101. ゴーストバスターズ(1984)
《ネタバレ》 キャラクター先行のノリ中心の映画。この軽さが80年代っぽくて懐かしい。 でも内輪受けっぽいストーリーは破綻していると思う。 [地上波(吹替)] 5点(2009-08-15 15:38:48) |
102. 千と千尋の神隠し
《ネタバレ》 宮崎アニメのブランドと当時の大ヒットを思い出し、相性が悪い監督なのに懲りずに鑑賞してしまいました。結果は残念なものに終わりました。おそらく環境破壊のことを訴えているであろう暗示的で説教臭いメッセージは誰をターゲットにしているのか理解できませんでした。 舞台はノスタルジックなテーマパーク巡りであり大人の子供心に訴えているんでしょうけど、奇麗事を並べられて「お前らいい加減にしろ」と一方的に怒られて納得いかずに憮然として帰ってきた気分。問題は解決していない。でも主人公はなぜか清清しそう。そこも分からない。 [地上波(邦画)] 5点(2009-06-10 22:44:52) |
103. ザ・ロイヤル・テネンバウムズ
《ネタバレ》 天才たちを子供に持った設定があまり意味を成していなかったような気がする。 家族不幸+その張本人の父が家族との関係を取り戻す話なのに、その背景がなぜかうまく伝わってこない。 家族みんな不幸のせいなのか無気力・無表情なので彼らへの思い入れがわいてこない。 さらに、彼らの不幸エピソードで笑いをとるはずが、狙ったところで全く笑えなかった。 本当はここで観客を引き込まなければならないので、乗れなかったせいで残りは苦痛な時間となってしまった。 一方でロイヤルのクソぶりがあまり伝わらなかったせいで、「どうしてここまで嫌われるの?」という同情で彼を見ていた。そのせいで最後はちょっと幸せに死んでいったのは救いとなったが、明らかに解釈を間違っているということは分かっている。でももう一回見る気は起きないな。長いし・・・ [地上波(字幕)] 5点(2009-03-29 23:00:34) |
104. ユナイテッド93
《ネタバレ》 冗長過ぎる管制塔のシーンでほとんどでユナイテッド93というよりは911全体の話。 でもわずかな本題の部分は心に迫るものがあった。 団結して戦うことになった乗客は最後まで家に帰る希望を失っていなかった。 英雄になるために自爆したわけではない。 それからテロリスト側も本当に脅えながらことを進めていた。乗客の反撃もさることながら死ぬことは嫌だったんだろう。そういうリアリティが本作にはあった。 ただ、覗き見的で見なければ良かったかもと思った。分かってはいたけど後味はよくない。 [DVD(字幕)] 5点(2009-03-23 17:07:14) |
105. 幸せのちから
《ネタバレ》 幸せの追求というよりは、貧乏に耐えたり、大事なものを守るために必死になったり、余裕を失って凶暴になったりとリアルだと思いますが、見ているほうは落ち込んでしまう。 現代版のクレイマークレイマーのようで「実録親子ホームレス」だ。 母親が自分勝手に見えるが、それ以前に変な商売に引っかかって愛想がつかされてしまったのではとか、一部分にスポットを当てすぎていて不快に感じることも低評価の根底にあるのでは。あまり、主人公の目線で見ることはできなかった。原題からするとやはり幸せ=お金なのかな?その価値観にも今ひとつついていけない。 [地上波(吹替)] 5点(2009-03-22 17:45:57) |
106. 初恋のきた道
《ネタバレ》 チャン・ツィーが可愛い。ただそれを愛でる為の映画。 プロモーションビデオのような印象だ。 お父さんが生徒に慕われるところが全くといっていいほど描かれていないので ラストを感動的なエピソードとして捉えることが全くできなかった。 [地上波(字幕)] 5点(2009-02-01 09:59:50)(良:1票) |
107. メゾン・ド・ヒミコ
《ネタバレ》 ゲイの老人ホームの話をテーマに持ってくるのはかなり個性的で面白いと思う。 暗くなりがちな老人ホームだけど、明るく振舞っている人が多いイメージのゲイを おくことで逆に物悲しさが浮き出ています。 でもこれといった筋書きがないので退屈だった。無意味にエロいし、柴咲コウの演技もいつもと同じでちょっと食傷気味だった。5点献上。 [地上波(邦画)] 5点(2009-01-03 17:36:43) |
108. 叫
《ネタバレ》 自分を思い出してくれた吉岡は許すけど殺戮を続ける赤い服の女、許されていても大事な人を実は殺していた吉岡。赤い服の女に誘われて人を殺した者もやり方だけを導かれているだけで何も残らない虚しさがあります。また、古典的な怪談のようなテイストもあって不思議な感じのする映画でした。 ただ面白かったかというとかなり微妙。ホラーなのに全く怖くないのが致命的な感じがしました。最後になって一気に畳み掛けてくるのですが、暗示的な表現を残してあまりすっきりしないのもマイナス。 [地上波(邦画)] 5点(2009-01-03 13:47:53) |
109. 目撃(1997)
《ネタバレ》 ちょっと無理がありすぎるシナリオ。ルーサーのやっていることにも共感できず。 [地上波(吹替)] 5点(2008-12-29 21:43:30) |
110. ダイ・ハード3
《ネタバレ》 壮大なテロのようで間抜けな結末。でこぼこコンビで変化をつけようとしてみたけど あまり必要なキャラではなかった気がする。狙って不発そんなシリーズ3作目でした。 [地上波(吹替)] 5点(2008-12-28 12:45:02) |
111. 奥さまは魔女(2005)
《ネタバレ》 オリジナルが結構好きだったのでリメイクの本作は不安で見ていましたが、割とよかったと思います。劇中劇という形でひねった設定もあって楽しめました。 [地上波(吹替)] 5点(2008-11-16 14:30:29) |
112. ジャスティス(2002・ブルース・ウィリス主演)
《ネタバレ》 仲間を裏切った捕虜の苦悩を描いた映画としてのスタートはかなり緊迫感があったのですが、途中から全く違うところに連れて行かれてしまいました。 どんでん返しで実は脱走する予定でしたとか、マクナマラ大佐のキャラがいきなり変わってしまったりするのですっきりしませんでした。全てが大佐を立派に見せるためのお膳立て見えてしまうのです。 [地上波(吹替)] 5点(2008-11-12 00:00:10) |
113. 団塊ボーイズ
《ネタバレ》 アメリカでは大ヒットだったそうだが、アメリカ人のお約束みたいなものが 満載なんだろう。夢を見せられているみたいなものだけど、気楽に見るぶんにはいいかも。 日本語タイトルは役者の年齢と会わないので× [DVD(字幕)] 5点(2008-09-21 14:25:16) |
114. 菊次郎の夏
《ネタバレ》 子供と親を探して旅にでるヤクザ。およそ子供と一緒にいることに違和感を与える キャラクターをもってきて、心の交流を情感たっぷりに描いていくのかと思いきや・・・ 淡々として流れて特に盛り上がることもない。ギャグも観客を笑わせることを意図しているわけでもなさそうだ。 旅のシーンや目的を達成した後にただ遊ぶシーンにしてもコメディアンとしての「ビートたけし」が出没しているが、まっすぐに感動作をつくることにテレがあったのか、暴力シーンに走ったりコントを入れてみたりして変化球に走ったという気がした。みえみえのベタ作品にならなかったところはよかったと思う。 [地上波(邦画)] 5点(2008-09-04 22:00:14) |
115. ザ・シークレット・サービス
《ネタバレ》 作られた時代以上になんとなく古い感覚の映画でした。イーストウッドが昔やっていた アクション映画みたいな感じ。無理に肉弾戦に持っていかなくてもよかったような気がします。もっと年相応にマルコビッチとの知恵比べみたいな話になることを期待していたんですが。それにしてもマルコビッチは怖くてよかった。 [地上波(吹替)] 5点(2008-08-24 10:25:48) |
116. プロヴァンスの贈りもの
《ネタバレ》 テレビのグルメ番組みたいなものかな。画面でタレントがご馳走を食べているのを見ているだけという意味で。まさかこれだけで終わるとは思いませんでした。心に残るものがないのでこの点数です。 [DVD(字幕)] 5点(2008-08-04 22:59:34) |
117. 時をかける少女(2006)
《ネタバレ》 楽しかった学生時代の夏休み前。受験という友人とは違う人生の岐路をおそらく初めて意識するイベントを前にして仲のいい友人たちとの大切な時間の中での心のゆれには共感できたし、甘酸っぱい青春時代へのノスタルジックに浸る意味では楽しめた。ただ、バタフライエフェクトやターミネーターのような設定の割りにはタイムリープの動機が弱いというかスケールが小さすぎて意味を感じなかった。SFというよりは青春映画としてみるのがいいかもしれません。 [地上波(邦画)] 5点(2008-07-21 16:03:17) |
118. 風の谷のナウシカ
《ネタバレ》 極めてメッセージ色の強い本作だが、なぜか心に響かない。「自然環境は守りたい」「大量破壊兵器の使用は愚かなことである」大変もっともなことだ。いつの時代にも通じるテーマである。しかし、そこには一方的な非難めいた偽善の臭いがするのだ。トルメキアにも事情はあるだろけど、悪い面だけ持ってきて叩いちゃっているし。それに、エンターテイメントとしても退屈な展開であった。 [地上波(邦画)] 5点(2008-06-14 14:04:53) |
119. 28日後...
《ネタバレ》 前半まではよかった。絶望的な状態に弱い者が立ち向かっていく様に恐怖を感じる。しかし、後半は雑すぎてダメだった。軍隊を相手にキリアンがランボーになってしまうなんてありえません。 [地上波(吹替)] 5点(2008-06-13 21:55:09) |
120. 県庁の星
《ネタバレ》 よくあるサクセスストーリーのパターンで食傷気味なのですが、公務員をたるんだ組織への改革者に置いたのは結構新鮮でした。リアリティに欠ける安易な展開は確かに痛いのだけど、エリート然した野村君の変化と最初は蔑んでいた二宮さんが最後には好意を持っていく姿はよかったと思います。知事の話もアクセントとして効いていました。 [地上波(邦画)] 5点(2008-06-08 21:07:24) |