121. 第三の男
サスペンス、恋愛、人間ドラマ、社会事情、様々な要素が折り重なっているのに、小気味よくまとまっていて、完成度がとっても高い。こういう誰でも知ってる曲って、「この曲ってあの映画で使われてるんだよねー」とかサラっと言い放つと、知らなかった人からはだいぶ賢い人だと思ってもらえるので、そういうのも有難い。 [ビデオ(字幕)] 7点(2005-07-08 11:09:48) |
122. スピード(1994)
題材が新鮮で、タイトル通りの時間的な速さ、物理的な速さの表現も見事。まさに息もつかせぬアクションムービー。素直にハラハラドキドキしながら観ることができた。最近のハリウッド・アクションのお手本というような作品で、エンタテイメントとしてはかなりの価値がある。サンドラ・ブロックも何か初々しい。別に2人くっつかなくてもいいんだが、そこはやはりハリウッドか。 [ビデオ(字幕)] 7点(2005-07-07 13:43:56) |
123. スターリングラード(2001)
戦争映画に対して持っていたイメージを少し変えてくれた作品。いかにもなドンパチはなく、静寂の中での緊張感と命がけの凌ぎあいが延々と続く。張り詰めた雰囲気の作品が良い。 [ビデオ(字幕)] 7点(2005-07-06 18:33:56) |
124. スターゲイト
エメリッヒってこんな面白い作品も作ってたんだなーという印象。当時は彼の作品と知らずに観たから、そのせいかな。B級好きの私には申し分ない出来。発想も新鮮だったし。門の存在感とか、なぜかラーが中性的なトコとかが好き。あんまり細部が思い出せないので、まあその程度の作品であることも事実だけど。 [ビデオ(吹替)] 7点(2005-07-06 18:11:34) |
125. スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃
1人の選ばれた者を、しかし母の愛を知ってしまった者をジェダイにしてしまったばっかりに、彼は強大な力を持て余す一方で、母への執着に囚われ、強さへの執着に囚われ、ダークサイドの帳が降りてくる中で、宇宙を揺るがす男女の愛に落ちていく…っていう話のはずだが、ちょうっと表現が稚拙。しかしキャスティングは良い。なかなかの青年見つけたものだ。ルークもアナキンもいい年してガキなキャラだが、純粋さの向かうベクトルが、愛のあるなしで正反対へ向いてしまった。そのへんもよく描けてはいるんだが、表面的な物語がやっぱりちょっと頂けない。ただのラブコメは勘弁してほしかったのだが、ともかくヨーダ先生がカッコ良すぎるので別にいいか。本作は観客の度肝を抜いたヨーダ先生の戦闘が全てだと思う。 [映画館(字幕)] 7点(2005-07-06 17:30:33) |
126. スーパーマン(1978)
やっぱり1作目は良い。事の始まりから描いて、今やお決まりの展開までスーっと持っていくテンポの良さは素晴らしい。有り得なさを気持ち良さとして見せてくれる作品。もう、何でもやっちゃってくれ。 [ビデオ(字幕)] 7点(2005-07-06 15:36:10) |
127. 電車男
不覚にも泣いてしまった…。純粋に自然と沸き起こる気持ちから出る、励ましの言葉は受ける側にとっては何にも代え難いものでしょう。作品としては、細部の作りこみが甘かったり、逆に場面によってはやりすぎだったりで、やや難ありといった印象ですが、元の話がいいだけに感動できました。普段映画では泣かない私を泣かせたことと、中谷美紀がいい女すぎることを加味して7点献上。彼女いない暦長かった男に薦めたい作品。現在進行形の男は変な夢みるからやめといた方がいいよ。 [映画館(字幕)] 7点(2005-06-16 07:01:35) |
128. 俺たちに明日はない
「明日に向って撃て!」の、ラストを見せない素晴らしさ。本作の、ラストを見せる素晴らしさ。 [ビデオ(字幕)] 7点(2004-09-10 12:35:09) |
129. サトラレ TRIBUTE to a SAD GENIUS
原作の功績とはいえ、題材がユニークで面白い。ものすごく不自然なはずなのに映画になっても自然に流す技はかなりのもの。恥ずかしいほどのストレートな心の叫びに、ありえなさを忘れて涙してしまう。コレにはちょっと泣きそうになったので、映画で泣けない私にとっては貴重な1本。 [地上波(邦画)] 7点(2004-09-09 20:42:47)(良:1票) |
130. ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃
「悪役ゴジラ」で話題になっていて、何を今さらと笑うしかありませんでした。何かネズミと並んじゃってるし。そのへんは「ゴジラ×メカゴジラ」の方にレビューしました。そんな時代にありながらも本作は最高クラスの出来。ボテボテでシリーズが続いていた中で、恐怖感を与えるゴジラを作れたことは奇跡といっても・・・ちょっと言い過ぎか。新山千春のどうしようもない下手さをモノともしない作品としての完成度。監督が変わるとこうも変わるのか。宇宙怪獣のはずのキングギドラを無理なく本作のテーマに沿って登場させた技量には感服します。 7点(2004-09-05 12:44:49) |
131. ゴジラVSビオランテ
個人的に第一作に継いでベスト2の作品。シリーズ中最もゴジラのデザインがカッコ良い。本作とは直接関係しないが、ゴジラ作品のレビューを観ていると「ゴジラの設定は難しくて子供に分からないのでは」という声をたまにきく。果たしてそうだろうか。もし本当に今の子供がVSシリーズ末期やメガギラスのような作品しか楽しめないというなら非常に哀しい。ゴジラは見せかけだけでなく中身のある作品である。ビオランテに宿る人間を感じるからこそ、グロテスクな外見にも関わらず戦いに高尚さ、悲壮感が漂うのは子供にだって感じ取れるはずだ。子供が喜ぶからと惜しみなく作中に怪獣を登場させまくりただ戦いまくるだけの作品を乱発するのは子供に対して、我々ファンに対して、そしてゴジラに対して失礼だと思う。 [映画館(邦画)] 7点(2004-09-05 11:59:16)(良:1票) |
132. コーラスライン
題材からして、ミュージカルにありがちな不自然な展開が不自然に映らないので良いのではと思います。場面が少ないのによくまとまっているし、何より曲が良いです。観た後絶対「ワン」鼻歌で唄っちゃいますって。 7点(2004-08-27 00:14:54) |
133. ゴーストバスターズ(1984)
完成度高。発想もテンポも音楽も素晴らしい。最近はこうした軽い気持ちで観られて、かつ完全なオフザケではないという作品が少なくなった気がする。そこそこの笑いとそこそこの感動、なぜか観終わったあとにやたら良い気分になっているという貴重な作品。 [地上波(吹替)] 7点(2004-08-27 00:01:33)(良:1票) |
134. 交渉人(1998)
場所の展開は全くないのに緊張を保ち続けられているのがすごい。言ってみれば「ダイ・ハード」と一緒だが、アクションよりも頭脳戦が中心になっているので目新しく映り先が読めない。オチが今イチ納得し切れないというか平凡なので残念ながら減点。惜しい。 [ビデオ(字幕)] 7点(2004-08-16 02:16:15) |
135. クレヨンしんちゃん 電撃!ブタのヒヅメ大作戦
クレしん劇場版の方向性を確実に変えた作品。「オトナ帝国」「戦国大合戦」へその後つながっていくのも本作があったればこそ、というのは言い過ぎかもしれないが、これまで強く出てこなかった泣きの要素が上手く加わっている。ブリブリざえもんには泣く。そして笑いの質はシリーズ中最高といっていい(SMLネタがお気に入り)。「あの2作」でクレしんに惚れた方、ぜひ本作もお試しあれ。 [地上波(吹替)] 7点(2004-08-15 09:54:37) |
136. マルタの鷹(1941)
ボガート、カッコよすぎです。なんだか全部持ってっちゃってズルいという気さえします。ここまでカッコよくされちゃうと後から超えることはほぼ無理ですね。女には決して惑わされないその姿に惚れました。 7点(2004-08-08 23:50:56) |
137. キンダガートン・コップ
アクションあり、笑いあり。シュワちゃんにしか出来ない役ですよねーと思います。シュワちゃんの強さでも勝てないモノや、シュワちゃんの強さがあってこその優しさがよく表現されていると思います。とーっても、ほのぼの良い気分になれます。子供の扱いに困っている方はどうぞー。 7点(2004-07-25 21:40:11) |
138. 風と共に去りぬ
何がすごいって、タイトルバックがすごい。 [ビデオ(字幕)] 7点(2004-07-08 12:55:29) |
139. インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説
お決まり評ではあるが、2作目なのに全然面白いところがすごい。テンポもいいし、正に王道アドベンチャー。猿の脳味噌が忘れられない。 [地上波(吹替)] 7点(2003-12-27 16:11:16) |
140. アラビアのロレンス
戦闘シーンその他、CGナシはやはり迫力があります。命懸けで戦う男たちに引き込まれました。女優が全く出てこないというのも珍しいですよね。後半のロレンスの葛藤はなかなか重く考えさせられ、世間の評価に納得できる作品です。でもやっぱり前半は眠いのでこの評価で。 7点(2003-10-31 03:18:17) |