1. ゴッドファーザー
ガキのときに見て7点とさせて頂きましたが、最近見直してようやく名作中の名作 「ゴッドファーザー」の真髄を理解した。10点に直します。 [DVD(字幕)] 10点(2004-03-02 12:15:28) |
2. 砂の器
《ネタバレ》 少々の中だるみこそあれど、「宿命」に関しては全然長いと思わなかったし、加藤嘉の叫びには心が震えた。凄い映画だと思う。三木殺しの動機については原作を読んでいない立場であるからしてこの映画のみで考えなければならないが、差別を受けた者にしかわからない恐怖が和賀を犯行に駆り立てたのだと考える。恨みもあったかもしれないが、殺意までは…。大人だったら甘受せにゃならんこともある。 [DVD(邦画)] 9点(2011-11-14 00:05:09) |
3. 激突!<TVM>
《ネタバレ》 最初は嫌がらせ程度に思えたが、徐々にエスカレートする恐怖。車の故障で追い詰められ、下りの坂道では主人公の死にオチも頭をよぎったくらいで、まさに息を呑む面白さだった。これを25歳で撮ってしまうスピルバーグはやっぱり凄い。 [CS・衛星(字幕)] 9点(2011-05-21 17:35:50) |
4. スティング
爽快 [CS・衛星(字幕)] 9点(2005-02-08 10:50:24) |
5. ディア・ハンター
10代の頃に見た際、この長さ(約3時間)が苦痛で仕方なかったが、20代になった今、見直してみたらそこまで気にならなかった。まだ削ぎ落とせる余地はあると思うが、これでも十分すぎる完成度。戦争の恐ろしさを痛感する。 [CS・衛星(字幕)] 9点(2004-09-19 09:34:38) |
6. ゴッドファーザー PART Ⅱ
渋い。 [DVD(字幕)] 9点(2004-03-03 10:54:17) |
7. がんばれ!ベアーズ
面白かった! 100分ちょいの映画でテンポよく進むけど、主人公の監督に、上手な子、下手な子、それだけでなく敵チームの監督やエースなど、みんなにドラマがあって(映画的に)見事な決勝戦だった。子供たちにもどんどん愛着が湧いてきて最後はみんな可愛く見えた。時代をこえて愛される名作の一つ。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2020-10-23 23:46:04) |
8. 県警対組織暴力
《ネタバレ》 ヤクザなんか嫌いだ。ヤクザと癒着してる刑事もクズだ。本当は海田が正しいんだ。でもな~ 破滅に向かう徳さんと広谷には寂しさも感じてしまった。ネタバレだけど広谷を自らの手で…っていう、あれは名場面。バイオレンスとエロ、その他、笑えるところもあって(個人的には「アカ、アカ」としつこい刑事さんがツボ)騒々しく熱く駆け抜けた100分。いやはや面白い。俳優陣も上手い人が揃ってるけど、驚くのはその年齢。金子信雄が52歳、佐野浅夫が50、菅原文太42、成田三樹夫40、松方弘樹に至っては33だ。今の俳優だと+10歳でもまだ足りないって感じかな。みんな貫録がありすぎてね…。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2019-02-07 18:12:50) |
9. 座頭市あばれ火祭り
《ネタバレ》 トメは仲代達矢だが、実際には勝新太郎vs森雅之の色合いが濃い。市と闇公方、盲目同士でバチバチやりあう。囲碁の最中、碁石を飛ばしあう。茶を飲んでお互いにガハハ、3秒で止まる笑い、そして沈黙。なんだこの空気は…。次は池の中央に作られた舞台でサシの勝負… かと思ったら橋を外し、逃げ場を封じた上で火攻め。なんとかこの危機を脱しても、今度は人質を利用して市を追い詰める。とことん悪い奴だ。「静かだ、なぜ静かに?…」という死に際のセリフも印象的で、座頭市シリーズの中でも屈指の悪役ではなかったかと思う。「座頭市は俺が斬る」という言葉と共に市を助けに現れた仲代は、最後に決着がつく以外はドラゴンボールで言うベジータみたいな役回りか。いろいろ面白かった。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2011-12-04 10:00:22) |
10. デルス・ウザーラ
《ネタバレ》 これは第一部と第二部に分かれていて、第一部ではアルセーニエフ、デルス、二人の出会いから、大自然の厳しさや、それを知恵と努力で乗り越えていく様が描かれる。そして、しばしの別れ。第二部で二人は再会するも、デルスは視力の衰えに直面し、山を離れる決意をする。しかし、街では生きていけないデルス。再び山に戻るが、皮肉な事に…。ってな話。いや~良かった。黒澤映画はモノクロ→カラーの分かれ目で「赤ひげ」がひとつの区切りではあるんだけど、カラー時代にもこんな素晴らしい映画を撮っていたのか。一人の猟師の人生を通して、人間が文明社会の中で失ったものを思い出させるようだ。そしてなんといっても二人の友情。「カピタン(隊長)!」「デルス!」… 別れのシーンは特に感動的。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-09-28 18:08:54) |
11. エイリアン
わっ 成長早い… [DVD(字幕)] 8点(2010-05-11 23:26:33)(笑:1票) |
12. タクシードライバー(1976)
初見で5点にしていたけど、2回目で面白さに気づいた。1回目は見方を誤っていたのだろう。変に感情移入せず最終的にあんな事をしでかすトラヴィスって男の妙な行動や変化をシンプルに楽しめば良かったんだ。そうやって見ていくと結構笑えたりもする。そしてデ・ニーロの演技とクールなBGMに酔いしれる。 [DVD(字幕)] 8点(2010-04-27 18:48:28) |
13. 時計じかけのオレンジ
「世にも奇妙な物語」感覚。 [DVD(字幕)] 8点(2010-02-23 18:13:09) |
14. アルカトラズからの脱出
目が離せない面白さ。ドキドキ感がたまらない [CS・衛星(字幕)] 8点(2006-02-26 20:06:22) |
15. カッコーの巣の上で
普段はハッピーエンド万歳ですが、この映画がハッピーエンドだったら普通の映画に格下げされるでしょうね。心に残る名作です [DVD(字幕)] 8点(2005-12-29 00:13:01) |
16. ペーパー・ムーン
《ネタバレ》 今さらだけど、モーゼ役=ライアン・オニールとアディ役=テイタム・オニールは実の親子でしたか。最後の場面なんて演技以上のものがあった気がします…(先入観は無し、エンドロールで気付いたから)。二人の旅はまだまだ続く… あぁ~ いい映画を見た。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2005-01-15 12:05:22) |
17. ルパン三世 カリオストロの城
何度目だ?ってくらい放送してるけど、そのたびに見ちゃうんだよなー。 [地上波(邦画)] 8点(2004-06-22 17:05:29) |
18. サンダカン八番娼館 望郷
《ネタバレ》 <原作未読>からゆきさんなるものは知らなかった。この映画が無ければ一生知らずじまいだったろうと思う。そういう意味では意義ある映画だった。日本は貧しい国だったせいか、婦女子の人身売買が20世紀に入っても続いてしまった。近年まで尾を引いた慰安婦問題もこの延長線上の話で女性の人権を軽視してきたことによる因果応報、自業自得といった面は認めざるを得ない。この映画の主人公含め、力強く生きた女性が多かったと推察するが、帰国後に後ろ指を指されては墓も日本に背を向けてしまう…。同じ過ちが繰り返されるとは思っていないが、彼女たちの存在を記憶にとどめておくことはきっと大切なことなのだろう。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2023-10-16 19:45:29) |
19. 新幹線大爆破
外国の上映では犯人側のドラマはバッサリとカットされたらしいが、その方が面白かったかもしれないなー。監督ごめんなさい。ま、日本人は健さんが好きだから仕方ない。と言いつつ、乗客や恐怖や宇津井健(こっちも健さんか)演じる倉持司令長の苦悩を考えれば犯人たちの過去なんて何の免罪符にもならないし、同情なんてできるはずもない。パニックサスペンスに特化して問題ないというか、そっちの方が良かっただろう、というのが感想。それでもヤン・デ・ボン「スピード」の元ネタとも言われる一定以下の速度になると爆発するという設定は妙手であり、面白く観ることができたので7点。俳優陣も大方良かった。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2016-02-18 19:10:34) |
20. 昭和残侠伝 死んで貰います
ストーリーもさることながら高倉健と池部良の渋さにしびれた。「死んで貰うぜ」「ご一緒願います」といった名台詞も心に残る。もう侍の時代ではないけど刀と刀でやり合うのもいいな~。全然気が付かなかったけど、だし巻きを試食してたぼっちゃんが後の真田広之なんだね… なんかスゴイ。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2015-02-19 17:21:57) |