかと思ったら、ネタ振りしてたアレを使ってサクっ!サクっ!てやるだけでアッサリしててカタルシスが無い。疎外感を感じたとはいえ敵側に入りキック・アスを売ったアス・キッカーの扱いとか、他も色々と盛り上げ方も落ちもイマイチで消化不良でした。あ、ジョージ・A・ロメロの『ランド・オブ・ザ・デッド』に出てくるチョロが割と良い役(?)で出てたけど最後は可哀想だったな。
[映画館(字幕)] 4点(2014-02-23 18:04:20)(良:1票)
1152.  ウォーム・ボディーズ 《ネタバレ》 
ゾンビ化したが意識は残っているイケメンゾンビと女の子のラブストーリーで、相容れない世界で生きる二人はまんまロミオとジュリエットですね。ゾンビ映画は数あれど、今までのゾンビモノとはかけ離れ過ぎてるので違和感を覚えるホラーファンも多そう。その違和感を覚える設定の数々と都合のよさを受け入れられるかで判断基準も変わるでしょうね。 脳を食べるとその人間の過去の体験を自らが体験したように感じ、その影響か恋人だった女の子に恋をする。腐敗も全く進まず、たどたどしかった言葉遣いはいつのまにか饒舌になっている。あー、人と触れ合うことで徐々に人間に戻っているからか、とは思うものの、「飢えに耐え切れず人を何度も喰っている」、と語った上、恋人まで殺めたという彼とキスまでしてしまうのは、いくら献身的に接してくれたとしてもヤリ過ぎじゃないですかね。ラブストーリーとはいえ、ゾンビ相手なのでもうちょっと淡い感じだったらノレたかも知れないな。
[映画館(字幕)] 4点(2013-09-28 21:22:24)(良:1票)
1153.  ワールド・ウォー Z 《ネタバレ》 
原作未読。ブラピのゾンビ映画らしいですが、よくあるパンデミックの感染者ですね。大量に感染者が湧いてる映像は凄いと思ったけどそれだけ。お食事シーンなんか皆無で発症までが速いので感染しているんじゃないか?という悲壮感もなく、実は感染してました、というお約束的展開もなく葛藤もなく、場を変えた追いかけっこばかりのパニックムービー。ブラピは12秒を数えて自決する覚悟を見せたけど、感染したZという存在は人としてのリミッターが外れるのか、クルマのフロントガラスを難なく破るほどのパワーとスピードを持ちながらが、肝心な場面では薄い扉一枚破壊できない都合の良さ。全体的にどっちつかずで演出力の無さもあり残念な出来かな。宣伝ではやたらと家族愛を強調してますが、あまり響かなかった。200億もかけた超大作にしては尺も短めだし、色んな要素を詰め込もうとして全部薄くなってる気がしますけどね。グロが苦手な方が観ても大丈夫だと思います。
[映画館(字幕)] 4点(2013-08-16 23:14:46)(良:2票)
1154.  ベルセルク 黄金時代篇III 降臨 《ネタバレ》 
原作既読。結局、関係者は焦点をガッツ、グリフィス、キャスカの三人に絞らざるを得なかったのかも知れないけど、黄金時代篇の優れている点の大きな要素である群雄像として鷹の団の面々の描写が三部作通して薄っぺらい。鷹の団の面々との繋がりがあるからこその三人なのに。そのせいもあって、蝕もさらに絶望感が感じられず、ゴッドハンドも神々しさ禍々しさを微塵も感じさせず、合っていない音楽と相まって残念な出来に終わっていますね。予算がないなら風呂敷広げないで、TVアニメ版後の黒い剣士やゲームにもなった千年帝国でもやっとけば無難だったのにな。ハッキリと捧げちゃうグリフィスには激しく萎えたし、まだ映像化を続ける気があるのなら、『開戦ののろし』『ドラゴンころし』は絶対入れるべきでしょうに、カットしてはいけないシーンやセリフを多くカットしてしまっていてせっかくの映画化なのにガッカリだった。サーガを全て映像化!と宣伝してましたが、やはりあの凄まじい描写の大作を全て映像化するには無理があったんだな。序盤から既に『全て』じゃないしねぇ。スタッフロール後にもう一度ED?の曲がありますが、アレを入れるのは大人の事情なんですかね。
[映画館(邦画)] 4点(2013-02-18 22:35:12)(良:1票)
1155.  ダイ・ハード/ラスト・デイ 《ネタバレ》 
『ダイ・ハード』と言われないと気がつかないかも知れない単なるアクション映画ですね。オマージュ的なシーンは若干あるものの、シリーズで見せた敵との心理戦や不利な状況を打破するような頭脳戦などは皆無で粋な台詞やシーンもなく、不死身な親子が派手に暴れ回るってだけで大味すぎ。敵も凡庸というか捻りもなかったけど、わざわざロシアでチェルノブイリネタを持ってくるセンスも理解できないし、あの放射能の扱いには閉口しちゃうんですけどね。アクションの演出も見飽きたものばかりだったかな。唯一の見所は序盤のカーアクションか。 1作目の設定を思い出したかのように息子を持ってきてますが、面白い特徴もなく親父と似た『運の悪い男』、らしいけど面白みのない性格と面構えだし、いきなり同等レベルの男が出て来て息子と言われてもノレないな。
[映画館(字幕)] 4点(2013-02-14 23:16:31)
1156.  ボーン・レガシー 《ネタバレ》 
ジェレミー・レナーはアスリート然とした佇まいといい、面構えといい、キレのある動きといい、ボーンの新シリーズの主役としては申し分ない。ボーン三部作で見せたキレのあるアクションと臨場感抜群のカメラワークは今回も一応は観るコトができるし、ストーリーもわかりやすい。ただ、相手側首謀者との対決も無く知力を使うようなシーンもほぼ無く、送り込まれた同じ系統の暗殺者は見た目も能力もダメダメという情けなさで盛り上がりに欠ける。いかんせん薬で超人化したという設定が引っかかるな。ボーンはトレッドストーン計画で本作の主人公アーロンはアウトカム計画と違う計画ではあるが、三部作で薬の話など一言もなかったのにジェイソン・ボーンも薬を使っていたかのようなセリフもあったし、しょうもない後付け設定を考えたもんだな、と。アーロンだけならよしとするが、ボーンも一緒くたにされちゃ、これ以上ないくらい綺麗にまとまった三部作が汚された感がありますね。 名曲『Extreme Ways』もカタルシスが無いし使って欲しくなかった。
[映画館(字幕)] 4点(2012-10-02 21:18:29)(良:2票)
1157.  HOME 愛しの座敷わらし 《ネタバレ》 
原作未読。水谷豊が望んでいたというホームドラマ。家族の絆の再生がテーマとはいうものの、家族みんなが華やかで垢抜けていて悩みが無い人にしか見えないんですよね。それぞれが問題を抱えて家族がバラバラ、というようには見えづらいのは演じた俳優の持つ色なのか脚本や演出の甘さかな。 安田成美の嫁さんは夫に不満ありげだけど明るく家族を包み込む優しさがあるし、田舎暮らしに反抗する東京ではイジメにあっていたおネーちゃんもちょっと拗ねただけで素直ないい子だし。水谷豊演じる一家の主も、勝手気ままで空回り風に見えて実は家族を思い一生懸命で上部には評価されている有能社員。その有能さゆえ東京に呼び戻されるコトになりますが、東北の地で家族そろって暮らして欲しかったな。まぁ座敷童が東京まで付いて来たのは、ほんわかしましたけども、他に色々と残念なトコが目に付いた。 あの大震災後に東北で撮影をし大自然を見せてくれたのは良かったと思いますね。
[映画館(邦画)] 4点(2012-07-03 00:45:00)
1158.  ジョン・カーター
原作未読。バローズって人は100年も前にこんな奇想天外なお話を考え出して、素晴らしい想像力を持った作家だったんだな、と。 数々のSF映画に影響を与えた伝説的原作というコトでしたが、今作は現代風に肉付けしアレンジしたようです。そのせいでなのか分かりませんが、全てにおいて凡庸にしか感じなかったですね。カーターは凄みも魅力もなく、ストーリーもメカも世界観もありきたり。影響を与えた原点ともいえる原作なのに既視感を覚えるという矛盾は製作陣のセンスの無さも大いにあるだろう。映像化するってのは難しいですねぇ。
[映画館(字幕)] 4点(2012-04-18 22:38:43)
1159.  ダーク・フェアリー 《ネタバレ》 
オリジナルは未見。ギレルモ・デル・トロは制作と脚本に回ったそうですが、監督をしてもコレと同じ感じなんだろうなと思うほど、デル・トロらしい映像美でしたかね。OPで有名なトゥース・フェアリーをモチーフにしてるのか、と知ってからはどうなるのかな?と思いつつ観ていましたが、特に特筆すべきところも無く至って普通でした。ただ、役立たずの父親アレックスを蹴落とすくらいの勢いで孤軍奮闘し、新しい母親になり得たはずのキムの末路は意味不明過ぎた。奴らの仲間に堕ちるより、母娘の絆を築けたってエンドが観たかったなぁ。もしくは、サリーを連れて行く方がまだ納得がいった。
[映画館(字幕)] 4点(2012-02-02 22:02:07)(良:1票)
1160.  ロボジー 《ネタバレ》 
ノスタルジックで愛嬌がある外見で中身が五十嵐信次郎(ミッキー・カーチス)演じるお爺ちゃんのロボット、ニュー潮風。面白そうな雰囲気はあるけど予告が全てという印象ですね。 ストーリーが進む上で暗黙の了解的な部分はおいといて、木村電機の三人組とロボットオタクの女子大生は狙ってやっているんだろうけど演技が無駄に過剰でギャグもほとんど滑っていてテンポも悪かった。誰にも相手にされない偏屈な老人が最初のステージの舞台裏で帰ってきた本物のロボットに足をかけて倒す底意地の悪さ辺りや、真実を語ってもボケたとしか思われない悲哀なんかは役者の雰囲気が抜群なので上手く表現できてた。でも真剣にロボット工学を学びだす三人組に感化され変わっていくにしろ収束感が薄いんだよな。ウォーターボーイズ、スウィングガールズ、ハッピーフライトは楽しめたけど今回は残念ながらノレませんでした。矢口監督はもっと物語の組み立てや演出など人間ドラマが巧かったと思うんだけどな。 有名な『MR.ROBOTO』の五十嵐カヴァー版とロボットや三人組の絵が流れるエンドロールは良い出来ですね。
[映画館(邦画)] 4点(2012-01-17 21:32:59)
060.40%
1412.73%
2614.06%
31268.38%
415810.51%
525016.62%
626617.69%
729419.55%
819913.23%
9734.85%
10301.99%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS