映画『ローレライ』の口コミ・レビュー

ローレライ

[ローレライ]
LORELEI: THE WITCH OF THE PACIFIC OCEAN
2005年上映時間:128分
平均点:4.78 / 10(Review 127人) (点数分布表示)
公開開始日(2005-03-05)
アクションドラマサスペンスSF戦争もの特撮もの小説の映画化
新規登録(2004-09-24)【リーム555】さん
タイトル情報更新(2024-09-28)【イニシャルK】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督樋口真嗣
助監督尾上克郎(監督補)
キャスト役所広司(男優)絹見真一
妻夫木聡(男優)折笠征人
柳葉敏郎(男優)木崎茂房
香椎由宇(女優)パウラ・アツコ・エブナー
石黒賢(男優)高須成美
小野武彦(男優)岩村七五郎
近藤公園(男優)唐木義高
佐藤隆太(男優)清永喜久雄
ピエール瀧(男優)田口徳太郎
鶴見辰吾(男優)大湊三吉
伊武雅刀(男優)楢崎英太郎
國村隼(男優)時岡纏
橋爪功(男優)西宮貞元
阿川佐和子(女優)西宮桂子
大河内浩(男優)江藤浩輔
上川隆也(男優)作家
堤真一(男優)浅倉良橘
富野由悠季(男優)間宮大尉
庵野秀明(男優)伊507を降りる兵
橋本じゅん(男優)大和田
井上肇(男優)西島昭司
原作福井晴敏「終戦のローレライ」
脚本鈴木智〔脚本〕
音楽佐藤直紀
撮影佐光朗
相馬大輔(撮影助手)
製作亀山千広
島谷能成(製作総括)
大月俊倫(製作統括)
東宝
フジテレビ
キングレコード
関西テレビ
企画中島かずき(企画協力)
プロデューサー市川南〔製作〕
臼井裕詞
制作東宝映画(制作プロダクション)
配給東宝
特殊メイク原口智生
特撮樋口真嗣(特技監督)
佛田洋(特撮監督)
佐藤敦紀(VFXスーパーバイザー)
大屋哲男(VFXプロデューサー)
佐光朗(特技撮影)
作画庵野秀明(画コンテ協力)
美術清水剛
押井守(B-29マークデザイン)
衣装出渕裕(水密服デザイン)
ヘアメイク柘植伊佐夫(パウラ・ヘア/メイクデザイン)
録音鶴巻仁
トム・マイヤーズ(録音)(サウンドデザイン)
照明渡邊孝一
その他東京現像所(現像)
スポンサーリンク

💬口コミ一覧

127.あれ?皆さん結構厳しいですねぇ。これは10点つけてもいいかなぁと思いました。とにかくそれぞれのキャラがドツボにハマってしまった。特に役所宏司が最高にカッコ良かったです。皆さんはリアリティーがないとか現実的に結構現実的に考えていますが、ローレライシステムなどの非現実的な要素がこの物語の中核である以上、そこに現実性を求めてはいけないと思う。ここは割り切ってエンターテイメントとして素直な感じで観るべきだと思います。
フージーさん [映画館(字幕)] 10点(2005-03-30 23:14:33)
👍 1
126.ネタバレ 大好きな映画です。

web上の大概の場所で卑下され嘲笑されている様ですが私はそう思いません。不真面目な作りの映画ではないし。まあ感じ方は千差万別だし己の感想を書く場なのでそうさせて頂くのみとします。因みに私はいわゆる第二期怪獣世代なので、実写の特殊効果だけがアニメとか、人形や釣り糸モロ見えな映像に不備は感じない質で更に、ガンダムを面白いと感じず、エヴァという作品はロボットと女の子のイラストくらいしか知りません。

[素晴らしいと思った点]


①オープニングテロップから敗戦色の濃さと人心の疲弊を感じられる。一瞬で原爆投下の事実と威力を解りやすく表現した映像が見事。
②祖国最後の希望という最終兵器の盛り上げ方も巧い。しかもその兵器が未知で非人道的で制御困難という事実が発覚しても、誰もくじけず希望を捨てないのが良い。
③登場人物全員の強烈な人生背景を理解できる。なので行動と信念の動機が明確に解り誰にでも感情移入できる。左遷されても部下を見殺しにする選択をしてでも己の信念を貫いた艦長。自分を裏切った少年兵に自分の宝を形見として与えた軍医長。少女の純真さに撃たれ己を恥じて復讐心を捨てた掌砲長。国家を憂い正論ばかり振りかざしたために国も人も理解できず恰好付けて惨めに敗北した朝倉大佐と高須機関士。青春(つまり命)を駆けて打ち込んだ野球の象徴であるボールをいっときも離したくないあまりに墓穴を掘ったが覚悟して死を選んだ清永。実験動物同然の扱いで感情を無くしたが周囲の兵士達と艦長はじめ大人勢の心に触れて「歌える」という理由だけでも希望を持ったパウラ。自死で家族の敵討ちする事しかなかったがパウラ同様に希望を見つけた織笠。
④絶望的な状況と死闘、そこから開ける希望を見事に表すBGMの数々。
⑤第二次世界大戦中の日本軍は木製のナイフや戦闘機に限らず、【ジェット戦闘機】・【レーザー兵器】・【対戦艦用パワードスーツ】などを開発していた事実を知っている者としては、『ドイツ軍が、海水を媒介して艦船の位置を視覚化できるセンサーを開発しました』というストーリーに違和感を感じなかった。

まあ、朝倉大佐ほどの頭脳と情報網があれば、どれほど日本を憎んでいても凄惨な破壊力をもつ原爆の東京投下はあり得ないとは思いますが、登場人物が皆、自分の信念を語っているので感情移入できます。

いずれにせよ『愛する者を守りたい』という一途な思いが主題のこの映画、大好きです。
役者の魂さん [映画館(邦画)] 9点(2015-06-21 12:01:47)
👍 1
125.ネタバレ こういった戦争邦画は念仏のように「反戦・非戦・極悪日本軍」を唱えて説教臭い映画ばかりですけど、日本・家族を守る為に戦った兵士を熱くかっこよく痛快に描く映画がもっとあっていいんじゃないか。特有の気恥ずかしさを覚えるようなシーンも無く、艦長の独演シーンも引き込まれたました。特攻作戦に反対し「一人も死なせない」信念の下に出撃するも、最後は日本を守るべく自ら特攻作戦を計画し、任務遂行の為には部下の命を犠牲にせざるを得なくなる艦長を役所が最高の演技で見せてくれている。過酷な南方戦線の描写をあの程度のコラージュ映像とセリフで済ませてしまうのはいただけない。お気楽で無責任な軍上層部への朝倉大佐の憤りや、彼に恩義を感じてついて来た兵士たちの動機にもっと強烈な裏付けを持たせられたはず。(もちろん、やってる事は悪い事だけれども)音楽はジマー節のパクリだけれども、シーンにマッチしたスリリングで高揚感のある良い曲でした。何度も涙が出そうになったほど、すばらしいSF戦争アクション映画でした。この映画の成功で今後も戦争物に限らず、良質なアクション映画が量産されると良いですね、
リンさん [DVD(吹替)] 9点(2005-08-19 01:38:59)
124.この映画好きです。邦画って洋画に比べたら圧倒的に見ないんですけど、この邦画は下手な洋画より完成度が高い。ただ、ローレライシステムの本質が結局よくわからなかったりだとかセリフの一言一言に重みがないような面もあるのだが、役者が良いしストーリー自体が整ってるから許す。
000さん 9点(2005-03-27 11:53:27)
123.ネタバレ まぁ、80年代アニメブームの申し子達があの時代を単なるブームではなく「映画」の歴史に繋げたのが平成ガメラ3部作であり、その歴史は「キャシャーン」「デビルマン」へと続く「はず」だったのだが、ご存知のようにこの2本が大コケしたために、もはやこれまでか!?という切れ掛かった糸を本作がかろうじて繋いだ感はある。その重い責任を果たしたということで「日本映画」という冠を付けるのならば10点満点をあげたいところであるが、ここは冷静に「映画」としてレビューしたい。まずいくら映画化前提で書き下ろされたと言っても、原作を読んでしまえばアレを2時間の尺に収めるのにはちょっと無理がある・・が、まぁダイジェストとまでは言わないがギリギリの線で踏みとどまったシナリオではあり、登場人物の設定を大胆に変更しながらも原作と同じ結末へとうまく繋げている(無理矢理な感がないでもないが・・・)ただその「変更」は成功しているのだが、個人的に納得がいかないのも事実で、特に浅倉大佐などは本来彼が福井氏の代弁者であるにもかかわらず、未来の日本を語るシーン以外はただの狂人として書かれている、原作にあるカリスマ性を再現できればもっとストーリーに重みが出たのではないだろうか?大湊にいたっては登場させる必要があったのかどうかも疑問であり、案の定尻切れトンボでストーリーから退場してしまっている。高須に関しては土谷のキャラを合成して思ったよりもよくまとまっていたが、それでもフリッツの存在を削除してしまったのは解せない、(単純に尺の問題だろうが、まさかSSの制服がまずいとか・・・?)そして最も解せないのがイ507の最後、若者たちに未来を託しN式(このネーミングも謎、なぜナーバルではダメなのだろう?)を切り離したのなら、それは自分たちの死を覚悟していたわけであって、その最後をキッチリと書かなければお話にならないのではないか?ラストの「作家」の存在も微妙、彼が時計をチラッと見るまではよかったのだが、その後の「いい時計だな」のセリフが全てをぶち壊している。更にいえば歌が「椰子の実」でなかったことも残念、モーツアルトなんか持ち出すからあの感動的な合唱シーンが無くなっちゃったじゃないか!・・・・・とつらつらと不満を並べたが、他の人も書いておられるとおり新しい日本のエンターテイメントとして素直に評価したい、というより評価すべき作品である。
るねさん 9点(2005-03-12 19:17:53)
👍 1
122.ネタバレ 原作未読のため、なにか深い意味があるのかはわかりませんが、佐藤隆太の死が意味不明なことをのぞき、日本映画では数少ない戦争SFエンタメとして、特に文句ないっす。テレビ放映時は、何故かエンディングが変えられていて最悪な後味になっていましたが・・・。
いさいささん [DVD(邦画)] 8点(2008-12-20 16:56:54)
121.平成「ガメラ」の樋口監督がメガホンを取るということで、期待に胸を膨らませて劇場に行った覚えのある作品。結果は、初監督作にしては良い仕事をしたように思える。ガメラシリーズのようなリアリティを追求した作風ではなく、荒唐無稽なSFタッチで本作を完成させたことは、重厚な戦争映画を期待していた方には肩透かしだったかもしれないが、SFファンの私には大いに楽しめた。役所広司を初めとする役者陣の演技はなかなか見ごたえがあったし、CGモロバレではあるものの、迫力の音響と共にテンポ良く展開するバトルシーンは手に汗握った。そして何といっても佐藤直紀の音楽が良い。ファンファーレを多用した楽曲の数々はこれを聴くだけでも高揚感で胸躍る。
ドラりんさん [映画館(邦画)] 8点(2006-12-19 23:51:32)
120.最初は、何じゃこりゃと思ってみていましたが、バウラでしたっけ、女の子が出てきたところあたりから、ああ、そういう完全に想像上の話なのね、ということで面白く見ることができました。興味深く見るためには、潜水艦もの、戦争もの、CGものだと思わないことが肝要かと思います。・・・・・ある種の心理劇であり、ファンタジーです。しかし、架空の想像上の話だからこそ、かえって1945年8月の雰囲気を、それと全く違った空間を生きている私たちに感じることを可能にしてくれるのかも知れない。・・・・・ただし、役所広司あっての作品。・・・・・「ユリイカ」「cure」「カリスマ」なんかを演じてきた役所だから、この役が演じられるのだと思います。役所以外は、強いていえば小野武彦くらいがこの世界を演じ切れていたという印象で、あとの役者はこの世界にはいりきれていない。ぎばちゃんとか、根がまじめなせいか、妙にシリアスになりすぎちゃってだめですよね。堤さんも、浅倉の深遠な妖艶さが出せていないし、、、、。石黒君もずいぶん上手になったけど、相変わらず滑舌がいまいちだし。・・・・・・一番気にくわなかったのは音楽かなぁ。役所さんがしっかり演じている部分は、もっと静かにしてくれた方がかえって効果があると思います。・・・・・あと、これは、芝居小屋での芝居にリメイクしても面白いと思いました。
王の七つの森さん [DVD(字幕)] 8点(2005-11-26 02:08:30)
119.ネタバレ 私的にとってもOKでした、ローレライ。そりゃあ、戦争のリアリティとか言えば難点はあるかもだけど、外国の戦争アクション映画見るときにリアリティがどうの、とかあまり言わないし、気にせずアクション映画として見ました。何といってもテンポがいいですよね。今までの日本映画だと、潜水艦に乗り込む前にぐじゃぐじゃ話を込み入れがちになるのに、冒頭のシーンの後いきなり説明なしに潜水艦の中ですもんね。そして話の中で艦長などの乗組員の背景を説明していくのは○でした。ただ、ボールで命落とすのはないだろ、とそこだけは思いっ切り突っ込み入れましたが…余韻のある終わり方もよいです。
かけさん [DVD(字幕)] 8点(2005-08-25 23:04:11)
118.大人は映画館で観ましょう。子供は原作をどうぞ。
オドリー南の島さん [映画館(字幕)] 8点(2005-06-23 02:44:20)
スポンサーリンク
117.ネタバレ 原作は未読ですが、結構良かったです。見る前までナメてた分、感動しました。船とか炎とか海とか、おもっきしCG!!な部分とか、あの女の子の歌声はおもっきし吹き替え!!とかありましたが、それでも何というか、画面から何か熱いものが伝わりました。不覚にも泣いたよ自分。。。音楽もいいですね。マスター(佐藤隆太です...)が死んじゃうトコ、『ザ・コア』にちょっと似てましたね(どうでもいいかw)原作はカナリ面白そう!個人的に堤さんに一票vvv
Ronnyさん 8点(2005-03-12 00:54:14)
116.二時間以上もある大作ではあるが、展開が早いせいか飽きなかった。しかしそれだけに走りすぎている感もある。艦内で次々と起きるハプニングなどエピソード自体は悪くないのだが、人物同士の絡みが少ないため感動が薄い。CGは確かにリアリティが感じられないが、深海の神秘的な雰囲気は伝わってきた。戦闘シーンにもう少し迫力がほしいところ。音楽は文句なし。BGMやパウラが歌う透き通った歌声は小説では得られない、映像ならではの味わいがある。音楽も映画の大切な一要素であることを痛感した。役者も豪華な面々をそろえており、大御所や流行りの若手俳優のみならず、ピエール瀧やKREVAなど意外な人物が出演している点が興味深い。号泣するというより迫力や展開を楽しむ系統の娯楽に徹した映画であり、歴史的背景や辻褄など細かな点は目を瞑ったほうが楽しめる。当時の思想を今改めて振り返り、生きることの大切さを訴えようとする良作であると感じた。但しCGの安っぽさはどうしても目につくので、できれば映画館で鑑賞することをお勧めしたい。
HARVESTさん 8点(2005-03-09 15:31:11)
115.アニメファンには元ネタ探しも楽しい映画ですね。
CGやストーリーの物足りない部分はDVD化の際にもっと手が入るかも、
と今から勝手に期待しています。キャストは濃ゆい中年軍団のおかげで妻夫木君の影が薄いのが可哀想ですね。パウラのスーツやケープ姿は萌えました。(帽子もあれば完璧☆)ラストで二隻とも存在がうやむやになってしまったのは惜しい。イ507の沈没がまずいならN式の漂着シーンでも良かったし。あと唐突な海兵おじじの語りはいらね。(タイタニックかよ?)所々語る人や視点がバラけてるのが散漫な印象を与えました。
でも面白いものを見せようと頑張っている姿勢は評価できますので8点投下。




ひろほりともさん 8点(2005-03-08 15:57:22)
114.キャスティングを見た時点で(フジテレビ製作ということも含め)、ある種テレビ的な“薄さ”が反映されてしまうのではないかという危惧が鑑賞前にあった。そしてそういうことが全く無い映画であるとは言えないとは思う。しかし同時に、思った以上にひとつの映画として堂々と完成している映画だとも思う。ローレライというアイデア、終戦間近という時代設定、日本人という国民性、日本人だからこそ描ける要素を巧みに絡み合わせた物語に魅力が溢れている。大国の同ジャンルの映画に対して、製作費の規模の違いはどうやったって伺える。しかしそれは“=製作不可能”ということではない。その事実を今作のスタッフ&役者は力強く表現して見せたと思う。
鉄腕麗人さん 8点(2005-03-06 02:35:23)
👍 1
113.公開前にして運良く見れる機会があって見たのだが、この作品は色んな視点から見ることができると思う。単純にスペクタクル作品として見るも良し、映像を楽しむも良し、日本人の「ナショナリズム」を考えるも良し。個人的には最後者の「ナショナリズム」論に重きを置いて見た。戦後60年を迎えた日本国のあり方から、今現在日本が置かれている外交の立場(北朝鮮の拉致問題や核保有問題、日米間の安全保障問題、中国とのエネルギー問題や靖国問題etc)などについて日本国が、あるいは日本国民1人1人がどう向き合っていくべきなのか、この映画の中の人物の描写・設定にヒントが隠されていたと思う。福井晴敏氏が描く作品、映画に今後も大いに期待したい。
ワトソン君さん 8点(2005-02-22 03:12:03)
112.いや、単純に面白かったな。深いとこあんまり考えずに、結構映画の中の出来事に共感を覚えながら見ることができた。見終わった後も、しみじみと映画の雰囲気に浸た。
SAKURAさん [映画館(邦画)] 7点(2007-04-30 23:24:03)
111.なよなよの戦争映画ですね。登場人物の感性や価値観は概ね現代のものであって、まさに極限状態だった戦争末期の潜水艦乗りらしい硬派なところが感じられませんし、ローレライシステムがまんま綾並レイだってってのも脱力。人命が奪われると少女がショックを受けるというきれいごとのために、敵を撃破するというアクション本来の醍醐味が大きく奪われているのが痛い限りです。クライマックスの海戦では、敵を殺さないようにわざわざ信管を抜いて魚雷を発射するというあんまりなことまで。あそこは大艦隊と生きるか死ぬかの大戦争をやって、敵艦をボンボン沈めて盛り上がるところでしょうに。より幅広い客層に訴えるため、恐らく意識的に男臭さを排除したのでしょうが、その結果、真剣に映画を見ている層を納得させる出来は放棄しているかのようです。
以上のようにダメなとこいっぱいで普段の私なら絶対認めたくないタイプの映画なんですけど、しかししかし、なぜかすんなり楽しめたので不思議でした。映画ってのは理屈ではなく個人的な感性を刺激するものなんだなぁとあらためて思いましたね。こんなことがあるから映画は自分の目で見続けなきゃいけないんだなと。アラは山ほどあるものの、確かに演出には一本筋の通ったものを感じました。さすがは腐ってもオタクというか、戦闘シーンでの視点やカット割は実に的を射ていて燃えましたとも。絵にしか見えないVFXはさて置いても、何を映すかという根本的なビジュアルセンスには良いものを感じました。ドラマパートに入ると話のテンポが突然落ちてつまらなくなるものの、その退屈さを切り裂くように突如メインテーマが高鳴って怒涛のアクションに突入するという話の切り替え方も良かったです。静と動のうまい組み合わせですね。このカタルシスのためにあえてつまらないドラマを間に挿入したのかと思えたほどでした。そんなわけで、樋口監督に只ならぬ可能性を感じた映画でした。
ザ・チャンバラさん [DVD(字幕)] 7点(2006-03-25 15:23:41)
110.まぁ、無粋で悪趣味になってしましそうな設定や、重く胡散臭いモノになってしまいそうなテーマ性(完全に娯楽映画なんですが)だとか、を、ギリギリ鑑賞に耐えうるレベルに引き上げられていると、感じた。まぁ、ローレライという素人にはわかりにくいシステムには説明不足な感じ?彼女の経緯なんかも、結構割愛されてたりで勿体無い。この二点は致命的に勿体無い。しかし、主役(?)の妻夫木をはじめとするキャスティングの格好良さ・見事さも、嫌味なく楽しめましたよ。CGのチープさ?ん~…邦画にしちゃ及第点とは、言えなくないかい?
aksweetさん [DVD(字幕)] 7点(2006-01-04 09:20:44)
109.ふむ、おもしろかったぁ。なんか、ここの評価も低いねぇ。。辛口の評価するのがステータスなんですかぁ^^;( -.-)。。見る前は美少女兵器映画っておもってなめてたけど、、おもろかったぁw。CGはPS2並だけど^^;役所広司氏はやっぱり演技がうまいなぁw。静かに話す演技でもぶち切れる演技でも安心して見ることができます。。TVの三匹の侍で千石をやってたときのことを思い出すされます。今は千石取りどころか万石クラスの俳優になっていますねぇ。妻夫木君もがんばっているように見えました。。いつものなよなよ演技がみられなくて、なかなかいい男してましたね。。でもいつもの「ハァ?」はやめたほうがいいね。。摩邪かぁってつっこみいれてしもうたよwあと、「原子爆弾」はなしでしょうねぇ、「新型爆弾」が正しいです。当時には原爆を理解してる人は仁科博士ぐらいしかいなかったはず。。でも、楽しめたから7点あげちゃいますw
ぐっきいさん [DVD(字幕)] 7点(2005-11-19 23:27:16)
108.悪くは無いんじゃないかな。好きな娘が見たいと言うから連れて行った。実はもう既に一度観ていたんだが。。。 女の娘の映画だよね。パウラが一番偉いじゃん。廻りの男達はパウラに比べたらなんと情けないのやら。それでも尚、男は女を守るべきだと思っている俺って。。。頑張らなくっちゃ!!
Pizzさん [映画館(字幕)] 7点(2005-10-21 02:40:09)
スポンサーリンク
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 127人
平均点数 4.78点
032.36%
153.94%
2129.45%
31612.60%
42217.32%
52015.75%
62217.32%
7129.45%
8107.87%
943.15%
1010.79%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 4.83点 Review12人
2 ストーリー評価 4.41点 Review24人
3 鑑賞後の後味 4.34点 Review23人
4 音楽評価 4.85点 Review20人
5 感泣評価 3.66点 Review21人

■ ヘルプ