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自己紹介 [2010年8月23日]
か…かわも…

(゚Д゚;)ノ

…映画界は今日終わった…。


[2017年7月16日]
猛暑の夜、amazonで映画ではなく『幼女戦記』を寝ないで通し鑑賞。
大局的な戦略から入って行くという、かつてない架空戦記アニメでありながら、その悪夢性を出し切った感がすごかった。
最終話はテーマ的にポエニ戦争から対テロ戦争まで、膨大な戦争のイメージを深く広く全面爆撃して吹っ切れる展開に。
スピルバーグの『宇宙戦争』はバクテリアに仮託してその地獄自体を救いと説いたわけだけど、このアニメはそんな所まで引いて俯瞰する気がサラサラないってのがスゴイです。

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1.  辺境警備
オイラの根っ子のひとつになってる作品だなあ。 これを越えて好きになれるファンタジーは、まだない。 紫堂恭子の全作品に言えるんだが、テーマの軸芯とキャラの複眼的な配置が、物語を豊かにしていくように慎重に設計されている。これに加えてディスカッションの多い展開が、トルストイのようなロシア文芸風の香りを生み、かなり19世紀的な、ノンブルでノンキな物語だ。当然、嫌う人は嫌う(オイラの周囲にも大勢いる)。『グラン・ローヴァ物語』以降の紫堂恭子はシステマチックに物語を構築している事もあって、その設計図が透けて見えるのも難点だろう。  だが、彼女の第一作である『辺境警備』だけは違うのだ。そういう手法を手探りで発見して行く、若い漫画家の熱が、たっぷりと含まれている。 「設計図もなしに宮殿を建て始めたら、なんと見事なモノが完成してしまいました」。 そんな感じ。彼女は、自分の土俵とする近世ファンタジーの分野では、小説・映画・テレビも含めて、向かうところ敵なしの天才なんじゃないかと思う。
10点(2007-11-07 22:47:04)
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