映画『オリバー・ツイスト(2005)』の口コミ・レビュー

オリバー・ツイスト(2005)

[オリバーツイスト]
Oliver Twist
2005年チェコ上映時間:129分
平均点:5.55 / 10(Review 49人) (点数分布表示)
公開開始日(2006-01-28)
ドラマ小説の映画化
新規登録(2006-01-30)【4th Officer Boxhall】さん
タイトル情報更新(2016-11-09)【イニシャルK】さん
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監督ロマン・ポランスキー
キャストバーニー・クラーク(男優)オリバー・ツイスト
ハリー・イーデン(男優)アートフル・ドジャー
ベン・キングズレー(男優)フェイギン
ジェイミー・フォアマン(男優)ビル・サイクス
エドワード・ハードウィック(男優)ブラウンロー氏
マーク・ストロング〔男優・1963年生〕(男優)トビー・クラキット
イアン・マクニース(男優)リムキン氏
ティモシー・ベイトソン(男優)牧師
アラン・アームストロング(男優)行政官の配下の男
パトリック・ゴッドフリー〔男優〕(男優)書店主
坂口候一ビル・サイクス(日本語吹き替え版)
青野武フェイギン(日本語吹き替え版)
富田耕生ブラウンロー氏(日本語吹き替え版)
青山穣トビー・クラキット(日本語吹き替え版)
辻親八(日本語吹き替え版)
小島敏彦(日本語吹き替え版)
竹口安芸子(日本語吹き替え版)
斎藤昌(日本語吹き替え版)
丸山詠二(日本語吹き替え版)
亀井三郎(日本語吹き替え版)
内山昂輝(日本語吹き替え版)
小島幸子(日本語吹き替え版)
原作チャールズ・ディケンズ「オリヴァー・トゥイスト」
脚本ロナルド・ハーウッド
音楽レイチェル・ポートマン
編曲レイチェル・ポートマン
主題歌BoA日本版イメージソング「Everlasting」
撮影パヴェル・エデルマン
製作アラン・サルド
ロマン・ポランスキー
配給東宝東和
東芝エンタテインメント
美術アラン・スタルスキ(プロダクション・デザイン)
キース・ペイン(美術監督スーパーバイザー)
衣装アンナ・B・シェパード
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💬口コミ一覧

49.ボロは着てても~心は錦♪
それはこの人、オリバー少年にぴったりの言葉。
細っこくて儚げですが、人を惹きつける気高さがあるのです。

そして、脇役たちの名演技も堪能。
ベン・キングズレーさんのフェイギン役、実に見事でした。
涙・涙でラストを向かえました。

19世紀のロンドン、その汚れぐあいまでしっかりと再現され、劇場で観てよかった。
完成度は高いと思います。
埃っぽいけれど、気高く美しい。
丹念に作られた秀作。
たんぽぽさん [映画館(字幕)] 10点(2006-01-30 16:25:57)
48.ネタバレ フェイギンにとってあの生活を続けて行く中で本当の宝物、宝石達はいつしか子供達自身になっていたのでしょう。私欲と最後まで戦いながらもその事に最期に自分でも気付いたのではないでしょうか。ベン・キングスレー巧いなー、ラスト本当に泣きそうになって嗚咽が出かかりました。オリバー少年は本当に宝石の様でキラキラしていて、終始眩しかったです。真の純粋さとはこうも美しく残酷で尊いものなのだと感じずにはいられません。
イチェルコさん [映画館(字幕)] 9点(2006-02-06 14:35:28)
47.ネタバレ 悪党なんだけど心優しい部分もあるフェイギンや、オリバーにシンパシーを覚え彼を救い出そうとするナンシーなど、それぞれのキャラの個性がとてもうまく活かされていて、作品をより味わい深いものにしています。貧困から抜け出せない世界、貧困スパイラルの世界を見事に描き切っていると思います。オリバーに主体性がないという批判もある様ですが、彼はまだ9歳の子供ですし、それにこの物語は善人のオリバーを虐げ、悪が利用するその悲惨さにこの作品の原作者ディケンズの「貧困者を救いたまえ」というメッセージ性が出てるんだろうと思うんです。こういった過程を得て現在のイギリスがあるのだという観点で見ると作品をより面白く見る事が出来るんじゃないでしょうか。CGに頼る事無く、当時の街並みをそのまま再現した点にもこだわりを感じられ好感を持ちます。
あろえりーなさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2008-07-20 00:20:59)
46.最初に引き取られていった葬儀屋が、後々ストーリーに絡んできてもらえたらうれしかったかな。運命に翻弄されるスピード感は伝わってきたけど、過去のことには置き去り感もあったので。オリバー少年が流されるままであることに関しては、それほど問題には思いませんでした。少年ですから、ねぇ…。
ホシさん [DVD(吹替)] 8点(2006-11-16 04:55:54)
45.ネタバレ 最後の命乞いをする爺さん(フェイギン)は・・・・・う~んなんか可哀想なんやけど、なんかしゃあない気もする。(この爺さんなんか心優しき悪党って予告編とかにあったけど・・・腹黒い爺さんにしか・・・)でもオリバーはこの爺さん達のおかげで命助かったんやからなんとか助けちゃってもいいんちゃうか?って、あと他の子供ドジャー達はどうなったんや?彼らの中でも1番可哀想やったんはナンシーやったね。オリバー助けようとして殺されたんやから。ビルが川に落ちて熱か何かで倒れていた時に、ナンシーがビルに薬か何か飲ませたのは毒薬か何かで毒殺するのかな?って思ったけど・・・・ビルが好きやったんやね・・・・
ピエロさん [DVD(字幕)] 8点(2006-09-10 14:35:29)
44.原作は知らないのですが、大いに楽しめました。古典であるためなのかどうか、人物設定がやや類型的な感はありますが、テンポも良く、ぐいぐいと物語に引き込まれました。それからこの映画、美術が大変素晴らしいです。19世紀の薄汚れたロンドンの貧民街が、下水や人々の体臭まで臭って来そうな位リアルに表現されています。「ALWAYS三丁目の夕日」もそうですが、僕は美術セットに現実感があると、それだけでスクリーンの向こう側に引き込まれてしまいます。
ロイ・ニアリーさん [DVD(吹替)] 8点(2006-07-10 16:27:31)
43.ネタバレ ロマン・ポランスキー版「オリバー・ツイスト」は、ディケンズの原作に真摯に取り組んだ力作、美術(セット)も立派ですが、きちんとしすぎていて堅苦しく、その雰囲気をレイチェル・ポートマンの音楽が和らげているよう。 ハリー・イーデンのドジャーは魅力がありますが、オリバー(バーニー・クラーク)は美少年だけれど彼自身が行動するよりも周りの思惑で動かされ、他のキャラクターの性格を浮き彫りにする役目なのは本と同じで存在感は薄い。フェイギン役のベン・キングズレーは熱演を見せますが、最後のオリバーとの別れのシーンは必要以上に感傷的になっておりとってつけたよう、重要なビル・サイクスやナンシーの印象も弱い。 保護者となるブラウンロー氏はテレビ「シャーロック・ホームズの冒険」の二代目ワトソン、エドワード・ハードウィックが演じ、このバージョンでは原作を簡略化すると同時に彼とオリバーの血縁関係もなくしており、血のつながりがなくとも注がれる愛情の方が得難いと考えたのかもしれず、原作の強い偶然性を排したことにもなりますが、一番の悪党モンクスの出番もなくなりミステリー的な面白さは減りました。 ドラマとしては物足りないものの、ディケンズが意図したように19世紀前半の英国の救貧制度を背景にした下層階級の世界を描いたことにはなり、ポランスキーが「テス」「戦場のピアニスト」同様に過酷な運命に翻弄されるキャラクターに抱いているシンパシーも感じ、それは彼の苦難に彩られた少年時代や青年期と無関係ではないように思えます。
レインさん [DVD(字幕)] 7点(2012-04-05 07:00:09)
42.ネタバレ 作品の持つ雰囲気が素晴らしく、大いに楽しめた。反面、後に残るものはあまりない。例えて言うなら、ディズニーランドのアトラクションに数時間いたような感覚。雰囲気で「楽しい!」とは思えるんだけど、アトラクション自体が「面白い!」というわけではないんだな。視覚的には素晴らしいけれど、知覚的な要素が欠けてしまっていた。一番のマイナスポイントは、作品で最も重要な役柄であるフェイギンの描き方がどうにも中途半端だという点。どう見てもイヤな奴なので、ラストで命乞いして、オリバーと抱き合っても、感動すらできないですよってお話。それでも80億円もの大金を投じて作り上げた作品のもつ雰囲気で、ストーリーの穴をカバーしてしまったのだから凄い。なんだか、芸術作品を鑑賞しているようだった。
こばやんさん [映画館(字幕)] 7点(2006-04-12 23:16:27)
41.いやー凄かったです豪華豪華、ともかく美術が気合でしたねー。軽快で上品なサントラも◎。十九世紀のロンドンの空気がリアルに再現されてて、その種の世界観がツボな人はたまらないです(笑)貧民街とかのセット、凄い凄いと感動でした・・・。
いい意味で手堅い作りにまとまっているかなと言う感じ。ストーリーは原作に忠実らしい、私は未読だけど王道的な運びで監督色は抑え気味。子供にも見せられると思います! 主人公のオリバーははまり役でしたね。不憫な目にあって悲しげな純粋無垢な美少年は、棺屋さんの旦那で無くとも「絵になるよ」と思うはず(笑)
ドジャー少年も可愛かった♪
「ナンシーはいい子だよ」
なんて大人びた口調でパイプ燻らせて悪党のふりしてるけど。最後怒鳴りながら掴みかかっていくところとか、彼女のことを姉か母のように慕ってたんだろうなーと、なんとも切なくさせるじゃないですか。オリバーは純粋なまま幸せを掴んだけど、ドジャーも這い上がれたらいいね・・・。
キングスレーのフェイギンも良かった。
悪党なんだけど、妙に寂しい背中してんですよ・・・子供たちの未来を台無しにしてると言えばそうなんだけど、ぎこちない愛情も見え隠れ。
あんたも愛に飢えた子供だったんだろうねーと泣かせてくれる。
入れ替え制でない映画館で見たのだけど、いくつか隣の席のおじさん、二回目らしかったのです。上映前から泣いてたけど上映後も泣いていた。
オリバー君みたいな綺麗な顔してたよ、おじさん。
kiryuさん [映画館(字幕)] 7点(2006-01-30 18:32:59)
👍 1
40.ネタバレ 映像はきれいだし、作りも丁寧。ミュージカルや少年少女向けにもならず、ディケンズの原作に近い雰囲気を与えてくれる。特にラストに絞首刑の恐ろしさを持ってくるとは生々しい。しかし果たしてこういうエンディングはどうなのか。
ベン・キングズレーのフェイギンはずいぶん年寄りで悪者でありながら寂しささえも感じさせる。
ESPERANZAさん [DVD(字幕)] 6点(2012-01-17 22:10:02)
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39.人々が生きてゆく舞台の生々しさが伝わってくる目を見張るセットはポランスキーならではのもの。冒頭の病的な程に肥え太った大人達が、オリバーの「御代わりを・・」の申し出に激怒する姿。この如何ともし難い現実に僅か9歳のオリバーが翻弄され続けるのは当たり前で、母を思うこと、7日間歩いてロンドンに向かったこと、恩人に感謝し裏切るまいとする意志を見せる事だけで充分だと思います。小悪党フェイギンは彼なりに子供たちに愛情を注いでいましたが、ラストの命乞いする姿に子供たちの将来が重なり、やるせなさが募ります。作品のインパクト部分であろうビルの描かれ方が効果を果たしていない点が惜しまれます。
The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 6点(2009-07-01 16:59:26)
38.ネタバレ 原作は未読ですが、キャロル・リードが撮った「オリバー!」のイメージがありもっと明るい話かと思っていましたら、ポランスキーの手にかかるとヴィクトリア朝時代のドロドロしたロンドンを全面に押し出した作品となっています。意図は良いのですが、原作どおりなのかオリバーが主体性のない泣くことしか能がないような少年でイライラさせられます。そして感じたのは、オリバーと「戦場のピアニスト」の主人公シュピルマンは行動がなんか似ている気がすることです。そう思い出すと、「戦場のピアニスト」でシュピルマンを助けたドイツ軍将校と、行き倒れたオリバーを助けたフェイギンも共通性がありますよね。なんか、ロンドンの貧民街がユダヤ人ゲットーに見えてきてしまいました。
S&Sさん [DVD(字幕)] 6点(2009-04-24 00:46:32)
37.ネタバレ 予告編のイメージとはだいぶ違ってました。少し泣けるのかと期待していましたが、そこまで感情を揺さぶられる映画でもなかったですね。恩を忘れない子供の優しさってとこでジンワリきたのは確かだけど、あの老人はそこまで親切と言うわけでもなかったしね。ビルのあっけない死に方もイマイチだったし。なんか物足りない映画でした。
taka-104さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-05-25 22:31:11)
36.フェイギンとオリバーのからみの中でもう少しフェイギンの人の良さを出さないと最後が生きてこないような?
東京ロッキーさん [DVD(字幕)] 6点(2008-05-02 09:56:41)
35.ネタバレ おかしな予告編のせいで見る前からフェイギンのイメージが固まってしまい、実際の劇中のフェイギンの微妙さに何とも言えませんでした。風景が壮大でリアルだったのは見ものでした。
亜空間さん [DVD(字幕)] 6点(2007-02-09 22:28:43)
34.この映画で一番かわいそうだと思われるナンシーを主役とした映画にした方が面白いかも。
junneisanさん [DVD(吹替)] 6点(2007-01-11 08:16:52)
33.ネタバレ オリバーが可哀想な孤児とは思うんだけど、オリバー自身に感情移入できる作品ではない事が致命的かな?と思いました。展開は紆余曲折あり、ハラハラドキドキ(捕まるかどうか、見つかるかどうかの部分)もありますが、登場人物がやたらマンガチックな部分もあり(特に窃盗グループ)期待した程の盛り上がりもないまま終わってしまった印象で多少残念でした。ただベン・キングスレーは最初から最後まで上手いですね。「戦場のピアニスト」は鬼気迫る出演者の演技とポランスキーの演出が冴え渡っていましたが、貧困の設定でありながらどことなく危機感を感じさせない映画の色になっていて、もう少し登場人物を追い込んでも良かったかなと思いました。仕方ない犠牲だったのかもしれませんが、ナンシーは可哀想だったなぁ・・・。
まさかずきゅーぶりっくさん [DVD(字幕)] 6点(2006-12-30 00:43:13)
32.原作を読み、前作を鑑賞後、本作を鑑賞。とてもまじめによく作られていました。最新の映像技術で見せてくれたことに感謝します。
ジャッカルの目さん [映画館(字幕)] 6点(2006-12-29 18:59:04)
31.ネタバレ ハウス食品劇場を実写映画化した感じです。少し懐かしい気分に浸れます。暗い映画なので、癒されませんが。
りょうさん [DVD(字幕)] 6点(2006-07-30 23:04:59)
30.ネタバレ 予告編で勝手に、腐った世の中でもたくましく生きていく話だと思ったら、腐らずに清い心をもち続ける話だったんですね。正直フェイキンがただのやなオッサンにしか見えず、最後の命乞いは、悪いことするとこうなってしまうよ。。。みたいな風にしか見えず、なんだかなぁと。もうセットは素晴らしく、完璧に演出出来てたんですが、内容がなんか期待してたほどグッと来ませんでした
マキーナさん [DVD(字幕)] 6点(2006-07-30 19:40:04)
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マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 49人
平均点数 5.55点
000.00%
100.00%
212.04%
3510.20%
4510.20%
51122.45%
61836.73%
736.12%
848.16%
912.04%
1012.04%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.75点 Review4人
2 ストーリー評価 5.28点 Review7人
3 鑑賞後の後味 5.83点 Review6人
4 音楽評価 6.75点 Review8人
5 感泣評価 4.85点 Review7人

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