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kiku☆taroさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 175
性別 女性
自己紹介 埼玉県出身 70年代生まれ A型です。



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121.  サイン
「シックス・センス」もそうだけど、この監督の映画は恐怖の対象をハッキリと形にして現してしまうのが、観客の想像力を潰されてしまうようで自分はあんまり好きになれない…。その対象物の姿もいかにもという感じで引いてしまうし。登場人物の描写は一人ひとりが深く描かれていてヒューマンドラマでもあるけど、SFサスペンスとしての落ちのインパクトのほうが強く残ってしまうので、結果として観た後の印象が内容の浅い映画に感じてしまい、なんだか不完全燃焼でもったいないと思ってしまう;。
6点(2004-02-29 13:39:36)
122.  ミート・ザ・ペアレンツ
ベン・スティラー演じる主人公が「オースティン・パワーズ」や「ビーン」みたいな、まったくのおばかキャラじゃなくて、けっこう普通にマジメな人物だったから、失敗を繰り返す彼がみじめに思えてきてしまうんだけど、そういうコメディーも新鮮だったし自分には好感が持てた!笑えるところはとても笑えたし、主人公はあれだけみじめな目に合わされて最後に追い出されるハメになったとき、めげずにフィアンセのオヤジに今までの自分の不満をぶつけたり、誤解が解けてからも「あなたが変わってくれないと自分は娘さんとは一緒になれない」と言ったりと、自分の意見をきちんと訴えたのはすごく誠実な行動だと思うし、芯が強くて「イイ男じゃん」とホントに思いました(笑)。あの父親も面白くて憎めないキャラだったし。妹の結婚相手とその家族は好かなかったけど。次女のフィアンセには不満はなかったのか!?それが疑問。
8点(2004-02-28 18:17:54)
123.  ラットレース 《ネタバレ》 
前の方のレビューにある通り、ホント、実写版「こち亀」の表現ピッタリですっ!アメリカのことはよく知らないけど、現代のアメリカのいろんなところを舞台に(変な)大人たちが暴れまくりという感じ。最後の、結局みんな一銭も手に入らないで終わる大団円(!?)もこち亀っぽい(笑)…でも、いいですね!
8点(2004-02-22 18:53:36)
124.  レジェンド・オブ・フォール/果てしなき想い
登場人物がみんなあまり深く描かれていないというか、主人公やヒロインにいまいち感情移入できなかった。強くて向こう見ずで、自分の思いつくままにしか生きられないトリスタンのキャラはいいけど、伝説になって語り継がれるというほどのインパクトやカリスマ性は感じられなかったし、ヒロインが彼に惹かれたのは、内面に惚れたというより単純にちょっとワイルドでイケメンだったからみたいにも思える…。だから、都合よく戦死した三男がよけいに可哀想に思えてしまうし、長男もヒロインを挟んで兄弟仲がギクシャクしたのを反省して、真面目に働いて事業を起こしたりそんなに悪い人じゃないと思うけど、父親にあんなに責められる理由が分からなかった。議員になる以前からなんか微妙な仲だったように思う^^;あと、風景も音楽も綺麗だったけど、音楽はこのストーリーの中ではちょっと大げさな感じがした。
6点(2004-02-22 18:12:32)
125.  アザーズ
この映画は、効果音で驚かせたりする演出も多いから、ビデオやDVDで観た人であまり怖くなかったという感想があるのも分かります。私は劇場公開時に映画館で観たんだけど、その時の怖さといったら…。光を入れてはいけない屋敷の中と、映画館の暗い館内がうまい具合に一体化して、音もサラウンド効果で前後左右から聞こえてくるから、あたかも自分もあの屋敷の中にいるような気がしてくるんです。よく遊園地や大きなゲームセンターにある、お客がヘッドホンを付けて臨場感を味わう「恐怖の館」のアトラクションみたいな感じでした。映画の中の人物がカメラ目線というか、こちらを向いた演技のとき、自分が見つめられているように感じてしまったり、観ているうちに心細くなってきて、周りにも人がいるはずなのに思わず辺りを見回したりしてました(笑)でも、そういうホラー映画としての効果だけが優れているんじゃなくて、内容も深くて色々考えさせられた…。ニコール・キッドマンの演じた母親の哀しさが伝わってきて、やりきれない気分だった。救いのない終わり方だったし。あと、変な言い方かもしれないけど、死者の立場を誠実に描いた映画だと思いました。「シックスセンス」は死者の表現がおどろおどろしく不気味で、内容は真面目だけど、かえって死者をどこかしら愚弄しているような印象が私にはあるのですが、この映画はそういう描写をしていないし、彼らはホントについさっきまで生きていて依然感情を持っている同じ人間なんだと思わせられました。
8点(2004-02-15 03:10:10)(良:2票)
126.  悪いことしましョ!(2000)
何だか、観ていてスマスマのコントを思い出してしまった。私も、ブレンダン・フレイザーと香取慎吾が似てるなぁと思いました。彼の演じたそれぞれのキャラが、同一人物とは思えなくて見事です!そして笑える! 繊細な少年!?のキャラの時は、ロード・オブ・ザ・リングの主人公にそっくりだと思った(笑)
7点(2004-02-14 01:06:50)
127.  ブレイブハート
戦闘シーンの迫力がホントにスゴイ。兵士たちの阿鼻叫喚の様子に目を覆ってしまうところもあるけど、撮影の技術など私みたいな素人にも、どうやってるんだろう?と思わせられたし、中世の戦闘の凄絶さがイヤというほど伝わってきた。人がどんどん死んでゆくし、主人公も含めて人を殺しすぎ…とも思うけど、本当にこれが現実に起こっていた時代だったんだと考えさせられるし、変に主人公を美化してもいないと思うし、きれい事なくその時代を表現しているように感じられた。メル・ギブソンは戦闘での鬼気迫る表情や演技が印象的だったし、敵役のイングランド王もインパクトがあったな。あと、他にもレビューに書いていた方がいたけど、DVDに付いているメル・ギブソンの監督解説は興味深くて面白いです。伝えられている実際のウォレス像や、その時代の状況の説明など、それから戦闘シーンでは人も馬も怪我人は全く出ていないそうです。
8点(2004-02-13 17:42:07)
128.  隣人は静かに笑う
哀しい結末…。アメリカが舞台だけど、自分は国内のオウム事件をなにか思い出させられました。昔、松本サリン事件が起こった時、現場近くの住人の方で初めに容疑者扱いにされた人、そのときの新聞でも、いかにも犯人確定と思えるように書かれていて、私も、この人がやったのか…って思ってしまったもん。後になってオウムの存在が表に出てきて疑いが晴れた後、実はその人の奥さんもサリンの被害にあっていてずっと意識不明だったことが発表されたんじゃなかったかな?本当、自分も疑ってしまってすみません(この場を借りて^^;)あと、オウム信者の子どもが一般の小学校に入ろうとしたけど、地元住民たちの反対にあって結局入れなかった時、自分は「子どもは関係ないのに」と思ったんだけど、学校で「どうしても仕方ないんだ」って言った先生がいたな。思慮深くて優しい先生だったから、意外な意見で驚いたんだけど、本当に考えてのことみたいだった。だから、ティム・ロビンスの一家が奥さんや子どもも含めて計画を実行していたことも、「子どもまで巻き込むのは可哀想」とは一概に思えなくて、慈悲の心を持つとか考えを改めさせることができない、一般の人間と感覚が違う、ある種、救いようのない世界にいる人たちという感じでゾッとしてしまうし、切なくも感じた。本当、色々考えさせられる作品でした。
8点(2004-02-11 01:49:21)
129.  鉄道員(ぽっぽや)(1999)
観たときはけっこうボロボロ泣いてしまったんだけど、後になってみると、どうしてか、そんなに作品の印象が残っていない…。主人公の周りの人たちのエピソードがちょっと多すぎて、自分には乙松と家族の物語にいまいち集中できなかったというのもあるかも。あと、乙松の娘がだんだんと成長していく姿で、そのつど彼の前に現れるという話は、ほろりとくるファンタジーでとても好きだけど、最終的に成長した姿の広末涼子が現れたとき、娘の雪子ではなく、いかにも「あぁ、広末だ」と思ってしまい、そこで感動は冷めてしまったなぁ…一つ前の姿を演じた子が、もっと素朴な感じで大人っぽかった気もして、二人のイメージが重ね合わないし。雪景色の美しさとその土地の厳しい寒さが、いちばん印象に残っています。
6点(2004-02-11 00:26:45)
130.  ホーホケキョ となりの山田くん
素朴な作風でけっこう好きです!あの淡い水彩画のような絵も綺麗だし、キャラクターの声もけっこう好感が持てました。声の出演に俳優を使うと顔が浮かんでしまうから良くないというのも分かるけど、この映画で朝丘雪路や益岡徹がアフレコしている様子を思い浮かべるとおかしくもあるし、でもなんか和んでいそうでいい現場かもと思った。原作の4コマ漫画の続きのストーリーを付けるのは、やはりだらだらとした感じになってしまうなと思ったけど。(原作の漫画が好きで、いつも新聞の読んでました。時事ネタもあるから、阪神大震災の次の日の笑いが抑えられたのとかオウム事件の頃のものとか、リアルタイムで読んだのを思い出すな…)全体的に繊細で上品な雰囲気で、なにか、優等生クラスが作ったとなりの山田くん、みたいにも感じました。
7点(2004-02-09 00:47:36)
131.  ドラえもん のび太と鉄人兵団 《ネタバレ》 
最後に登場人物が消えたり死んでしまう話は、観たばかりのときはすごく感動するけど、だんだんと何か味気なくなってきて、美しい話として心に残らないものが多いんです…でも、この映画は違います。ラスト、リルルが消えてしまうときにしずかちゃんが言う、「リルル、あなたは今、天使になってるわ!」のセリフ、ドッと胸を打たれます。自分を犠牲にして世界を救ったリルルに対する最高の賛辞です!そのシーン全体の演出も美しく、ドラマチックに仕立てて感動させようというのでなく、この作品を純粋に良いものにして伝えたいみたいな、作り手の意図が感じられるようにも思えるんです。ちなみに、私はこの映画の主題歌「私が不思議」がどーしてもほしくて「ドラえもん映画主題歌集」のCDを、たしか17、8歳の時に買いました。買うときかなり恥ずかしかったけど(笑)今でも大切に持ってます!
9点(2004-02-07 02:45:53)
132.  エリザベス
エリザベス1世の治世時、日本は安土桃山時代で、彼女は織田信長の1歳年上だったらしいです。日本が戦乱が続いていた武家社会の、いわゆる完全に男性が主役だった時代に、ヨーロッパで最強になった国を治めていた人物が女性だった、と書かれた説明を読んだことがあって、さらに彼女は日本の徳川家康に並ぶ我慢強さや政治能力の持ち主だったとか、彼女が亡くなった時、イングランドの国中の人々が泣いた、などの評判を、昔、世界史の授業などでも聞かされていたけど、自分は「ウソ臭いよ、大げさじゃん」と思ってました…が、この映画のケイト・ブランシェットが演じる、威厳に満ちていて賢く思慮深い女王の姿を見て圧倒されてしまい、「本当にスゴイ人物だったんだ!?」と単純かもしれないけど、そう思わされました^^;。出来事が史実に忠実に描かれているかなどは良く分からないけど、女王になって自分の恋人と結ばれる事ができないなど個人的な幸福をあきらめたり、帝王としての非情さも持たなければならず、思い悩みながら国のために生涯を捧げる道を選んだ…みたいな彼女の苦しい心情や悲しみが伝わってきて、それにかなり感動させられたな。他にも、舞台美術や華麗な衣装、重厚な音楽なども含めて印象的な場面は多いけど、最後、白塗りで仮面をつけたような顔の女王に、その場にいた人々がいっせいにひれ伏す場面がやっぱり圧巻でした。
8点(2004-02-04 17:11:25)
133.  猫の恩返し
壮大なファンタジーではなく、ジーンと感動するという話でもないけど、雰囲気がほのぼのとしているし、キャラクターもちょっと少女漫画的で観ていて恥ずかしくなってしまうところもあるけど、主人公のハルや猫たちがしっかりしていて純粋に可愛らしく好感が持てました。それと、猫の国の色使いが淡い感じで、宝石箱かお菓子の国のような、きらびやかでいてなぜかおいしそうな印象でした(笑)。観ていて、昔のアニメ「クリーミーマミ」や「マジカルエミ」を思い出したのは私だけでしょうか!?そういった作品などをなぞったふうにも感じるけど、どこか懐かしさも感じられて、良い意味で参考にされているようにも思えます!ただ、自分がもし男性で、映画館で一人でこれを観たとしたらかなり気まずくなり、いくらジブリファンでも途中で席を立ったかも(笑)とにかく、とても爽やかな清涼剤的な作品でした。
7点(2004-02-04 02:12:38)(良:1票)
134.  天空の城ラピュタ
この映画を初めて見たのは、86年当時、地元の市民会館の上映会でした。(たしか300円くらいで見られた)上映会といってもけっこう劇場並みの大きなスクリーンで音も迫力があったし、今になって思うと、子どもの頃にこの映画を大画面で見られたのは本当に幸せなことだったと思えます!ちなみに、その頃は「天空の城」の天空という熟語が読めなかったな~(笑)この映画を観て泣いたという感想も聞くけど、そこでの自分はただただ圧倒されて、涙も声も出ないような状態でした。始めの、シータが飛行船から落ちるシーンやオープニングの壮大な音楽から、もう惹きつけられっぱなしでした…。そして、これまでにも何度も観てきて思うのは、最後の、崩壊して木々の根がむき出しになり、ある意味無残な姿になったラピュタが、自身の役割はすべて終えたというように上空をゆっくりと昇っていくところから、パズーとシータがラピュタを飛び立ち、崩壊した城を無言で眺めながら離れて行くシーン、なんていうか、人が創作したものとは思えない…監督本人にも笑われるかもしれないけど、神様が監督に乗り移って作らせたんじゃないかと思ってしまう…もしくは監督が神様かも!?私にはあの場面がどうしても、そういう表現しかできないです。
10点(2004-02-03 00:44:15)
135.  竹取物語(1987)
この映画、懐かしい!当時小学生で、アニメ映画以外で初めて、自分で「観に行きたい!」と思って劇場で観た映画です。かぐや姫の話が、大人向けに難しくなっているのかも!?と感じていたけど、けっこう同じ年頃の子どももたくさん観に来ていたのを覚えています。内容はSFファンタジーで、かぐや姫が宇宙人だったということにされていて、月から迎えに来たのが円盤だったときは、子どもながらちょっと引いてしまったけど。かぐや姫が昇天するシーンは(死ぬのじゃなくて)けっこう幻想的できれいだと思ったけど、十二単姿のお姫様が吸い込まれていく先がUFОというのは…ちょっと夢が壊された感じだったなぁ。あえてそういう設定にしたんだろうけど、もう少し、幻想的で神秘的な展開にしてほしかった…と思いました。そのほかは、衣装や背景も豪華で見惚れるし、最後の洋楽の主題歌も、何かこの映画に合っていて好きでした。
6点(2004-02-02 18:56:53)
136.  千年の恋 ひかる源氏物語
この映画の写真集を見たことがあって、華麗な衣装や背景のセットに見とれて感心したり、それら美術スタッフや製作側の苦労などが伝えられていて、そういうのを知っていたから、評判の悪さは聞いていても結構期待して観たら、多くの方の意見と同じく内容はさんざんだった~っ!なんか、せっかくの衣装や舞台までが滑稽なものに見えてきてしまうような…幻想的な雰囲気を出すためなのか、CGがやたらと使われていて役者の演技が殺されてしまっていると感じる場面も多かった。出演者のベテラン勢の人たちも演技が上手いというのは分かるけど、どうしてもみんな滑稽なキャラにしか見えなかった…。彰子役の子が唯一まともな人という印象だった。ただ、藤原道長が夜中に紫式部の寝所を訪ねて来て、二人が歌を詠み交わす場面が、二人の歌を詠む声が超綺麗でほれぼれしました!それに、あの演技も和歌を覚えるのも難しそう~。実際に、道長が紫式部のところに夜這いに来たらしいという話を聞いたことがあるけど、そういう場で和歌を交換するって、ホント日本独特の風雅な風習って感じ。(やってることは夜這いなんだけど;)内容は、その場面につきましたっ。あとは、思うんだけどこの映画のタイトルの「千年の恋」の意味が良く分からんです。源氏物語が作られた西暦千年の頃の恋という意味なのか、それとも千年間に渡って伝えられてきた恋物語という意味なんかもあるのかな!?
5点(2004-01-31 04:02:59)(良:2票)
137.  グリーン・デスティニー
風景の映像が美しいです。雄大な竹林や、中盤の砂漠や牧草地帯とか、特に最後の場面の山寺(あそこは「黄山(コウザン)」らしいです)なんて、この世に存在する場所とは思えないほど神秘的!チェロの音楽も渋くてマッタリとした感じ!?でよかったな。以前、DVDを借りて観たこともあるけど、昨日のテレビ放映では、時間の都合で場面の端々がカットされてしまってたようで、息つく間がない感じでちょっと目まぐるしかった。 内容は、チャン・ツイィーのキャラクターがよくつかめない…密かに武術を習っていた貴族のお姫様で、恋人のもとへ行きたいのか、それよりももっと本格的に武術の道に進みたいのか、何が望みであんな行動をしていたのかがイマイチよく分からん…あと、彼女の女師匠が自分やムーバイのかつての師匠を暗殺した理由にけっこう同情してしまい、極悪非道な女とまで言われることはないと思ってしまった;
7点(2004-01-31 02:06:51)(良:1票)
138.  スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃
映画館で観たときは映像も音響も迫力があって、それなりに面白かった。内容的には、アナキンがダークサイドに落ちていくきっかけや心情がイマイチよくつかめなかった。最後のほうの主人公たちとクリストファー・リーが戦う場面、彼はたしか80代だったと思うけど、その年齢であの激しい殺陣や宙返りまでしていたのを見て、たまげてしまいました!アメリカ映画って、悪役がけっこう壮年の人でも主人公と互角のアクションをして戦うというのが多いと思う。そこらへん、とても感心してしまう!あとは、衣装がきれいだった。ジェダイの騎士のユニフォームやダースベイダーのコスチュームが日本の着物や鎧兜をモデルに作られているらしいけど、アメリカ映画にありがちな、日本の文化が奇妙キテレツにアレンジされて登場するというのじゃなくて、それらがこの映画に合うようにとてもセンスよくアレンジされているように感じる。だから、着物がモデルになっているってことが日本人として結構うれしいと思えた。
6点(2004-01-29 19:15:48)
139.  Shall we ダンス?(1995)
周防監督の映画は、これと「シコふんじゃった。」しか観たことないけど、どちらも見終わった後ほのぼのできるのがイイな~。それに、キャラクターひとりひとりの特長が上手く活かされていて、全ての登場人物が大切に扱われているように感じるんです。竹中直人・渡辺えり子・田口浩正さんとか、見た目も個性的なおどけキャラの人たち、もち面白いし主役に負けない存在感があって、大げさかもしれないけど監督の全ての出演者への敬意が感じ取れるように思う。主人公の奥さんの悲観的でちょと嫉妬深いキャラは、柄本明のあの探偵キャラを登場させるために、奥さんをそういう性格にして使ったという気もするけど(笑)ダンスコンクールが終わってからの展開はちょっと退屈だったけど、全体的には飽きずに面白かった!あと、個人的なことだけど、地元の西武池袋線沿線が舞台なのがうれしかったです。ドラマや映画で東京近郊が出てくると、たいてい神奈川方面のおしゃれな町が多いと思うから…ちなみに池袋につく手前付近には、ダンス教室じゃないけど、ボクシングジムが電車の中から見えます(関係ないけど^^;)。
9点(2004-01-29 17:49:23)
140.  北京のふたり
バイ・リンさんが出ていると知ってこの映画を見たんだけど、期待以上に彼女がとても良かった!シリアスな役柄のせいもあるだろうけど、ひとつひとつのセリフの話し方に感情がこもっていて、つねに演技が真に迫っているというような印象を受け、そこがとても魅力的です。中国出身でアメリカに渡ったのは最近というのを聞いたから、この役の英語での法律・法廷用語なんか勉強するのはかなり大変だっただろうな、とも思うし。「アンナと王様」という映画で彼女を知ったけど、その作品でも、存在感があって胸を打たれる演技がとても印象に残っていました。ただ、その二つの作品以外では、彼女の力量がまったく生かされていない変な役ばっかりが多いみたい…。「ワイルド・ワイルド・ウエスト」や「TAXi3」とか…。とにかくこの作品、法廷サスペンスとしても面白かったです。あと、中国の実情は分からないけど、軍や警察なんか少なくとも日本よりはずっと実際にあんなふうに厳しくて怖いんだろうなと思い、リチャード・ギアの立場に少し同情してしまいました…。
8点(2004-01-25 02:35:11)
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