1. 容疑者Xの献身
《ネタバレ》 ラストがしっくりこない。確かにストーリーは捻っていて良かったが結局、どうなったのか・・・。石神だけが捕まったのか?娘も共犯なのにストーリーと絡んでいないところが不自然。堤真一の演技は評価出来ます。もっと頭脳バトルを繰り広げた方が盛り上がったのかと思います。続編も鑑賞したいと思います。 [地上波(邦画)] 7点(2014-06-18 16:33:42) |
2. ニュースの天才
《ネタバレ》 「これぞ人間!!」という作品を見せられましたね。こういう人間はたくさん居るでしょうが、疑われてからの悪あがきが半端ではない。とにかく自分の事しか考えていない餓鬼で、怪しまれた部分だけ認めて、なんとか生き残ろうとする下りが憎い。あれでは逆効果でしかない。自分を信用してくれている同僚に申し訳ないという感情は生まれてこないんですかね。結局、最後まで反省点が見られず、自虐ネタで生き残っているあたりは、ゴキブリ並みの生命力ですな。私も正統派の人間ではないので、ついつい調子に乗ってしまうことは理解できます。でも、あそこまで堕ちたくはないです。本人も協力的なようですし、実話なんだから犯行に至る過程や同僚からの信頼を得てる理由などを作品に練りこんだ方が面白くなったかも知れないです。テンポ自体は良いので、映画としては良作。 [地上波(邦画)] 7点(2014-02-04 21:54:53) |
3. カンフーハッスル
《ネタバレ》 普通に面白いですよ。なんでもアリでテキトーな作品ですが、その分余計な事を考えなくてすみます。個人的には「少林サッカー」より好きですね。ヒロインは綺麗な方でしたが、ほとんど絡まないのでもったいない。生活感溢れる団地や派手なアクションだけでも十分に楽しめるのでお勧めです。ただ、アクションは人によっては飽きるかもしれません。 [地上波(吹替)] 7点(2014-01-17 17:22:26) |
4. 幸せのちから
《ネタバレ》 子供は親を選べないし、世の中お金が全て。そして、成果主義のアメリカでスーツをきて収入を得るのは非常に厳しい。日本の外資系も契約取れないとすぐにクビがとびますよね。奥さんも子供もよく粘っていました。お金はどうにかなるという人も多いけど、現実はそんなに甘くない。もっというなら稼げないなら結婚も子供もつくったら駄目。とにかく子供が不憫に思う作品であります。ただ、犠牲はやむを得ないが、とにかく懸命に生きようとしている父親像は悪くはないし、あそこまで努力できる人もそうはいないでしょう。それを評価してプラマイゼロかな。後日談はあまりにも飛躍していて、映像化もしていないのでリアルに感じない。あえて実話ものということにしないで、フィクションとして仕上げて欲しかったです。採用通達後の社外でガッツポーズからのエンディングへ。 [地上波(吹替)] 5点(2014-01-15 09:15:35) |
5. ダイ・ハード4.0
《ネタバレ》 期待を良い意味で裏切られ4になってパワーアップしています。終始、クライマックスでテンポが非常に良いです。不死身っぷりは振り切っているので、今更気にならないですね。でも、ヘリを車で落とすシーンは無理がある。被害総額も半端じゃないですし、ハッピーエンドという訳ではないですよね。マギー・Qが非常に調子が良く、アクションが映えていました。サイバーテロという時事ネタも加えられ、シリーズファンも満足の出来ではないでしょうか?ブルースがウィル・スミスのように親バカではなく、実娘を起用しなくて良かったです。 [映画館(字幕)] 9点(2014-01-14 03:28:50) |
6. BALLAD 名もなき恋のうた
《ネタバレ》 酷いね。主演2人の演技力に文句はないが、その他もろもろ。「くれよんしんちゃん」だから許せる脚本の甘さをよく実写化しようとしてものだ。とりあえず、お母さんが現実世界で放った「なんかの間違いで天正にいってしまったのかも」みたいなセリフ。普通に考えてそんな発想する人います?作品全体的に受け入れ体制が異常に寛大で、ついていけません。あと緊迫感がなさすぎる。車の窓を開けながら敵陣に突っ込みますかね」。その後も窓に肘を置いての観戦モード。怖くないの?子供もかなり生意気で、戦国時代をなめてますね。勝敗がついて「やったー」って・・・。大倉井も武士としてのプライドが低くて、切腹しないのと思わず突っ込みましたよ。ラストは原作と同じ「ファイナルデスティネーション」的なオチです。敵の姿を映さなかったのは良し。新垣結衣のファンじゃなければ見る価値なし。しんちゃんを観て下さい。 [地上波(邦画)] 5点(2014-01-11 23:20:32) |
7. アイ・アム・レジェンド
《ネタバレ》 まさかゾンビものとは・・・。ダークシーカーは、最近はやりの走るタイプのゾンビで、非常に凶暴。その上知能も高いので厄介ですね。ウィル・スミスの孤独と愛犬との触れ合いがメインのように感じる作品です。とにかく、シャパードが可愛い。オチがサマンサというメス犬というのも巧みですな。街中での狩りやレンタルし放題、戦闘機の上でゴルフ等、この手の作品の醍醐味もしっかり入っています。ラストは意外とハッピーエンドですが、悪くはない。バッドエンドバージョンも見たかったですけど。 [映画館(字幕)] 7点(2014-01-10 01:46:42) |
8. メメント
《ネタバレ》 時系列をいじっているので、小難しく人を選びます。ただ、見終わった後に面白かったという感情は残りません。ガイ・ピアースの演技は悪くないし、偽善者ばかりの世の中というのは伝わりました。インスリンは即効性のある薬ではないので、奥さんは死んでしまったというよりは、自殺なんでしょうね。時系列を正した、解説を鑑賞後に見るとスッキリします。結局。3人の駆け引きで勝利したのはナタリー。頭のキレる女は怖いですな。 [地上波(吹替)] 5点(2014-01-07 06:01:36)(良:1票) |
9. TRICK トリック 劇場版2
《ネタバレ》 普通に面白く安定しています。山田と上田の絡みは好きですね。ただ、今回は矢部の出番が少なかったのが残念。ワンピースやマトリックスネタなど、科学ではありえないことをしているので、現実味がなくなってしまっていますね。大岩の持ち上げも無理があるかな。堀北真希は綺麗でしたね。 [地上波(邦画)] 7点(2014-01-05 12:12:06) |
10. カールじいさんの空飛ぶ家
《ネタバレ》 風船で飛ばすのに違和感ありすぎ・・・無理でしょう。不安定な飛空艇からロープ1本で老人が3人(匹)を引っ張りあげたりと重力が完全に無視されていますね。さらに登場人物に誰一人感情移入できないのが致命傷。ラッセルのウザさはディズニーキャラでもトップクラス。ストーリーは「ビアンカの大冒険」シリーズを思い出させるような鳥救出劇です。邦題やパッケージを見ると温かいお話かと勘違いします。こてこての悪人がでてきて、平気で子供や動物を殺そうとしてきます。ラストも表彰式で犬が並んでいたり、奥さんの話がないがしろにされていたりと世界観や話の纏まりが中途半端。数ある作品のなかで、私が本作を薦めることはないでしょう。 [地上波(邦画)] 4点(2013-12-29 23:50:31) |
11. 自虐の詩
《ネタバレ》 なんとなく最後まで見入ってしまいましたが、娯楽映画としてはいかがなものか。コメディ路線にしているとはいえ、内容がブラックなので笑えない。主演2人の演技は良かったです。それにしてもダメ男になる過程がまったく描かれていないので消化不良。転落事故から善人に戻るあたりも強引で違和感がありました。伝えたいメッセージは解りましたが、見終わった後に正直何も残りません。オチのアジャ・コングは完全に滑っており、作品のクライマックスの雰囲気が台無し。作品を見ての感想は、人それぞれの幸せの形というよりは似た者同士が寄り添うものだということ。バッドエンドですな。 [地上波(邦画)] 5点(2013-12-29 08:41:13) |
12. カーズ
《ネタバレ》 予想に反して楽しめました。仲間を大切にすることを子供に伝える作品としては良作。そして冒頭からのクウォリティの高いCGとスピード感は圧巻!!子供のみならず、大人でも胸が躍るんじゃないでしょうか?フェラーリやマセラッティが参戦するのならジャガーもでて欲しかったかな。賛否両論となっているラストですが、私もゴールしても良かったかなと思います。その後ではしゃがずに敬意を示す形でかけよるという流れの方がスッキリしたかと。全体的には非常にお勧めできる作品です。 [地上波(吹替)] 7点(2013-12-28 22:04:49)(良:1票) |
13. 悪夢のエレベーター
《ネタバレ》 悪くはないです。ただ、演技がオーバーなのと管理人の殺害シーンがかなり雑でコメディチックになっているのは、大きな減点。密室劇の作品は数多くあるが、どんでん返しを加えたことで、終盤は面白くなってきますね。佐津川愛美は綺麗ですし、管理人役の大堀こういちの怪演も見所です。画面の外まで息の臭さが漂ってきます・・・。 [地上波(邦画)] 5点(2013-12-27 15:29:41) |
14. オーシャンズ13
シリーズを重ねるごとに、キャストが豪華になっていきます。キャスト経費が恐ろしいことになっていそうですな。前作よりは舞台もカジノに戻り、エンタテイメント性が強くなっています。エレン・バーキンとアル・パチーノは存在感が強く、キャストが多い中も映えていました。地震やダイヤモンド強奪の過程には少し無理がありそうですが、コメディと考えれば気になりません。今回はトゥルアーやテリーも仕留めて完結ということなのでしょう。ここまで大所帯になるとスケジュールや予算でシリーズ継続が厳しいのは解るが、残念ですね。 [地上波(吹替)] 7点(2013-12-21 05:23:41) |
15. オーシャンズ12
《ネタバレ》 前作と比べるとエンタテイメントに欠けていると思うし12人のキャラ説明がなくて感情移入しにくい。ベネディクトの存在感は薄いし、本人ネタも滑っている。ラストのネタばらしに何の驚きもなかったことが残念。「エントラップメント」のオマージュ的なカッセルのセンサー破りはどうも現実味を感じないですね。不可能でしょう・・・あれは。それでもシリーズ独特の緩いノリは好きです。ベストシーンは、携帯の盗まれたブラピの表情ですね。 [ビデオ(吹替)] 5点(2013-12-21 02:56:05) |
16. ブラックホーク・ダウン
《ネタバレ》 リアルな戦闘シーンが終始行われ、非日常的な映像が流れます。アメリカ兵の負傷者に焦点を当ててはいますが、一方的なソマリア兵への虐殺です。ソマリア兵1000人に対して19人の死者数と聞くと、アメリカ兵万歳映画にも見えなくもない。対車両の「RPG」というランチャーが至る所で使用されているのが、印象に残ります。登場人物は豪華ですが、あまりにも多くて、軍人仕様なので見分けがつかない・・・。俳優にさほど詳しくない人は、気にせずストーリーにだけ集中した方が良いと思います。モガディシュの戦闘を映像で学ぶ意味では、悪くない作品。 [地上波(吹替)] 7点(2013-11-07 16:37:32) |
17. サブウェイ123 激突
《ネタバレ》 普通に楽しめましたが、設定に無理がある。さすがにあの短時間で金相場を変動させるのは厳しいかと。ジョン・トラヴォルタの悪役はハマっていましたが、デンゼル・ワシントンにオーラは感じない。犯行の動機も曖昧で、感情移入できない。タイトルだけ見るとスリルのありそうな感じですが、地下鉄といえども車両が停まっているので、スピード感は皆無です。 [地上波(吹替)] 7点(2013-11-03 08:59:29) |
18. ノウイング
《ネタバレ》 昔のB級SFの雰囲気です。言い換えれば、古臭いシナリオに音響が耳に残る。ラストのフレアのシーンは「FF」のような圧巻のCG。こういう振り切ったバッドエンドは嫌いではない。ローズ・バーンは綺麗な女優さんですが、死に方は衝撃的でした。腑に落ちない遠回しのシナリオと宇宙人&UFOオチは残念。 [地上波(吹替)] 7点(2013-10-10 15:02:12) |
19. ディパーテッド
《ネタバレ》 オリジナルは未見です。アカデミー賞作品ということは鑑賞後、知りました。緊迫感のあるストーリーは見応えがあります。ただ、両主人公が餓鬼っぽいのがマイナス。それを抜いても豪華俳優陣で固められており、観て損はしない作品。ジャック・ニコルソンとレイ・ウィンストンの小汚いコンビが結構、ハマります。ラストの攻防は意外でしたが、この世の中では悪が勝っても良いような気がします。 [地上波(吹替)] 7点(2013-09-27 08:19:58) |
20. G.I.ジョー(2009)
《ネタバレ》 何も考えないで観るタイプの作品だが、テンポやアクションシーンが良くて、面白かったです。予告で流されていたカーチェイスのシーンは流石でしたね。キャラは可もなく不可もなく、ヘビーデューティがもっと活躍して欲しかった。日本の描写は非常に醜く、中国にしか見えません。それに日本人の役を韓国人とイギリス人が演じるってのもいかがなものか・・・。 [DVD(字幕)] 9点(2013-09-17 02:49:49) |