映画『シムソンズ』の口コミ・レビュー

シムソンズ

[シムソンズ]
2006年上映時間:113分
平均点:7.35 / 10(Review 63人) (点数分布表示)
公開開始日(2006-02-18)
ドラマスポーツもの青春もの実話もの
新規登録(2006-02-17)【sayzin】さん
タイトル情報更新(2018-10-12)【かっぱ堰】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督佐藤祐市
キャスト加藤ローサ(女優)伊藤和子
藤井美菜(女優)尾中美希
高橋真唯(女優)小野菜摘
星井七瀬(女優)林田史江
大泉洋(男優)大宮平太
田中圭(男優)加賀真人
夏八木勲(男優)石神保
森下愛子(女優)伊藤佳子
松重豊(男優)高松康文
高田延彦(男優)本島則之 (特別出演)
丸山智己(男優)田辺幸彦
徳井優(男優)小野昌和
山本浩司(俳優)(男優)渡辺恭輔
宇梶剛士(男優)伊藤謙一(友情出演)
森崎博之(男優)古川豊
派谷恵美(女優)かすみ
芦川誠(男優)林田隆史
宮田早苗(女優)小野香菜子
長野里美(女優)林田幸江
中村咲哉(男優)大宮謙太郎
脚本大野敏哉
音楽佐藤直紀
主題歌JUDY AND MARY「BLUE TEARS」
挿入曲JUDY AND MARY「小さな頃から」
製作ドリームステージピクチャーズ
アットムービー
製作総指揮榊原信行
企画アットムービー
配給エスパース・サロウ
アットムービー
ドリームステージピクチャーズ
美術井上心平
あらすじ
北海道、常呂町。ごく普通の女子高生・和子は、地元の英雄・カーリング男子日本代表の真人様とお近づきになるため、カーリングをやろうと志す。集まったメンバーは、受験勉強で忙しい親友の史江、流行に疎い農家の娘の菜摘、そしてカーリングの天才でありながら敵意をもって3人と距離をおく美希。4人は、超初心者『シムソンズ』としてゼロからカーリングの練習を始めるのだが…。'02ソルトレークシティー冬季オリンピック(女子8位)に出場したカーリング女子日本代表チーム『シムソンズ』の、実話を基に描いた爽やか青春ムービー。
スポンサーリンク

💬口コミ一覧

63.ネタバレ もう超ベタなワケですよ。この手の映画のパターンをハズさない「まんま」なワケですよ。だけど…きっとカーリングの神様が微笑んだんでしょうねぇ…(しみじみ)この映画には「奇蹟」が起きてます!なんという感動!なんという号泣!(←それは俺だが)「トラックの荷台に用具一式」(うるうる)「コーチの過去=カーリング精神」(うるうる)「ありがとね!あたし誘ってくれて!ありがとう…あたしのこと見つけてくれて…」(うるうる)「わかるんだよ…なんとなく(そして美希登場)」(うるうる)「(五円玉が)『おもて…おもてー!』『うそつき』『…ごめん』」(大号泣)もちろんラストも大号泣だコンチクショー!レビューを書くために2回目を見たら…また号泣だコノヤロー!wwww シムソンズメンバーの4人もコーチ役の大泉洋も素晴らしい!なんというか「ピュア」なんですよ!もしかしたらアイスの、ユニホームの、そして初雪の「白さ」が感じさせたのかもしれませんが、純粋にカーリングを愛している彼女達の(そしてコーチの、ガミさんの、マサト様の)「ピュア」さが俺の涙腺を崩壊させたンですよォォォ!!はぁはぁ…。あえて気になった常呂を言えば、北見エンジェルスのスキップが試合後に拍手をするのがチョット唐突すぎるコトかな?「あんたの笑顔初めて見たよ」なんて台詞でもあれば良かったかな…。(クサイけどww) PS「一緒に行こう…私、このチームで行きたい。」のあとの「ふにゃ~」と笑う加藤ローサの可愛らしさは神がかってましたね。

(2017/9/1追記)現在放送中のヤクルトのCMシリーズを見るにつけ「美希とコーチ相変わらず幸せそうだな~。たまにはメンバーを家に呼んだりしてるのかなぁ。」なんて妄想をしてます…。
幻覚@蛇プニョさん [DVD(邦画)] 10点(2008-01-16 17:30:21)
62.ネタバレ 実際に見るまでは「とんだ一杯食わせ者」的な映画だろうと思っていました。スポ根で青春物だし、大体の筋書き分かるし、オリンピックの宣伝ぽいし、いわゆるアイドル物だし、カーリングはマイナーだし、製作のバラちゃんは映画素人だし、どーせモー娘のピンチなんとかと同じだろ、と思っていました。でもいい意味で「期待」を裏切ってくれました。決して押し付けがましくない、そこはかとない感動。お涙頂戴に流れることの無い、自然にこみ上げる涙。ツボを外さない笑い。久しぶりにいい映画を見たなという気にさせてくれる映画でした。高橋真唯チャンが家の外から寒さに凍えながらも「誘ってくれてありがとう」と言うシーン。正直、泣けます。
鳥居甲斐守さん [DVD(邦画)] 10点(2006-12-25 19:51:30)
61.少なからず本作をなめていました。「カーリング娘」こと「チーム青森」人気にあやかったブーム便乗作品であると。美少女を主役に配し、彼女ら目当ての男性客を見込んだ作品であると。事実、そういう側面を持った作品だとは思います。しかしだからといって、作品の質が低いと決め付けるのは大きな間違いだと知りました。何といっても4人娘が素晴らしい!正直彼女たちが役者として上手いのかどうかは分かりません。でもハツラツとしています。表情も豊か。嫌味がありません。大泉洋をはじめ、脇を固める役者陣もみな味がある。ストーリーに意外性はありませんが、丁寧にドラマをつくっている印象。4人がちゃんと悩んで、自ら答えを出していきます。カーリングの描写も然り。地道な努力をしっかり見せること。スポーツ作品で一番大切なことが守られていました(最近、これが欠けている作品がホントに多い)。カーリングに対する愛情、地元北海道に対する敬意も感じます。作品に気負いがなく自然体。だから爽やか。元気が出ます。大いに笑えて素直に泣ける、上質なスポーツ青春ムービーでした。これから何度も観ることになるでしょう。本作に携わった全ての人に感謝したい、握手してまわりたい、そんな作品でした。
目隠シストさん [DVD(邦画)] 10点(2006-12-04 17:52:22)
👍 4
60.めちゃめちゃ良かった。最高。テンポの良いポップな内容、耳に残る爽快なBGM、雄大な常呂の風景、さわやかな俳優女優陣。見ていて心地が良い。全てが最高だった。ラストは何回見ても涙が出る。映画館に3回足を運んだし、DVDもGET!藤井美菜の存在感には圧巻だった。一瞬にして彼女の虜になった。彼女の名前が全国区になるのもそう遠くないはずだ。高校野球のポスターのイメージガールになったしね
ワトソン君さん [映画館(邦画)] 10点(2006-08-04 16:56:57)
👍 1
59.ネタバレ ここにレビューを書きたい一心ではるばる神戸まで見に行ってまいりました。(片道500㎞かかってしかもレイトショー1回のみの上映なので,帰ってきたら朝5時。・・そのまま仕事に出て1日死んでました..._| ̄|○)
 まあそんなことはどうでもよくて,そのくらいの苦労をしても見に行ってよかったなあと,久々に思える作品でした。なんていうかもう物語の始めっから「この4人もうじき仲間割れするぞ。」「このコーチは実はすごい人なんだぞ。」「仲直りの後いきなり強くなるぞ。」思ってた予想が次々と的中。なんてわかりやすい映画でしょう。でも,そう予想するってことは,自分の中で「こうなってほしい。」という願望があるからで,それが次々に実現していくところに快感を覚えたんだろうなあと思います。
 4人の可愛らしいぴったりの役者さんを抜擢したことももちろんですが,トリノ五輪前にこの映画を作ったと言う先見の明がすばらしいと思います。もしこれが五輪後に作られていたら「ブーム便乗の金儲け映画」というレッテルが貼られかねなかったですから。監督が意外と細かいところにも気を配って演出していたのもよかったです。たとえば、決勝戦のコイントスはルールどおりサードの選手がやっていました。また、開始直後、エンジェルスが投げ終わった後に、リードの菜摘が、歩きながら右手のグローブと左足のシューズの滑り止めを外しているシーンもちゃんと映っていました。(まあ、明らかに先攻と後攻が逆というエンドもあったりして、完璧とは言えませんが…)ちなみに私のお気に入りシーンは、浜辺で仲直りした後のトレーニングシーンで、メンバー一人一人のスィープ姿が映るところ。「あらまあしばらく見ないうちに上手になったわねえ。」すっかり親戚のおばちゃん気分でほのぼのしてしまいます。
 2008.1.20追記 この映画のためにメンバー全員カーリングの猛特訓をした様子が特典ディスクに収録されてます。ストーンを投げるシーンやスイープシーンは全て彼女たち自身が行っているんですね。このあたりのプロ精神もすごいです。特典ディスクにも10点あげたくなりました。
S.H.A.D.O.さん [映画館(字幕)] 10点(2006-03-29 16:23:35)
👍 3
58.ネタバレ 俺が「キサラギ」を見直し再評価するキッカケになった映画。

70年代風のスポーツ映画・・・いやTVドラマの感触。
人間の善良さを信じぬく物語に、我々は何処か懐かしさを覚えるのだ。どの世代にも関係なく。
毎回凝ったOPの佐藤裕市、簡単な自己紹介。

撮影は「キサラギ」でも組んだ川村明弘。

未来への不安、悲惨な人生想像、それを中断するように飛んでくるカーリングのブラシ。

劇中で幾度も画面を横切る自転車、軽トラ。少女たちは車をコントロールするようにカーリングの石を滑らせ、走らせていく。
「キサラギ」同様にアイドル(偶像)・憧れに誘われる主人公。「キサラギ」と違い最初からハッキリと映されるアイドル。
「キサラギ」に振り回される男たち、「シムソンズ」のために団結する女たち。

他に何も無い、何もないからみんなカーリングに熱狂し、何もないから勉強して現状から“抜け出そう”とする。

主人公も先輩への“憧れ”しかなかったから見栄を張ってしまう。

そんな何もないからこそ一つの事を徹底的に極める人々、それを追うメディア。

ブラシで擦るのは牛舎を綺麗にするため、石を走らせるため、己の未来を拓くため。

いつの間にか揃っていく面々、分かりやすいカーリング講座、「simsons」のゼッケンで自分を飾る。
シンプソンズ(The Simpsons)。とシムソンズ(simsons)。彼女たちはオリジナルの「シムソンズ」になれるのかなれないのか。

鏡に映るコーチ、憧れが遠のいていく現実、石に振り回される面々。

手に書いて覚える“勉強”。でも机と向き合い自分を偽る勉強とはワケが違う。

ワンマン少女、農家の少女、ずうずうしい少女、挨拶は「最低」の勉学少女。
それぞれが石で打ち砕きたい現実を抱え、嘘をつき続ける。

対照的に現金なコーチは自分に嘘をつけない。ホタテ漁に打ち込むのは幼い子供のため、誇れる“恥”をかいたのも仲間の名誉のために。
正直者と嘘つき少女たちの邂逅。

幾度も響くゼロ(0点)の言葉、丸い形。

ブラシを奪うのは人質にするため、たまねぎを切るのは女を泣かすため、声を出すのは自分を鼓舞するため、資金を集めるため、警察の手から逃げるため。
少女たちが走れば石も氷の上を走る走る走る。

ド素人もプロもイチからミッチリ訓練、木に刻まれる“目標”。

氷職人の超カッコイイ丸投げ、トイレのドアで練習、授業中も脚を動かさずにはいられない。
一応挨拶と握手はするようになる司令塔さん。彼女が“一線を越えた”のは自分のためか「1点」を目指す他人のためか。
やっと不平不満が爆発する。
「ずうずうしい!」という言葉のブーメランの投げ合い。

悪役に徹するホワイトエンジェルズ。名前と正反対の漆黒のユニフォーム。
表情が活き活きしたシムソンズに対し、エンジェルズの面々の表情の暗さは何なのだろう。
監督は何故、藤井美菜のような女性をエンジェルズ側にもキャスティングしなかったのだろう。エンジェルズがミキに嫉妬しているような側面も感じる。
ミキの過去がコーチの出した写真と記事だけで語られるだけ。ミキもあまり自分の過去は語らなかった。

ミキは言葉ではあまり語らない。
放り投げられたコインに思わず走り出すような、行動で示す女性だった。海の中に躊躇無く脚を入れるのだから。やはり他人のために頑張ってしまうタイプの女の子だった。

勝つ前の1点・勝つための1点。笑顔でエールを送る。

身を引き締める衣装と刺繍、大事なものを譲り合う女たち。初雪、ミキの選択、緊張をほぐす笑顔。
すかあふえいすさん [DVD(邦画)] 9点(2015-06-11 23:44:52)
57.和製クールランニング。
とにかく良いです。
バニーボーイさん [映画館(邦画)] 9点(2009-09-12 20:50:02)
56.劇中で登場人物の一人が「長くやっていると忘れてしまう」と言っていたが、確かにその通りだと思う。いつからか、なんのために上手くなりたいのか忘れ、ただただ毎日辛い練習を繰り返すばかりで、苦痛ばかりが増えていく。でも、彼女たちはそうはならず、常に初心というか自分たちが楽しむ為にやっているのを忘れる事無く、笑顔でやっていた。それは、やはりスポーツをやり続ける意味なんだと思う。楽しいから、明日もがんばれるのだ。それを忘れていなければ、辛い練習を毎日続けていると、出来なかった事ができるようになって、より楽しくなって「もっともっと」って上を目指せるようになる。楽しさは、向上心と情熱と喜びを与えてくれる。この映画にはその多くが詰め込まれていた。仲間と力をあわせてやることは、たった一つの良いプレーでさえ、物凄く大きな喜びに変わり、それを彼女たちは、常に噛み締めていたように見えた。ミスをカバーし合い、仲間を信頼し、全力を尽くす。これぞスポコン。ひた向きに努力している様子と、その努力が実を結ぶ様子が、見ているだけで嬉しくなる。スポーツの素晴らしさを実感すると共に、仲間の大切さを痛感させられた。
ボビーさん [DVD(邦画)] 9点(2006-10-04 02:26:06)
55.ネタバレ この映画最高!!俺こういう映画大好きですよ!ヘタな小細工一切なし、正攻法の青春映画の秀作です!シナリオに笑いもあるし、友情あり亀裂もありでハラハラさせながら、徐々にど素人チームが強くなっていくサクセスストーリーに思わず笑顔になってしまいます。ソルトレーク五輪で活躍したチーム青森を基にした、ただの便乗映画で終わらなかった要因は、恐らく出演者が皆好演しているからです。シムソンズのメンバー4人(加藤ローサ、藤井美菜、高橋真唯、星井七瀬)は、各々が持つ女優のイメージに合ったキャラを熱演しているし、何より全員が純粋にカーリングを楽しんでいる様子が全面に表れていたので、自然と応援したくなります!あとやはり大泉洋の芸達者ぶりにも感心!そして王道の泣かせのツボと言うか、大泉洋演じるコーチが、道具を拾ってきたというシーンや、河原の五円玉のシーンの藤井美菜ちゃんのセリフ、逆境でも誰かが必ず笑顔を呼びかけ励ますシーン、コーチ資格を剥奪された大泉演じる男が息子の書いたスケッチブック片手にエールを送るシーン等、本当にジーンときます。それに何よりメンバー全員可愛いですからね!画面からマイナスオーラが出まくってました!個人的には孤高の天才役を演じた、藤井美菜ちゃんのあの存在感には今後も期待したいです。直球青春映画で感動したい方には是非とも観て戴きたいです!
まさかずきゅーぶりっくさん [DVD(邦画)] 9点(2006-08-24 10:44:12)
👍 2
54.とてもすがすがしい映画でした。試合に勝つことではなく、カーリングを楽しむことにテーマが置いてあり、分かりやすいけど爽やかな感動を与えてくれました。オニオンスープとか、牛舎でのトレーニングとか、くすっと笑ってしまうシーンも多いですが、それがひたむさにつながっており、応援したくなります。やりたいことは今しかできない、高校生らしさをつぶさに描いてありました。カーリングのルールについて、きちんと説明してくれているところも好印象です。地味なスポーツだけど、観ているひともやってみたくなる演出は心地よさがあります。やはり真の主人公は、大泉洋さんが演じるコーチでしょう。最初出てきたときはどうすんだと思ったけど、僕ら社会に出た人間からすれば、一番共感する部分がありました。
どんぶり侍・剣道5級さん [DVD(邦画)] 9点(2006-08-03 11:57:14)
スポンサーリンク
53.いつのまにかこういう直球内角高めな映画が好きになってきています。カーリング、面白い。ギャグ満載という感じではないけど、コミカルかつ「くさい」一歩手前ぐらいの熱いやり取りが胸を打ちます。個人的には「流氷ソーダ」と「Cafeしゃべりたい」にやられました。ばかばかしいまでの一生懸命が、いつのまにかみんなの認めるところになります。この「ばか」と「立派」の境界線は微妙なんだけど、これも「結果」が全てなんだろうなと。周りの人間とはかくも現金なものなのです。辛い時でも、結果が出ないときも仲間や家族と痛みを分かち合えるってすばらしい。そういう当り前なことを、奇をてらわずにしっかりと見せてくれる映画です。着実なのにおもしろいという稀有な映画になってます。
wunderlichさん [映画館(字幕)] 9点(2006-03-05 21:34:05)
👍 1
52.日本女子カーリングチームが激闘を演じているこの時期に見たからというのもあるのだろうけど、思わず感涙してしまうシーンがいくつもあった。
多少のお笑いを織り交ぜつつ、終盤はストレートにお涙頂戴路線を突き進む。
有り勝ちな設定、有り勝ちな展開、やや臭さを感じる演技、それでも何かこみ上げてくるものがある。
不思議な魅力のある作品でした。
追記・トリノの感動から随分と経ちましたが、改めてDVDで見直してみました。
劇場公開時はトリノ効果や劇場の雰囲気も手伝って感動したのかと割り引いてレビューしましたが、冷静になって改めて見てみるとやっぱり泣いてしまいました。
決して上手いとは言えない4人の女優さんたちではあるけど、心に直接訴えかけてくる情熱のようなものがありますね。
ありがとうのシーンやこのチームで行きたいのシーンはもう号泣で画面がよく見えなくなるくらいでした。
1年ちょっとの間に僕の涙腺がどうにかなってしまったのかも知れないけど、単なるトリノ効果で泣いたわけじゃないことは確かのようです。
今更ではありますが、追加で+1点とさせてもらいたいと思います。
もとやさん [映画館(邦画)] 9点(2006-02-20 21:26:36)
👍 1
51.ネタバレ  カーリングなんて興味ないし、オリンピックも観ていません。でもこの映画は面白かったです。
 最初のほうで、『カーリングはこういう競技です。』というビデオを主人公達が見てくれる親切。こーゆーちょっとした気配りがあるだけで、この映画はきっと良い映画なんだろーなーと思えます。
 キャストの個性が良いですね。4人+コーチという人数設定も絶妙。やたらアグレッシブに走り回る和子。メガネを外したら美人あるあるの菜摘。実際こーゆー女子高生いそうって感じの一般人代表史江。誰もがその魅力を出し切っています。
 美希に関しては、悪くはないんですが、あからさまに作りこまれたツンデレキャラがちょっと不自然かも。美希だけはちょっと作り物っぽい感じがしますね。
 まあ、だとしても、4人が特訓する様子を描いていくシークエンスは、とにかく楽しい。まさに青春という感じ。でも嫌味はない。気恥ずかしさはある。流木に書かれた『simsons』なんて超ベタで、ありがちで、臭い演出なのに、それを素直に受け入れられてしまう不思議。
 やっぱ若いって良いですね。皆で一つの目標に向かって紆余曲折ありながらも頑張る姿に、まるで自分が学生の頃に戻ったかのような錯覚を覚えます。そーゆー爽やかな味わいがある一品。
 ラスト、負けちゃうんだけど、そんときのエンジェルスの嫌味な女の謎の拍手。エンジェルスのコーチも嫌なヤローなんだけど、『今度飲みに行くか』と、突然の歩み寄り。無名のシムソンズにやたら肩入れするメディアの人間の存在。気になる点は、結構いっぱいあります。
 ですが、大筋のストーリーと構成は文句なし。キャストも良ければテンポも良いし、コメディタッチで楽しいので、最後まで一気に見られる良作に仕上がっています。
たきたてさん [DVD(邦画)] 8点(2018-04-29 22:31:25)
👍 2
50.どうせこういうのが好きなんでしょうって投げられたド直球を、はいそうなんですと受け止めるばかり。
なたねさん [DVD(邦画)] 8点(2015-12-06 01:09:04)
👍 1 😂 1
49.ネタバレ ベタ、思い切りベタである。何のひねりもない。至ってシンプル。この映画の主人公、四人の女の子達の姿は世の中の落ちこぼれと言われている人達、勉強も出来ない。だからと言ってスポーツもけして出来るわけでもなく、ドラえもんの「のび太」みたいな存在、コンプレックスの固まりである彼女達への応援であり、どんな理由であれ、何かに対して目標を持って頑張る姿は観ていて応援したくなるし、応援せずにはいられなくなる。和子と美希との衝突や同じように和子と史江との衝突、そんな間に入って何かしたくても不器用で上手く持っていくことの出来ない菜摘、コーチの過去の出来事、嘘付いてまで勝ちたくなかった為に正直に申し出て負けたという過去を知った彼女達がその後、絶対に嘘は言わないと約束し、衝突しあっていた四人が仲直りするシーンでの最後の嘘(史江の投げた五円玉が表なら続ける。裏ならカーリングを辞める。)はこれで嘘は最後にしようという現れであると感じることが出来るし、エンジェルスとの優勝決定戦で美希が和子に対して「このチームでオリンピックに行きたい。」と言う場面で本当の仲間になれた喜びを四人は感じることも出来た。最後の一投を和子の思うように託した他の三人の仲間意識、試合には負けたけど彼女達は試合で勝つこと以上に幸せな何かを掴んだに違いない。四人揃って観客、最後まで戦った相手チームに対しても精一杯戦った喜びを噛み締めて歓声、拍手に応える姿はこれこそスポーツマンに相応しい。0から始まる物語、たった1点だけどその1点取ることがどんなに嬉しいかよく解る。そういう喜びを味あわせてくれる映画です。
青観さん [DVD(邦画)] 8点(2011-12-15 21:40:35)
👍 1
48.青春スポーツ映画のベタなところを集めたらこうなりましたっていう王道映画。
年をとることに年々こういうのが好きになっていく。懐かしいって言うか、若いっていいなと思ってしまう。30になるとこういうのないからな・・・。
のははすひさん [DVD(邦画)] 8点(2011-04-26 23:40:10)
👍 1
47.ネタバレ さほど期待しないで鑑賞したのですが・・・。いや~参りました。これが、意外と感動しちゃうんです。結構泣けちゃいました。作品全体がほのぼのとした空気に包まれていて、カーリングについて無知な私でも、楽しめる映画でした。そしてどこか、ノスタルジックな気持ちにさせてくれました。この絶妙なサジ加減で構成されてる、素朴な空気感は、インディーズの荒削りなロックバンドのように、未完成だからこその魅力みたいな部分があります。エンディングで流れるJAM初期の曲も、懐かしくて、さらにジ~ンとしちゃいました。
VNTSさん [DVD(邦画)] 8点(2010-03-30 20:10:06)
👍 1
46.正直観る前はそんなに期待していなかった。しかし最後は不覚にも感涙、これはいい映画でした。いい感動をありがとう、シムソンズ!でした。少々強引な所もあり典型的なベタで分かりやすすぎる展開で、観ていて気恥ずかしくなる場面もあるのですが、それでいいんだと素直に納得できる魅力を持った映画でした。この前向きに頑張るひたむきさと明るさこそがこの映画の魅力。元気ハツラツとしていて観ていて実に気分が良かったです。ベタながらも友情のドラマも程よいスポ根的な熱さもすがすがしく、脇を固める男優陣の好演も見事に作品を盛り上げています。
とらやさん [DVD(邦画)] 8点(2009-09-11 21:38:00)
45.元気があっていいんじゃないんですか、好きですよ。普通に楽しめました。
アスモデウスさん [DVD(邦画)] 8点(2008-11-25 23:08:30)
44.ネタバレ 弱小チームが成長して栄冠をつかむという王道ストーリー。ベタな展開の嵐だけどそれが心地よい。基本的にハッピーエンド好きなので、こういう映画は大歓迎! 気楽にお手軽に楽しめる娯楽映画です。
クレイバードさん [DVD(邦画)] 8点(2008-03-10 20:52:11)
👍 1
スポンサーリンク
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 63人
平均点数 7.35点
000.00%
100.00%
200.00%
323.17%
411.59%
546.35%
6711.11%
71828.57%
81930.16%
9711.11%
1057.94%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.14点 Review7人
2 ストーリー評価 8.00点 Review9人
3 鑑賞後の後味 9.22点 Review9人
4 音楽評価 7.00点 Review8人
5 感泣評価 6.66点 Review9人

■ ヘルプ