1641. シン・ゴジラ
《ネタバレ》 ほんとエヴァっぽかったですねぇ。やっぱ庵野監督ですわ。 字の出し方とか音楽の感じとか。 全ての登場人物が早口で捲し立てるのとか普通に考えると変なんですけど、様式美みたいなもんなんでしょうか。 今回のゴジラさんはモデルが深海魚のラブカだそうで、ヒダヒダのあの気持ち悪いところとかそのまんまでしたね。 ゴジラ自体は世界的にメジャーなモンスターだけど、本作は世界視野での映画としては真逆のスタイルと言っていい。 多分日本人しか見てて楽しめないんじゃないかな。それが日本でヒットした要因なのかも。 [地上波(邦画)] 6点(2017-12-19 20:57:28) |
1642. 青い山脈(1949)
《ネタバレ》 60年代に作られた方を私も先に見ておりました。あちらの方が見やすかったなとは思うけど、 主題歌も含め、そのまま焼き直しだったのですね。ただ本作は49年制作ということで、 その当時の時代背景といいますか、そういうものに思いを馳せながら見ることができました。 新しい時代の幕開けであるとともに、それまでの封建的な風土も強くあり、 その狭間で生きている感じというのがよく伝わってきます。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2017-12-19 17:38:58)(良:1票) |
1643. パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊
《ネタバレ》 映像的にはほんと抜かりなかったと思います。CGの進化をまた見せつけられた思い。 若い頃のジャック・スパロウもほとんど違和感のない仕上がりだったし。 十戒を思わせるような海の分裂から、錨で救い出すシーンのスペクタクルさも良かったです。 あとはギロチンのシーンが笑えたかな。 内容はいつもの感じですが、映像良しで6点としときます。 [ブルーレイ(字幕)] 6点(2017-12-19 17:28:45) |
1644. ワンダーウーマン
《ネタバレ》 女だけが暮らすアマゾン族の島とのことですが、女しかおらんのならこの人たちはどうやって生まれたんだろうとか、 なぜ他からの侵入者がやってこないのとか最初は思ってしまうのですが、この作品は完全なるファンタジー映画ですから、 そのありえない世界観をとりあえず楽しんじゃえばいいのですね。 男が一人やってきて、その性差を弄るシーンもやっぱり入ってるしそこは万国共通で笑えますわね。あの腕時計のくだりね、うん。 本作の見所ってやっぱり、女だけが暮らす古代世界の島の風景とか、第二次大戦の中で古代の身なりと武器を持った女が 暴れまわるその絵面のシュールさとか、そういう今までになかったヴィジュアルにあると思います。 ただ、戦闘シーンは個人的には少々不満で、生身の時の彼女は動きスローだけど超人的な素早さで動くときは いかにもなCG臭がしてその辺の落差が気になるのと、あとはやはりラスボスとの一騎打ちね。 それまで全然歯が立たなかったのに、愛があるから救う価値あるのよみたいなのを思い出したら途端に強くなって 瞬時にやっつけるのとか展開が月並みなのよね。娯楽作品としては及第点だと思いますけどもね。 [ブルーレイ(字幕)] 6点(2017-12-14 23:03:02) |
1645. ライフ(2017)
《ネタバレ》 火星から発見された未知の生物がどんどんと成長。黒人博士の手に襲いかかり、手袋を突き破り脱出。 クルーが火炎攻撃を行うも体内に入り殺されるあの一連のシーンは素晴らしかったですね。 本作で一番のピークはそこだったかなと。その後は、ただただ逃げるだけ。 あのタコ型宇宙人が無敵すぎちゃって、それで感傷に走る以外ない展開はちょっと残念。 展開そのものはエイリアンでそこにリアルさを加味した現代的なホラーSFなんだけど、 もっと手に汗握る要素や目新しさも欲しかったかも。まぁあのオチは意外ではありましたが(笑)。 [ブルーレイ(字幕)] 6点(2017-12-14 21:54:34) |
1646. ナチュラル
《ネタバレ》 ロバート・レッドフォードの魅力あふれる映画、と言いたいところですが、 野球選手の役をやるには少々年を取っているよな、というのが正直な感想です。 ホームランを花火のような演出で祝福するラストは綺麗でしたが、 全体的にファンタジックなところがあり判断に困る作品でもありました。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-12-12 19:13:32) |
1647. グランド・マスター
《ネタバレ》 イップ・マンという実在した人物を題材というから、もっと伝記的な作品かと思ったらそうでない、 ずっと夢の中の世界を映像にしているかのような印象。これぞまさにウォン・カーウァイなんだなと。 とにかく顔の寄りが多くて、独特なエフェクトで押しまくる。こういうスタイルもありなんだなぁと思うと同時に、 物語としての深みはあまり感じないなというのも正直なところ。 まぁ、流石にカンフーシーンは良かったですけど。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-12-12 16:03:52) |
1648. ミニヴァー夫人
《ネタバレ》 1942年制作ということで、何かと興味深い内容でありました。 夫人たちはなかなかいい暮らしをしているので、ひもじさみたいなものは微塵も感じません。 それどころか、夫人のショットはどれも女優を撮った時のキラキラした美しいショットにするものだから尚のことです。 地下室に逃げ込んでも、夫人は編み物、旦那はティータイムをしているのがかなり印象的。 さすかにその後爆撃がきつくなると一家で不安げにしてはいましたが。 戦時中ですが薔薇の品評会なんてのもしているし、こういうご時世でも風流な暮らしはやめないぞみたいな、 そういう意気地みたいなものなんでしょうか。 ドイツのパイロットのシーンはどきっとしましたが、彼は突然気絶するという謎の展開。 流石に終盤は戦争の悲劇らしい悲劇を謳いあげてましたが、牧師さんの演説はやはり1942年というだけありますね。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-11-28 17:02:23) |
1649. どら平太
《ネタバレ》 良くも悪くも、なんともいえない漫画的なところがある時代劇でしたね。 親分三人衆とか長老たちとか、いかにも悪人て感じのキャラ。 勧善懲悪で普通に楽しめます。 のろいポニーみたいな馬に乗って浅野ゆう子に追いかけられるシーンはナンジャコリャ、て感じでしたが(笑)。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2017-11-22 00:38:12) |
1650. エルダー兄弟
《ネタバレ》 あまり活劇がないなぁと思いながら見ておりました。 我らがジョン・ウエインが濡れ衣を着せられ、牢に入れられ足枷をつけられると言うもどかしい展開。 終盤になってようやく見応えあるドンパチが繰り広げられます。 兄弟が死んでしまうのは悲しい。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-11-21 13:17:08) |
1651. シャロンの屠殺者
《ネタバレ》 原題がLAST FRONTIERということで、なにがフロンティアなんだろと思ってたけど、 主人公のおっちゃんが開拓者で砦と軍隊が文明というその対比なのですね。 ジェドは豪快で型破り。そのキャラが魅力的ではありますが、酔っ払ったフラフラ歩き回ったり 兵士に暴行したりして、あれでなぜ追い出されないのか謎(笑)。 そんで大佐の嫁に言いよる様もまたすごく強引ですね。西部劇の男はやはりこうでなくっちゃということでしょうか。 面白かったことは面白かったのですが、嫁さんにしろ大佐にしろ、 内心がイマイチ理解できない点もあり点数としては佳作の6点ということにさせていただきます。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-11-14 21:04:30) |
1652. ロビンとマリアン
《ネタバレ》 アクションもかなり地味。特に終盤の一騎打ちなんて、もっさりしてますね。 まぁ、剣も鎧も重いから、実際あんな感じなのかもしれませんが、、、。 そして恋愛モノとして見ても、ロマンチックなシーンはあまり見受けられない。 ヘプバーンは暴力のある映画には出ないと言ってたように思うけど、 本作ではそういう戦いを戒めようとする役だから出演されたのかな。 しかしあのラストはどうなんだろう。賛否ある選択ですね。 ロビンが、矢が落ちたところに一緒に埋めてくれと言って 矢を放つエンディングが本作で一番ロマンチックだった。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-11-07 14:23:42)(良:1票) |
1653. ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅
《ネタバレ》 度々挿入されるアメリカの田舎町の風景がとても美しく見えました。 まったりとしたロードムービーですが、一つ一つのエピソードも印象深く不思議と飽きのこない作品。 頑固なお父さんと、ちょっと型破りでおしゃべりなお母さんのキャラが良いね。 賞金が当たったと聞いて、金をせびりに来る周りの人たちがなんだか嫌でした。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-11-07 01:30:17) |
1654. サバイバルファミリー(2017)
《ネタバレ》 電気が突然なくなった文明社会で始まるサバイバル生活。 でも電気がなくなるだけじゃなく、車をはじめとする全ての機器が使えなくなる。 んなアホなって感じですよね。どうやって話収束させるんだろうと思ったら、フレアだか彗星だか何だかよくわかんないとかいうオチ。 そんなわけで設定自体はほぼファンタジー。ここは割り切って、突然こうなったら自分ならどうやって生きていこう、 と思索して家族のサバイバルを覗き見しましょう。 矢口史靖監督なだけあって、前半はコメディ要素が散りばめられていてそれなりには笑えます。 でも後半はコメディ要素殆どなく、むしろ川で父ちゃんが溺れて死んだのかという展開には唖然。 え、そんなヘビーな方にいっちゃうの?みたいな。結果的には生きてたけど、見終わってみれば何だかシニカルなものを感じる作品だったなと。 それにしても、誰もいない街で散乱するゴミや高速道路や海老名SAなど、よくロケ出来たなと感心。 [ブルーレイ(邦画)] 6点(2017-10-18 21:31:42) |
1655. 五福星
《ネタバレ》 アクション控えめで、コメディ要素たっぷりの作品。結構笑えたし楽しませてもらいました。 サモハンが監督脚本主演を務め、良くも悪くも荒削りで若さを感じます。 ジャッキーなんてかなりのちょい役。キャラの立つ5人の漫才が醍醐味。 終盤は、世界一動けるデブであるサモハンの格闘シーンも拝め満足です。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-10-17 14:37:18) |
1656. ネオン・デーモン
《ネタバレ》 面白かったかどうか、と問われると返答に困る作品なのですが、独特な魅力を放っていたのは事実だと思います。 ダンスミュージックとネオンのPV風挿入映像、山猫やら壁から手などのシュールな画の挟み込み、そして抑揚の効いた演出、 ファッションモデル業界の世界や雰囲気をよく表現しているなぁと思って見ていたのですが、 後半からは怒涛の展開に。あの女性がアッチ系だというのは最初からわかってはいたけど、 それがあんな風に暴走していくとは。 熾烈な競争を勝ち抜き選ばれるシビアな世界ですから、羨望に嫉妬などすごくドロドロはしているんだろうけど。 あのラストはやはり印象深い。 [DVD(字幕)] 6点(2017-10-15 22:45:23) |
1657. ジェーン・ドウの解剖
《ネタバレ》 なんの予備知識もなしに鑑賞。 外傷のない綺麗な女性の遺体が発見され、検視にかけられるわけですが、 入り口だけ見ると謎解きサスペンス映画みたいな展開なんですねよね。 舌が切られている、変な糸が出てくる、胸を開いて見ると、、、、てな具合に。 親子の解剖医の見事な推理で、これから犯人を突き止めていくのだなと思っていたら、全然違う方向にいくわけです。 あぁ〜、そういう風になるのねぇと。いうならば、「呪いの人形」の人形を遺体に置き換えみたいなもんです。 魔女だの呪いだのってなってくると、ホラーとしてなんでもありな展開になるので 個人的にはあんまり好きじゃないんですけど、本作は解剖がすごくリアルなのと、ジェーン・ドゥが美人であること(これ重要)、 そして怖がらせ方もなかなか巧くて、ホラーとしてもそれなりに楽しめたこともあり、 結果としてはまずまずの佳作だったかなと。 [DVD(字幕)] 6点(2017-10-14 22:00:00) |
1658. スノーデン
《ネタバレ》 スノーデンの人となりや過去について全然知らなかったので、こういう経緯だったのねといろいろ興味深かったです。 特に、日本との関わりも結構あったんだなと。単なる孤独なITオタクだとなかなか話も盛り上がらなかったろうけど、 彼には綺麗な恋人がいて、その恋人の存在がすごく大きな影響を与えることにる。 彼は最初から愛国者だったけど、別に途中から反米になったわけではなくて、 こういうのは自分の愛するアメリカにはふさわしくないよねってことで行動を起こす。 自分の地位と素晴らしい住まいと素敵な恋人を失ってでも賭けに出たその勇気はすごいなと。 彼女は彼を追ってモスクワに行き一緒に過ごしてるってことで、本当に理解ある人で良かったですね。 [DVD(字幕)] 6点(2017-09-16 20:28:35) |
1659. チア☆ダン〜女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話〜
《ネタバレ》 序盤は上滑りしてるようなギャグが続いてて、あれ、これ大丈夫かしら?と一抹の不安を覚えながら鑑賞してたのですが、 中盤からは葛藤や小競り合い、そして後半からは家族のバックグラウンドや先生の真の顔が明かされ、 ラストの決勝でのテンション高い盛り上がり、そして感動のクライマックスと上手いこと昇華させてくれて安心。 終わってみれば、青春ものとしてきちんと感動を提供してくれる佳作に仕上がっておりました。 数ある青春ムービーとは違い本作は実話がベースになってますのでそのぶん重みも加わります。 一つ不満とすれば、決勝のシーンは彼女たちの踊りをもっとしっかり見せて欲しかったかなと。 ダンスシーンは最後までとっておく展開だったし、出演した彼女たちもすごく頑張って覚えたみたいですからね。 すずちゃんと中条あやみさんのコンビはとても良かったです。 [ブルーレイ(邦画)] 6点(2017-09-16 20:01:29) |
1660. きのうの夜は・・・
《ネタバレ》 若かりし頃のデミ・ムーアは可愛らしいですねぇ。そしてヌードもちゃんと披露してる。 ナチュラルなボディだった頃ですねこれは。まぁそれはともかく、 お話としては、よくある等身大のカップルを描いていて、強く共感できるかありきたりと見るかで評価は分かれそう。 デミと別れ、復縁迫るも断られ一人で悶々としているときがすごくリアルで私は共感できました。 離れてこそ、彼女を心から好きなんだってこと、そして彼女の愛というものに気づいたのですね。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-09-12 20:14:35) |