161. ザ・シークレット・サービス
《ネタバレ》 ○器用貧乏のイメージのあるペーターセン監督の娯楽作。やはり娯楽作と言うことであちこち手を出したら並の娯楽作になってしまったと言う感じだ。○イーストウッドとマルコヴィッチの一対一だけで良いのに、存在感のない相棒に取って付けた恋愛要素。終盤の盛り上げこそなかなかだが。 [DVD(字幕)] 5点(2009-11-29 11:54:27) |
162. レジェンド・オブ・フォール/果てしなき想い
《ネタバレ》 ○大自然を存分に映した映像の割りに、ドラマの部分が結構薄っぺらい印象だった。○人はすぐに死ぬし、心はすぐに移り変わるし、付いていけなかった。 [DVD(字幕)] 4点(2009-11-29 11:44:22) |
163. 山の郵便配達
《ネタバレ》 ○メッセージ性も分かるが、抑揚がなく退屈な映画であった。○露骨なスローモーションや終盤の音楽は抑揚のないこの映画ではあまりにも不自然。 [DVD(字幕)] 4点(2009-10-04 19:35:37) |
164. クール・ランニング
《ネタバレ》 ○手堅くまとめられたスポコンコメディ。○ド素人はこんなにすぐにボブスレーが上達するわけないという突っ込みは入れてはいけないみたいだ。 [DVD(字幕)] 6点(2009-10-04 19:25:26) |
165. ピアノ・レッスン
《ネタバレ》 ○画作り、雰囲気、音楽が素晴らしく、これぞ映画という名の芸術。○俳優陣の演技も言うことなし。○恋愛関係になる過程がどうもいまいち。なんか雰囲気頼りで、ピアノを助けたからだけとはとても考えにくい。○ハーヴェイ・カイテルが例の如くまだ脱いでるのは笑える。 [DVD(字幕)] 5点(2009-09-02 13:01:33) |
166. トゥルー・クライム(1999)
《ネタバレ》 ○ストーリーに難あり。1日だけで死刑囚を救うなんて。ちょっとご都合主義が過ぎたかな。○牧師の役割がいつもと違ったな。○さすがにベッドシーンはね。でも、当時70歳近くのイーストウッドに「下半身は抑えられんのか」というセリフがあるのは面白い。○前作「目撃」よりもイーストウッド自身がこの役を演じるのに大いに無理がある。 [DVD(字幕)] 4点(2009-08-26 11:02:08) |
167. 目撃(1997)
《ネタバレ》 ○ルーサーが人を殺すのはどうかと。○親子の溝がなくなっていくというストーリーは良い。○大統領が愛人を殺すと言う最初の設定と、この役をイーストウッドが演じるのに多少の無理あり。 [DVD(字幕)] 4点(2009-08-26 10:51:42) |
168. 3-4X10月
《ネタバレ》 ○とりあえず、なんかよく分からない映画だったが、最後までしっかり観てしまった。やはり間の取り方が天才的なんだろう。○夢オチはさすがに・・・ですね。○てか武軍団はクレジットなしですか。たけしの悪戯みたいなもんでしょうが可哀相に。 [DVD(邦画)] 5点(2009-08-18 13:46:06) |
169. HANA-BI
《ネタバレ》 ○武のヤクザ(?)映画では集大成的な作品ではないだろうか。復讐というベタな要素に多少のコメディ、そして今までにはなかった夫婦愛。多くを語らない演出は作品に奥行きをもたらしている。それぞれのキャストの心情がうまく表現されている。○久石譲の音楽は少しうるさい。○にしても、「HANA-BI」と言うタイトル、深いな。 [DVD(邦画)] 8点(2009-08-17 11:42:43) |
170. A
《ネタバレ》 ○松本サリン事件が起った頃僕はまだ小学生だった。事件についてはそれほど詳しくないのだが、いかにオウム真理教が悪いものとメディアにすり込まれていたかが感じられた。教祖は置いておいて、カメラに写された信者は多少の差こそあれ、まともな考えを持った人間だった。荒木浩さんとマスコミのやり取りを見る限りでは、マスコミより荒木さんの方がずっと賢い。記者たちのとても丁寧とは言えない言葉遣いや、言ってることの意味不明さが目立った。○犯罪者を遠い存在へ押しやろうと、自分とは全く違う異常者として扱いたい大衆真理と、それを煽るメディア。○一度メディアに「悪」として描かれたら、それを払拭するのはほぼ不可能。起訴されて無実を得るくらいに。○警察のでっち上げ逮捕のえげつなさといったらない。カメラの前だろうと関係ない。ぞっとするとはこのこと。○警察とかメディアが敵に回れば終わりだと言うことがよく分かった。 [DVD(字幕)] 8点(2009-07-25 09:45:46)(良:2票) |
171. トゥルーマン・ショー
《ネタバレ》 ○設定はなかなか面白い。ただ、話の展開自体は陳腐。○テレビにおける擬似現実よりも、テレビは視聴率のためなら何でもやるという方を風刺しているように見える。○クリストフの役柄がいつものハリウッドの如く極端に悪役過ぎる。 [DVD(字幕)] 6点(2009-07-25 09:24:49) |
172. ナッシング・トゥ・ルーズ
《ネタバレ》 ○マーティン・ローレンス、ティム・ロビンスのコンビはそこそこ良かった。○作り過ぎてる感じは否めないが、そこそこ笑いどころのある良作。 [DVD(字幕)] 6点(2009-07-15 09:06:01) |
173. 青いドレスの女
《ネタバレ》 ○当時のアメリカにおける黒人を描いているが、ストーリーに付け足したように浮いている。○ストーリー展開もご都合主義かつ退屈。 [DVD(字幕)] 3点(2009-07-10 14:22:05) |
174. ジャッキー・ブラウン
《ネタバレ》 ○どうしても前作と比べてしまうのだが、やはり肩透かしと言う印象。○前作とほぼ同じ上映時間で、長さをそれほど感じなかったが、前作のそれとはまた違う感じだった。○前作では魅力的なキャスティングも今作ではほとんどなし。サミュエル・L・ジャクソンの髪型はまた面白かった。○「ACROSS 110TH STREET」はカッコよかった。 [DVD(字幕)] 4点(2009-07-10 11:09:58) |
175. 世界中がアイ・ラヴ・ユー
《ネタバレ》 ○正直言って下らない映画。○話は散漫としているし、結局何が言いたいのかさっぱり。○エドワード・ノートンが青年役というのは新鮮で、オープニングから歌い出したのはかなりの衝撃かつ貴重。 [DVD(字幕)] 3点(2009-06-23 17:25:46) |
176. マルコムX
《ネタバレ》 ○スパイク・リー渾身の一作だろう。彼にとってマルコムXもデンゼル・ワシントンも大きな存在だろう。○恥ずかしながら、マルコムXについてはあまり知らなかったので、良い勉強になった。○約3時間半というかなりの長尺だが、テンポが良く観られない長さではない。○皆の知るラストへ向け、徐々にサスペンス味を帯びていく様子が上手く表現されている○暗殺シーンは「ドゥ・ザ・ライト・シング」のラストと通ずるものがあり、どこかエネルギッシュな印象。 [DVD(字幕)] 7点(2009-06-18 20:06:13) |
177. アミスタッド
《ネタバレ》 ○なんかぱっとしない作品。冗長と言えば冗長。○確かにこういう題材は取り上げる価値こそあるが、そこまで大きなイデオロギーを感じさせるだけの力はない。 [DVD(字幕)] 4点(2009-06-17 13:08:54) |
178. プロポーズ
《ネタバレ》 ○一言で感想を言えば、普通。リメイク元の「キートンのセブン・チャンス」の方が遥かに面白い。○リメイクとの差で言うと、主演俳優にあり。追いかけられる様子はキートンの方が百枚上手。クリス・オドネルはそういう俳優じゃないんだろうけど、あまり印象に残らなかった。ヒロインで言うと、そりゃ本作です。リメイク元はヒロインがそんなに登場しなかったしね。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2009-06-17 12:46:34) |
179. モ’・ベター・ブルース
《ネタバレ》 ○監督がスパイク・リーであることから、差別を題材にした作品かと思えば、人間ドラマに焦点の当てた作品であった。とは言え、一部に彼らしい演出はあるが。○主人公を取り巻く登場人物にしっかりキャラ付けがなされているのが凄い。○怪我をしてから1年後のシーン以降、急に早足で終わってしまった。「ドゥ・ザ・ライト・シング」のような熱さを期待してしまったのもあるが、何か物足りないまま終わってしまった。○ジャズっていいなと思わせるステージパフォーマンス。息子にマイルスって名付ける辺りがニクいね。 [DVD(字幕)] 6点(2009-06-13 22:21:28) |
180. Kids Return キッズ・リターン
《ネタバレ》 変に成功するより、ふとしたことから落ちていく方がリアリティがあって良い。青春モノだからこそのラストの救いもこの映画には映える。周りにいる変な大人のモロ師岡の不気味な存在感が凄い。 [DVD(邦画)] 8点(2009-06-12 14:38:56) |