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1.  東京物語
「じゃ、お姉さんも?」 「ええ、なりたかないけど、やっぱりそうなってくわよ。」 「いやぁねえ、世の中って・・・・」 「そう。 いやなことばっかり・・・・」   アぁ、そうなんですねェ、人間は・・・世界は。  撮影後ネガが火事で焼けてしまい、誰もオリジナルネガからの作品は観れないという不幸の中に、それでも尚、小津の魂の結晶がこうして観られるという幸福感。 その異端ぶりを、日常的なるものや緩やかな映像に隠した深く厳しく美しい大傑作。
10点(2003-06-07 17:22:00)
2.  秋菊の物語
全篇にわたる「笑い」のセンスの見事さ。これほど真面目に人を、社会を描きながら、いちいち笑わせられ度々胸をキュンとさせられる。例えば都市で秋菊が義妹と一瞬はぐれた後のシーンは心底胸を突かれる素晴らしさだ。 こんなに軽いタッチの作品なのに。 緻密な計算や構成力の果てに、まるで偶然が重なったかのような奇跡的な美しさをもった映画だ。
10点(2003-05-15 23:15:41)
3.  人情紙風船
この映画に映し出される空も風も雨も夜も人も、全てが愛しく、そして怖い。厭世観たっぷりの映画なのに、暖かい血がかよっている傑作。
10点(2003-02-07 21:28:44)(良:2票)
4.  フレンチ・カンカン
全然悲しくなどないのに、感極まって涙が溢れてくる。ラストの10分は映画を観て、感じることの喜びの極致のひとつ。 ルノワールの映画への、スタッフ・キャストへの、そして観客への愛情があふれ出る一本。
9点(2003-06-12 12:20:22)(良:1票)
5.  大魔神
どんなに逃げても、逃げても。走ろうが、隠れようが、あんなにゆっくりとしか追ってこない大魔神から決して逃げられない恐怖。たとえ自分に罪や非が無かろうと襲われてしまうかも知れぬ魔人の怒り。これは怖い。 何をもって「許し」を得るのか?最早怪物映画をこえてホラーの極致だ。 世界で日本だけが持ちえた恐怖映画のひとつじゃないだろうか。音楽、効果音、美術とも最高だ。 
9点(2003-06-10 17:00:23)
6.  リトル・ダンサー
なんと爽やかな映画。 感傷にうったえて湿っぽくなる手前でグイっと留まる節度もわきまえているし、映画ながらの古典的な作りをわざと編集で現代的風に見せようとするお茶目さもいい。最後に成長した主人公を見せないで終わっていたら尚、良かったのに・・・・        「ねえ、私のこと好き?」「・・・そんなこと考えたこともない」「私のあそこ見たい?」「・・・・・見なくても、好きだよ。」______いいガキじゃあネーか!それに家族も!!
9点(2003-06-09 10:54:58)(笑:1票)
7.  グリード(1924)
主人公の、金と砂漠の熱射との格闘・格闘・絶望! 音は無いのではなく、観るものの内から湧き出てくるほど。オリジナルは軽く数時間を越えるらしいが、観客まで脱水症状にさせる気か? シュトロハイム。
9点(2003-06-08 22:55:36)
8.  秋刀魚の味(1962)
トリスバーで笑いあい、敬礼しあう3人を見るたびに、人間って悲しいけどいいもんだね、映画っていいなァと思う。
9点(2003-06-04 21:58:03)
9.  グロリア(1980)
オープニングからラストまで、ハードボイルドなのに映像は濡れている。 この映画を観るものすべての願いと祈りの結晶のラスト。
9点(2003-06-04 18:52:46)(良:1票)
10.  フェリーニのアマルコルド
そのあまりに見事な映像でフェリーニの「郷愁」を見せられてしまい、こちらも見た筈もない「郷愁」を疑似体験させられてしまった。 この甘酸っぱい幸福感。大好きだ。
9点(2003-06-04 18:42:04)
11.  飢餓海峡
映画が、ある時代と、そこに生きる人々を描き創りあげたものとして最高の到達点のひとつ。
9点(2003-06-03 13:32:14)
12.  黒い罠
動く、動く動く!キャメラも人も、物も街も。すでにストーリーなど無くていい如くに圧倒的ボリューム感で、遊園地のビックリハウスのように映像が遊びまわる。国境にある「黒い街」をネットリと描くウェルズは、文学のいかがわしさと、映画のいかがわしさの境を、その魅力の違いを、ぐさっと突きつけてくる。
9点(2003-06-03 13:18:38)
13.  第三の男
有名な白黒撮影を意識すると、出来過ぎて嫌味だし、サスペンス物として見たら平凡だが、ウェルズ主演のB級活劇で観たら・・・断然、光り輝く!
9点(2003-06-02 18:19:56)
14.  上海から来た女
ウェルズが、当時公私ともにパートナーだったリタ・ヘイワースを、生の彼女よりも、フィルム上の彼女の方を愛すかのように、艶やかにセクシーに写し撮っている。 過剰なほどにいかがわしくケレン味たっぷりな映像が、たとえズタズタにカットされ編集された後にも独特の吸引力をもって観る者をはなさない。    やはり天才の仕事でしょう。
9点(2003-06-02 13:54:55)
15.  キング・コング(1933)
CGなんぞが空虚なものに思えてしまえるほど無駄がなく、痛快で恐ろしく、美しく切ない怪物映画。
9点(2003-06-01 22:06:24)(良:1票)
16.  穴(1960)
硬いコンクリート。それを割る鉄の棒。響きわたる硬質の音、音、音。すべてのサスペンスが極めて硬質な肌触りで、観ているこちらを締めつけてくる。 それを和らげるかのような男たちの狭義の気持ちよさ。観終えた後にさえ、「あの男」は裏切ったのか否かとサスペンスを突きつける。
9点(2003-06-01 18:20:36)
17.  ヤンヤン 夏の想い出
ゆっくりと・・・・ゆっくりと、沁みてくる。
9点(2003-05-31 11:56:09)
18.  菊豆/チュイトウ
酔わされた。 光に色に、コン・リーに! あぁ、たまらん!!
9点(2003-05-29 19:48:19)
19.  ゴッドファーザー PART Ⅱ
腐りかけの桜桃のように、散り行く大輪の薔薇のように、花吹雪舞い散らす桜の大木のように、濃密な香りと影をただよわせたアメリカ映画の遺産(?)のひとつ。
9点(2003-05-20 17:09:23)
20.  冒険者たち(1967)
単純で、甘っちょろくて、雰囲気だけ? イヤイヤ、これこそいつまでもサビない、カビない瑞々しさいっぱいの傑作。
9点(2003-05-19 17:09:49)
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