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自己紹介 [2010年8月23日]
か…かわも…

(゚Д゚;)ノ

…映画界は今日終わった…。


[2017年7月16日]
猛暑の夜、amazonで映画ではなく『幼女戦記』を寝ないで通し鑑賞。
大局的な戦略から入って行くという、かつてない架空戦記アニメでありながら、その悪夢性を出し切った感がすごかった。
最終話はテーマ的にポエニ戦争から対テロ戦争まで、膨大な戦争のイメージを深く広く全面爆撃して吹っ切れる展開に。
スピルバーグの『宇宙戦争』はバクテリアに仮託してその地獄自体を救いと説いたわけだけど、このアニメはそんな所まで引いて俯瞰する気がサラサラないってのがスゴイです。

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1.  テルマエ・ロマエ
行きつけのショットバーに全巻置いてあったので2巻まで読んでみました。 キモは文明の異化にあって、そこで風呂を肴にするとこが面白いんだけど、日本人側じゃなくローマ人側を主人公にしたとこが意外に深い。 一種の現代の戯画になってます。時代を映画『グラディエーター』の50年くらい前に設定して、帝国最盛期の当時の典型的マジメローマ人に現代日本人を「属州民」「平たい顔族」と言わしめるあたり、まさに西欧と日本の立ち位置を踏襲してる。 その上で、日本では西洋文化が流入してくる前に確立していた「風呂」を土俵にすると、割りと万国共通な、根本的な問題を語れたりするわけですな(なのでフルーツ牛乳とシャンプーハットはちょっと勇み足ですが、スタンプラリーと滑り台はアリかな)。 自国文明が最高だと奢るのは誰もが陥る罠で、時の帝国人であればなおのこと…そこを冷静な技術者の目で、謙虚に比較していく点。その思索の結果を自文明で再現しようと努力する姿。オイラはルシウスのその姿勢にローマ・中国・イギリスにかつてあった「良き帝国人」の影を見たりします。作品意図を大きく越えていますけど。 さすがローマ人、ルシウスの器は大きい。
8点(2012-02-12 10:21:40)
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