みんなのコミックレビュー Menu
エスねこさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 23
性別
ブログのURL https://www.jtnews.jp/blog/23593/
ホームページ http://kine.matrix.jp/
自己紹介 [2010年8月23日]
か…かわも…

(゚Д゚;)ノ

…映画界は今日終わった…。


[2017年7月16日]
猛暑の夜、amazonで映画ではなく『幼女戦記』を寝ないで通し鑑賞。
大局的な戦略から入って行くという、かつてない架空戦記アニメでありながら、その悪夢性を出し切った感がすごかった。
最終話はテーマ的にポエニ戦争から対テロ戦争まで、膨大な戦争のイメージを深く広く全面爆撃して吹っ切れる展開に。
スピルバーグの『宇宙戦争』はバクテリアに仮託してその地獄自体を救いと説いたわけだけど、このアニメはそんな所まで引いて俯瞰する気がサラサラないってのがスゴイです。

表示切替メニュー
タイトル別 巻別
レビュー関連 レビュー表示レビュー表示
レビュー表示(評価分)レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示-
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示-
作者・関係者名言表示-
あらすじ・プロフィール表示-
統計関連 年代別レビュー統計-
好みチェック 作品新規登録 / 変更 要望表示-
人物新規登録 / 変更 要望表示-
(登録済)作品新規登録表示-
(登録済)人物新規登録表示-
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  精霊伝説ヒューディー
これに優るSFコミックに出会った事はない(未完だけどな)。  舞台が凄い。端から端まで何光年あるかわからんような、超巨大大陸ですぜ(作中の言葉を信じると数十光年は確実に越える)。どんだけヒューディーが暴れ回っても、あの世界の1エピソードにしかならない。その整理不可能な隈雑さが素晴らしい。 画が凄い。大野安之の画力はデビュー時から輝いていたが、このシリーズではフォルムが崩れてグチャグチャになる所まで行く。そのスタイルが完成したら、今度は他ジャンルの取り込みだ。絵柄を取り込むだけでなく、そのタッチが使われるマンガ世界のバックボーンまで取り込んでしまう。もちろんそんな程度で闇鍋化してしまうようなヤワなストーリーじゃなく、強大な敵(特に女王)が斬新なタッチで画にされる事で、他のキャラのインパクトなんて消し飛んでしまう。ヒューディーは、物語の上でも当然勝たなきゃならんのだが、タッチの強さの面でも敵に打ち勝つべく、様々に工夫が凝らされている。 言ってみれば北斗のラオウに立ち向かうシンプソンズ一家という画に、どうやったら説得力を与えうるのか。そんな、今までの作家がギャグに逃げて来た部分を、真剣に考察しながらペンを進めているのだ。 ネーミングが凄い。日本名を中国語に音訳し、さらに英語読みしたと言う固有名詞群は、他のSFファンタジーにありがちな安易なネーミングがひとつも出て来ない。当然、世界観は中国的なものをアメコミ風にブラッシュアップしたもので、一体どんな文明を元に構想したのかわけわからん状態になる。ネームが持つ力を損なわずに、様々な文献を元にしながらイメージ通りに画へ展開する根性は常人の想像の範疇を越えている。  そんな無茶やってるから未完に終るんだけどな…大野センセ、若いのに混じって萌系の画なんか描いてる場合じゃないっすよ。そろそろ一発、何かぶちかまして欲しいなあ…。
10点(2007-12-09 17:43:57)
2.  ゼブラーマン
幾多の欠点があろうとも、これは10点。まかりません。 イメージを壊したくないばっかりに、映画版も観てません。 オイラの中ではコレがオリジナル。 何をやってもうまく行かない時、これを読めば…やる気が出るとは限らないな(笑)。 モノゴトに「醒める」コトのカッコ悪さに気付く事だけは請け合いです。
10点(2007-10-11 22:23:46)
3.  聖マッスル
『北斗の拳』が始まった時、「うわ! ふくしま政美ッ!」と叫んでしまったオイラ。ケンシロウも似ているがハートも似てる。というか何から何まで似てる。北斗は明かに、聖マッスルの意図的復刻だった。なのに先駆者『聖マッスル』はその10年前、ほとんど打ちきりに近い仕打を受けた。 両者の人気にこれだけ差が出てしまったのは、やはり魅力的な女性を配したかどうかだろう。この作品、女性面がトコトン弱かったために一部の読者しかついて来なかったんだと思う。本作は一般のターゲットよりも、確実に同業のプロたちに受け入れられた漫画だと評価する。 北斗も終った90年代、『聖マッスル』は再び甦っている。『悟空道』だ。こいつは北斗が目指した肉体描写よりもオリジナルの持つ「濃さ」の復活を目指した内容。本作の撒いた種が定期的に実を結ぶ樹にまで成長したようだ。筋肉だらけで濃い顔の樹に…。
4点(2007-10-13 15:38:16)(良:1票)
000.00%
100.00%
200.00%
314.35%
414.35%
514.35%
6313.04%
7417.39%
8417.39%
9417.39%
10521.74%

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS