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えすえふさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 549
性別 男性
ホームページ https://twitter.com/sf0O7
自己紹介 筋肉アクションやSFなどに目が無いです。

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121.  アクアマン 《ネタバレ》 
超ど直球スペクタクル海底冒険アクション ジャスティスリーグじゃ最も協調性に欠けるサイボーグの次に地味な海坊主アクアマン。 そんな彼が主人公映画が作られると聞いた時は冗談だろ?と思った。だってアクアマンだぜ? …すいませんでしたーっ!!!ホント!誠に!申し訳ない!!! こんなに素直に面白い作品になるなんてマジに思いませんでした!!! アクアマンが生まれるまでのロマンスと悲話にはウルっとするし、様々な種が司る見たことない壮大な海の世界には次はどんな事が起きるかワクワクするし、伝説のトライデントを探すためのロマン溢れる宝探しの冒険アクションに少年心を鷲掴みにされたりと、目眩く子供の頃大好きだった映画の全てが詰まった世界に完全にやられました。アクアマンはジャスティスリーグ時代の堅物なイメージからソーのような面白くもカッコいい更に親孝行者なヒーローになり、かなり親しみやすい奴になりましたし、ヒロインのメラも強さと可愛さを兼ね備えた素晴らしいお姫様でした。 勿論ヒーローとしてのバトルアクションも見応えがあり、序盤の潜水艦での無敵アクションといい、シチリアのカメラが入れ替わるバトルといい見ごたえたっぷりです。 そして伝説のトライデントをアーサーという名だけに引き抜く展開にはお約束といえど熱くならないわけがありません。 そしてラストの戦争シーンはDC映画の中で…いや、ヒーロー映画の中でも一二を争う壮大で派手なシーンに度肝を抜かれました。 あとブラックマンタのデザインはそれでGOが出たのか!って感じで最高ですね。 全体的にギャグを多めで楽しくそしてワクワクさせている往年の冒険アクションのような懐かしさと嬉しさに溢れた傑作です。 後、他のDCヒーローも出てくればなと思いましたが、必要なかったですね。なんせ今回は一人の男が真の英雄になるための物語なのですから 
[映画館(吹替)] 7点(2019-02-21 20:22:46)(良:2票)
122.  ウインド・リバー 《ネタバレ》 
雪と静けさしかない場所。ウインドリバー そんな田舎で起きた悲劇は頼りないFBIと寡黙なホークアイ…じゃなかった、ハンターによって捜査が始まる。住民誰しもが銃を持つヒリヒリとした緊張感。訪れる場所のどこもが何が起きるかわからない不吉さに溢れ息が詰まりそうだ。扉を開けた瞬間、振り向いたその時、現実的すぎる恐怖が襲いかかる。そして真相はアッサリと明かされる最悪の現実。 もうダメだ。と思った瞬間の鉄槌。鉄槌。鉄槌。一番の悪にも鉄槌。仕置き完了。スカっとする瞬間だが、決してそれでは終わらない。現実は続くのだ。 本作は極上の緊張感と、どうなるかわからない没入感、そしてフィジカルな恐怖、そしてたまらない瞬間を味わえる素晴らしいサスペンス映画でした。 しかしラストはただどうしようもない悔しさと悲しみだけが残る。 主人公の言う通り苦しみに耐えるしかない そうしたら心の中できっと会えるから 
[DVD(吹替)] 7点(2019-01-21 01:49:13)
123.  ヘレディタリー 継承 《ネタバレ》 
評判が評判だけにビクビクしながら観に行った本作は思ったよりも淡々と進む静かなホラー。 しかし娘の陰惨な死からアクセル全開。お婆ちゃんの計画が本格始動する。だんだんおかしくなる母親にビビりつつも彼女を主体に話が進むもんだから理性があると思うけど、それもだんだん疑わしくなり、目に見えるものが本物か現実かもわからなっていく。そしてラスト糸が切れたかのように全容が明らかになり、現実が飛躍し、崩れていく様はなかなかに痛快です。まさかのスパイダーマンである。 そして妹が死んで以降の早くその場から去りたい最悪の雰囲気を維持しこれでもかと恐怖を維持していく骨太さには参りました。もう、怖いのなんの。母親のエクストリームすぎる情緒不安定さといい、妹の何を考えているか一切わからない不気味さといい、本当に恐ろしいです。あとフェンス越しに叫んでるおばちゃんも。知らないおばちゃんに名指しであんな事言われたらビビるよ! 唯一の救いはお父さんのいるシーンで彼だけがまともなので良い緩急を生んでくれました。 最終的に本作は始まった時点で家族に逃げ場は無いし、結末はそのままゴールという後味最悪という素晴らしいものでした。面白かったです。 
[映画館(字幕)] 7点(2019-01-02 22:18:52)
124.  アナイアレイション -全滅領域- 《ネタバレ》 
地球の生物誕生は宇宙から来たという説もあるように灯台に降って来た隕石の連中もそんな奴だろう。 連中は自分たちの住みやすい世界にするためなのかわからないが既存生物達の遺伝子をごちゃ混ぜにする。 そんな所に自ら入る事を決めた女達。 結界の中は美しくも不気味で残酷な世界。生物は皆変異し、異形のものと化している。 狂ってしまった人間達、心を取り込む獣、そして美しい動物、植物。 本作はパニックや残酷な描写はありつつも、それをなるべくドライで静かに描写し、視聴者はこの不思議な世界を主人公レナを通して冷静に世界を観察する事が出来る。 そして灯台にたどり着いた時、何者とも言えないモノの存在感を見てしまったときの高揚感、不安、気持ち悪さは最高だ。不気味すぎる音楽もたまらない。 ラストは意外とあっけないが、コレから先、一体この二人はどうなっていくのか余韻に浸りながら終われました。 Netflixは凄い。こんなSFまでもやってしまうとは恐れ入りました。出来るならブルーレイで見たい、美しく気味の悪い素晴らしい作品だ。
[インターネット(吹替)] 7点(2018-12-28 12:32:23)
125.  市民ケーン 《ネタバレ》 
才能があり、成功者であるがゆえに疎まれ、愛されなかった男ケーン。どれだけ彼が求めても誰もくれない。母からも恋人からも誰も。そして彼の良かれと思った行動は全て裏目に出てしまう。決して人には伝わらない。批評記事を自分で書いた時の彼の心境は計り知れない。 彼の死の後に残った大量の遺品はまるで楽しかった頃の思い出にすがる彼そのモノのだ。そしてバラのつぼみも。 そんな本作なだけに見るのがかなり億劫でしたが見ると面白いですね。派手なオペラシーンに所々アニメーションが混ざったり、ミニチュア特撮が入ったりと意外といろんな手法がとられていて、最後の無数にある遺品のシーンは迫力があります。 まぁ今となってみれば若干古臭さは否めませんがケーンに対する救い無いまでの数々は残酷です。 そして名画と呼ばれる本作のラストはあまりにも悲しい。 
[インターネット(吹替)] 7点(2018-12-22 21:29:38)
126.  ボヘミアン・ラプソディ 《ネタバレ》 
実はフレディを知ったのは魁クロマティ高校でして今思え酷い出会いをしたものです。しかも僕が知る頃には亡くなっていたアーティストでした。ですがそんなこんなでテレビのCMで聴き、ジョジョのスタンドの名前で知り、CDを借りて聴き、母親にクイーンの素晴らしさと当時の熱狂を聞き、いろんな映画の挿入歌で味わいまくった凄いバンド「クイーン」。 もういろんな映画がクイーンを使いまくる中ついに本家の映画が登場。 いろんな曲は聴いて来たけど、実はあまりその姿を知らないクイーン。そしてフレディ・マーキュリー。 自分の中にある他人と違う部分に苦しむフレディ。ゲイという事は知っていたが、その事の葛藤や愛するメアリーとの別れがあったのは知りませんでした。 そしてフレディ、そしてクイーンメンバーによる天才的な曲の数々を作って行く過程はとても面白かったです。We will rock youやAnother one bites the dustの生まれ方には驚きました。 そう、本作の見所はやっぱり劇場の大音量で聞くクイーンの名曲の数々です。とにかく浴びるように味わえます。 ラストのlive aidのシーンはまさに圧巻。元の動画も見ましたがすごい再現度です。 最後には不思議と涙が出てくる一本。素晴らしかったです。
[映画館(字幕)] 7点(2018-12-01 14:24:43)(良:1票)
127.  search サーチ 《ネタバレ》 
頭をよぎる最悪の事態 アイディア一本背負いとは言ったもので興味をそそる設定にワクワクしていました。もうこの手法は後にも先にも簡単には使えませんね。 そして始まる物語は等身大のサスペンス。父親が故に知らなすぎる娘の本当の姿。そして愛娘を救い出すために用いる手段はSNS。 まるでパズルを解くように進んでいく展開は気持ち良いですし、他人の日記を覗くようなドキドキ感はたまりませんね。そして真実に近づくにつれ音楽が不安を増長し地獄の釜を開けるかのように闇が深くなっていく様は本当に背筋が凍るくらい恐ろしいです。にしてもお父さんの観察眼は鋭すぎますね。やっぱりどの映画の父親も娘の命が絡むとやたら強い。 そして基点にあるのが親子の絆というのもシンプルでいいですよね。愛し合っているが故の行き違いという所からの事件もハッピーエンドでとても良かったです。 
[映画館(字幕)] 7点(2018-11-09 20:14:58)(良:1票)
128.  シャイニング(1980) 《ネタバレ》 
怖い!旦那も嫁も子供も!この映画そのものが! やっと重い腰をあげてみることにした。まぁ見る理由も出来たんです。 結末も名シーンも知ってる訳ですが旦那が狂って行く様子は想像以上にヒリヒリしていてビビりました恐ろしいです。目つき、表情、手の動き、その一挙手一投足がとにかく不気味で何をしでかすかわからない。怖い。とにかく怖い。 嫁も怖い。まず顔が怖い。後半になるとさらに怖い。目玉が怖い。 子供も怖い。何考えているかさっぱりわからない。突然声が変になるし怖い。しかも策士。 ホテルも怖い。広い。寒そう。 それに恐怖の幻覚の数々なんなんですかアイツら。完全に憑かれてる場所じゃないですか。あの熊なんですか。 音楽も終盤になんなんですかあの声は。 いや、もう怖いしシュールだし、面白いし、いろいろわからない点も多いですけどコレは傑作ですね。 
[DVD(字幕)] 7点(2018-10-21 01:30:21)(笑:1票)
129.  ダイ・ハード2 《ネタバレ》 
中学生の頃見たっきりで全然覚えていなかったダイハード2。途中の飛行機墜落とラストの敵の飛行機を爆破するシーンは覚えているけれど、見方だと思っていた軍隊が敵だったところなど完全にわすれていたので、裏切った瞬間マジでビビった。 にしてもノンストップアクションと言うに相応しい畳み掛けるような事件の連続にハラハラしますね。銃撃戦から飛行機墜落、そして飛行機からの脱出に教会での死闘、空港のパニック、ラストバトルと次から次へ起こる事件に空港中を駆けずり回るマクレーンの体力には敬服します。ラストの爆発もマンガチックで痛快ですし。最高ですね。 にしてもコマンドー、プレデターにも登場する「バル・ベルデ」という架空の国。本当この国に関わるとエラい目に遭いますな。 最後のクリスマスソングとこの寒そうな空港。こんな中途半端に寒い秋ではなく暖房をガンガンつけた真冬(出来ればクリスマス)に見たい映画でした。
[インターネット(吹替)] 7点(2018-10-13 15:24:41)
130.  ペンギン・ハイウェイ 《ネタバレ》 
なんて!なんて難しい作品!どうこの良さを伝えればいい!自分の語彙力と知能の無さを呪うばかり。 先に見た知り合いに感想を聞いたら「エモい」と一言言われたことを思い出した、そんな一言で片付けちゃうのかと思ったが…確かにこりゃ「エモい」 大人にはない子供だから持ち得る無邪気な好奇心と、自分でもわからない感情がもどかしく動くアオヤマ少年の夏は言葉を失う不思議な作り。 夏の冒険、憧れの人、不思議な出会い。全てがたまらない。それにペンギン可愛い。 アニメーションもペンギンの動きといい仕草といいたまらないし、背景も美しい。いや、昔は自分の目にもこんな風に映っていた気がしなくもない。あの海の中の情景も好きだ。昔見たゲームのバグのような光景。 好きなシーンは外が雨で家でパスタを食べるシーン(寝る前ね)。なにかとても懐かしい気分になる。 それにキャラクターもどれも素敵だ、アオヤマ少年もお姉さんも友達も悪ガキもそれにカッコいいお父さんも。 たしかによくわからないSF設定だし結局なんだったのかと聞かれたらなんだったのかわからない。そこはアオヤマくんがこれから解いてくれるのだ。それを期待したい。
[映画館(邦画)] 7点(2018-09-03 19:32:12)
131.  残穢 -住んではいけない部屋- 《ネタバレ》 
手繰ってみると根は同じ うわあぁ…怖えぇ…。この不穏な雰囲気、不気味さ。なんなんだこれ。 最初は現代怪談っぽい話で始まるけれど、その糸を手繰れば手繰るほど出てくる出てくるヤバい話。それも気持ち良いくらいに。 そりゃ最初はワクワクしますよ。それはまるで宝探しのようですもん。 しかしその根の尋常じゃない深さからなにか行ってはいけない所まで行っているのではないかとこちらも思えてくる。 怪談作家が少年のような目で「ヤバい話」と言った所で引き返せない所まで来てしまった。まさに好奇心は猫を殺す。 そして行き着く九州の館はまさにラスボスの間。特になにか起こる訳じゃない、でも何か付いて来てもおかしくない。 絵的には文字の演出などは面白く、怪奇演出は安っぽくても視聴者にゆだねる想像力と映画全体にあるドライな雰囲気が逆に恐ろしさを醸し出します。 それに竹内結子をはじめとした主人公達の演技も面白かったです。ちなみに怖かった怪奇シーンは公衆電話からの着信。 ラストの総攻撃シーンは引っ張って来た分のお約束ですね。久しぶりに背筋が凍る映画を見ました。
[インターネット(邦画)] 7点(2018-08-23 08:57:43)
132.  チャイルド・プレイ(1988) 《ネタバレ》 
もう色んな意味で奇跡の作品。 チャッキーは有名!とても怖いに違いない!…と、思いきや。ホラー映画にありがちな安っぽさ全開なのは色々見てきて序盤で察します。ですが、それでも面白いのは絶妙なバランスの上にあるからかもしれません。 チャッキー…もといグッドガイ人形のデザインは完璧ですよね。もうホント不気味!それで無表情で無言で殺しに来るのならマジ怖いのですが、中身が人形から魂が出られなくなった哀れなチンピラのオッサンで汚い言葉を常に吐き続けながら襲ってくるんだから最高です。主人公たち以外の手際の良い殺人術も素晴らしい!でも雑!でも好き! そんでもって主人公の母親は息子を守るが故の勇気か、なにがそこまで突き動かすのかエキセントリックな行動力!そして親が親なら子も子で後半チャッキーに立ち向かうんだからたまりませんね!アツい! チャッキーを信じない奴らが次々と襲われていくのも「それ見たことかー!」と指差して叫ばずにはいられません。 見所は車での死闘も良いですが、箱から電池が出てきたシーンがたまりませんね。 ラストのアツい死闘もチャッキーのしぶとさに仰天です。 本作は作品全体に漂う安っぽさ以上にチャッキーの強烈なインパクトとエキセントリックな親子に最後まで心を鷲掴みにされる一本でした。 
[インターネット(吹替)] 7点(2018-08-16 00:19:19)
133.  トランスフォーマー 《ネタバレ》 
三度は見た作品だったけど最近初代アニメを見終えたのでベイ版も振り返ってみようと思いレビューする。 やっぱり1作目は導入からカッコいい。ヘリの襲撃から小型TF(カセットだったフレンジーがまさかのラジカセに昇格)の登場。そして次々と出てくるトランスフォーマーの連中にはやっぱり痺れる。やっぱりデストロンの方がカッコいいっすよ。 サイバトロンもお馴染みのコンボイ司令官とバンブルは知っていたけどラチェット、アイアンハイド、マイスター(ジャズ)はアニメ版を見た後だと嬉しさもひとしおです。 戦闘シーンの映像は今見ても最高。アイアンハイドのミサイルを宙返りで避けるシーンや、ブラックアウトやスタースクリームが空中で変形するシーンはたまりません。 人間メインのドラマもギャグを絡めながらも秘密組織などの設定はドキドキしますし、サム一家の緩いギャグも割と好きです。 なんだかんだ一作目は面白いです。 
[映画館(字幕)] 7点(2018-08-16 00:17:39)
134.  デッドプール2 《ネタバレ》 
レッツゴー!Xフォース! ギャアアアア!!!えっ?ブラピ?! ヒーローは何かを失った時、使命に目覚める気がする。それはコイツだって例外じゃない。 まぁその成り行きはいつだって血みどろで阿呆らしい。でも愛すべき人の言葉を辿りデッドプールは1人の少年を救う事を決意する。そして組んだドリームチーム!…って即4人リタイヤかい!だけどラッキーマン…ではなくドミノさんの強運っぷりには恐れ入りました。「そんな事あるかい!」をたっぷり拝ませていただきました。 対するはカプコンのMVC2では超お世話になったケーブル!ウヒョー!カッコいい!大塚明夫の声も渋いぜ!そしてゲストはこちらも日本じゃゲームでお馴染みジャガーノート!イカすぜ!!それにセクシー!まさか出るとは思わなかったのでめちゃくちゃ嬉しかったです。 そしてデッドプールのメタネタも冴え渡り、007風オープニングから始まり、MCUをいじり倒し、映画ネタもたっぷり。ほんとシャークネードはいつまでやるんだろう。 前作に比べ過去の湿っぽいパートがなくなった分格段にテンポ良く暴れ放題で面白くなった第2弾。最初から最後までギャグとバイオレンスアクションを余すところなく楽しめる一本でした。 …かくしてケーブルの装置のおかげで忌まわしきウルヴァリンZEROのアイツは始末されたのでした。めでたしめでたし。 
[映画館(吹替)] 7点(2018-06-25 18:56:01)
135.  ニンジャバットマン 《ネタバレ》 
開始早々アーカムアサイラムは時空転移装置とかなんとかで丸ごとタイムリープ!時は戦国!大体の連中はバットマンより一足早くこの地に馴染んでる。 そして始まるのは恒例のバットマンvsジョーカー! …そんなストーリーにはあまり惹かれなったけれどアニメを製作するのがあの「神風動画」なら話は別だ。あのアニメ版ジョジョで濃すぎるオープニングを作った連中が作り出す長編アニメは劇場で見なきゃ損だ! そして仕上がったものは終始ハイテンションであらゆる日本的な要素をぶち込み、闇鍋の如くチャンポンした、カッコいいけどかなりヘンテコなバットマンだった。おもちゃ箱をひっくり返したような展開がノリと勢いで爆走し、リアリティそっちのけで派手さを取った演出にビックリ。それでもバットマンになってるから不思議だ。そしてキャットウーマンもハーレイも可愛い。 見所はバッドモービルからのジョーカーの城への突撃。次々と変化して行く装備にビックリ。そしてクライマックスのジョーカーとの迫力の一騎打ち。そこからのニンジャバットマンとして覚醒!(理屈は知らん!)これが現代日本最高クオリティのアニメーションよ!と言わんばかりの迫力!さすが天下の神風動画!妥協は死! そして並ぶ声優達はとにかく豪華!名だたる名優の数々にビックリ。しかも子安はゴリラだ! 全体的に満足ですがまぁ一言あるとしたら中盤のアニメパートのナイトウィングの暴力描写がちょっとキツいのが苦手でした。 そんなこんなで日本製の超密度トンデモクオリティの超展開トンデモバットマン。濃密すぎる85分を堪能できました。凄いぞ! 
[映画館(邦画)] 7点(2018-06-20 00:01:56)(良:1票)
136.  パシフィック・リム:アップライジング 《ネタバレ》 
​パシフィックリムが帰ってきた!落ちこぼれでもやってやるぜ! そんな前回司令官のボンクラ息子。だけども才能があるから職場に即復帰!才能あるスクラップ拾いのお嬢ちゃんもついでにスカウト!ここも人材不足か! 最初から小型イェーガーチェイスから謎のイェーガーとのバトルと怪獣以外とのバトルも拝めて嬉しくて何より。そんでもってエヴァ量産型らしさ溢れる無人機の暴走、ガメラ2のレギオンような虫達が合体して巨大化とたまらない怪獣ロボ描写の数々に待っていた甲斐があった気がします。ちなみに今回の推しロボットはブレイザー・フェニックスとセイバー・アテナですね。 ただシナリオは雑な感じがしますね。マコが死に際に送ったデータも結局よくわからなかったし、量産型の自爆からの怪獣出現もちょっと唐突でした。中国の社長さんも人格が変わったように協力し出すのも不思議…。あと富士山が選ばれた理由も活火山だからという無茶苦茶な理由ですがまぁそこはいっか!日本も富士山の麓がやたら高層ビル群に発展してるのには笑いました。 キャラクターを見ても教官のネイトはただの万能先輩で、訓練生達はほとんど没個性でなんともかんとも。前作の一目見ただけで只者じゃない雰囲気を出していたパイロット達に比べるとかなり地味ですね。 それと贅沢を言うならジプシー他の連中にもっと秘密兵器が欲しかったなぁ。後半は知ってる武器でしか戦ってないので、ここぞとばかりにとんでも武器や超必殺技が欲しかったです。それとジプシーを突っ込ませてトドメというのも雑すぎやしませんかね。いや雑ですよ。 結局今回は穴を塞ぐどころかギリギリのところで撃退できただけの話でしたね。うーん。 でもなんだかんだ言っても最高のロボバトルを今回は前作以上に見やすく派手にこれでもかと見せてくれたので大満足ですよ!ホントもう! あっという間に終わってしまった本作。とても楽しめたので次は吹替版行ってきます。
[映画館(字幕)] 7点(2018-04-14 01:07:07)
137.  レゴバットマン ザ・ムービー 《ネタバレ》 
​アイアンマンのバーカ! そんな具合に始まるレゴバットマンはレゴムービー同じくメタに自虐にパロディとそこまでやるかと思わせるやりたい放題ギャグの連続。しかも映像はもちろんレゴ。コミカルながらもカッコいい、可愛い、メカやらキャラクターやらのデザインが常に目を楽しませてくれます。極悪ゾーンの連中も普通にサウロンやヴォルデモート、エージェントスミスとか出てきて笑えました。 そして本題は…バットマンとジョーカーのラブストーリーじゃねぇかこれ!まぁ長年宿敵同士だとそうじゃないかと思っちゃうよね! 超ひねくれ者のバットマンの孤独と成長もわかりやすく出来てました。まぁジョーカー&悪者連中お咎めなしというのもよくわからんですがまぁいっか!小島よしおの吹替もまぁいっか! そんなこんなで最初から最後までハイテンション、ハイクオリティで楽しく見れる一本でした!満足!
[インターネット(吹替)] 7点(2018-04-11 22:36:45)
138.  シェイプ・オブ・ウォーター 《ネタバレ》 
​まずおばさんの裸!そこからの自慰っ! ウヒャー!過激な!そんな冒頭から始まる物語はとてもクラシカルで純愛の物語。 声を使わない二人のコミュニケーションだからかその深みは味わい深い。 それに添えるデルトロ監督のクラシカルSFな美術に洒落た音楽、そして直球なエロと毒っ気はどれも最高。あのダイナーは行ってみたいですよ。パイは美味そうに見えないけど。車屋もカッコいいです。あとあのステーキも不思議。 話もわかりやすいサスペンスとラブストーリーながら面白いのは役者の力。イライザの感情が爆発し歌い上げるシーンは泣けますよ。 しかも主人公はだんだん可愛く見えてくるのは不思議なようで少量のチャーミングなギャグ故。 ジャイルズの毛が治るだけでなく毛が生えるシーンも笑えました。 半魚人も適度に面白く、不気味で良い感じでした。まさかアレは隠しているとは。 本作はクラシカルな雰囲気とデルトロ監督の味が絶妙に混ざり合ったアカデミー賞作品賞も深く頷く素晴らしい逸品でした。
[映画館(字幕)] 7点(2018-03-29 22:03:00)(良:2票)
139.  15時17分、パリ行き 《ネタバレ》 
 実話ものというのは星の数ほどあるけれど、実話もの映画でさらに本人が演じている映画というのは珍しい。 しかもそれが主人公だけではなく更に撃たれた人やその奥さんと本人が多いというのがまた凄い。 そんな訳で始まった主人公達の半生と事件の流れはまるでドラマチックとは言えないがリアリティに溢れている。 前半の三人の出会い、そして軍人になった後の出来事など彼らの人となりがわかるエピソードはどこかユルいし親近感を覚える。更にヨーロッパ旅行のシーンに入ると更にユルくなる。いやいや、イタリアでもベタなスポットしか行かないし、男二人で自撮りしまくって酒飲んで、クラブ行って、二日酔いでダラダラしたりと、リアリティあると言えばありすぎなパリまでの旅行シーンはだんだんと心配になりながらも笑えてくる。結局女の子とも何も無いのもソレっぽい。 思えばこのお話は見る前からオチは分かっているようなモノなのだが、そこからのテロリストとの戦いは…すぐに終わる。いや、実際にはそんなもんだろうな。それに落ちこぼれの軍人だったスペンサーだが彼の積み重ねて来た努力と失敗によってその力が事件に活かされ、そして三人の結束があの事件を円滑に収束させた事はいうまでもない。 最後の表彰されるシーンは彼らの過去を知っていただけに何故か涙が出て来た。 にしても皆さん演技が凄い上手でそちらにもビックリ。超凄い再現VTRを見ている感覚でした。 仕事がうまく行かなくてもその時が来た時、自分が何をしたかで未来が決まる。その一瞬はいつか分からないが、僕もその時は彼らのように勇気を出したい。
[映画館(字幕)] 7点(2018-03-28 22:30:58)(良:1票)
140.  機動戦士ガンダムF91 《ネタバレ》 
改めて見ると密度が凄い事になってますね。まぁそうなる理由もあるんですが。 そんなF91は冒頭からとんでもない惨劇から始まります。とにかく無関係の人々がこれでもかと死にまくる。まるで怪獣映画を見ているかのような様相、それが生々しいからとても恐ろしい。ただここからのテンポがとにかく早いし、一周目じゃついていけなかった。複雑なロナ家の関係やそれとは別のカロッゾの野望など情報がとにかく詰め込まれていて凄い事になっています。にしてもカロッゾって本当に情けない親父なんだなぁ…。 そんなこんなで主人公達はよくわからないうちに練習艦に乗り、無茶ぶりでガンダムに乗る事になったシーブック。しかも初の出撃で三機を落とすというとんでもない事をしでかす事に。そして次のシーンだといつのまにかシーブックはロナ家宅に忍び込みコロニーから逃げて父親が死ぬという流れがいつのまにかなっていて結構混乱します。 そんでもってセシリーもいつのまにかMSに乗れて操れちゃうんだから早い早い。そしていつのまにかアンナマリーは離反し、すぐに死んでセシリーが入ってくる。早い。 不自然なのですがなんだかんだそれを納得させてしまう富野監督の編集力は凄いですよ。 そして最後のバグ襲撃にラフレシアの戦いと見所たっぷり。しかも脳波コントロールも出来る。ラストのセシリーを探すシーンも好きです。 だけど待ってくださいこの作品。カロッゾのようなヤバい奴は倒しまし、セシリーは助けましたが戦争はなにも終わってないんですよ。 終盤は若干尻窄みでしたが、序盤の迫力と、密度の濃いドラマ、そして素晴らしい作画のMSバトルに、森口博子の音楽と十二分に良い所だらけの作品なので僕はとても満足です。
[インターネット(吹替)] 7点(2018-03-12 18:40:37)(良:1票)
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