1261. サマーウォーズ
《ネタバレ》 世界観はいいんだけどねぇ~。もっと細部をつき詰めてほしかった。 PCをハイスペックにしただけで強くなったり、ID盗んだだけで衛星や交通網まで操作できたり。ちょっと何でもありすぎるんじゃないの? 全フィールドがバトルモード(?)だかになってるはずなのに、花札対決では律儀にルールを守ってる敵さんが可笑しくてしょうがなかった。 [映画館(邦画)] 6点(2009-09-02 17:11:33)(良:1票) |
1262. 山形スクリーム
竹中直人がやりたい放題やってるな~ってかんじの映画。 ストーリーは一応あるけどありきたりなので、随所に散りばめられたゆるーいギャグにどこまで付いていけるかがこの作品を楽しむ鍵となっている。 間違ってもホラーを期待して観に行ってはいけない! 個人的にはラブイズオ-バー薔薇男(だっけ?)のキャラがツボ。 ハーブでトリップトリップ~♪(なんてくだらない!) [映画館(邦画)] 6点(2009-09-02 17:02:12) |
1263. おろち
どろどろとした姉妹の憎悪劇は見応えがあったが、そこに絡んでくるおろちの存在意義がわからない。ただ見守っていたいだけにしては介入しすぎでは? [DVD(邦画)] 4点(2009-09-02 16:45:57) |
1264. 図鑑に載ってない虫
意外に低評価なのに驚き!自分は人と笑いの感性がちょっとずれているのかもしれん。 だってこの映画、最初から最後まで笑いっぱなしよ?(笑) 三木作品は一応全部見たけど、現時点ではやっぱりこれがベストですねぇ。 前作の「亀は意外と速く泳ぐ」を見てビビッときた人には絶対おすすめしたい作品。 なんせ「亀は~」はちょっとおしゃれな映像に、上野樹里ののほほんとした演技も相まって終始ゆったりとした、なごやかぁ~になる感じの作品だったが、本作は初っ端から松尾スズキを巻き込んで展開する最高にクレイジーなハイテンションムービーだからだ。 以下に、その凄さをあげてみたい。 まず、なんといっても松尾スズキの存在感が凄い。次々に繰り出される小ネタの数々に圧倒される。 そして、伊勢谷友介が格好良い。しかし、意外に演技は下手である。この映画におけるつっこみ的立ち位置を考えると、もう少しリアクションをなんとかしてほしい。 それから、ファンにはたまらない岩松了とふせえりのコンビも健在である。 他にも、村松利史や片桐はいりなど超個性的な曲者揃いのキャストがすばらしい。 ストーリーは完全予測不能!意外な展開の連続が見るものを襲います。 ・・・他にも見所をあげればきりがないが、とにかく面白いとしかいいよういがない。まあ、基本はくだらない映画なので、その手の映画が好きな人にしかお勧めできませんが。 [映画館(邦画)] 10点(2009-07-31 19:58:24)(良:1票) |
1265. リンダ リンダ リンダ
高校生というにはだいぶサバを読んだ年齢なのに、ここまでなりきれるペ・ドゥナの演技力は最高です。とにかく表情豊かだし、コミカルにいきいきと演じていてとても良かった。ブルーハーツ×文化祭という設定もGood! 文化祭という一大イベントに皆で必死に取り組んで、それが最高潮に達したときの感動。やがてそれが終わり一気に収束していくあの切なさ。それをフィルムは見事に描き出している。これぞ青春の醍醐味だ! [映画館(邦画)] 10点(2009-07-31 19:57:22)(良:1票) |
1266. 海でのはなし。
《ネタバレ》 宮崎あおいとスピッツが好きだから観たので、そこそこ満足はできました。 しかし、ストーリーがスピッツの曲に全然合っていないと思った。さわやかな海での青春ラブストーリー(!)みたいなのを期待していたので、以外にどろどろした話で暗くなってしまった。 見所は宮崎あおいが車の中で告白するシーンくらいかな、あの絶妙な演技と空気感はすごいなと思った。 [DVD(邦画)] 4点(2009-07-30 19:28:26) |
1267. 全然大丈夫
爆笑できるほど面白い映画ではないが(人によりますが)、クスリと笑えるネタが10個以上はあるので、全然大丈夫です。自分はエレベーターのボタンのくだりで危うく爆笑しそうになりましたが、なんとかこらえました。 [DVD(邦画)] 6点(2009-07-30 19:18:57)(笑:1票) |
1268. 鰐~ワニ~
これがキム・ギドク監督の第1作目とは!荒削りながらもすごい完成度だと思った。 登場人物はしっかりと描きわけられているし、ドラマの盛り立て方も見事!後の作品に通じるテーマ性もすでに確立されている。 [DVD(字幕)] 8点(2009-07-30 19:12:55) |
1269. スパイダーマン3
《ネタバレ》 うーん、そこそこの面白さだったかな。やはり単なるヒーローものではなく、キャラクターそれぞれの人間性をしっかりと描いているのがこのシリーズの最大の魅力かと。スパイダーマンとして生きることの宿命や、葛藤などが前2作以上に深く描かれていたのが良かった。それと、悪いピーターの暴走ぶりには笑ってしまいました。元が真面目なだけに悪くなってもあの程度なのね(笑)。ただ今回、悪役にあまり魅力を感じられなかったのが残念。いくら娘のためとはいえ派手に暴れすぎかと。どうせならもうちょっとこっそり金を盗めばいいのになんで街中で巨大化するのよ!ベノムに誘われて積極的にスパイディーを倒そうとするのもよくわからんし。 それから、ラストの3つ巴の超人対決はスゴイ迫力で大満足でした。 [映画館(字幕)] 6点(2007-05-20 22:15:50) |
1270. バベル
この監督得意の時間軸をずらした展開が今回も見事炸裂しています。4つの異なる場所で起こっている出来事を同時進行で描いていくんですが、え~この後一体どうなるんだ?っていういいところで違う場所に飛んだりするので気が抜けません。そしてまた忘れた頃に戻ってきたりして、おお!そんな大変な事になっていたんだぁ、と驚かされたり。ほんとに目まぐるしく行ったり来たりなんだけど凄いまとまっていて、最後まで緊張感が途切れなかったので良かったです。 それにしても、なんてスケール感のある画を撮れる監督なんだろうと思った。崖の上からライフルでバスを狙う少年の構図や、バベルの塔の如くビルが聳え立つ東京の夜景、などなど。カンヌ映画祭監督賞受賞も納得。 あと、話題の菊池凛子さんですが、たしかに存在感はありました。出演者の中でも1番ではないでしょうか。ちょっと反則的な目立ち方もありましたけどね。 ただ、そのキャラクター自体にはあまり共感できず、別に必要のないキャラに見えたのが残念です。 [試写会(字幕)] 7点(2007-04-14 22:09:52) |
1271. 蟲師
原作のもつ幻想的な世界観がうまく映像化されていて良かった。ただ、ストーリーがあまりに淡々としていてちょっと退屈。また、主人公の生い立ちを語るのに時間を取りすぎていてそこだけ間延びしてる感じがしたので、どうせならそれはヒミツにしといて謎めいたキャラのままの方が良かったのでは?と思った。 エンターテインメントとしてはやや不満の残る出来でした。 [映画館(邦画)] 3点(2007-04-14 21:39:50) |
1272. 大帝の剣
今どきありえないくらいB級ではちゃめちゃな内容なんだけど、それを大真面目で作っちゃってるところがいいですね(笑) しかもかなりお金が掛かっている!宇宙船同士によるバトルのCGだけで一体どの位かかっているのやら・・・。(っていうかなんで宇宙船自体がしゃべってるんだ?)こういう無駄使いっぷりがたまんねぇ~(by源九朗) その「面白ぇ~」が口癖の主人公万源九郎がいいね。今どきこんなキャラ少年マンガにも居ないぞ(笑)阿部ちゃんの演技が絶妙で最高でした。 ちなみにこの映画には試写会の券をタダでもらったので観に行ったわけで、内容には全く期待してませんでした。そのおかげか結構楽しめたので良かったです。これは軽い暇つぶし程度で見に行くのが最適かもしれません。ってこんなこと言ったら怒られそうですね^^; [試写会(邦画)] 6点(2007-04-14 21:03:44) |
1273. 世界最速のインディアン
自分のバイクが世界最速だと信じる主人公がレースに出て記録を更新するため、ニュージーランドから遠路アメリカを目指すという物語。アンソニー・ホプキンス主演で実話がベースの感動作なんだけどあまり一般受けはしないだろうなぁ。でも、すっごい心温まる映画でした。見終わって、夢をあきらめないことの大事さ、人生を楽しむコツなど色んなことを教わった気分です。また、クライマックスのレースのシーンの迫力は大画面で見てこそ味わえるってもんです。最近人生に疲れ気味のあなたにお勧めしたい一品です。 [映画館(字幕)] 8点(2007-02-04 23:25:28) |
1274. マリー・アントワネット(2006)
《ネタバレ》 マリー・アントワネットの生涯をポップな音楽とお洒落なスイーツなどで彩り現代風にアレンジ!まさに女の子なら誰もが憧れるようなシンデレラストーリーである。だから、革命だとか戦争なんかはどうでもよく、ひたすら一人の少女の目線を通して進んでいく。アントワネットの最後も描かれないので歴史観はゼロ。果たして私は一体この映画に何を期待していたのだろう。とりあえず、キルスティン・ダンストの演技は良かったと思うので、2点献上! [映画館(字幕)] 2点(2007-02-04 23:23:22) |
1275. ディパーテッド
ストーリー自体は本家「インファナル・アフェア」の通りだが、中身は完全にスコセッシ流のギャング映画にすり替わっている。今作の見所は圧倒的存在感のジャック・ニコルソンと、彼の間で揺れる主演2人の緊迫感溢れる演技対決だろう。ディカプリオの悲壮感に満ちた演技もいいが、彼に対して全くひけのとらないデイモンの自身に溢れた演技も見事だった。これはオリジナルを知らないほうが意外に楽しめるかも。 [映画館(字幕)] 6点(2007-02-04 23:22:19) |
1276. それでもボクはやってない
こんな理不尽なことがあっていいものかと思った。加瀬亮演じる主人公が弱弱しくてこんな事件に巻き込まれて本当にかわいそうに思えてくる。終始漂う緊迫感と登場人物達の真に迫った演技はドキュメンタリーを見ているかのようで見応えがあった。現在の裁判制度の流れを詳しく知るという意味でも為になる映画だと思う。 [映画館(邦画)] 7点(2007-02-04 22:54:28) |
1277. ユア・マイ・サンシャイン
HIV感染者に対する差別や偏見、そしてどうやってそれらに立ち向かっていくのかという、この物語の主人公達の強い生き方はとても感動的だった。どうしてこの映画がR指定なんだろうか。むしろこういう映画こそ中高生にも観てほしいと思った。 [映画館(字幕)] 7点(2007-02-04 22:29:46) |
1278. 涙そうそう
夏川りみが歌った「涙そうそう」の曲のイメージを基に、血のつながらない兄妹が互いに思いやり、支えあいながら暮らす様子を描いた物語。ストーリーは、一昔前の映画かと思えるくらいシンプルでストレートなもの。悪く言えば、ありきたりでご都合主義。だが、不思議と嘘臭さは感じられなかった。それは主演2人の自然かつ確かな演技力に負うところが大きい。ほんとにどこにでもいそうな普通の好青年を演じる妻夫木聡はリアルな生活感を漂わせていたし、長澤まさみにしても常に自然体で元気な演技は、見る者をほっとさせてくれる。土井監督曰く「今のこの2人でなければできなかった作品です。」 たしかに、この2人だからこそ成立しえた作品だと思う。 [試写会(邦画)] 4点(2006-11-30 00:30:48) |
1279. マーダー・ライド・ショー
これはアレですね、アメリカのどこか田舎のアメージングゾーンに迷い込んだ若者達が、面白半分で不気味な館に迷い込み、そこでとんでも変態一家に遭遇し「へっへっへっ、お前らここから生きては帰さんぜぇ~」という状況に陥ってしまうアレ、簡単に言うと「悪魔のいけにえ」みたいな映画ですね。でも、アメリカは広いですから、田舎の辺鄙な場所とかに行くと本当にありそうだから怖いですよね(あるわけない)。この映画もやはりそのパターンなんですが、館に辿り着くまでに仕掛けが色々あって面白いです。冒頭のピエロの店を紹介する番組や、アトラクション「殺人鬼の世界」などは、低予算ながら地味にしっかり作ってあってワクワクしました。ただ、意外だったのは、あの白塗りのピエロがあとで殺人鬼に変貌して大暴れするんだろうな、と思っていたら、後半あんまり活躍しなかったのがちょっと残念です。結構おいしいキャラだったので。 [DVD(字幕)] 4点(2006-11-30 00:29:48)(良:2票) |
1280. リチャード・ニクソン暗殺を企てた男
一人の孤独な男が体制に反抗する為大統領の暗殺を企てるという「タクシードライバー」みたいな話でした。しかしその計画があまりに無謀すぎたし、無関係の人をも巻き込んでしまったということで、彼に共感することはできなかった。しかし、彼がそれほど追い詰められていたんだという事は理解できたし、ああいう社会にも腹が立ちました。ショーン・ペンの演技はほんとにリアルで、繊細な彼の心情をうまく体現していて、凄く引き込まれました。 [DVD(字幕)] 6点(2006-11-30 00:29:10) |