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あばれて万歳さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1200
性別 男性
ホームページ ないっす!!!
年齢 60歳
自己紹介 客観的に分析したようなもっともらしいレビューって、実はちょっと地頭よければ誰でも書けちゃうわけで、結局ありきたりな物になりがちです。
別に映画評論家でもない1個人としては、個人の感性や主観、あるいは体験を元にしたその人しか書けないレビューの方がよほど価値があるように思うのです。
もちろんそれが、事実誤認やヘイトレベルの差別や偏見に寄って立つものであれば問題ですが、しかしその人しか書けないレビューというのは必ずあるわけで、そういう個人的な感覚や体験を元にした主観的なレビューは、いかにももっともらしいありがちなレビューよりよほど価値があるし読んでて面白いんじゃないかと思う今日この頃。(でも自己陶酔溢れるポエムみたいなのは…)
好きな言葉は「恋」 です。

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【製作年 : 2020年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順12
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1.  search #サーチ2 《ネタバレ》 
PC(スマホ)画面のみで展開する…というコンセプトに目を奪われますが、細かい伏線の貼り方や処理の仕方で相当レベルの高い映画で脚本の完成度は屈指ではないでしょうか。「ヘイSIRI」の伏線はそう回収するのか…と、素直に驚きました  この映画の最大の特徴は、感情表現などをカーソルの動きや文字入力の間、返信速度、内容で表現するところで、例えば I LOVE YOU という母親の書き込みにしばらく悩んで絵文字だけで返すシーン(さらにこれラスト近辺でネタとしてやり返されてる)が俳優側ではなく「画面のみ」で表現されている、そこが非常に斬新でした  ワッツアップはいれてないの?とか、出てくるアプリはほとんど既存のもの。世界的にメジャーなアプリの基礎知識は一通り必要な気がします。 そういえばキングスマンゴールデンサークルで 「その左手はなに?」 「Tinderでスワイプは用無しの意味だよ」 みたいなネタありましたが、本当に今は有名アプリの最低限の基礎知識は常識として把握しておかないと映画内の小ネタすらわからない時代だな、と思います。 ここで「あぁTinderね」と思うか「Tinder?」と思うかの違いは小さいようで…いや小ネタ一つわからないだけだから小さいですね笑  一番笑えたのは、サイト側の「人間かどうか判断」で「画面上の自動車を全部クリックせよ」が表示されるよくあるシーン。わずかにバンパーがはみ出てるコマをクリックするかどうかで主人公がしばらく悩むシーンです。(もちろん画面上はポインタがしばらく止まるだけですが、これは悩んでるのを表現しています) これ、リアルにあるあるすぎて…あれほんとに悩みますよね、いやマジで。 製作者と気持ちが通じ合う瞬間でもありました。  おもしろかったです
[インターネット(吹替)] 8点(2024-03-24 10:10:19)(良:1票)
2.  劇場版 SHIROBAKO
いろいろ書きたい事はありますが書くとキリがないので全部端折って、とりあえず一番好きなシーンは小笠原さんの「違うから!」です。
[インターネット(邦画)] 8点(2022-02-05 17:30:56)
3.  グリッドマン ユニバース 《ネタバレ》 
映画として純粋にストーリーを観れば、実は最初の5分と最後の5分をくっつければそれで話は終わってしまう。 六花に告白。青春だね!!  じゃそれ以外の1時間40分は何をやってるかというとただのお祭りです。 フアン向けのお祭りムービーです。 死んだキャラもリタイアしたキャラも全部出るし、それはお祭りだからオッケーてかむしろ出せよって感じだし、なんなら初代グリッドマンもバイクの兄ちゃんとして今回はストーリーにかかわります。 なによりインパーフェクト→UNIONとおなじみの主題歌がかかってなんか派手に合体してればそれだけでテンションマックスです。 なんか設定を埋めたりするために小難しい事を言ったりしてますが、実質意味がないので気にしなくてオッケーです。  そんな映画なのでテレビでグリッドマンとダイナゼノンを観た人ならおそらく楽しめますし、そうじゃなければ面白いわけがありません。僕はUNIONもインパーフェクトも鼻歌でそらで歌える人なので、もちろん楽しめました。 てかそういう人しか観ませんよね?こういう映画って。だから無問題なのです。  そしてこの映画、うまいのはラストの〆方。水ダウのみんなの説くらいスパっといいところで終わらせてくれます。 エンドクレジットの前は二人がもにょもにょするところでバシっと切ってくれるし、そしてエンドクレジット後ですよ  ふつー  うん、フツーですよね、わかります笑
[インターネット(邦画)] 7点(2023-11-17 18:03:03)
4.  ウィリーズ・ワンダーランド
吹き替え版で観たのですが、いつもの大塚明夫の声でしゃべるかと思いきや、まさかのセリフ無し笑  そして劇中一番チートなのは、どうみても最低で半日はかかるような掃除を20分や30分で終わらせていく主人公のお掃除能力です。
[インターネット(吹替)] 7点(2022-08-11 23:53:09)(笑:1票)
5.  ウィッチサマー 《ネタバレ》 
サムライミが「近年で一番面白いホラー」と絶賛、興行的にもアバター以来の6週連続全米1位という本映画。 海外の映画評価サイトではだいたい6点~7点の映画で、これは面白いかも…と思って観始めたわけです。  青春物語を挟みつつ一人で怪奇現象に立ち向かうという、アメリカ青春ホラーの王道まっしぐらの展開なのですが、この映画の場合それで終わらず、クライマックス以降「あ、俺も記憶操られてたわ」という捻った展開を見せてくれます。 これ、序盤のバス中での会話なんかで伏線もちゃんとあるのですが、その伏線の張り方が非常にうまいというかあまりにサラっとしてるので油断してると全然気づかないかもしれません。 まぁ伏線が無くても大差ないといえばないんですが。 生花→造花の意味とか、登場人物が記憶操作されてる事で劇中のシーンの真実がつかみづらいところ等々なかなか頭を使う映画で、そういう意味でもこの映画は嫌いじゃありません。  劇中唐突に屋透けてくれる犬とかご都合主義的ツッコミどころもありますが、総じて海外の評価通りの中の上レベルのよくできたホラーだと思います。  あと、タイトル。日本人的には「ウイッチ=魔女」なんでしょうが、本来のウイッチの意味は悪魔や精霊と通じている者の意味なので、謎の根っこ精霊に操られた女を扱ったこの映画は正しくウイッチ映画だと思われます。
[インターネット(字幕)] 7点(2022-07-06 10:52:00)
6.  ザ・スイッチ
今や自分の中で「外れの無い監督」筆頭、クリストファーランドンの新作です。 前作の「ハッピーデスデイ」シリーズが死に戻り物だったわけですが、今回は「僕たち」「私たち」「入れ替わってる!?」系。  娯楽映画として間違いなく面白いんですが、一方で「もうちょっと面白くできたんじゃないかな…」とも思ってしまうのは観る前に勝手に設定したハードルが高すぎたからかもしれません。  点数としては「ハッピデスデイ」シリーズには及ばず、その前作「ゾンビワールドへようこそ」と同じくらい…かなぁ。  「ハッピーデスデイ」と同じ世界線の映画なのでミリーとトリーはいずれ出会うかも…と監督が言ってるのが個人的にめちゃくちゃ期待なんですが、ただそのころトリーはめちゃくちゃ老けてそうです…
[インターネット(吹替)] 7点(2022-05-05 17:07:08)
7.  Mr.ノーバディ
現代基準のおしゃれなバイオレンスアクション映画だなぁ…という感想。  ストーリー的には古典的なお約束の範囲を一歩もはずれず非常にシンプルなものですが、逆に言えば結局一番面白いのはまさにその手垢のついた定番ストーリー。 その古典的お約束なお話をスタイリッシュな映像と音楽で描くことで2020年レベルの映画に仕上げていると思います。  そもそもこのタイプの映画に求められているのは純粋な娯楽なわけで、そういう意味ではこの映画の出来は満点に近いんじゃないでしょうか。  逆に言えば、それ以上の物は本当に何もありませんが。
[インターネット(字幕)] 7点(2022-03-29 14:50:05)
8.  機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ
先日観たガンダムNTと比べるとそのクオリティは雲泥の差。 劇場にかけるならやっぱこれくらいのクオリティじゃないと…と思うくらいの超絶クオリティ。 特にMS戦のそれは「めちゃくちゃかっこいい」と素直に感動できるレベルで個人的にはいままでのガンダム作品で一番のかっこよさだと思います。  さてこのハサウェイ、今までのガンダムと違うのは、その戦いがテロリスト戦である事です。 「いや0083のデラーズフリートとかだって実質テロリストじゃん?」なんて思うかもしれませんが、あれはジオンの再興だなんだを謳ってコロニー落としするぜ!みたいな規模の話で、やってる事の規模がでかいんですよ。 実行主体はテロリストであっても話の規模としては戦争レベル。  でもこの閃光のハサウェイはやってる事の規模と内容がほんとにテロリストなのです。 そして主人公はテロリスト側の人間なのです。  「いやガンダムWの主人公サイドもテロリストじゃん」と思うかもしれませんが、彼らは少なくとも軍人相手に戦争してました。 つまりやってる事はあくまでも対軍隊の軍事行動です。 しかしこの閃光のハサウエイは、民間人を相手に作戦を行います。  「連邦の高官を殺害するためには民間人もおかまいなしに殺す」というのが、テロリストじゃなくてなんでしょう? シャアが掲げた理想をおいかけて…みたいな信条があるのは、本物のテロリストだってそうです。 リアルのテロリストも彼らなりの理想があるからテロを起こしてるわけです。 その理想が世界の今の標準とイマイチ嚙み合ってないからテロという力技で解決しようとしてるだけで。  この映画で描かれる主人公サイドの行動はまさにそれなのです。純然たるテロ。  純然たるテロリストを主人公に据えた…という意味で、今までのガンダムの中では非常に斬新なスタンスの作品だなと思います。  さてこの映画の点数ですがクオリティも高く内容も面白いと思うのですが、つける点数としてはそこまで高くありません。 その理由は簡単で、これが何部作かの1作目であって、全く話が完結してない事です。 最終的には続編も観てまとめての評価をするしかない作品だと思うので、とりあえずここは7点をつけておきます。
[インターネット(邦画)] 7点(2021-10-27 21:26:09)
9.  ザ・ハント(2020) 《ネタバレ》 
主人公だとわかるまでしばらくかかる主人公、どこかで観たような…と思ったら、ついこのあいだ観たトゥモローウォーに出てらっしゃいました。 といっても普通の家庭の主婦役で、こちらとはだいぶ雰囲気違うんですが。  さてこの映画、よくある人間狩り映画かと思いきや、社会風刺がばりばりです。  トランプ政権時代のアメリカの分断やら頭の悪い陰謀論から着想を得てるのは明らかで、実際にトランプや一部保守層がこの映画について「リベラルが我々を虐殺する映画だ!」と騒いだとか聞きます。 しかしちょっとお待ちください、映画を観ればわかる通り、カリカチュアライズされてひどい描かれ方をしてるのはむしろリベラル層の方。 そんな事もわからずリベラルが保守を攻撃する映画だ!なんて怒るトランプとその一派はほんと頭悪いな…と思ったりしちゃうわけですが… この映画の風刺面においては「底が浅い」「ひねりがない」という批判もあるようですが、そもそもこの映画における風刺要素は新聞の風刺漫画レベルにカリカチュアライズされたスパイス的なものにすぎないと思うのです。 そこを真剣に批判するのはちょっと違うんじゃないかな…と個人的には思います。 (そもそもそこを真剣に描くならこんな馬鹿映画じゃ無理なんじゃないかと…)  一方、娯楽系人間狩り映画としては、誰が主人公なのかすらなかなかわからない序盤はめちゃくちゃ面白いです。いやほんと。 映画の方向性も主人公もわからず「これむちゃくちゃ面白いんじゃね?」と僕の期待はマックスでした。  しかし列車に乗るあたりからでしょうか、だんだんと方向性が見えてきて…というか予想外の謎のヒーロー物に変わってしまって「ん、いやなんか期待してた展開と違うぞ…」となってからはめっきりテンションダウンしてしまいました。  もちろん後半は後半でそれなりに面白いですし例えばラストのCAにキャビアの事を聞くシーンが映画冒頭のシーンを受けてだったりと凝った造りなわけですが、しかし個人的には序盤からの流れのまま無力な主人公が必死に知恵を使ってサバイバルし逆転する…そういう流れがよかったな…と思ってしまうので残念ながら少し減点。 (まぁそれって身勝手な期待なわけですけど)  もうほんのちょっとでも褒める要素があれば(エロとか笑)8点にできたのに…面白いのにちょっと残念。 そんな映画です。
[インターネット(字幕)] 7点(2021-08-31 04:40:07)(良:1票)
10.  シン・エヴァンゲリオン劇場版:||
1995年10月4日の18:00だか18:30だかに放送された第一話に衝撃を受けてからリアタイでハマり、そしてあの最終話で違う意味の衝撃を受けた多くの同志達は今この映画を観てどう思うんだろうなぁ…と、あらためてそんな事を思わせてくれる映画でした。  もし25年前にこれに近い終わり方を見せてくれていれば間違いなく神話になっただろうな…とは思いますが(まぁあの最終話もある意味伝説ではあるのですが)、今だと逆に、綺麗にまとめすぎてありがちで平凡な終わり方になっちゃったなぁ…と、ちと残念にも思えてしまいます。 …まぁとにもかくにも一応ちゃんと終わった事をもって良しとしましょう。  そもそも単独の映画として評価できるようなものではないので点数のつけようもないのですが、つけないわけにもいかないのでとりあえずなんとなくの点数つけときます。
[インターネット(邦画)] 7点(2021-08-15 01:50:09)(良:1票)
11.  #フォロー・ミー(2020)
これは多分そういうオチなんだろうなぁ…と思って観ていると本当にそういうオチだったという映画  そういう意味で意外性は皆無なわけですが、それにしてもこの手のネット配信者が不愉快、かつ、どう考えてもこんな配信面白くないだろ…的なのは世界共通なんですね
[インターネット(吹替)] 6点(2023-09-08 19:11:00)
12.  キングダム2 遥かなる大地へ
3作目公開に併せて地上波放送してたので観たわけですが…  原作コミックもアニメ版も観ている人間からすると「実写版」にはそれらにないプラスアルファが欲しいわけです。 原作もアニメ版もすでに存在するわけですから、そこにない良さがないと実写映画化した意味がありません。 そう考えると1作目以上に「なんのための映画化なん?」という気分が抜けない2作目でありました。  人間が演じる以上外連味などはどうしても落ちてしまって見栄えはしないですし、しかも実写映画ならではの大人の事情が見え隠れするのも鼻白んでしまう理由の一つ。 一例を言えば劇中に橋本環奈が登場するわけですが、あの時点であんな場所に彼女がいるわけないでしょ。立場考えようぜ。 絶対にあそこにいるのはおかしいんですが、ナチュラルにさらっと居るわけです。  それは一回橋本環奈をキャスティングした以上なんとか出さないとダメなわけでその苦肉の策なのか…と。 そういう大人の事情的なのが透けて見えるのはやっぱり観ててしらけてしまうわけです。  「実際の人間が演じてないと!」とか「漫画やアニメはそもそも見ないタイプで実写のドラマや映画しか見ないんだ」なんていう偏屈なタイプの人用なのかな…と覚めた眼で映画を眺める2時間でした。  いや規模といい前提的に頑張って作ってるとは思いますけどね…ただそれだけです。  あとどうしてもだめなのが羌瘣役。 もちろん「動ける女優」という事からのキャスティングだと思うんですが、原作キャラの眼力、目の大きさ、あと背の低さを考えれば例えば今田未桜あたりがベストだと思うんですけどね。 動きはCGとかダブルでなんとかすればよかったのに…と。 まぁそのあたりは製作サイドとの拘るポイントの違いだろうし、そういうとこが合わない時点で自分には合ってないんだな…というのがわかるわけですが…
[地上波(邦画)] 6点(2023-08-07 20:36:12)
13.  シン・仮面ライダー 《ネタバレ》 
映画の途中で「あーなるほど…そっちに振ったのね!」とずっと思いながら観てました。  テレビでやってた仮面ライダーって、タイトルが「仮面ライダー」なのに、実は全然「仮面」が重要じゃないし「ライダー」要素も薄いじゃないですか。 タイトルが「仮面ライダー」なのに、仮面もライダーもわりとどうでもいいっていう。  で、この映画では、ないがしろにされていた「仮面」要素を超重要視。なんなら仮面さえあればいいっていう。ていうか仮面に操られているっていう。仮面の中で人は生きていけるっていう。もうそれくらい仮面が重要な役どころになっています。 で、ライダー要素の方も、やたら「もともとライダーだし奴もライダーだったし」みたいな事を劇中で連呼するし、サイクロン号が超強いし、もうめっちゃライダー。  という事でまさに「仮面ライダー」というタイトルの「仮面」と「ライダー」を重視した内容にしたんだな、と。  あと個人的に意外だったのが、柄本佑が絶妙に「らしい」事。 なんというか役柄的に本当に「ちょうどいい」。 彼がこんなにこの役にハマるとは…そう思いながら観てました。  と、いろいろ感想を書いておいてなんですが…これ根本的に話がおもしろくないですよね笑 庵野の悪いとこが出たというか「シン」がネタ切れになっているというか…  で、話が面白くないところを除けば、一応いろいろ観るべきポイント(突っ込みどころというか話題にしどころ)はある映画でした。  なので(面白くないけど)ちょい甘で6点です。
[インターネット(邦画)] 6点(2023-07-25 20:25:57)
14.  ブレット・トレイン 《ネタバレ》 
いかにも今っぽいハイスピードでガチャガチャしていて、そして観たあとになにも残らない娯楽映画。  伊坂幸太郎の小説は6,7冊読んだ事があるんですが、この原作は未読。 しかしこの映画を観てる途中に思ったのは「想像以上に伊坂幸太郎っぽいな!」でした。 多分原作からはかなり改変されてると思うんですが、キャラ設定やら無駄なトークやらがなんとも伊坂、そして最近の日本の小説っぽい感じなんですよね。  これコロナがなければ日本ロケあったんですかね?これで日本ロケでちゃんと日本ぽかったら…と残念に思いつつ、いやこれ逆に非日本人キャストが似非日本で動き回るからこそ、日本人が観たときにこんなに楽しめるんだろうな、と。 そういう意味ではこれ変に日本にちゃんと寄せないのが成功してると思うんですよ。  そうそう、観てる途中、この人チャニングテイタムに似てるな…と思ったホモな彼、あとで調べたらほんとにチャニングテイタムでした笑 ノンクレジットであのおいしい役なのか… それ言ったら同じくノンクレジットのライアンレイノルズなんて出てたって教えてもらわないとわかんないレベルですけどね。
[インターネット(吹替)] 6点(2023-07-18 00:09:49)
15.  シン・ウルトラマン 《ネタバレ》 
ブラックホールぽいものから脱出しようとして脱出できない、からの「オカエリナサイ」で〆る  …もう「トップをねらえ」じゃん! と突っ込んだ方も多いでしょう。私もです。 セリフだとイの文字を反転できませんけどね笑  さて映画の内容ですが、正直微妙です。 何が微妙なのか考えてみたんですが、「シン」シリーズ特有の(といっても2作目ですが)、人間の内面をあまり描かず状況のみで進めていく作りの映画にも関わらず、やたら「バディ」だの「仲間」だの内面的な熱い要素を突っ込んできてるからなのかな、と。 登場人物がどんな人なのかよくわからないのに、ワンピースみたいなノリの事を言われても観てる方はノレないのですよ。  それは地球人だけの事ではもちろんなく「この星の人のために僕の命はいらないよ」とウルトラマンは言うわけですが、途中の熱いドラマパートがないため「え、君のそのモチベーションはどこから?」と客は思わず突っ込んでしまう。 最後までそれです。 そしてトップをねらえ、で終わるっていうね。  シナリオ自体をもうちょっと無機質にすれば、あるいはいっそ「空の贈り物」をメインエピソードにしてくれれば面白かったんじゃないのか…と、いろいろ思ってしまうちょっと残念な映画でした。
[インターネット(邦画)] 6点(2022-11-21 17:35:09)
16.  ホラーマニア vs 5人のシリアルキラー
これは意外と観た人の間で評価がぶれないタイプの映画かもしれません。  一言でいえば「この設定ならもっと面白くできたでしょ」それにつきます。 つまらないわけじゃないんですが…惜しい。
[インターネット(吹替)] 6点(2022-09-20 15:38:17)
17.  モンスターハンター
ゲームをやってないからなぁ、という心配もあるようですが、そもそもゲーム自体にたいしたストーリー性はないので、ゲームをやっていなくても「B級アクションモンスター映画(ホラー寄り)」という認識で観れば全く問題のない映画だと思います。 むしろオリジナルのゲーム好きがみて「コレジャナイ」を感じるよりはましなのかな、と。  この監督主演夫婦の作品ですから観る前のハードルはどうしても下がるわけですが、下がり切った期待値のおかげで思ったよりはるかに楽しめました。 期待値低いって有利ですよね。 少なくともバイオ映画の3作目以降よりは面白いんじゃないでしょうか?あれシリーズ途中から目もあてられない出来ですからね。  吹き替えで流して観るくらいでちょうどいい映画ですが、吹き替えに問題があり、たとえばひげ面のアメリカ軍人の声に花江夏樹なんて明らかにミスキャストです。 宣伝効果を考えて知名度だけでキャスト選んでしまうというこの業界の悪癖がまた出てるなぁ、と。ちょっと呆れました。
[インターネット(吹替)] 6点(2022-08-25 20:46:36)
18.  オールド 《ネタバレ》 
人間にとって老いとは何か…とか、失恋とかでよく言われる「時間が解決してくれるよ」をテーマにした、この監督にしてはめずらしくメッセージ性の強い映画だな、と。 最後も製薬会社の陰謀という普通のサスペンス映画ぽい方向に落としてるし、例えば前作の「ウンチばばあ対ラップ小僧」(タイトル忘れたけどそんな内容)あたりとはちょっと毛色の違う映画だな、というのが視聴後の素直な感想です。  劇中、個人的に一番面白かったのは、連中をビーチに案内しさらにずっと観測してるのが監督本人だという小粋なジョーク。 あ、あとムチムチビキニも忘れてはいけませんね、うん。
[インターネット(字幕)] 6点(2022-07-28 18:22:04)
19.  クレイジーズ 42日後 《ネタバレ》 
まず「この邦題はどうなんだ?」というのは配給サイドに強く言っておくとして…  感染症が発生しマンションの部屋に閉じ込められ…という一種のソリッドシチュエーション系のゾンビ映画。 まぁゾンビ系でどこかに閉じこもって暮らすというのはほぼ必須のシチュエーション。状況を考えれば生存者はどこかに隠れ住むしかないわけで、そういう意味では王道のシチュエーション(のバリエーション)だと言えます。 ゾンビではない異星人系ではスカイラインなんかもマンション閉じこもり系ですが、いずれにせよ戸建てよりはマンションの方が確実にこういう事態への防御力は高く、非常事態を考えるなら絶対にマンション住みしかない!と不動産購入時の参考にもなる映画です…多分。  さて本映画、ストーリー展開は非常にオーソドックス、起承転結の転に当たるドナルドサザーランド事件のときにてっきり彼女が助けにくるかと思ったら、独力で助かったのは予想外でしたが、それを除けば非常に予定調和の展開のままラストを迎えます。というか、もう一展開あるかと思いきや、あ、そこで終わっちゃうの…って感じはありますが。  手堅くまとまっている分ハズレではないのですが、一方で特別に褒める要素もあまりないため誰が点をつけても大半が5~7点に収まるそんな映画ではないでしょうか?  同脚本で同時期並行製作されたらしい韓国版の方は観てないのでなんとも言いようがありません。  ところで冒頭、主人公とベッドを共にしていた女性、そのあと感染してこっそり出てきたりしたんですかね…動向について劇中で全然語られない気がしますが彼女は何?ワンナイトラブ?あまりにも扱い悪くないですか? 実はちょいちょい話題に出てくる妹とかいうオチだと笑えるんですが…
[インターネット(字幕)] 6点(2022-06-26 22:18:15)
20.  パーム・スプリングス 《ネタバレ》 
最近とくに増えてきたループ系映画の一つ。 サンダンス映画祭で過去最高価格で買い付けされたとか、評論家大絶賛だとかいろんな話を聞いたので期待して観たのですが…正直がっかりでした。  ループものに期待するのって「謎解き」だと思うんですよ。何回もループする事で謎が解けていく、その謎解きの過程をパズルのようんび楽しむのがループものだと思うし、実際に最近のループ物映画(ミッション8ミニッツとか傑作ハッピーデスデイ2Uとか)はそこが話のメインでした。 陽はスリラーやサスペンスと相性がいいのが僕が思う「ループ物」なのです。  しかしこの映画は違います。この映画のメインは「ループの中に閉じ込められた人の感情の変化。幸せとはなんぞや」です。  ループ映画に(僕が)期待する謎解き要素がほとんどないんですよね。あくまでも人の感情を描くための都合のいいシチュエーションとしてのループであって、ループする事にたいした意味がない。 そういう意味ではループ物でも「恋はデジャブ」とかに近い映画だと思います。  そして残念ながらそのタイプのループ映画を僕はそんなに面白いとは思わないのです。 もっと頭つかわせてくれ!と。 期待してた分だけがっかり感が高いのですが、しかし映画自体はラブコメとしてそこまで悪くないのでそこは客観的に点数をつけると6点くらいの映画かな、と思います。 評判がいい最近のループ映画といえば他に「明日への地図を探して」があるんですが、未見。そちらに期待ですね。  「ハッピーデスデイ」シリーズ、またきてくれないかなぁ…
[インターネット(吹替)] 6点(2022-06-19 08:02:24)
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