映画『ジャケット』の口コミ・レビュー(2ページ目)

ジャケット

[ジャケット]
The Jacket
2005年上映時間:103分
平均点:6.52 / 10(Review 46人) (点数分布表示)
公開開始日(2006-05-20)
ドラマサスペンスSFファンタジーロマンス
新規登録(2006-02-05)【rothschild】さん
タイトル情報更新(2020-08-15)【HRM36】さん
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監督ジョン・メイバリー
キャストエイドリアン・ブロディ(男優)ジャック・スタークス
キーラ・ナイトレイ(女優)ジャッキー・プライス
クリス・クリストファーソン(男優)トーマス・ベッカー医師
ジェニファー・ジェイソン・リー(女優)ベス・ロレンソン医師
ケリー・リンチ(女優)ジーン・プライス
ブラッド・レンフロ(男優)見知らぬ若者
ダニエル・クレイグ(男優)ルディ・マッケンジー
スティーヴン・マッキントッシュ(男優)ホプキンス医師
ジェイソン・ルイス〔1971生〕(男優)警官 ハリソン
ブレンダン・コイル(男優)
宮本充ジャック・スタークス(日本語吹替)
園崎未恵ジャッキー・プライス(日本語吹替)
勝部演之トーマス・ベッカー医師(日本語吹替)
深見梨加ベス・ロレンソン医師(日本語吹替)
原作トム・ブリーカー(原案)
マーク・ロッコ(原案)
脚本マッシー・タジェディン
音楽ブライアン・イーノ
挿入曲デヴィッド・アーノルド"We Have All the Time in the World"
撮影ピーター・デミング
製作ジョージ・クルーニー
ピーター・グーバー
スティーヴン・ソダーバーグ
マーク・ロッコ(共同製作)
製作総指揮アンドレアス・グロッシュ
クリス・ロバーツ
ジェニファー・フォックス
マーク・キューバン
トッド・ワグナー
配給松竹
特撮ルイス・クレイグ(特殊効果監修)
ダブル・ネガティブ社(視覚効果)
フレームストアCFC(視覚効果)
美術イザベル・グアイ
編集エマ・E・ヒコックス
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💬口コミ一覧

26.ネタバレ エイドリアン・ブロディは何だか顔色が悪い独特の顔立ちだが、こういう役はある意味ではまっている。ブロディとは15年経ったジャッキーとして接するキーラ・ナイトレイのこの役は、当初は監督やスタッフが彼女には合わない役としていたが本人のたっての希望で実現したそう。脇役のクリス・クリストファーソン演じるベッカー医師のクールさや、変な患者ルディを演じたダニエル・クレイグの個性が良い。でも、エイドリアンの死に方、氷で滑ってってのはどうなんでしょう。気づけなかったけど、とても悲しいラストだった。切ない。2人を太陽の光で包む終り方、良かった。
アンナさん [DVD(字幕)] 7点(2006-11-12 15:15:38)
25.ネタバレ ジェニファー・ジェイソン・リーだったのか!
なんということでしょう。彼女もすでに堂々のシワ女優の仲間入り。「マシニスト」のときよりさらに老けていた。「アニバーサリーの夜」は遠くなりにけり…。
ちょっと気になるのが取ってつけたような湾岸戦争ですね。全然テーマと関係ないでしょう。なんのつもりだか。要らない要らない。
「またしても〝ジェイコブ〟か?」とも取れるような出だしでしたが、方向性は「バタフライエフェクト」でした。エイドリアン・ブロディを使ったことで、「バタフライ」のような軽さは皆無となり、どこまでもいつまでも画面を暗くする結果となりました。いやほんとに、写っているだけでこんなに画面が暗くなる俳優さんもめずらしい。こういう俳優さんはほんとうは使いにくいでしょう。しかしまあ、今回のような話にはギリギリの線でマッチしていたのである。かなりのギリギリだが。キーラ・ナイトレイとのラブシーンはかなり無理があったと思うけれども。
いやべつに、これがマット・ディロンであろうが、サル顔のコリン・ファレルであろうが、この役じたいは誰がやってもそれなりになってしまう役どころだと思う。ということは逆に、誰を使うかによって、全く違った味わいになるということだろう。
そこに果てしなく暗いエイドリアン・ブロディ。この世の不幸を一身に背負ったかのようなその顔面。枯れ木のような肉体。(実は脱ぐとマッチョだったりするところもエグイ気がする。)
この顔が最強の武器になることもあるという、不思議な効果を生んだ作品といえます。死体安置所のボックスが世界一似合う男と認めよう、ブロディよ。
脚本としては、荒れた生活をしているジャッキーを先に見せまくったことで、ラストの健康そうなジャッキーが生きてくる、という古典的ながらの決め技を褒めておきます。まあ、そのへんがこの映画の技のすべてとも言えるかも。
それにしてもママさんはぜひお疲れ顔のデボラ・カーラ・アンガーにしてほしかったところだ。残念。
パブロン中毒さん [DVD(字幕)] 7点(2006-11-02 22:59:59)
👍 1
24.ネタバレ 未来へトリップ出来るのはジャケット(拘束着)を着せられ遺体安置所の引出しに入れられた時でそのままで死んだらずっと未来に残れるのかな?未来には引出しの中に遺体は無かったので墓に入れられていたのだろうか、それとも遺体は無くなっていたのか?ちょっと説明不足な感じがします。もう少し自分が死んだ原因を調べておけば転ばなくて済んだのに、って言うか頭怪我したらすぐ治療した方が死なずに済んだんじゃないの。頭撃たれても死ななかったんだから。
nishikenさん [映画館(字幕)] 7点(2006-06-09 04:02:15)
23.おもしろかったです。エイドリアンブロディうまかったしキーラも美人でした。でも、キーラの怒ってる顔はあんまりすきじゃないかなあ。ラスト、ジャックによってジャッキーの未来がいい未来にかわってるわけだけど、ジャッキーがジャックのことをしらない未来になってるのは切なかった。そして、いい子にそだったジャッキーはメイクもちょっと薄くなってたし、みつあみだし、車もいかついのからワーゲンのビートルにかわってた。なんか、細かいとこまですてきだなとおもいました。すごく切ないんだけどいい余韻がのこる映画でした。
ギニュー隊長★さん [映画館(字幕)] 7点(2006-05-28 11:50:23)
22.ネタバレ この映画のもっとも恐ろしいところは、「結局主人公がそのために格闘した未来は本当に真実だったのかどうか」という疑問が残るところ。あらゆる細部にリアリティーが感じられてもなお、目の前の世界がフェイクであるという可能性はぬぐえない。もし、全てが主人公の脳みそのなかで起こった出来事にすぎないとしたら、それを見ている僕達はどう反応したらよいのだろうか。傍から見るとそれは壮絶なまでに滑稽な事態ではないのだろうか。主人公にとってのリアリティーを観客として追体験すればそれでいいのだろうか。
全てを見通すものが最も大きな悲しみを背負う。その悲しみが伝わってくるがゆえにこの映画はそれなりに評価したい。ただ、もう少し洗練させたほうが良い。鋭さは磨くことによって生じる。
wunderlichさん [映画館(字幕)] 7点(2006-05-27 15:22:44)
👍 1
21.ネタバレ この作品、好きです。本当は銃で頭を撃たれた時に死んでいたはずの主人公。しかし神様は彼にロスタイムと未来に行くすべを与えた。自分の死については抗わず、あくまで愛する人の未来のために残された時間を使う主人公に心動かされます。しかし設定、描写ともに粗い。よくいえば観客の想像に委ねているということですが…単純に説明不足の気がします。料理でいえば、素材(キャスト)もよく、調理方法(アイデア)もよいのに、味付け(演出)が薄いという感じ。ほんの一つまみの塩(必要な描写と理由付け)があれば絶品に仕上がっていたと思います(ただ、2度3度観るとその“塩分”を感じるかもしれません)。また個人的には、悲劇を回避する手段にひと工夫が欲しいと思いました(お母さんが本当に素直。他人の話を信じすぎ)。逆に、エンディングで、警官を撃った犯人について、さらりと流す程度の描写は大好きです(物語の中で明確な罰を与えたくなるのにそれをせず、かといってあなたの行いは忘れていませんよという描写は品良く上手い)。バタフライエフェクトと似ており、またバタの方がよく出来ているとも思いますが、個人的には本作のほうが好みです。ラストでは切なさよりも安心立命感が勝りました。もう一度観たい作品です。
目隠シストさん [映画館(字幕)] 7点(2006-05-22 17:41:05)
👍 1
20.ネタバレ タイムスリップして未来を変えるって設定はありがちだけど、結構面白かったです。
のははすひさん [DVD(字幕)] 6点(2011-07-08 22:44:04)
19.時系列モノとしては良くできていると思いますが、未来に行くことで過去の人間にアドバイスをし、未来を変えるというパターンはありがち。そしてそのパラドックスについてあまり考えていないような作りはちょっといただけないかも。拘束衣という設定にしかオリジナリティを感じませんでした。エイドリアン・ブロディの演技のおかげで成り立っているようなもんですね。全体的な雰囲気はとても好きです。精神病院モノ(というジャンルがあるならば)が好きなので、プラス1点という感じ。それにしてもレンフロ‥‥。
Balrogさん [DVD(字幕)] 6点(2010-09-19 17:41:39)
18.少々怖いもの見たさで借りた映画だったが、意外にタイムトラベルの感動物だった。進め方にやや強引な部分を感じるものの、物語は引き込まれて観る事が出来た。全体的に暗い映画だが、その分ラストが良い。
Adさん [DVD(字幕)] 6点(2009-05-06 01:23:12)
17.ネタバレ あぜ2007年に飛んだのかわからなかった.ラスト近くの展開は好みですが,それまでの主人公の物語との接点がちょっと弱い感じかな.惜しい.
nojiさん [地上波(字幕)] 6点(2009-04-29 15:26:39)
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16.少し「バタフライエフェクト」と似ているような気がしたけど、あっちよりも静かな雰囲気で、静かな終わり方をする映画だったので、落ち着いてみられた。最初、青い画面でソリッドシチュエーションスリラーみたいな描きかたをしていたので、失敗したかなと思ったが。
たっけさん [DVD(字幕)] 6点(2009-03-15 11:33:28)
15.ネタバレ オープニングの戦争場面から始まり、死に損って精神病院に移ったあたりから「ジェイコブスラダー」とかぶってしまい、このまま夢オチだったらパクリだよなぁなどと勝手に思い描きながら鑑賞。面白い題材であるだけに、やや消化不良の感があり残念。もう少し長くても良かったのではと思う。
しかしD・クレイグの髪の色が違うだけでまったく別人でこれには驚いた。この人がこのあと007に変身するとは誰も予想しなかったろう。
キャラハンさん [DVD(字幕)] 6点(2008-05-20 22:37:04)
14.The Jacketとは拘束衣を表しているのだろう。
この手のジャンルはどういうのでしょう。「メメント」「デジャブ」ほか結構多い感じ。この作品は「メメント」より判りやすかった。
ご自由さんさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-02-03 22:46:39)
13.エイドリアン・ブロディの出演作を観たのは「戦場のピアニスト」以来でしたが、のほほんとしたキャラクターがよく似合ってます。キーラ・ナイトレイ、綺麗な女優さんですね~。全体的に暗い作品だけど、最後は爽やか。時空を超えた愛も描かれていて面白かった。
たけたんさん [DVD(字幕)] 6点(2008-01-23 18:51:18)
12.ネタバレ これはサスペンスではなく恋愛ドラマ(全部が彼の脳内妄想という可能性もあるけど、さすがにそれではあんまりなので却下)。

とは言え、最初「妄想系サスペンス」として撮っていたものを、途中から「やっぱ恋愛タイムトラベルにしよっか」と急遽変更したような違和感は感じる(笑)。

緻密な論理やサスペンスよりも、ラブストーリーによる感動を優先したのだろうけど、ふたりがあれだけ惹かれあうのに説得力を持たせるためのドラマが無かったり、中盤までの展開や設定に無駄が多かったりと、イマイチ脚本が洗練されていない。

自分の死の真相や殺人事件の謎を探っていくのかと思いきや、2007年にタイムスリップする中盤以降は、車の故障で知り合った少女や周囲の人間を救うというボランティアに奔走。それはそれで感動もするけど、やはりこの展開には少し強引さを感じる。無粋を承知で突っ込みを入れれば、そもそもなんで2007年にだけタイムスリップするか理由が分からないし、あの彼女にピンポイントで出会うというのもご都合主義的。

それに彼にとって院長のやった治療法は非人間的ではあったものの、結果として何人もの人間を救うきっかけを彼に与えたわけで、ならばラストで「お前に永遠にまとわりついてやる~」みたいな恨み言を言うんじゃなくて、「あんたの治療もまんざら悪くないかもな」と言って死んだほうがカッコ良かったんじゃない(それだと違法な治療を正当化するみたいになるから駄目かな)?。

その他、タイトルにまでしているけど、なんでタイムスリップするのに拘束衣(ジャケット)を着なきゃならないのかとか、ラストで彼が頭を打った時に、医師たちが治療もせずに、そのまま引き出しに入れたのも意味不明。いくら彼が頼んだとしても、普通は治療するか救急車を呼ぶでしょ。

また、湾岸戦争の後遺症で記憶障害になったとか、警官殺しの容疑者にされたといった設定が無意味。それらのイベントが単に彼を精神病院に入れるための口実以外に、どれだけ必要だったのか分からない。

基本的には悪くないけど、ちょっと脚本構成が雑で、無意味な複線も多く、作品としての一貫性に欠けているのが惜しい。
FSSさん [DVD(字幕)] 6点(2007-01-30 08:42:30)
👍 1
11.ネタバレ 精神的な時間移動を主題としたサスペンスというと、どうしても一昨年の「バタフライ・エフェクト」がよみがえる。あれがあまりにも素晴らしかったので、“二番煎じ”という感は拭い切れはしなかったが、それはそれとして中々に面白いストーリーだったとは思う。

湾岸戦争での頭部負傷が原因だったり、ヒロインとの関係性の深まりが唐突過ぎるなど少々強引な点はあるが、エイドリアン・ブロディのあまりに絶望的な目つきの前には勘弁するしかない。
雪に包まれた寒々しい空気感が全編にわたり広がり、そこにあらわれるのが不気味な“拘束衣”と死体安置の“引き出し”。当然主人公は悲鳴に包まれるが、そこからまさに文字通り「未来」が見えてくるという趣向は斬新だ。

ただやはり、ストーリーの掘り下げ部分が浅く、結果的にはあまり説得力は残らないのは残念なところ。
映画の雰囲気の一貫性と統一感に救われていると思う。
鉄腕麗人さん [DVD(字幕)] 6点(2007-01-14 00:59:24)
10.『バタフライエフェクト』を彷彿とさせる恋愛タイムトラベル映画だが、サスペンスフルな展開を押しすぎてやや消化不良か。もっとシンプル(内容、演出共に)にしてくれた方が観やすかったと思う。エイドリアン・ブロディはGJ。キーラ・ナイトレーはやや気張り過ぎな印象を受けました。
カイル・枕クランさん [映画館(字幕)] 6点(2006-07-02 18:22:53)
9.ネタバレ ラストがちとどんでん返し的には足りない感じがしました。
最後倒れた時もう駄目だという感覚がなくこれはこのまま2007年に
いくなという感があったから。頭を打った事実も結構なさけないし
悪い意味で意外。母親もなぜ手紙を読む気になりそれを実行したのか
いまいち説明不足。
とまさん [映画館(字幕)] 6点(2006-06-01 22:06:45)
8.ネタバレ エイドリアン・ブロディのあの微笑みは一歩間違うと危ない人ですが、彼の醸し出す優しい雰囲気に包まれた作品ですね。キーラ・ナイトレイは綺麗だわ。話的にはありがちというか、どこかで見たなという物で脚本も突っ込みどころ満載ですが、二人の雰囲気は良いな。 関係ないですがドラえもんの、のび太の机の引出しはタイムマシンだったなぁとか思ったけど、閉所恐怖症の人は怖いだろうな。
ロカホリさん [映画館(字幕)] 6点(2006-05-27 04:12:21)
7.ネタバレ タイトルは原題も邦題も『ジャケット(The Jacket)』でしたけども、個人的にはあの話の展開なら『The Drawer』のほうがいいのでは??と思いました。拘束具そのものよりあの死体入れのほうがより意味のあるアイテムだと感じましたので。

さて内容のほうは、ある戦場で重傷を負った男がその後精神を病み、精神病院へ入るという始まり。その病院内で「治療」として拘束具を着せられ、死体安置所用のロッカーのような場所に押し込められるスターク(エイドリアン・ブロディさん)ですが、そこで打たれた薬のせいか何なのか、1992年から2007年の未来の自分へタイムトラベルするという物語。1992年時点で出会った女の子の2007年の姿にも偶然出会うわけですが、彼女の荒れ果てた暮らしを見て過去をどうにか変えようと思う気持ちがスタークの中に生まれます。そしてそのために奔走するという物語。

はっきり言ってタイムトラベルに入るまでは、抑揚のない且つ暗~いシーンが続きます。タイムトラベルからは話に彩りがつき、テンポもアップしてきて面白くなりますが、まあそこからの展開は映画に慣れた人なら予想の範疇ではないかと。ラストの死に方にはびっくりしましたが。地味すぎ・・・。

しかしキャストの割には本当に地味~な映画でしたね。正直なところ、キャストでレンタルした映画だったので、エイドリアン・ブロディさんはともかくキーラ・ナイトレイさんが出てここまで地味な仕立てになるとは予想外でした。
TANTOさん [DVD(字幕)] 5点(2012-11-07 09:48:30)
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 46人
平均点数 6.52点
000.00%
100.00%
200.00%
312.17%
412.17%
5510.87%
61328.26%
72043.48%
8510.87%
900.00%
1012.17%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 4.80点 Review5人
2 ストーリー評価 7.80点 Review5人
3 鑑賞後の後味 8.60点 Review5人
4 音楽評価 6.80点 Review5人
5 感泣評価 7.00点 Review5人

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