1. バック・トゥ・ザ・フューチャー
今更言うまでもないが、可笑しくて、テンポが良くて、話も良い。全く隙の無い面白さである。少なくてもわたしには隙が見えなかった。劇場からビデオ、テレビと何度も見ているが面白い。まさに娯楽作品の傑作だと思います。 10点(2003-12-26 11:51:18) |
2. エイリアン2/完全版
完全版とついた作品は数あれど、たいして良くなったモノって結構少ない。逆に悪くなる作品も少なくない中、コレはとても良くなっている作品ですね。↓ポール婆宝勉さんもお書きになっていますが劇場公開版も10点なのですが、コレは未公開シーン分2、3点プラスしても良い出来だと思います。ですのでホントは10点以上と言うことで。 10点(2003-12-07 05:14:06) |
3. マッドマックス2
「世界が燃え尽きる日」や「ポストマン」などの文明が崩壊した未来モノ、いわゆる”ポスト・ホロコースト”の頂点に立つ傑作である。ストーリー自体は”一匹狼のヒーローがひょんなことからワルモノ軍団を敵に回す”というありきたりな話だが、その世界となる近未来像はそれまでにない、まったく新しい世界像だった。後の亜流作品の多さでもその辺は分かるだろう。メル・ギブソン演じるマックスのカッコ良さも忘れられない。劇中、マックスがダブルバレルの散弾銃(なんの変哲もないライフル)を自分で短く切って片手で使用するのだが、これはモデルガン(マッドマックスガン)が売られるほどだ人気だった。わたしもこの銃でマックスの真似をしたものだ(笑)。そしてワルモノ軍団の方だがホッケーマスクやらモヒカンやら、そのぶっ飛んだ悪役たちも新しく、圧倒的存在感がある。近年、この作品を見て新しさを感じられない方もおられると思うのですが、それはこの作品が後の映画界に大きな影響を与えたという証拠です。 10点(2003-11-01 01:01:43) |
4. ターミネーター
公開当時、キャメロンやシュワちゃん、ビーン、ハミルトンにヘンリクセン、みんな当時はB級監督にB級常連俳優、しかも低予算。「ターミネーター」はまぎれも無いB級作品だ。しかし面白い。A級に引けを取らないどころかある部分それ以上の出来だし、傑作のエンターテイメント作品と言っていいと思う。 10点(2003-10-21 10:38:33)(良:1票) |
5. エイリアン2
今更、言うことでもないけど傑作。ここまでストレートにエイリアンと戦ってくれるなんて・・・やはり傑作だった前作を良い意味で裏切ってくれた。わたしが思っていたことを表現してくれてキャメロンありがとう。 10点(2003-07-09 13:06:16) |
6. デッドゾーン
新たな能力を授かったばかりに起こる孤独、そして悲劇。何のためにジョニーは意識を取り戻したのか。言葉だけ並べるとクサイけど、そこをクリストファー・ウォーケンは見事に演じている。まさにウォーケンのハマリ役で最高傑作。そしてクローネンバーグ、スティーブンキング。この2人それぞれにとっても本作は最高傑作だとわたしは思っている。 10点(2003-07-01 11:34:41) |
7. バックマン家の人々
個性豊かな多くの登場人物たちを1人1人バランスよく重層に見せる所。どちらかと言えば癖のあるスティーヴ・マーティンでさえも、うまくその中にハマッてしまっている所。親と子のいくつもの問題を楽しく暖かく描ききっている所。さすがはロン・ハワード監督というべきか。妻役メアリー・スティーンバージェンの笑顔を見るだけでも一見の価値アリ。 10点(2003-06-30 18:41:25) |
8. 死霊のえじき
最初に謝っておきます。すいません。もう、ロメロゾンビと言うだけでまともに評価できません。だって好きなんですもの!コレも何回見たことでしょう・・・まあ、そんな事はどうでもいいんですけど。あ、でも完璧な(オレにとっては)前作に比べたら、ちょっと不満なところもありました。”みんな仲良くしようよ、残り少ない生存者なんだからさァ~”なんて思ったところでしょうか。っていう事で1点減点。 9点(2004-11-03 03:21:12)(良:1票) |
9. ヤング・マスター/師弟出馬
話自体はあってないような簡単なモノ。しかしジャッキーの脚本&監督とあって、小物を使ったアクションなど”見せる面白さ”が増えて、コレ以前のジャッキー作品とは一味違った作品になっている。そしてラストの1対1のバトルがこれまた面白い。凄い迫力と長さだけあって、このシーンを撮り終えたジャッキーの体はボロボロだったとか。メチャメチャ強い大悪党キムを「ドラゴンへの道」のウォン・インシク(おーまーえーが、タンロンか!)が演じている所はカンフー映画好きにはたまらないところだ。 9点(2003-11-21 01:25:19)(良:1票) |
10. 摩天楼(ニューヨーク)はバラ色に
何度見ても面白い。テンポの良い笑いとラストの爽快感は色あせることを知らない。マイケル・J・フォックス主演作品では「バック・トゥ・ザ・フューチャー」と並ぶ傑作。 9点(2003-11-08 00:59:13) |
11. ニューヨーク1997
カート・ラッセルとジョン・カーペンター監督が組めば怖いものなし!ラッセル演じる”スネーク・プリスキン”のアウトローっぷりはカッコイイし、カーペンター監督お得意の音楽も最高です。全体的にチープな感はありますが、もはやB級テイストはカーペンター監督の魅力の一つなのでファンは逆にOKです。 9点(2003-10-24 11:35:04) |
12. リーサル・ウェポン
メル・ギブソン、マックス以来のハマリ役。やはりメルは陰のある男が似合います。公開当時は劇場で「自殺願望の人間兵器なんて久々にえらいヒーローが現れた」と喜んだものだ。正反対のマータフとのコンビが絶妙のバディ・ムービーの上位に位置することは確かでしょう。もう傑作と言っていいと思います。 9点(2003-10-15 14:28:36) |
13. 必殺4 恨みはらします
劇場公開版必殺シリーズの中でも最も映画らしい作品。そのせいか必殺ファンの間では「必殺らしくない」という声も聞く本作。原因に挙げられるとすれば、それは多彩なキャストと深作特有のスピード感溢れる作りのせいだろうか。千葉真一率いる真田広之や、その他JACの出演で立ち回りのスピード感はさらに倍増し”必殺”らしからぬアクション時代劇になった。そして西部劇の一騎打ちのような落ち葉乱れ舞う中での千葉真一と蟹江敬三の死闘は、時代劇作品の中でも上位に上げられる対決シーンだろう。 9点(2003-10-15 12:22:03) |
14. プロジェクトA
言わずと知れた傑作。これのヒットがジャッキー作品をカンフーよりアクションよりへと変えた節目のような作品でしょう。ジャッキー、サモハン、ユンピョウの中国戯劇学院トリオの息の合ったカンフーアクションが最高。 9点(2003-09-26 11:27:36) |
15. 遊星からの物体X
DVD買って久しぶりに見たけど、やっぱり面白い。カート・ラッセルとジョン・カーペンターが組めば怖いものなし! 9点(2003-05-14 17:25:51) |
16. 探偵物語(1983)
奥州亭三景さんと同様、わたしも松田優作の「探偵物語」が映画化と知った時、てっきり日本テレビで放送していた松田優作演じる工藤俊作の「探偵物語」だと大喜びした覚えがある。で、あとで赤川次郎原作と聞き、やっぱり幻滅した。しかし今では角川映画全盛期の中でも間違いなく上位に来るくらい好きな作品です。物語上、実は大した働きをしていない松田優作は、TV版の探偵とも、それまでの映画の松田優作とも違った演技でとても好きである。薬師丸ひろ子もまた角川の看板スターとして板についてきた感じではないでしょうか。ラストのキスシーンもシンプルながらとてもイイ出来だと思います。あ、最後も奥州亭三景さんとかぶっちゃった(汗。 8点(2004-11-10 00:39:42) |
17. バタリアン
この作品、劇場に見に行った時から数えて今回で6回目(5回目かも・・・)の鑑賞になるんですけど、いや~やっぱり面白い。特に序盤のタルを壊してから”新鮮な死体”を始末するところまでなんか何度見ても面白い。とにかく考えられたセリフと間の取り方が実に絶妙で、さすがダン・オバノン、脚本と演出はずば抜けたものがありますね。煙が上がっていく所や地面に雨水がしみ込むシーンなどは、実にわかりやすーく説明してくれる。しかもそのチープな映像が妙に作品にマッチしていて良い感じだし、ラストの投げやり感も実に良いね。あるサイトで知ったのだがこの作品、シリアス路線でいったらロメロの「ゾンビ」には勝てないという事でコメディ路線になったと書いてあったが、わたしもそれは正解だったと思う。とにかくこの作品、ダン・オバノンの監督としての最高傑作と言えるだろう・・・まあ、他に1本しか撮ってないけど。 8点(2004-10-25 02:00:33)(良:3票) |
18. ザ・クラッカー/真夜中のアウトロー
とにかく主演のジェームズ・カーンがカッコ良かった・・・二枚目って感じじゃないけど”男”って感じが最高に良かった。カーンの出ている映画をすべて見ているわけではないのですが、少なくても今まで見た出演作の中では、この映画のカーンが一番好きです。クライマックス、家族を逃がし、自分の家を燃やし、殴りこみに行く所なんかカッコよすぎる!音楽も映像にハマって最高。 8点(2004-01-25 02:42:13) |
19. ゼイリブ
カーペンター作品の中でも上位に位置する傑作!そしてB級おバカ映画!「サングラスをかけてみろ」「いやだ」そして殴り合い。遂には路上でバックドロップ!この良さがわかるあなた!なかなかのセンスの持ち主です。 8点(2003-12-22 00:33:05) |
20. 愛しのロクサーヌ
「シラノ・ド・ベルジュラック」の舞台を80年代に移してのロマンティックコメディと言うことで、わたしの大好きなスティーヴ・マーティンのさぶいギャグはやや控えめ。しかし適度に見せる一人ボケツッコミがラブロマンスに見事にマッチしている。シラノ役のマーティンは見事なハマリ役だし、D・ハンナも魅力的。お馬鹿な色男もアメリカ作品に良く出てきそうな見た目だけ男で好感が持てるし(笑)消防士仲間の間抜けぶりも素敵だ。脚本もマーティンと言うことでわかりやすく、楽しく見れる。「シラノ・ド・ベルジュラック」がなかなか観る気になれない方はこちらをお勧めする。 8点(2003-12-22 00:12:49)(良:1票) |