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あろえりーなさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 4669
性別 男性
年齢 41歳

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1501.  アポロ18 《ネタバレ》 
一言で言えば、「パラノーマル・アクティビティ」 のSF版といったところでしょうか。 ここ最近は、こういうフェイクドキュメンタリーという 手法の映画がたくさん作られてますが、SFでこの 手法を用いたものは初めてのような気がします。  アポロ計画は17号で終わったと思われていたのに、 実は極秘裏に18号が飛んでいた。そして計画中止となった 原因が明らかに、、、というワクワクする設定。 ホラー的な要素が強いです。 前半こそSFらしい様相ですが、体内になにかが 入り込んだりするのは「エイリアン」を思わせるし、 感染して変貌していく乗組員は「ゾンビ」を思わせる。  なにせ舞台は月面なので、セットやらCGやら、 低予算ながらもきちんと作り込まれている印象。 なので、船内とか、月面に着陸するところなんか リアリティ出ててよかったと思います。 ただ、クモみたいな地球外生物のCGは少々微妙な出来映え。 振り返ってみれば、設定に無理や粗があるような気も するのですが、私のようなSF好きにとってはそれなりに 楽しんで見る事が出来ました。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2012-10-15 12:46:55)
1502.  カエル少年失踪殺人事件 《ネタバレ》 
なかなか良かったと思います。 近年、韓国映画は主にサスペンス&ミステリーの 分野で質の高い映画を生み出しているように思う。 なんというか、韓国映画特有の土着的、 陰湿な雰囲気というのが、殺人事件と絶妙に マッチしていて、言いようの無い暗さと 魅力を醸し出しているように感じる。 この作品は、韓国三大未解決事件の一つに数えられる、 実際に起こった事件をもとにしているんだそうで、 5人の少年たちが突如行方不明となる展開は まるで神隠しのようで、ミステリーの題材としては 申し分無い。犯人が両親なのではないかと考えた 大学教授と主人公が推理し、突撃捜索する展開は 観ていて本当に面白い。それに比べると 後半、犯人らしき男に出会う展開は少々月並みだが、 ラストにはまた母親の口から隠されていた事実が 打ち明けられたりと、展開の巧さと内容の良さの バランスが保たれていて上手い作りだなと関心した。
[DVD(字幕)] 7点(2012-10-15 08:06:41)
1503.  マンク ~破戒僧~ 《ネタバレ》 
キリスト教徒の方が見れば、 確かに衝撃的なのかもしれません。 変な仮面かぶったあの女性は要するに 悪魔なんでしょうけど、教徒ではない 自分からすれば、悪魔というファクターが 出てくるとどうにもわかりにくくなっちゃうんで、 この話は一人の男の性への目覚め話だと 思ってみればいいかなと思いました。 赤子のときからカトリック寺院で修道士として 育てられてきたわけだから、要は環境によって 性への目覚めに蓋をされてるみたいな状態なのでしょう。 その蓋を美しき悪魔が開いちゃった。 それまでずっと封印されていたわけだから、 もの凄い勢いで性的欲求が溢れ出たんだろうなという 気がします。毎度見ていた夢も、女性というものへの 憧れの暗喩だったのかもしれませんし、 正常に欲求が解き放たれないが故に頭痛持ち だったのかもしれません。 そんなわけで、自分としてはそれなりに理解出来る 部分もあるのですが、終盤には勢いあまって 人殺しまでしちゃうわけですね。 さすがに暴走してしまったなと。しかも親殺しと 近親相姦の罪を犯してしまった。でもこれは、 本人は知らなかったわけですからね。 まぁ、悪魔の悪さなわけで、 その点はちょっと可哀想な気もします。
[DVD(字幕)] 6点(2012-10-15 01:53:17)
1504.  ディア・ブラザー 《ネタバレ》 
これは本当に素晴らしい作品でした。 実話だと言うことで、より一層感動しちゃいましたね。 揺るぎない兄妹愛に胸をうたれ、 どんな困難があっても諦めずに兄を信じ続けた その心意気にジーンときます。  兄ケニーが突然逮捕され、裁判にかけられるのですが、 そこで兄の血液型が0型なので犯人に間違い無しという、 今では考えられないような内容の裁判をしてる事に驚く。 80年代初頭は、まだこういう感じだったんですね。 今でこそ当たり前ですが、当時はDNA鑑定が一般的でなく、 ケニーが刑務所に入れられ、ベティ・アンが奮闘する中で、 初めてこの最先端の鑑定方法に巡り会う。 この展開が見ていて実に鮮やか。 後半は、ケニーの鑑定結果がシロであり、 実は供述が強要されたものであることが 明らかになっていくわけですが、この展開というのも 観客としては胸をほっとなで下ろすというか、正義は 勝つんだというカタルシスが存分に味わえていいですね。 もしかすると、ケニーはクロなんじゃないかという 展開も考えられたので、尚更です。 そしてそれによって、娘の誤解が解け、二人は 抱き合って再会を果たす。もうね、これが実に感動的。 目頭熱くなっちゃいました。 TSUTAYA限定レンタルだなんてもったいない、 多くの人に見てほしい傑作です。
[DVD(字幕)] 8点(2012-10-15 01:39:41)
1505.  アイ・ソウ・ザ・デビル ~目撃者~ 《ネタバレ》 
全然面白くなかったです。 見所はデニス・クエイドの怪演ぐらいで、 ストーリー自体はあまりにショボく、ぬるく、 そしてくだらない。 勿論、ちっとも怖くなんかない。 デニス・クエイド演じたおっさんは確かに狂人だけど、 だからといって人の家に勝手に入り込む若者たちも どうかと思う。
[DVD(字幕)] 3点(2012-10-15 01:37:53)
1506.  ドッグヴィル 《ネタバレ》 
セットがなく、スタジオ内に線が引いてあるだけという様相に最初は面食らうかもしれませんが、だんだんとそれが気にならなくなり、最終的にはこのスタイルが功を奏しているんだということがわかる。町並みや風景といったものはこのお話にとって二次的な要素なので、いっそのこと全て省略してしまうことにより、人の内面だけにスポットを当てられる。いって見れば観客を、人間の醜く汚い内面世界に閉じ込めてしまうわけだ。その醜い監獄は実に居心地が悪いので、嫌悪感を抱く人も多いだろう。ただ個人的には大いに共感も出来たし、また面白かった。「あぁ、その気持ちかるわ~」「こういうこともあるよね~」なんて思いながら。子守りをさせてたお母さんが怒りに震え次々とグレースの陶器を割ったり、男たちがグレースを性奴隷のように扱ったり、トムがグレースを裏切る局面であったりと、リアルなエピソードが積み重ねられていく。そして観客にとっては、ある種の鬱憤も積み重なっていく。街の人たちの理不尽な態度に。だからラストはやはりカタルシスを感じてしまうのだが、だからといって全て皆殺しにする必要があったのかなという気もする。皆殺しにしなきゃ目撃者を作ることになるし、後の復讐を恐れてのことなのかもしれないけど。犬は復讐が出来ないから、情けをかけて助けられたのだろうか。まぁそんなわけで面白かった事は事実なんですが、個人的には続編の「マンダレイ」のほうが好みでした。あちらは作りとしては二番煎じだけど、内容は経営者と労働者の関係というテーマがあったので興味深く拝見出来たのに対し、本作はただただ嫌らしいだけで、深いテーマが見えづらかった気もします。
[DVD(字幕)] 7点(2012-10-12 11:08:01)
1507.  最高の人生の見つけ方(2007) 《ネタバレ》 
堅実キャラで真面目なモーガン・フリーマンと、俺様キャラだけど憎めないジャック・ニコルソンのそれぞれの掛け合いが観ていて面白い。世界中、いろんなところを見て回ったけど、最終的には二人とも「家族」のもとに戻ったってところがミソですね。人間の幸せというのは、究極のところは人を求めまた求められているというその感覚だと思います。その障壁となっていたわだかまりが、この対照的な二人が出会い旅をすることによって乗り越えられた。ストレートだけど、いい映画だったと思います。
[地上波(吹替)] 7点(2012-10-11 01:10:14)
1508.  皇帝のいない八月 《ネタバレ》 
う~ん、個人的にはいまいちピンとこなかったですねぇ。国内でのクーデターを真面目に扱った作品なんて今じゃ観る事も無いのでその点は興味深かったのですが、自衛隊を国軍にするために、伝統と秩序をとり戻す為に、国民を人質にとって目的を達成しようとするというのがどうにも非現実的で、なおかつその主張が台詞にもあったように「軍国主義に酔っているだけ」で実に空虚。彼らの主張に共感が持てればぐんと面白くなったと思うんですけどね。70年代だったら、これでも現実味があったのかな。そしてまた例の三角関係も物語を面白くしているようには思えず、むしろいらないのではないかとすら感じる。派閥争いの政治家、総理の私生活、三国の拷問シーンなど、ダーティな雰囲気は巧く描かれていたとは思うが。
[DVD(邦画)] 5点(2012-10-10 20:59:14)
1509.  利休 《ネタバレ》 
なんといっても、ワダエミが手がける衣装でしょう。人の内面とかキャラクターを、衣装によって表現する。本作もそのスタイルが貫徹されていて、美しい和服の数々を堪能することが出来ます。同時にまた、全体的なセットも良かったです。ただ、ワダさんの衣装というのは綺麗そのもので生活感がなく、外道キャラの豊臣秀吉も漫画的に感じるところもあり、全体としてリアリティの重みに乏しいなとも思う。勿論、その外道キャラの秀吉と感情を押し殺す利休の対比が面白ので、それ自体は悪くはないんだけれども。映像的には、定位置からの長回しショットなど、どことなく黒沢映画を意識しているようにも感じられ、三国連太郎と熱演にも特段の不満はありません。ただ利休のキャラクターが、ずっと我慢し続けて最後の最後に自我を貫いた一人の男というだけで、その生き方や考え方と、茶道の精神とがもっとリンクして伝わってくるような構成であれば良かったのになという気がします。
[DVD(邦画)] 6点(2012-10-09 19:11:43)
1510.  リメインズ 美しき勇者たち 《ネタバレ》 
一言で言えば、「エネルギッシュな人情劇」といったところでしょうか。全体的に、アクションと情緒性の双方が、良くも悪くも迸るほどエネルギッシュで、それがこの作品独特の特色と持ち味にもなっていると思います。大正末期を舞台にした話なんだそうですが、たとえば付随音楽がシンセで作れていてファンタジックな響きだし、犬の名前はメルだし、なぜか妙に現代的で、それがまた独特な雰囲気出してますよね。そしてユキ役をつとめた女性がまた凄い。全身で怒ったり悲しんだりしてるし、終盤になるとなぜかもの凄く卑猥な格好になるし(笑)。その体当たり演技も見もの。家族を惨殺され、強烈な恨みを持って行動するユキと、彼女のことを想い、全力で守ろうとする鋭治のプリミティブな感情表現が見ていて心地よい。マイナス点はと言うと、序盤の熊こそ本物ではあったものの終盤の一騎打ちの熊は明らかに着ぐるみで二足歩行丸出しなのと、「一人前の男になるんだ」などと行っていた男衆たちが結局最後の闘いに絡んでこないのが少々残念であった。全体としてはまずまずの作品かなと。
[DVD(邦画)] 6点(2012-10-08 23:23:00)
1511.  顔(1957) 《ネタバレ》 
なんというか、凄くシュールさを感じる作品でした。そのシュールさっていうのは、映画としてはマイナス要素ばかりなんだけど、それもまた逆に新鮮で楽しめました。たとえば、コンパクトが落ちたり、男が外に出たらすぐに車にひかれて死んじゃったりというのはあまりに出来過ぎな展開だし、水原秋子が塔のてっぺんに男を呼んで、そこから落として死なす妄想があるんですが、目の前に落ちるスポットがあって、男がそこに自ら誤って落ちるかなりアホな妄想なんですよ。せめて男が後ろ向いたときに突き落とすとかね、もうちょっとありえる妄想ならわかるんだけど。それからあのラストは何なんでしょう。水原秋子は必死に生きる為に、色々と道を踏み外してしまったんだと思うが、あのラストは「東京のネオンが悪いんだ」「都会の誘惑が私を狂わせたんだ」みたいな、そんなメッセージにも見て取れる。まぁなんにせよ、秋子の瞳孔開きまくったみたいな目が凄く印象的。映画としては、ヒッチコックを意識したかのようなミステリー演出や、ホラーっぽい付随音楽などが独特の味わいを出しているなと感じました。
[DVD(邦画)] 6点(2012-10-04 00:30:46)
1512.  アパルーサの決闘 《ネタバレ》 
この作品、エド・ハリスが主演だけでなく監督もしてたんですね。それなりにちゃんとした、それも正統な西部劇だったと思います。ただ、「変化球のある西部劇」でもあったな、と。主役のヒーローが悪者を倒し、ヒロインと二人でめでたしめでたし、という流れが王道ならば、まずこのヒロインがちょっとくせ者。悪党のブラッグと引き換えに助かったかと思い双眼鏡で確認すると、そこには全裸でもう一人の男と楽しく遊ぶアリソンの姿が、、、(笑)。一人が怖いので、すぐにボス猿についてっちゃうんだとか。この物語のあと、ヴァージル・コールとアリソンはどんな夫婦生活を送っていくんだろうと色々想像しちゃいます。まぁ、ヴァージル・コールが常にボスであり続ければいいんだろうけどね。悪党どもに二人で乗り込んで銃撃戦を繰り広げるシーンがあるけど、あっちは4人ぐらいいて、しかも一階と二階で、あれじゃあ全然フェアじゃない。敵の多勢に無勢っぷりが癪に障ります。そしてブラッグと一騎打ちをするのがなんと相棒のエヴェレットだというのも一つの変化球ですね。ラストの終わり方なんて、「あれ?ひょっとして相棒が主人公だったん?」て思ったし(笑)。敵を逮捕して裁判にかけるまではなかなか面白かったけど、その後はこの変化球を楽しめるかどうかで評価が分かれそう。佳作の6点ということで。
[DVD(吹替)] 6点(2012-10-03 22:50:47)
1513.  怒りの河 《ネタバレ》 
一番最初に、縛り首にされそうになってる縁もゆかりもない男を主人公が助け出すんですが、それが「え?なんで?」ていう感じで、動機が最後までわからなかったんですね。それで最後の最後になって、実は自分も以前縛り首になりかけていたんだということがわかる。あ、なるほどそういうことか、と。ただ、男が途中でグリンを裏切ったときに、グリンを殺さずに置いてけぼりにするのが釈然としない。その後めちゃめちゃビビってるし。一度助けてもらったから、義理人情みたいなものか。そうすると根っからの悪ではないようにも思えるが、その後の男は次々と仲間を撃ち殺し、かなりの暴走気味。そんなわけで少々強引さも感じたりはするのですが、酒場から船へと逃げる一連のシーンや、後半のドンパチシーンなど、クラシカルで王道なアクションを披露しその点は見ていて楽しい。そして度々映る雄大な景色。特にラストの開拓村は素晴らしい。佳作の6点。
[DVD(字幕)] 6点(2012-10-02 22:45:53)
1514.  マシンガン・プリーチャー 《ネタバレ》 
これ凄く良かったですよ~。実在の戦闘派牧師を映画化したということですけど、彼の行いは大いなる議論を呼びそうです。なんたって人殺しですからね。いくら子どもたちを守るためとはいえ、この一線を越えていいのかという問題は常につきまとう。でもサムはこう言う。「もし君たちの家族がテロリストに誘拐され、俺が奪還すると約束したら、その手段を選びますか?」って。そう言われると、うむむ、、、、と考えさせられる。少なくとも、批判するだけでなにもしない人よりは、サムみたいに正義心を持って活動してる人を応援したい。もうね、しょっぱなから凄いヘビーな映画だなって。黒人の子がテロリストどもに、母親を殺さなかったらお前と弟を殺すぞって脅されるところから始まる。なんちゅう酷い光景。こんなの見せられたら、綺麗事言ってないでサムを心から応援したくなる。子どもたちを助けようともう一度同じ場所に行ったら、みんな殺されちゃってたり。そんなことばかりで、途中「神を信じられない」状態になる。だけど、男の子に「心まで失っちゃいけない」って話聞かさせて、サムは男の子をがっしりと抱きしめる。あのシーンがもの凄く感動的。思わず涙出そうになっちゃった。そうなんです。心まで負けちゃいけない。それこそ敵に屈した事になる。あの小さな男の子の言葉には、凄く深い教訓があるように思う。賛否両論あるだろうけど、個人的には秀作だと感じました。
[ブルーレイ(字幕)] 8点(2012-09-30 00:10:15)
1515.  キツツキと雨 《ネタバレ》 
これほんと良かったです。「南極料理人 」も大いに笑わせてもらったけど、本作も終始笑いっぱなしでした。沖田修一監督、今後要注目ですね。なんというか、笑いに一切の嫌みがないんですよね。全てほっこりするような笑い。そう、悪い人なんて出てこないから、見ていて気持ちがいい。そしてまた笑いの取り方が上手いですよね~。二人の会話があって、一方がなにかを頼もうとする、そんで次のシーンでパッと落差のある画を持ってくる。そりゃ笑っちゃいますって。全体的にはのんびりとしたテンポなんで、疾走系コメディを好む人には不向きかもしれませんが、このほっこりのんびりした感覚って妙に懐かしくて、昔の古き良き邦画を彷彿とさせるようなものがありました。最初は嫌々だった木こりの岸さんが、彼らと打ち解け映画製作にどんどんとのめり込む様子が実に微笑ましい。そして気弱な監督の田辺も、だんだんと心開いていって終盤には笑顔が増えていくその変化が見ていて嬉しくなる。日常から非日常、そしてまた日常へと戻るこの暖かいストーリーは、登場人物だけでなく、観客もまた一緒に幸せな気持ちにさせてくれる、そんな素晴らしい作品に仕上がっていた。
[DVD(邦画)] 8点(2012-09-29 18:12:44)(良:1票)
1516.  王様ゲーム 《ネタバレ》 
まぁアイドル映画だから仕方ないっちゃ仕方ないんですが、皆さん演技が大根過ぎますでしょ。この作品はホラーになるの?でも全く怖くないよ。それどころか、王様ゲームとやらで仲間が消えていくという設定に失笑すら感じてしまう。王様が携帯にメール送ってきて意味不明なゲームのもとに次々と消していく。うろたえる仲間たち。なぜか全てお見通しの頭脳明晰少女。なんでしょうかこれは。ハロプロオタの人たちなら、彼女たちを見ているだけで幸せなのでしょうが、そうでない人たちがこれを見て楽しめるはずもなく。原作はグロテスクな展開もありの内容だそうですが、そういうのを全部脱色して設定だけ借りてきてアイドルたちに大根の演技でやらせてみただけじゃ、ハロプロメンバーの思い出作りにしかならんでしょう。
[DVD(邦画)] 3点(2012-09-28 19:41:39)
1517.  KOTOKO 《ネタバレ》 
好きか嫌いかで言えば、こういう映画は嫌いです。 リストカットしたり、子殺ししようとしている様を 見せられていい気持ちになったりしないですもの。 でも、作品の持つ力や塚本晋也のすぐれた作家性を 認めないわけにはいかない。 自分の部屋での自傷行為と、沖縄での息子との ふれあいのシーンの対比、心情をそのまま手ブレで 表現する、安直ながらも貫かれた独特のスタイル。 そしてCoccoの演技が意外にも素晴らしい。 演技というより、Coccoその人自身を演じているという感じ。 元気な人にはお勧め出来ないが、 深く病んでる&病んでた人にはぜひ勧めたい一本。
[DVD(邦画)] 6点(2012-09-28 10:55:19)(良:1票)
1518.  アルビン3 シマリスたちの大冒険 《ネタバレ》 
1も2も観た事がなく、このシリーズは これが初めてで予備知識も無かったのですが、 可愛いシマリスたちが唄ったり踊ったり どんちゃん騒ぎしてるのを見るだけでも 愉快な気持ちになってきます。 まぁ、ストーリーは全然面白味ないですけど、 子供向けの映画ですから別にいいんですよ。 人間の姉ちゃんたちとのダンス対決や、 レディー・ガガの曲を披露するシーンなど、 とてもキュートでした。
[DVD(吹替)] 6点(2012-09-28 10:53:15)
1519.  キリング・フィールズ 失踪地帯 《ネタバレ》 
マイケル・マンの娘さんが監督したというのには驚きましたが、親父さんのサポートもあってか、初監督作にしてはきちんとした作りになってましたね。演出や撮影などの点において特段問題ないのですが、サスペンスものとしては脚本が少し弱かったかなと。犯人も「あ、なんだやっぱりそいつかぁ」て感じだし、それでいてあの2人組の動機もいまいち見えてこない。そんなわけで犯人探しの面白さは乏しいのですが、代わりに刑事側、特にブライアンの正義感には胸を打たれるものがありましたね。被害者を少しでも冒涜するような奴がいれば、これでもかと殴りまくる。遺体に指紋がついてれば、身体を張って守ろうとするし、そして自分の命をかけて、犯人と対峙しようとする。リトル・アンは誰からも見捨てられていたと感じていた女の子だけど、ブライアンが守ってくれた、そのことに彼女は生きる希望を見いだしたに違いない。そんなわけで、サスペンスとしては弱いけど人情劇としてはまずまずなので、全体としては佳作かなと思います。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2012-09-27 17:46:59)
1520.  ペイド・バック 《ネタバレ》 
なかなか良い映画だったと思います。構成も上手いし、サスペンスフルな展開でぐいぐいと観客を引き込ませてくれます。イスラエルの秘密諜報機関モサドの3人が、ナチスの戦犯ヴォーゲルを誘拐し裁判にかけようと企てる。普段は温厚そうな産婦人科医のヴォーゲルも拘束されると絵に描いたような邪悪っぷりを発揮するのですが、仲間たちとの葛藤やヴォーゲルに煽られ頭に血が上る様子など、息詰る攻防で観ていて面白い。特に秀逸だなと思ったのは、レイチェルとヴォーゲルの間に3度ある肉弾戦ですね。派手さはないけど、凄く力強い映像になってる。レイチェルがヴォーゲルに注射を打ち顔色が変わっていく様子とか、レイチェルが襲撃され、顔に傷を負い蹴られるシーンとか、ラストの凶器の刺し合いのシーンとか、手に汗握るような凄みがあって良かったですね。秀作だと思います。
[DVD(字幕)] 7点(2012-09-26 23:12:48)
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