映画『姑獲鳥の夏』の口コミ・レビュー

姑獲鳥の夏

[ウブメノナツ]
Summer of Ubume
2005年上映時間:123分
平均点:4.33 / 10(Review 60人) (点数分布表示)
公開開始日(2005-07-16)
ホラーサスペンスシリーズものミステリー小説の映画化
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タイトル情報更新(2024-02-27)【イニシャルK】さん
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監督実相寺昭雄
助監督おかひでき
キャスト堤真一(男優)中禅寺秋彦
永瀬正敏(男優)関口巽
阿部寛(男優)榎木津礼二郎
宮迫博之(男優)木場修太郎
原田知世(女優)久遠寺涼子・梗子
田中麗奈(女優)中禅寺敦子
清水美砂(女優)中禅寺千鶴子
篠原涼子(女優)関口雪絵
松尾スズキ(男優)内藤赳夫
寺島進(男優)原澤伍一
堀部圭亮(男優)青木文蔵
三輪ひとみ(女優)戸田澄江
荒川良々(男優)和寅
すまけい(男優)久遠寺嘉親
堀内正美(男優)菅野博行
いしだあゆみ(女優)久遠寺菊乃
京極夏彦(男優)傷痍軍人(水木しげる)
田村泰二郎(男優)妹尾友典
原作京極夏彦「姑獲鳥の夏」
音楽池辺晋一郎
撮影中堀正夫
製作電通
日本ヘラルド
ジェネオンエンタテインメント
企画遠谷信幸
プロデューサー小椋悟
配給日本ヘラルド
美術池谷仙克
京極夏彦(メインタイトル)
編集矢船陽介
あらすじ
20ヶ月のもの間、子供を身篭っている妊婦が居る… しかも、夫は謎の失踪を遂げているという。奇妙な噂が流れる昭和27年の東京。事件に惹き込まれるひとりの作家と友人たち。謎が謎を呼び、背後には古からの怪異が身を潜める… ベストセラー作家京極夏彦の衝撃のデビュー作を実相寺昭雄監督が映像化!
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💬口コミ一覧

60.京極夏彦の作品は一つも読んだ事ない私ですが、実相寺監督とかなり肌が合うんじゃないでしょうか。京極氏の世界、おどろおどろしい妖しい雰囲気、現実とは五感に感じるものだけが真実を語るものではなく脳が作り上げた世界であるというものを、カメラ、撮り方、光の使い方、見せ方、構成など工夫を凝らし実相寺氏の世界にしていると思います。”こかくちょう”が”うぶめ”となり飛び立っていく知世ちゃんのラストの表情の変化が上手くとても綺麗です。田中麗奈のファッションもいいですね。人物の相関関係が判り辛い事と謎解きが語り中心で、語りを絵で見せるというのが少々不満ではありますが十分楽しめました。
亜流派 十五郎さん [DVD(字幕)] 8点(2005-11-27 22:54:53)
59.ネタバレ この監督さん、怪奇大作戦の監督さんですかね。うーん、懐かしくてよいでしょう。
謎解きが強引すぎという印象を受けました。
オドリー南の島さん [DVD(邦画)] 7点(2006-10-18 02:58:02)
58.原作読んだ人ならわかると思いますが反則トリックですので読んでない人には不評なのは当たり前かな。でも登場人物がやっぱり魅力的過ぎてもっと観たかった。続編の「魍魎の箱」は傑作なので作って欲しいものです。最後に眩暈坂はあんなに短くない!!
TRUST NO ONEさん [映画館(吹替)] 7点(2006-10-05 04:09:14)
57.ネタバレ 「ビスクドールのような整った顔立ちをした茶髪の美男子」、榎木津礼二郎が何ゆえ無精髭を生やした阿部寛なんだ!原作女性ファンから袋叩きにあいそうな暴挙である。しかし総じては結構イメージに近い配役だったと思う。特に女性陣は。ところで、京極堂シリーズが映像化不可能と言われる所以はその薀蓄の恐るべき長さにある。映画館でやろうものなら脱落睡眠者続出必至、と思われるが、それなしではトリックが成立しないので非常に厄介だ。この作品では薀蓄部分を、客の集中力が最も高いド頭に持ってくることでこの問題をクリアしている。お見事。原作に忠実に作ってあるので好感が持てる(ただ、あまりの説明不足に原作を知らない人には全く事件が見えて来ないだろう…)。京極堂シリーズで一番評価が高く、映像化にも向いているのは2作目の『魍魎』なので、ここまで来たら続編に期待したい(宮迫メインではあまり見たくないが…)。最後に。クライマックスはやはり梗子のお腹からあたかも被害者が出産されたように見える確信犯的な演出が欲しかった。そこだけが残念。
Mum,theSanChrysさん [DVD(字幕)] 7点(2006-01-13 10:59:08)
56.原作ファンです。普通に楽しめました。小物へのこだわりは素敵です。
yu-miさん [映画館(字幕)] 7点(2005-10-04 22:18:29)
55.怪談にしても、妖怪話にしても、文化としての日本の“恐怖”には夏がよく似合う。
日差しと空気はじっとりと暑く、だからこそ、異形の恐怖の冷ややかさが、背筋を凍らせるのだ。
眩く照りつける夏の太陽。ふいに浮かび上がる不自然な陰影。そういうものを映画世界に普遍的に描きつけることができている段階で、この映画は成功していると思う。
“不思議なものなど何もない”という主人公・京極堂の台詞。“妖怪変化”を題材としながら、何とも妙な台詞であるが、ストーリーが進むにつれそれは見事に消化される。
そう、妖怪とは、異形のものとは、あくまでも日本の日常の中に息づくものなのである。
それは、長きに渡って語り継がれてきた、確固たるこの国の文化なのだ。
そして、最初から最後まで薄っすらとモヤがかったようなこの映画は、そういうこの国の文化を表現している。
鉄腕麗人さん [映画館(字幕)] 7点(2005-07-30 00:20:41)
54.ネタバレ 京極堂シリーズの第1弾で魍魎の匣の1つ前の作品。
魍魎の匣が素晴らしいので期待はしたものの、実に普通だった。
設定が違うことと関口が永瀬正敏で椎名桔平ではないことを除いても話し自体がそこまで面白くない・・。
2作目となる魍魎の匣では永瀬が病気の為に椎名が代打で出たのだが、笑いのタッチも多く非常に効果的だったが、1作目となるこちらは笑い無しの割には奥が深くない。。
この作品のパワーアップバージョンが2作目ということとして考えれば問題はないが、単作としてみれば普通でしょう。
良い俳優である永瀬のキャスティングが全く生かされていないので永瀬である必要が無いことが1番残念。
Sway N Linさん [DVD(字幕)] 6点(2008-07-16 11:41:28)
53.僕の頭の中ではずーっと、京極堂はトヨエツだったので堤さんはどうなのかな?
と疑惑の目で見ておりましたが、なかなかどうして似合ってました。
もともとこの作品の落ちは原作を読んだ時点でも「これは無いよなぁ」と思って
いたので、特に気になりませんでした。
大好きな実相寺さんによる、独特の画面は雰囲気もぴったりでした。
leoさん [DVD(邦画)] 6点(2008-02-02 18:31:05)
52.怪しーく、暗ーい映画。でも嫌いじゃないです
甘口おすぎさん [DVD(邦画)] 6点(2007-01-06 20:19:25)
51.原作を見たからのせいか、原作と比較してみてしまった。肝心のストーリーだけど、はしょりすぎてて分かりにくい。まぁ、あんな分厚い本を2時間の映画で現せっていうのは無理だと思うけど、どうも飛ばし過ぎが目立って面白みが欠けてしまった。しかし、それ以外の部分では高評価を付けたい。京極堂の古本屋や坂道などはとても原作に近い作りだった。演出も良く、スポットライトを使った所(特にラストでの使い方)はまるで舞台を見ているような気分になったので個人的に○。いやー京極夏彦って本も書けるわ演技もできるわで凄い人だなぁ・・・。
あんどりゅ~さん [DVD(字幕)] 6点(2006-02-19 21:24:33)
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50.「姑獲鳥」なんて、映像化できんのかよ?と、疑心暗鬼になりつつ観させていただいたのだが、やっぱりシンドイな。しかし、原作ファンゆえに京極堂がウンチクを披露するシーンやら、小道具のコダワリ(特に古書店内!)様・等は、嬉しかった。キャスティングに難癖つける気にもなれず、まぁまぁ観れたんですが。如何せん・な~んかテンポ悪いな~と、思わない訳にもいかなくて。まぁ「京極シリーズ・第一弾」とのことで、ナニ?第二弾もあんのか?と、期待せずにはいられない。あ、原作者が出演しない訳ぁ無いぜ?と思っていたら、やっぱり出てました。コッソリでしたが。
aksweetさん [DVD(字幕)] 6点(2005-11-28 17:01:05)
49.原作は一週間前に読破。未読の人にどのように本作品が伝わったかちょっと不安です。あんなに苦労して読んだのに、2時間でまとめられるのは正直拍子抜けかな。この「京極堂シリーズ」はひょっとして「平成版・石坂浩二の金田一シリーズ」となるか?とかなり期待しちゃいましたが見終わった感想は「土曜ワイド劇場版・江戸川乱歩シリーズ」って感じでした。わっかるかな~?一応シリーズ化に期待します。
tonaoさん [映画館(字幕)] 6点(2005-08-13 11:11:00)
48.ネタバレ 原作未読の連れも分かったというから、及第点はつけておきます。でも、最後に京極堂が謎解き説明する部分で無理やり辻褄合わせた感は否めませんな。原作ファンが気になるのは、どれだけ原作のイメージと役者が合っているかという部分。キバシュウ役の宮迫は、配役決定時からブーイングモノでしたが、やっぱり合っていなかった。そもそもキバシュウは東京の人間なのに、なぜ宮迫なの?まだ芸人だったらドンドコドンの山口のほうがイメージ近かったよ。。。京極堂役の堤もイメージとはかけ離れていたけど、演技の上手さでカバーしてしまった感じで、違和感なし。このへんは彼の役者魂に感服いたしました。あと田中麗奈がよかった。原作のイメージともピッタリだし、役どころを心得ていてでしゃばりもせず引っ込みもせずでいい塩梅です。眩暈坂や京極堂の書庫など、美術もなかなか。邦画の中では、がんばったほうじゃないかなぁ。
ダブルエイチさん [映画館(字幕)] 6点(2005-07-31 05:49:03)
47.ネタバレ 不謹慎ながら突っ込みます・・・無頭児はそんなに頻繁に生まれないでしょッ!でも「『脳』という卸問屋」というセリフには納得できるなぁ。
Taose-Mifengさん [映画館(字幕)] 6点(2005-07-26 08:56:12)
46.ネタバレ かの京極先生のデビュー作…とか言っておきながら実際は読んだ事ないのであまりでかい事は言えんのですが、映画単体で見るとなかなか面白いものだと思いました。最初の京極堂と関口の会話が伏線になっていたり、トリックや設定がかなり凝っていたり…とこれは原作に拠るところなんでしょうが。しかし、やはりこれは文で読んだほうが世界観に込める様な気もします。でもまあ、久しぶりに悪役でないアベちゃんが見られただけで良しとしておきます(笑)。
クリムゾン・キングさん [映画館(字幕)] 6点(2005-07-23 03:21:47)
45.原作は未読。この監督、昭和初期や中期の怪しげな雰囲気を撮るのは上手い。ただ若干安っぽいシーンや特撮を入れたがり多様するのが痛いかな。らしさ全開といった感じで良いトコもあったが無駄が多かった。主要キャストは皆さん立ってて良い感じ。堤は色気もあってクールな口調もピッタリでシリーズ化すればはまり役になるかも。ただ、宮迫は役者に向いているとは思うが堤や阿部に激しく格負けしているので、揃い踏みすると無理に威厳を保とうと空回りしている様に見えた。次を作るなら変えたほうが良いかも。音楽はかなり作品にマッチしていて秀逸かも。
ロカホリさん [映画館(字幕)] 6点(2005-07-22 23:03:43)
44.ネタバレ やっぱり永遠のアイドル(?)知世ちゃんに狂気を演じさせるのには無理があったようです、大林監督の「あした」にチョイ役で出演していた頃のガリガリに痩せた知世ちゃんならもうちょっと雰囲気が出たのかも知れないけど、どうも健康的に太っちゃって(決してデブってわけじゃありません、念のため)作品のイメージとはちょっとズレてましたね、その点いしだあゆみはそれほど重要なカットでもないのに、迫真の演技でとにかく怖い、このへんはやっぱりキャリアの差でしょうか、作品のほうはと言うと良くも悪くも原作を読んだ人、もしくは京極ファン限定の映像作品って感じで、見たいシーンはだいたい押さえてありますが、「時かけ」で萌えた原田知世ファンの私としては愛情の裏返しとして見たくないと言えば見たくないのだけれど、存在するのなら見ないわけにいかない禁断のシーン、例えば知世ちゃんの濡れ場や爆発(?)シーンは適当に誤魔化していました(笑)全体としてやはり原作を読んでいないとついていけない作品なんで(同じく実相寺監督の「帝都物語」よりはマシですが)あまり人には薦められないかもしれませんね、ただ、誰が撮ってもあの分厚い原作を2時間の尺に納めるのは無理でしょうから、企画自体に無理があったような気もします。最後に水木しげる大先生のネタはお遊びではありますが、なかなかよかったと思います。
るねさん [映画館(字幕)] 6点(2005-07-18 02:44:03)
43.ネタバレ 原作未読。なんの予備知識もなく『魍魎の匣』を見たら、意外と心に残ったので、本作も鑑賞。どうしても『魍魎』と比べてしまう訳だが、『魍魎』ほど全体的に禍々しくもなく、登場人物のキャラも立っていないので、淡々と見終わってしまう感じ。でも悪くはない。ストーリーに関しては原作の問題かもしれないけれど、一応探偵物というか事件物の形をとっているのに、想像妊娠、多重人格、見たくない物は見えない、などという設定では、なんでもアリになってしまい、謎解きを聴いても事件解決の醍醐味が味わえない、と思った。
フラミンゴさん [DVD(邦画)] 5点(2011-06-28 14:31:12)
42.ウルトラマンで有名な実相寺監督の邦画を観るのは初めてです。絵はとてもきれいだし、サスペンスな雰囲気と合っててよかったと思います。けど原作未読なせいか次々と出てくる謎や謎解きに忙しくなりあまり映像に集中できなかったし、なにより登場人物の魅力があまり感じられなかった。印象的には2時間ドラマを観てる感じでした。
しっぽりさん [映画館(邦画)] 5点(2009-01-28 07:15:43)
41.ネタバレ もともと原作の妖怪シリーズの中ではあまり好きではない方の作品だけど、映像化すればそこそこ雰囲気に浸れるかな、と思っていたのですが、あてが外れました。何しろ画がちゃちい。ミスキャストも私的には多い。でも、中禅寺=堤がはまっていたのが何よりでした。あ、でも憑き物落としのシーンはもう少し原作に忠実にできなかったものかなあ。
クレイバードさん [DVD(邦画)] 5点(2008-08-03 18:49:30)
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マーク説明
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《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 60人
平均点数 4.33点
000.00%
111.67%
258.33%
31728.33%
41118.33%
5915.00%
61118.33%
758.33%
811.67%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.66点 Review6人
2 ストーリー評価 3.85点 Review7人
3 鑑賞後の後味 2.42点 Review7人
4 音楽評価 3.75点 Review8人
5 感泣評価 1.00点 Review6人

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