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sting★IGGYさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 292
性別 男性
自己紹介 PoorReviewにお付き合い頂きありがとうございますm(_ _)m
感動系・激情系・小説系・サスペンス系・お笑い系・ブログ系等々
色んな形のレビューがあってもいいと思う。

ここ最近のレビューは主観的な目線から客観的な目線に変わりました
例えば、【あれが嫌い】【これが好き】【何かの作品に似てる】
【何々を足して2で割った様な…】【現実的に有り得ない】
【脚本がバラバラ】【駄作】【クソ映画】等々、
ワザと狙ってコメしない限りはもうやらないですね┐(´~`;)┌

素人の目で批判ではなくレビューを心掛けますd(°-^*)⌒☆

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141.  タキシード(2002) 《ネタバレ》 
設定の妙というかタイトル通りのタキシードスーツがウリの作品。 ただやっぱりその設定を活かしきれてないというべきか はたまたジャッキーの動き頼みとしてしまった感があり突き抜けてない。  まぁ近年の数多あるアクション作品に多用されてるワイヤーアクションや CGは極力控え目なのでその部分だけでも割りと見応えがある。  それでもジャッキー自身の因る年波の衰えっぷりは シーン毎にソフトなアクションに転嫁されてる感は否めない。。  特にあの塔みたいな所から落ちるシーンは昔なら確実に下まで落としてたんだけどww 今回はあの所謂【設定スーツ】から吸盤みたいなもんが出てきて 途中で壁に掴まっちゃうのねwwwいやぁ、そこは下まで落としとこうよ(´・ω・`)ショボーン みたいな往年のジャッキー映画を見てる人なら必ず思うハズw
[地上波(吹替)] 5点(2011-11-19 10:44:57)
142.  機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-
異星体(ある意味造語)というガンダムと言う作品にとっては タブーにも思えるテーマに果敢に取り組んだ作品。  『分かり合える』という唯一点の究極の姿を追い求めた監督のポジティブな部分が ガンダムと言う作品を通して思い切り発現させたというべきか?  ただやはり1期のあらすじと比較してみるとここが本当の意味で 監督の目指した着地点だったのか?と思うと甚だ疑問が残る。  『分かり合える』という観点からは決してブレてはいないのだが 『分かり合える』という事は見ている側にも『受け入れられる』事が 作品を語る上での最大の焦点であると思うので その部分をしっかりと消化していたかいないのかでは 評価がハッキリと分かれてしまう作品ではないのかと思う。  監督にとってポジティブな作品が見る側にとっては ネガティブな作品にしか見えない部分もあったり視点を間違える若しくは 入り方のベクトルが監督の目指すベクトルと合致していないと いわゆる『分かり合える』姿に見えなかったのではないか。  過去のガンダム作品と比較されるのを敢えて承知して作る勇気と努力は買うが 如何せん1st作品のみからリスペクトして創ったにしては 作品としてのオリジナル性は買うが物語としては結果として薄い。  00(ダブルオー)という作品を見るかガンダムを見るかによって 真逆の評価が出る作品と思いたい。
[映画館(邦画)] 5点(2010-10-02 22:46:05)
143.  サマーウォーズ 《ネタバレ》 
何ていうのかなぁ・・・一言で言うと緊張感が薄く物足りない。  多分『オズの魔法使い』を題材として御伽噺的なストーリーをアレンジして現代風の世界観とネット社会の画一性に警鐘を鳴らすべく作ったんだろうな。  夏希のヒロイン性は薄く健二のチャラい設定はある意味リアル(現実)に則した描き方なんだろうけど映画という枠で考えるとやはり萎える。  『時かけ』の様な突き抜ける爽快感は皆無に等しく、寧ろ格ゲーや格漫の見すぎで、それがパンピーのオフィシャルな見解と勘違いしている感も見られる。  あらゆる部分で既出感が拭えず、ある意味惜しい作品だ。
[地上波(邦画)] 5点(2010-08-07 22:01:12)
144.  ソルト
いやぁ、アンジーちゃんがいつもの様に艶やか♪に頑張ってはりますなぁ♪ もうそれこそウザい♪ほど、あの厚いタラコクチビルを魅せつけられて♪ 出て来る主要キャラもサクサクとアッサリ殺っちゃって♪ トラップの様でぢつは全て見目麗しい♪アンジーの惹き立て役と化しちゃって♪ まさに立て板に水を流すようなSEXYさと雄々しい♪ほどのファイトの数々♪ ロシア製のスパイなんて話題性抜群で今を時めく♪アンジーちゃんにはピッタリ♪  ・・・・っていうやや聞き飽きた感アリアリの形容詞が妙にハマる折り目正しい♪wwww案外正統派な作品です♪  
[映画館(字幕)] 5点(2010-08-07 21:37:04)
145.  ノウイング
その男は焦っていた。 〆切りに追われ上司からのプレッシャーに追い込まれ もう逃げたい一心でその日暮らしの毎日だ。  そんな最中、ある日見知らぬ男に呼び止められた。 いや、呼び止められたと感じたのは一瞬で 実際にはその男は何も喋らなかった しかし耳元で囁く声が聞こえる。  来る日も来る日も男が現れ囁く。 「・・・さぁ行こう・・」 なんだか自分だけがおかしくなってしまったのか? 周りの人間は一切気付かない。 でも自分の置かれている状況を気に掛けると その男に付いていきたくなる。  ある日、上司にこっぴどく怒られた。 もはや逃げる場所は何処にもなく ただ一点、空を見上げるしかなかった。  「そうだ、あの場所に行こう」 「きっとあの男に付いて行けば…」 「死ぬよりマシだ」 「今よりきっと良い場所に決まってる」  あの男が今は数人となって現われた。 前から囁かれていたあの数字の場所に連れて行くらしい。  突然空が明るくなり巨大な飛行物体が目の前に現れた。 「あぁコレに連れて行ってもらえるんだ・・・」 「コレでやっと楽になれる」 男は導かれるままに夢中でそれに乗り込んだ。  ……………………………  「あれっ!?……???」 「…そうか…。」  締め付ける様な頭痛に目が覚めた。 男は起き上がり溜息を吐く。  「コレが現実か…。」
[DVD(吹替)] 5点(2010-01-29 23:55:36)
146.  2012(2009)
取り合えず一言。 あぁ~それはねぇ~スケール感だけでぇ~それなりにぃ~ 楽しめるとぉ~思うよぉ~~~♪ ・・・・てな感じでロシアの怪人、ユーリ・カルポフの怪演に乾杯~♪ 『グッ~~ドゥ♪ベリィ~~~~グッ~~ドゥ♪♪/(°ё°)\』
[映画館(字幕)] 5点(2009-11-23 01:14:03)
147.  クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦 《ネタバレ》 
噂は常々耳にしてていつか見ようと思ってた作品て大概見る機会に恵まれていなくて、得てしてそんな環境がある意味救われていたんだなと改めて思わせてくれた作品。  まぁ確かに幼児と共に見る親子の為のアニメ映画としては平均値以上の評価が出来るのかも知れないが本作品の妙は別の所にあったものと思われる。  それはアレだけTVで下品の象徴の様なギャグアニメがリアルにドラマしていた意外性にあるのだと思う。  ただあくまで『くれよんしんちゃん』として見ると拍子抜けだし悲恋の戦国絵巻として大人の鑑賞に堪えうるのか?と真に問えばやはりどちらの視点に立ってみても中途半端な印象しか拭えない。  ラストの又兵衛が種子島に撃たれての死に際に立ち会う姿でしんちゃんが子供から大人に成長する様な描写をもっとリアルに見せてくれればもう少し観れたのだが「きんちょう♪」だけではやはり感情移入するに乏しい。  幼児の成長物語の見せ方としては『機動戦士ガンダム0080-ポケットの中の戦争-』に出て来るアルの心理描写の方が魅せ方としては数倍も優れているし本当の意味で泣ける。  戦争映画としてのリアルさを魅せるのかギャグアニメの一つの方向性として見せるのかもう少し突き詰めて欲しかった作品だ。
[DVD(邦画)] 5点(2009-09-09 22:47:38)
148.  ターミネーター4
公開からほぼ2ヶ月近くが経ち7点以上、意外と頑張ってるなという感じ。  今になって冷静に考えてみるとやっぱり結局の所  どんなにAIが進化してもあんな事にはならんだろうし  審判の日に代表される所謂オカルト的終末論にはもはや説得力がない。  これで人間がマシンに打ち克ったその先の姿にイマジネーションが働かず  「だから何?」と思えてしまうのは決して冷酷だからではない。  それだけ観る者の期待に応える事が出来ないハリウッド映画そのものの終末論に  得心がいくからだ。
[映画館(字幕)] 5点(2009-07-24 01:08:41)
149.  16ブロック
汚職警官・黒白コンビ・ニューヨーク・逃亡劇・バスジャック ・相方のマシンガントーク・裁判前の悲劇・・・・とまぁベタもベタ、 ギザベタな展開に半ばうんざりしつつも最後まで見れてしまったのは やはりB・ウィリスの役者魂炸裂のなせる業と言った感じか。 だけどまぁ女性ウケは決して無いというか最初から狙ってないんだろうね。 思い起こしてみればダイ・ハード4で本作をパロった台詞喋ってたけど なるほどねぇという展開で妙に納得。 DVD特典については賛否両論あると思うが、 私的には特典のバッドエンディングの方が良いかな。 あれの方がより一層主人公が引立つし全体の脚本から想定すると何より納得できる。 B・ウィリスの演技が好きな人それも刑事ドラマものを じっくり腰を据えて楽しみたいと言う人にお奨め。
[DVD(吹替)] 5点(2007-07-05 19:56:22)
150.  THE 有頂天ホテル
これは所謂、楽屋オチをリアルタイムで見せ付けられておおいに笑えと。 なんていうのかなぁ・・三谷流吉本新喜劇を見せられたっていう感じですなぁ。 作品の中でそれぞれの濃いキャラが喜劇を見せるんだけども やっぱりお客は舞台劇を見たいのではなく映画を見たいと思うんだよね。 特に生瀬勝久と戸田恵子、それに川平慈英辺りは舞台劇そのまんまの演技で 大仰しい・・態とらしさが余計目立ち役所広司・佐藤浩市・伊藤四郎・西田敏行 ・津川雅彦等は映画らしいリアルな演技をしてて 上手くコラボレーションさせようという努力は伺い知れるんだけど やっぱりどこかカミ合っていない。 香取慎吾はSMA×SMAのコントの域を出ないし 松たか子はやはりドラマの域を出ていない。 この作品で特筆すべき演技を魅せているのはやはり唐沢寿明であろう。 舞台演技でもなく映画の演技でもなく唯一の三谷オリジナルとも言うべき 素の演技を醸し出している。 だがそれが作品の面白さに繋がっているのかと思えば どちらかと言うとスベってると言う方が近い感じ。 そんなこんなで頑張って5点献上。
[DVD(邦画)] 5点(2007-05-23 23:33:40)
151.  容疑者(2002)
特別にサスペンスでもないし特別にヒューマンドラマでもないけど スゴく丁寧に作られているのが好感触。 のっけからJ・フランコ扮するシャブ中ダメ男が画面に現れた時 「コレ本当にサスペンスなのかぁ!?」と懐疑的な目で観ていたら その後ズルズルとありがちな刑事ドラマが展開していき そこにこの放蕩息子が絡んでくる時には自然と作品の中に惹き込まれていた。 それにしても残念というか的が外れているとしか思えないのが 他のレビュワーの方達も言われている様に【容疑者】という邦題。 この作品の本筋とすればデ・ニーロ扮する刑事一家の4代に渡る 親子愛が軸となっているヒューマンドラマを見せたい訳だから 原題通り【City by the Sea】でも良かったんじゃないかと思う。 まぁそれじゃ客が呼べないと踏んだ配給会社の戦略だとは思うけど 全編を通して観た感想からするといまいち的確性に欠ける邦題だと思う。 ・・てな訳で大してサスペンスでもなく大してヒューマンでもなく だけどTVで落ち着いてポテチを食べネットでもしながらと言う様な [ながら見]が出来る映画として5点献上(^ .^)y-~~~
[DVD(字幕)] 5点(2007-05-19 12:26:37)
152.  レッド・ドラゴン(2002)
羊沈ファンとハンニバルファンでは評価が真っ二つしてしまう作品だ。 私としてはどちらかと言うと後者の方でやはりレクターの猟奇性を物語る キャラの濃さを上手く表現しているのはハンニバルの方であろう。 レクターのキャラの良さというのは人間の欲求する探究心 (見たくはないけど・・目を両手で塞いで指の間から見る様な) をくすぐられる部分に尽きるのだと思う。 本作は良くも悪くも1作目の焼き直しである事は明白。 正直、本作のようなプロファイリングを主体とした作品は 羊沈以降雨後の筍の如く作られており真新しさは全く感じられない。 そこへ著名な俳優を配して重厚さを持たせようと試みたのだろうが、 やはり前2作を越えるべくもなく無難過ぎるほど 普通のサスペンス作品に落ち着いてしまっている。 TVで暇つぶしに見るサスペンスとしてお勧め。
[DVD(字幕)] 5点(2007-04-28 22:14:08)(良:1票)
153.  ハンテッド(2003)
あぁ~まぁ・・何と言いますかぁ・・・一言で言うと・・惜しいっ!! そんな作品かな。。 今時の映画としては少数派に近いと言ってもいいほどCGを多用していない。 BGMも極限まで抑えられてて、煩くなく役者の演技に集中できる。 寧ろこれ程の戦闘シーンを魅せるのであれば極端に少ないBGMが 余計に感じられてしまう程だ。 惜しむらくはやはり他のレビュワーの方達が感じられてる通り 人物の掘り下げ方の甘さだ。 あまりにもアッサリし過ぎてこれ程の鬼気迫る役者の演技が 全て殺陣で終わってしまったかの様にスポイルされてしまった。 ハンテッドの名の通り流れる様なハンティングシーンを見せたいのか BGMを抑えてリアルな戦闘シーンを見せたいのか・・やはり惜しいと言わざるを得ない。 この辺の上手い見せ方の一例としてはオーソドックスながら 『ランボー1』の方が見終わってから見た自分に納得できる。 要はその納得できるか若しくは満足できるかが こういった作品の評価に直結するのではないかと思う。 それと分からないのが、デル・トロは屑鉄でナイフを作り トミー・リーは石でナイフを作った点。 あれの優位性?というかは見終わった後でも理解出来なかった。。 誰か分かる人が居たら教えて下さい。 ・・という訳で無駄を省いた内容に好感は持てるが あまりにも省き過ぎてしまった惜しい作品として5点献上!
[DVD(吹替)] 5点(2007-03-30 00:06:45)
154.  チャーリーとチョコレート工場
ブラックコメディと割り切れるかどうかが鍵。 子供騙しと思ってしまうと途端に詰まらなくなる。 ならばどの年齢層向けなのかと聞かれると答えられなくなる。 チョコレートが子供のモノという固定観念の発想の元に 御伽噺的な絡みを交えて演出しているが、その映像はキワモノの域に。 外国の子供達にはこういうのがウケルのかと思うと・・・?と思わざるを得ない。 という事で悩みながらの5点献上。
[DVD(字幕)] 5点(2006-06-19 00:14:25)
155.  パニック・ルーム
注目すべきはジョディの熱演ではなくウィッテカーの怪演。 顔も臭ければ演技も臭い。 もう何ていうか胡散臭さが全身に漂っている。 この役者が出てくると良く言えば中庸な立場、 悪く言えば中途半端な役割を予想してしまい 先の読める単純なサスペンスアクションが 闇鍋に放り込まれたかの如く迷走してしまう。 そういう役どころを考える脚本家にも責任があるが 得てして方向性の定まらないドラマは 結果として作品の評価に繫がらない。 そしてフィンチャーの銀シャリ映像も相まって 梅雨の中の茹だる様な粘っこい演出により 余計に作品を複雑な味付けにしている。 型に嵌ったアクションドラマを化粧し直したところで ジョディ同様、老けた顔は修飾出来ないのである。 ・・・という事で最大に頑張って5点献上。
[地上波(吹替)] 5点(2006-06-10 00:15:51)
156.  ブレイド3
「・・・次はさぁ、こんな武器どう♪」 「これじゃインパクト足りないよ・・もっとこうズバッ!!とした奴じゃなきゃ」 「これなんかどう?折畳み式の弓の様な感じで焼き切るっ!みたいな」 「いやいや違う違う、もっとこうビューンと鞭みたいに飛んで振り廻す」 「銀杭も銀玉も飽きたしなぁ・・何かない?」 「サイバーパンクな感じも出し尽くしたよねぇ・・」 「・・そうだバイオハザードみたいにウィルス撒き散らすなんてどう!?」 「あぁ!いいっ!それっ!!それで行こう。それでさぁそれでさぁ・・・」 ・・・なんていう秘密基地で語り合う子供の妄想で作っちゃった♪みたいな。 
[DVD(吹替)] 5点(2006-03-12 00:53:31)
157.  マトリックス リローデッド
この作品には意外と思い出深く公開1週間前に友人が海賊版をくれた。 「ヒェー!マジかよ!!」と狂喜乱舞しつつ会社のPCで見る私。 訳が汚い言葉だらけで卑しくも戸田奈津子を切望したが。 あれから2年が経ち・・・。 今日、何より驚いたのが公開からたかが約2年で セルDVD税込み300円だったって事。 しかも【多少キズ有り20%引き】のステッカーが張ってありさらに安値。 バナナの叩き売りじゃないんだから こんなに安くなくてもと思いつつレジに足を運ぶ私がそこに居る。 早速、マイPCでチェーック!! う~ん、海賊版より【多少20%】画質が良くなってる程度の感想。 タバコを吹かしつつ淡々とケースにしまい 専用BOXの奥に手を差伸べている私がそこに居る。 ・・・人生とはかもはかなきマトリックスのようだ。
[DVD(字幕)] 5点(2006-02-06 01:01:00)
158.  亡国のイージス
原作未読であるという事がある意味苦痛に感じられる程、 状況説明・人物説明を限りなく省いた展開には少々戸惑いを覚えるだろう。 【ザ・ロック】【ダイ・ハード】【沈黙の戦艦】【ホワイトアウト】 【機動警察パトレイバー2】等々、テーマとしての既出作品を挙げれば キリがないがアクション作品としてはわりと卆なく纏めている。 あくまでアクション作品としてはだが・・。 では何がこの作品の短所として挙げられるのか。 やはり決定的なのが動機が不純であるという事に尽きる。 国の現状を憂えた防大生の論文を弾き金として これだけのクーデターを画策し実行に至るものか? まぁクーデターを起こす事自体は黙して已まんが、 其れを起こす真の理由というのが語られた時に (私怨に駆られ前後不覚に陥った親があらん事か 某国の工作員と手を組み練り上げた謀略)ハッキリ言って興醒めした。 クーデターという右傾化したプロットを用いるのであれば 個人の感情など徹底的に排し完全なる悪を創造すべきだ。 そうした観点を基に見直してみるとやはり粗が目立つ。 豪華俳優陣の一人々々のキャラは立っているのに 脚本の拙さ故にスポイルされてしまったのには残念。 道化役(世俗的国民代表)である梶本総理のボヤキ発言(独り言)が面白い。 「長く掛かりそうか!?」 「今日中に選挙区に帰らなきゃならんのに・・ったく・・。」 「なんで俺ん時に・・・。」 国家の危機なんかまるで蚊帳の外。 つくづく平和な国で愚鈍な国家であると感じてしまうが、 泥沼の戦争よりは100倍いや1000倍マシだ。 たとえそれが平和を金で買う行為だとしても・・・。
[DVD(字幕)] 5点(2006-01-29 00:25:02)(良:1票)
159.  炎のメモリアル
物凄くマジメに作られているのには好感が持てる。 物語はジャックの消防士としての姿を回想と現在を交えつつ 一人の男の人生観を描いているのだが・・・。 冒頭の落下事故からサスペンスフルな展開を期待しつつ (させられつつ)102分を鑑賞させられた挙句 『あれっ!?これで終わり?そりゃないだろ~。』 というもどかしさを覚える事は疑いない事実。 よくひき合いに出されるバックドラフトとは 似て異なる作品である事を覚悟せねばなるまい。 この映画で判った事は、消防士という職業が アメリカの社会的地位に於いて非常に高く 半ば英雄扱いされる様な尊いものである事だ。 我が国にそのような職業があるのかと考えた時 即答できない無知さに自分を恥じつつ それ以上に感動せずにはいられない作品であると信じたい。 
[DVD(字幕)] 5点(2005-12-07 23:34:08)
160.  悪霊島
瀬戸内の孤島刑部島で起こった連続殺人事件に鹿賀丈史扮する金田一耕助が挑む。 一連の金田一作品(へいちゃんバージョン)と配役を変えて 鹿賀丈史を起用した辺りは胡散臭さでは似ているが好き嫌いの別れるところ。 個人的には【八つ墓村(1977)】渥美清よりはイケてると思う。 一種の時代背景を表現する方法としてビートルズの楽曲を挿入歌としている。 「ゲット・バック」で始まり「レット・イット・ビー」で 締め括る辺りはなかなかのセンス。 「現代人の失っているもの。それは静かで激しい拒絶だ。」 この劇中の吉太郎のブログとも思しき言葉には強烈に心を動かされるものがあった。 ヒッピー紛いの好青年を演じた故古尾谷雅人の回想形式を手法としているが ラストまで居ない筈なのに回顧できるのは些か矛盾がある。 一番の驚きは岩下志麻の○○○ーシーン。 いくら演技とはいえここまでやるか・・・っていうかこの演技をやらせた 張本人の旦那でもあり監督の篠田正浩の勇気には脱帽する。 市川崑作品とはまた違った雰囲気が随所に顕れ 金田一シリーズの列に並ぶ事に特段の異議は上げられない作品であると思う。 邦画ミステリーの金字塔的作品として一度は目にして頂く事をお勧めする。
[ビデオ(字幕)] 5点(2005-11-07 16:55:31)
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