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彦馬さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 450
性別 男性
自己紹介 大阪府出身、岡山県在住、阪神・下柳と同年月日生

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101.  めぐりあう時間たち
2回見てやっと少し見えてきたような。いやー、いろいろめぐりあってますねー。この作品は“めぐりあう”アイテム探しの映画ともいえます。で、わたしが最もハートフルにめぐりあったのはストーリィには関係ないけどジョン・C・ライリー。わー「シカゴ」のミスター・セロファン(このキャラが好きなわたし)だ、とほんわり感激していたら、まただ!またミスター・セロファンや!うー、ケーキは愛の証拠ですよね、ローラ。「シカゴ」でも言ったけど、再度言わせてください。ミスター・セロファンに幸あれ。
8点(2004-05-02 00:10:10)
102.  H[エイチ]
『殺人の追憶』の出来のよさについふらふらとこの映画も見ちまったんだ。「ANOTHER『カル』韓国版『羊たちの沈黙』」とかコピーされていたのを見たところで、やめときゃよかったんだ。だってどっちも見てないのよね。でもでも見ちまったんだ。エイチが何を指すかって?それはねー、「はあ?」「はあ?」のHだったのよ、私には。論理的につじつまを合わせているうちに、次々と進んじゃうのよ。授業についていけない生徒の気持ちがよーくわかりましたよ。頭の回転の鈍さを味わいたい人、見終わった後「はあ?」とカルい沈黙に浸りたい方にオススメですぞ。
4点(2004-04-29 08:09:08)(笑:1票)
103.  ピンポン
まずはCGをイヤミなくさわやかに映像表現した曽利監督に拍手です。CG技術者だけに、それがハナにつくような監督デビュー作ではないかという私の不安は見事に不的中。CGが浮くことのない、おみごと!な作品に仕上がっています。監督自身「役者の演技があってこそのCG」と言うように、それぞれのキャラを演じる役者もいいです。6面揃ったルービックキューブは、ヒーロー到来の記号だけではなく、6人のキャラがみごとにかみ合った象徴ではないかと推しました。ペコ、スマイル、ドラゴン、アクマ、チャイナ。ん、、、1人足りない。大人なジョーとオババは除いて、もう1人誰だ・・・。いた、キャプテン大田だ。荒川良々が実にいい味出してますねー。笑わせてくれます。それとピンポンのラリーのシーン。見応えたっぷりなのですが、このラリーという意味では、カット割のシーンと長回しのシーン、躍動感と会話の深み、これらもきれいにラリーされているように感じました。巧みです。次作に大きな期待を抱かせるのに十分な監督デビュー作です。
9点(2004-04-27 11:51:32)
104.  真珠の耳飾りの少女
17世紀オランダ、美術や衣装、光と影、実に絵画的でお美しいんです。雑誌のレビューでも映像美の評価が高いですねー。しかし、私はカメラワークがどうしても気に入りません。手元のアップや人物のバストアップが多いし、ワンカットの中でのフォーカス移動やらなんやらかんやらやたらカメラが動きます。この作品の静謐感、官能性を感じるためにもっと引きのショット、落ち着いた映像が見たかったです。しかし、嫁よりも姑よりも、あの子供、こわー。
6点(2004-04-25 19:32:23)
105.  ロックンロールミシン
ラスト、ミシンのビートを刻む凌一、まっすぐに伸びるミシン目。そこに、これからも変わらねーぞ、という凌一の意志を見ました。その凌一の周りに集まる面々は、何か足りない日常や何か落ち着かない心をストロボラッシュで埋めようとします。しかし、“頑張った人にはご褒美を”的にそれらが埋められるわけではなく、そこに待つのは、自身の分身とも言える「服」を切り刻む行為。そうすることでようやく彼らはリセットされ、元の日常に戻ったかのようです。同じ物、同じ事が前とは少し違って見える日常へ。ストロボのようにまぶしく映る日常へ。
6点(2004-04-23 09:47:12)
106.  ぼくは怖くない
黄金色の麦畑に見とれていたら、どひゃー!のシーン登場。ぼくは怖くないことはなかったです。さてイタリアのベストセラー小説の映画化です。大人の階段を昇る10歳の少年、その切なさにどれだけ感情移入できるかが勝負だ!と見る前から「感情移入するぞ」と意識し過ぎたのがいけなかった。少年を意識すればするほど、村ぐるみでいったい何をやってんだ、ばかりが気になってどうもずるずると完。ただ少年の妹には見える犬がもはや少年には見えないシーンは、階段を昇っているのだなーと象徴的でした。あー、私ももう一度犬が見える頃に戻ってみたい。
7点(2004-04-19 23:47:32)
107.  グッバイ、レーニン!
ベルリンの壁崩壊という大きな歴史のうねり。ロケット打ち上げ成功という宇宙ロマン。そんな壮大な時間軸と空間軸で繰り広げられるちっぽけな家族の物語。しかしその家族には壮大な物語。無数にきらめく星のごとく、世界中の家族にもこんなきらめく物語が無数にあるんだろうなー。ラストの母の「素晴らしいわ」は、周りの人達の彼女への愛、その愛に対する感謝の表情ではないだろうか。目の前のニュースが本当であろうが嘘であろうがもうどうでもよくて。西や東や、右や左やもうどうでもよくて。
8点(2004-04-19 21:44:05)
108.  ひまわり(2000)
どやどやと同年代の人物が集まってきて、一夜を過ごした翌朝、海岸でラストを向かえるというのは『きょうのできごと』の原点を見ているようでした。もっともこちらはファンタジー色が強く、回想シーンにあふれています。小学生の時、好きな女の子にボールをぶつけることができなかったことがあるような人には、すごく“ひまわり”がまぶしく映るのではないでしょうか。ただここまで謎めかす必要があるのかどうかは謎ですね。
7点(2004-04-12 21:44:30)
109.  殺人の追憶
80年代の自国を背景にした刑事たちの人間ドラマ。この映画の白眉はなんといってもオープニングとラスト。少年の顔のアップで始まりソン・ガンホの顔のアップで終わる。ひょいとバッタを捕まえる少年と必死になって犯人を捕らえられなかった刑事のコントラスト。ラストの少女の言葉「普通の顔だった」を聞き、ひょいと手が届くところにいる犯人を想うガンホの表情は見ている者に余韻を与える。特に同時代を生きた韓国民にはそうだろう。エンドロールのさわやかな空も、その空の下に潜む普通の顔した犯人を想像するとなんとも不気味な空に映ってしまった。
8点(2004-04-12 21:24:11)(良:3票)
110.  ラヴァーズ・キス
これだけ同性への色恋がからむと青春謳歌への共鳴まで心が動きませんね。ストーリィというより共鳴させるだけの映像パワーが不足しているのかもしれません。
5点(2004-04-06 12:20:54)
111.  きょうのできごと a day on the planet
何もないけど何かある。いいですねーこの空気。行定監督の「こんな映画を撮りたい」感がその空気に伝播しまくってます。伝統工芸のように丁寧に紡がれた1シーン1シーンは、どれも等身大で愛しい。西山がつくった“シンメトリー”は、この映画の1コマ1コマと我々の日常の1コマ1コマがシンメトリーであることの象徴だと解釈しておこう。そして、いまもどこかで誰かがコンビニへ自転車を走らせている。中国を統一しようとしている。きょうのできごとをニュースで見ている。
10点(2004-04-05 21:20:44)
112.  オー・ド・ヴィ
幻想的、抽象的作品。タイトルのオー・ド・ヴィは蒸留酒という意。函館という器の中で、愛憎、肉欲、倦怠、征服、絶対、純粋、繊細、母体回帰、エロス・タナトス、サゾ・マゾを発酵させ蒸留させるとこの作品が出来上がる、と言っていいのかな。そのお味は、うっ。
5点(2004-03-31 21:13:28)
113.  イノセンス
いきなりザ・グレート・カブキの毒霧をくらわされたようなオープニング。「目、目、目が・・・」と必死で目を開けようとしてる間に相手のペースで試合が進み、気がつきゃ3カウントフォール負け。恐るべし、ザ・グレート・オシイ。タイトルとは裏腹に罪な映画だ。
9点(2004-03-28 21:39:31)(笑:1票)
114.  戦場のピアニスト
この映画の感動の無さは、家族を見捨てて自らのみ生き延びようとしたピアニストのエゴに尽きる。ふつうは、例え犯罪者でもいつのまにかその人物に同化してその成功を祈る自分に気付くものだが、このピアニストの場合は、全くそんな気が起こらなかった。『ライフ・イズ・ビューティフル』のグイドを見習ってほしい。こう思うことこそが、現代にぬくぬくと生きる戦争を知らない者のエゴだということは分かっているのだが・・・。
4点(2004-03-25 22:33:20)
115.  インファナル・アフェア 《ネタバレ》 
これは、タイトル通りに無間道をさまようことになるラウよりも、ヤンのせつなさが、演じるトニー・レオンの雰囲気から実によく伝わってきました。それだけにヤンの絶命シーンはもう少しなんとかならなかったものか。いきなり正体を現しやがったサムのイヌなんかといっしょの箱の中で同列に並べるなんてヤンに失礼じゃないかなー。母親にわざと年齢を間違われていたヤンの娘、知らないだろうけど父親はこんなに立派に生きたんだよ、と誰か教えてやってはくれないだろうか。ラウはあの娘を命を張って守るのが、無間道に生きる義務だと思う。あの娘がヤンの娘だ、と誰かラウに教えてやってはくれないだろうか。母親しか知らないのであるが・・・。
8点(2004-03-25 16:11:15)
116.  花とアリス〈劇場版〉
映画全体を貫く淡い質感、色感。その淡さは、度の低い心地いい酩酊感に誘い込む。そして、物語のリアリティーは論理思考外に放り出され、ひたすら花とアリスの“風の舞”に身をまかせ、ほろ酔う。中心に位置する“先輩”の情報量はどこまでもミニマムに、花とアリスはその周りで、嘘と本当、遠慮とエゴ、芝居と現実の間の振幅を舞う。流れる音楽も淡くせつなく。でしゃばり過ぎない伏線が彩りを添え、アリスが自らの意志で踊り出すバレエに冒険心、解放感が与えられる。もしも、記憶喪失になってもこの映画の記憶は忘れたくない、っつって。
10点(2004-03-20 01:45:46)(良:1票)
117.  WASABI
鬼束ファンのわたくしとしては、彼女の音楽が使われているだけで満足なわけで、それだけを聞きに映画館に足を運んだわけであります。まー、冒頭のS&Bだったかの宣伝で「WASABIの後のわさび」というコピーを今でも妙に覚えているぐらいで内容は忘れつつあるのですが、広末さんのフランス語がそこそこ巧く聞こえたような印象は残っています。
4点(2004-03-14 13:50:37)
118.  恋愛寫眞 Collage of our Life
死んだはずの彼女、恋、ニューヨーク、夢、せつなさ、写真・・・。そんな言葉からのイマジネーションからリラクゼーション映画だと思って、身も心も弛緩しきって映画館のソファに落ち着いていたのに、おいおい! 
4点(2004-03-14 13:29:28)
119.  TRICK トリック 劇場版
トリックファン、鬼束ファンなもので、7点をつけようかと思ったのですが、映画化するようなネタなのかと問われれば、「くるくる」と言ってしまいそうで6点に。
6点(2004-03-14 00:02:38)
120.  竜馬の妻とその夫と愛人
東京ヴォードヴィルショーの芝居で見た、あめくみちこのおりょうがとにかく妖艶で、その残像が邪魔してか、悪くはないんだけど、んー。芝居と比して、だから映画化したのか、というのがいまいち伝わってきませんでした。三谷作品の映画化にこの作品を選択した市川準監督のセンスがやや・・・。
6点(2004-03-13 16:41:59)
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