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自己紹介 [2010年8月23日]
か…かわも…

(゚Д゚;)ノ

…映画界は今日終わった…。


[2017年7月16日]
猛暑の夜、amazonで映画ではなく『幼女戦記』を寝ないで通し鑑賞。
大局的な戦略から入って行くという、かつてない架空戦記アニメでありながら、その悪夢性を出し切った感がすごかった。
最終話はテーマ的にポエニ戦争から対テロ戦争まで、膨大な戦争のイメージを深く広く全面爆撃して吹っ切れる展開に。
スピルバーグの『宇宙戦争』はバクテリアに仮託してその地獄自体を救いと説いたわけだけど、このアニメはそんな所まで引いて俯瞰する気がサラサラないってのがスゴイです。

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1.  気分はもう戦争 《ネタバレ》 
なにぶん中国も大変貌を遂げたし、毎日あったり前に戦争のニュースが新聞に乗る時代になったからインパクトは減った。だが今でも一読しておく価値がある作品だろう。あのラストは、当時どんなポリティカル・サスペンスよりもショッキングだった。 あえてネタを書いておくと、この物語は西遊記のキャラクター配置を真似て構想されている。いるんだが、そんなものは明後日にうっちゃられて無茶を承知のバカが展開される。このマンガで勃発する戦争が、容易にイラク戦争に重ねられる点もまた、「国際社会の本質って何も変わってないねー」としみじみ嘆息できるアルヨ。 ウェルメイドに乾いた笑いを共有してくれい。  ネタバレ的余談。 個人的な推理ですが、このマンガの奥付け(スタッフリスト)も「仕掛け」が一枚噛んでると思ってます。なぜなら、3人にスペシャルサンクスが捧げられてるから。ラストでアメリカに渡った大友がコミック誌に描いた「売れる戦争マンガ」こそが、本作の中国パート…と考えると、全体構成が(マンガ業界への皮肉も含めて)ビシッとキマる。 もしかするとこの、交互に語られるギャグとシリアスの物語は、「本物の戦争」の周囲をグルグル回りつつも一向に核心へは近付いていないのかもしれない。原作の矢作がどこまで考えているかは知らないが、情報に踊らされる日本人まで包み込んだ重層的な構造を感じてしまうアル。
10点(2007-11-06 22:00:15)
2.  寄生獣
実は寄生獣の評価、あんまり高くありません。 哲学的な内容展開をしていた割には、言っていることがイマイチぶれ気味。個の問題・環境の問題・政治の問題、その場その場で扱うテーマが風見鶏のように変化していく割には、どこにも着地点がなかったりする。「問題提起が多い割には、考えながら読むのに不向き」と評させてもらおう。 後年出る『ホムンクルス』が、この辺の欠点を意図的に補修している(個の問題に絞り込んだ)。なので、本作『寄生獣』はメタモルフォーゼ・ジャンルの画的・理論的な支柱として礎になった、と感じている。 この作品、いつの日か映画化でもう一度花を開くチャンスがあるだろう。CGの進展度から言えばあと3~4年後かな? その時には(時間制限から)総花的な内容にはできないだろうから、キッチリとピントを絞って欲しいと願っている。 個人的には、ミギーにキッチリとした目的を見出させて欲しい。
6点(2009-08-09 10:06:45)
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