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ESPERANZAさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2254
性別 男性
年齢 77歳
自己紹介 団塊の世代 映画鑑賞歴50年以上 見た映画はおよそ3000本?

1960年~1985年頃はよく映画を見に行きました。その後2000年頃までは忙しくほとんど映画を見なかったのですが、DVD登場とともにまた見るようになりました。最近はメモと記憶を頼りに昔見た映画のDVDを探して懐かしんでいます。

ESPERANZAとはスペイン語で、「希望」の意味です。夢や希望、感動を与えてくれる映画は好きですが、むごたらしい映画や命を粗末にする映画は嫌いです。

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121.  海の上のピアニスト
生まれてから一度も船を下りなかった男が、いつどうやって音楽を学びピアノが弾けるようになったのか不明だが、そこはおとぎ話として百歩譲ろう。船のタラップを半分まで降りた彼が、何を思ったのか引き返してしまうのだが、謎は謎のままして生涯を海の上で過ごしたとすればロマンティックに思える。それが何とマックスにその理由を話してしまう、それが私には言い訳(おとぎ話らしくなくなる)に感じられすっきりしない。(私にはマイナス)また音楽も悪くはないが手放しで褒めちぎるほど良いようには感じられないし・・・。まぼろしのレコード盤の曲名は映画では明かされない(名前がない)が、"Playing Love"という曲らしい。実際に演奏しているのは Gilda Buttà という女性ピアニスト。 
[DVD(字幕)] 6点(2012-09-22 21:36:03)
122.  遥かなる大地へ
この壮大な映画は、アイルランド移民や米国オクラホマにおけるランドラッシュなど19世紀末の歴史が土台になっている。こういった歴史を知らないと、多くのアイルランド人がなぜ米国をめざしたかとか、土地に対する執着といったものの理解が難しいと思う。ラストのランドレースだけでも結構見応えはあるが・・・。 トム・クルーズとニコール・キッドマンの息のあった演技は見もの、鼻っ柱の強い金持ち娘が貧しい小作の男とよく結びついたものと感心するが、大ロマンには間違いないだろう。 
[DVD(字幕)] 7点(2012-09-21 23:54:58)
123.  真実の瞬間(1991) 《ネタバレ》 
人道を無視した米国の赤狩りについては、誰よりも知っているつもりだった。しかしこの映画を見た瞬間、それは間違いだったことに気づいた。どんなに頭の中で理解していても、それは本当に知っていたことにはならないのだ。それほどまでに、深く強烈に胸に突き刺さる映画だった。 人間誰しも自分がかわいい。自分が罪に問われ迫害が及ぶとわかっていて、それでも自分の信念が貫き通せるだろうか。友の名をあげれば自分は許されるかもしれない、しかしその友は自分とまた同じような運命をたどる。誰かが勇気を持ってその連鎖に立ち向かわなければならないのだが、・・・。職や友人をなくし悲惨な体験を味わった主人公のどこにそれがあったのだろうか。 何と言っても、ラストのロバート・デ・ニーロとゲイラード・サーテインの迫力ある法廷シーンは見ものだ。またマリリン・モンローの「紳士は金髪はお好き」を初め、50年代の映画界の雰囲気を与えてくれるのにも好感がもてる。
[DVD(字幕)] 10点(2012-09-10 23:54:26)
124.  情事 an affair(1998)
決して許されない恋で、正真正銘の不倫ものだが、純粋なラブストーリーだとも思う。夫ある身で、妹の婚約者と恋に落ちる。常識では考えられないことだが、そういう起こりえないことが起こるのが本物の恋とも言えるのかもしれない。 この映画のジャンルは、ドラマ・ロマンス・エロティックだが、願わくばドラマ・ラブストーリーにしてはどうだろうか。バックに流れる Manhã de Carnaval(黒いオルフェ、カーニヴァルの朝)が美しく切ない。
[DVD(字幕)] 7点(2012-08-25 16:24:01)
125.  ラン・アウェイ RUN AWAY
警察が信用できなくて病院も安全でないとすると、自分たちで解決の糸口を見つけ闘うほかない。ビョンホンの新人賞受賞の対象になった映画だが、彼のできは良くても共演するヒロインが前作「誰が俺を狂わせるか」のチェ・ジンシルより数段劣るし、映画のストーリーも単調で今一歩だと思う。
[DVD(字幕)] 5点(2012-08-25 12:00:07)
126.  忠臣蔵外伝 四谷怪談
忠臣蔵と四谷怪談がほどよく重なりあう映画構成がすばらしい。特に中盤の「曾我兄弟仇討ち」を舞う赤穂浪士と伊右衛門の祝言で舞うお梅、そしてそれに毒を飲まされたお岩が舞い狂う。この3つの場面を琵琶の演奏でひとつにまとめあげたのは芸術的というほかない。顔の白塗りは最初気色悪かったが、古き時代を幻想的に仕上げるのに効果的で映画によく合っていたと思う。ただお岩さんの扱いがやや弱く怪談にしては物足りないかも、それに対して荻野目慶子のお梅の演技は目を見張るほど圧倒的。それにオルフの「カルミナ・ブラーナ」は効果的かもしれないが、マーラーの「巨人」はどうだろうか、映画と合っていないような気がする。 
[DVD(邦画)] 7点(2012-08-20 17:37:51)
127.  モニカ・ベルッチの情事 《ネタバレ》 
「エッチなだけじゃだめかしら?」がコメディなら、こちらは懸賞くじを巡ってのサスペンスっぽいドラマ。生活のため自らと一人娘を守るためとはいえ、これは完全に美貌とと肉体を武器にした詐欺。鼻の下を長くした地位ある男たちはまんまとはめられる。 これまたなかなかの作だと思うが・・・。
[DVD(字幕)] 6点(2012-08-19 21:57:30)
128.  モニカ・ベルッチのエッチなだけじゃだめかしら? 《ネタバレ》 
まさに邦題に偽りありの映画。ベルッチのおっぱいは拝めるがエッチシーンはほんのわずか。それよりも遺産問題を巡ってのコミカルなドラマ展開が大変おもしろい。馬鹿さ加減にちょっとだけ目をつぶれば、結構良い映画だ。
[DVD(字幕)] 6点(2012-08-19 19:39:16)
129.  誰が俺を狂わせるか 《ネタバレ》 
ドラマ「美しき日々」や映画「JSA」で人気スターとなったイ・ビョンホンの、初出演で新人賞受賞となった映画。対するチェ・ジンシルはすでに韓国でトップの座を誇っていた。この違いが役柄でも、何をやってもダメな男と男勝りのやり手ウーマンとの違いになって出てくる。そしてラストのパーティでは、酔った勢いもあり、怒りの大爆発となるのだが、映画は結構おもしろい。だがちょっと荒療治過ぎ。
[DVD(字幕)] 6点(2012-08-12 17:56:33)
130.  ハモンハモン
情熱的=本能的なのかもしれない。悪くはないと思うが、好きになれない映画だ。救いはペネロペの魅惑的な美しさのみ。
[DVD(字幕)] 5点(2012-08-11 22:19:38)
131.  カーマ・スートラ/愛の教科書
カーマ・スートラとは性の奥義書らしいが、この映画はその要素は少ない。それよりも"A Tale of Love(愛の物語)"という感じが強い。これを愛の教科書という邦題にしたのはいかがなものか。いかにも女性監督らしいイメージの映画だ。
[DVD(字幕)] 5点(2012-07-29 15:43:48)
132.  グリム・ブラザーズ/スノーホワイト(1997)
グリム兄弟の原作に近ければ近いほど、グロテスクで決してハッピーエンドにならないと覚悟して見たが想像通りだった。白雪姫(ここではリリー)の継母が最初から悪女だったというよりも、娘が父親と継母の間をやっかみ次第に親子関係が崩れていくといった方が超リアルだとも思う。それにしてもシガニー・ウィーバーの継母は見事で見応え十分。しかしながら、やっぱりこういう映画は好きではない。
[DVD(字幕)] 5点(2012-07-26 02:15:22)
133.  アパートメント(1996)
謎めいたままの映画進行が実に良い、といっても最初見たときは謎だらけに近かった。 過去の部分と現在が何度も入れ替わったりするので紛れやすいのだが、DVDで繰り返し見たりするうち、少しずつわかるようになった。映画全体の雰囲気も良いし、サスペンスに似合わないようなアズナブールの軽快な歌もまた良い。 ところでちょっと気になるのは冒頭の3つの指輪だけど、あの3つの指輪が登場する3人の女性を象徴しているように思うのだが、考えすぎだろうか。
[DVD(字幕)] 8点(2012-07-25 21:14:32)
134.  シンドラーのリスト 《ネタバレ》 
このオスカー・シンドラーと日本の杉原千畝は、ともに多くのユダヤ人を虐殺から救った偉人として忘れることはできない。だがシンドラーは最初から救世主ではなかった。 むしろナチスの党員であり、党の上層部と通じて戦争に協力し己の利益を得ることに専念していた人物であろう。巨大な利益を得、放蕩三昧をしていたらしい。 ユダヤ人会計士イツァーク・シュテルンを雇い経営を任せたのも、ユダヤ商人の才覚を利用したに過ぎず、多くのユダヤ人労働者を雇用したのも、ポーランド人より安上がりだったためだ。そしてユダヤ人たちが他の収容所へ送られそうになったときも、自分の工場の生産を落とさないため阻止したのであろう。 しかし、ナチスの非道な迫害を目の当たりにしたシンドラーは、少しずつ変化していく。生産を守ることはユダヤ人の命を守ることであり、後々には生産をストップしてでも命を守ろうとした。 映画は収容所でのユダヤ人迫害(虐殺)がいかに酷かったかをつぶさに見せてくれる。髪を切られ、所持品を取り上げられ、裸にされて水を浴びせさせられる。そして家畜のように働かされる。働けない者は選別され、ガス室に送られる。 こうした非道な事実は私たち多くの人間が知らなければならないことである。シンドラーもまたこういう事実を目の前に、ユダヤ人を助けなければならないと心が動いていったのだと思う。 そしてついに彼は、1100人以上の命を救いながら、なぜもっと早く助けなかったのか自分を責め、車を売ればもっとたくさんの命を救えたのにとまで思うようになる。 映画の終盤は多少誇張されているようには思うが、生き残った多くのユダヤ人が彼に感謝し、後々イスラエルに客人として招いたのは事実である。 シンドラーの「一人の人間を救うものは世界を救う」ということばが、ずっしりと心に響く映画であった。  
[DVD(字幕)] 10点(2012-07-08 07:03:43)
135.  コンタクト
子どもの頃からの夢を追い続けるエリー・アロウェイに好感が持てるし、それを演じるジョディ・フォスターがすばらしい。それにひきかえ、恋人役のパーマー・ジョスがどうも好きになれない。いったい何者か、何をどう考えているか、わかるようでさっばりつかめなかった。やっていることも反則技のように見える。 
[DVD(字幕)] 6点(2012-06-30 21:47:25)
136.  パリ空港の人々
外国に一度も行ったことがない私にとって、不思議な感覚の映画だ。国際空港の裏側を描いたものだろうが、不法入国や不審なものを防ぐという入国管理のむずかしさと融通のきかないコミカルさが入り混り、何とも表現できないおもしろさだ。また「ターミナル」とは違って淡々とした雰囲気がすばらしい。 ところであの奥さんは、夫のようにまた出るに出られない運命になってしまうのだろうか、結末がどうもすっきりしないが・・・。
[DVD(字幕)] 7点(2012-06-23 21:51:46)
137.  恋におちたシェイクスピア
シェイクスピアが書いた戯曲を映画にしたわけでなく、シェイクスピア自身を主人公にして映画に登場させ、自らの恋と自らの物語をダブらせたのがおもしろい。役者が卑しい存在であり、かつ女性が芝居に出演できないという時代背景があり、その中でウイットのきいた表現、風刺もまたよい。 アカデミー賞に関してはこれほどたくさんの部門の賞に輝く映画かどうかは疑問もあるが・・・。脇役陣も豪華でよくそろっている。 
[DVD(字幕)] 7点(2012-06-22 22:52:02)
138.  レッド・バイオリン 《ネタバレ》 
1挺が何億円という高価な額で落札されるヴァイオリンの名器、この映画は1681年に製作された幻の名器が、何世紀ものの時を経てモントリオールで競売される物語。そこには誕生にまつわる話や、多くの人の運命をも変えた歴史が綴られる。 ウィーンでの神童ともいうべき少年、オックスフォードでの悪魔を思わせる鬼才(パガニーニを連想させる)、西洋文化大革命の嵐の上海とそれぞれが大変すばらしい。そしてモントリオールのオークション。楽器や音楽を扱った映画としては最高に近い。(実際の演奏も世界的なヴァイオリニストのジョシュア・ベルが行っている) ところがそれほど価値のあるヴァイオリンでありながら、その扱われ方が大変粗雑。本来なら、神経質になるくらいていねいに扱われ、慎重に保管されなければならないはずなのに・・・。この映画には名器を慈しむという心優しい人が登場しないのは残念だ。 そして映画のラスト、名器が本来あるべきところに戻ったとも言えるかもしれないが、完全なすり替え窃盗犯である。 そしてまたもうひとつ気になったのがメトロノーム、モーツァルトの時代にはまったくなく、ベートーヴェンによって初めて使われたというメトロノームは19世紀になってから、時代がちとおかしいのでは・・・。 
[DVD(字幕)] 8点(2012-06-20 06:15:07)
139.  マイ・フレンド・フォーエバー 《ネタバレ》 
ついに待ち望んでいた「マイ・フレンド・フォーエバー」のDVDが出た。映画の内容はあらかた知ってはいたが、それでも涙は止まらなかった。 エリックとデクスターの友情、それぞれの母親の思い、感想はまとまらないが、デクスターのお医者さんも良かった。「君は特別な子だ。奇跡が起こるかもしれない」と励まし希望を持たせる姿に真の医師を見た。 一つだけ嫌だったのは、デクスターの母親がエリックの母親に言った言葉「殺すわよ」はないだろう。息子の友人を思う気持ちはわかるが・・・。  
[DVD(吹替)] 9点(2012-06-19 07:03:52)
140.  ファーゴ
実際にあった話らしいからむごたらしいのは当然かもしれないが、それにしてもさすが米国銃社会、平気で銃をぶっ放し軽々と人を殺してしまう。醜さを象徴するような映画だ。しかも身重の婦人警察官が凶悪事件を担当するというのも妙な話しだし、ましてやそれを演じた女優さんがアカデミー賞とはまったく不思議な世界だ。
[DVD(字幕)] 3点(2012-06-16 16:55:37)
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