映画『明日の記憶』の口コミ・レビュー(2ページ目)

明日の記憶

[アシタノキオク]
Memories of Tomorrow
2006年上映時間:122分
平均点:6.75 / 10(Review 76人) (点数分布表示)
公開開始日(2006-05-13)
ドラマ小説の映画化
新規登録(2006-04-24)【ロイ・ニアリー】さん
タイトル情報更新(2025-02-15)【イニシャルK】さん
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監督堤幸彦
キャスト渡辺謙(男優)佐伯雅行
樋口可南子(女優)佐伯枝実子
吹石一恵(女優)佐伯梨恵
坂口憲二(男優)伊東直也
阿部進之介(男優)若き日の雅行
松岡璃奈子(女優)若き日の枝実子
大滝秀治(男優)菅原卯三郎
及川光博(男優)吉田武宏
香川照之(男優)河村篤志
渡辺えり子(女優)浜野喜美子
木梨憲武(男優)木崎茂之(特別出演)
平岳大(男優)富永雄一
MCU(男優)馬場敏哉
松村邦洋(男優)柿崎知宏
遠藤憲一(男優)長谷川局長
田辺誠一(男優)園田守
袴田吉彦(男優)安藤俊彦
水川あさみ(女優)生野啓子
木野花(女優)あすなろホーム 恩田施設長
谷津勲(男優)あすなろホームの老人
野添義弘(男優)忠男叔父さん
出演山田優ギガフォースモデル
原作荻原浩「明日の記憶」(光文社刊)
脚本三浦有為子
砂本量
音楽大島ミチル
作曲古賀政男「東京ラプソディー」
撮影唐沢悟
釘宮慎治(Bカメラ)
製作坂上順
東映(「明日の記憶」製作委員会)
東映ビデオ(「明日の記憶」製作委員会)
読売新聞社(「明日の記憶」製作委員会)
プロデューサー渡辺謙(エグゼクティブプロデューサー)
配給東映
特撮原田大三郎(VFXスーパーバイザー)
美術及川一
編集伊藤伸行
録音志田博英(サウンドデザイン)
照明木村匡博
金子康博(応援スタッフ)
舘野秀樹(応援スタッフ)
木村明生(応援スタッフ)
字幕翻訳奈良橋陽子(英語字幕制作)
その他東映(海外販売)
あらすじ
大手広告代理店で働く佐伯は、取引先や部下からの信頼も厚い、現役バリバリの宣伝企画部長。精力的に仕事をこなす彼だが、最近、ちょっと物忘れが激しい。「あの、えーと、なんだっけ、あの、メガネの…」異変に気づきながらも、彼は仕事に励むのだが…。不治の病・若年性アルツハイマー病に侵されていく、ある働き盛りのサラリーマンと、そんな夫を支え続ける妻の感動のドラマ。萩原浩・原作のベストセラー小説の映画化。
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💬口コミ一覧

56.ネタバレ 渡辺謙の鬼気迫る熱演も見事だったが、妻役の樋口さんが印象的だった。こんなよく出来た嫁さんはなかなかいないと思うが、彼女が「大丈夫。私がついてるから」と励ますたびに涙腺が緩んでしまう。香川照之の「ポジティブ・シンキング」のくだりも泣けます。最後はほんとつらくてつらくて、滂沱の涙。大滝さんには笑わせてもらいましたが。
フライボーイさん [映画館(邦画)] 8点(2008-06-08 06:33:06)
55.原作も読んでいます。原作も相当に傑作ですが、この映画版も原作の面白みを損なうことなく忠実にそのエッセンスを伝えつつ、堤演出のユニークな部分もやりすぎることなくきっちりと見せてくれて、映像としての楽しみもあります。役者さんの演技も素晴らしいもので、まあいわば、物語、テーマ、役者、演出、全てが高評価です。渡辺謙と大滝秀治のくだりは、誰にも訪れうる悲劇を前にしてでさえ生きていることの素晴らしさを映像として伝えてくれる素晴らしいシーンだと思います。
Seanさん [映画館(邦画)] 8点(2007-08-10 11:00:48)
54.ネタバレ おのれ堤幸彦め、、、顔に似合わずこんなにいい映画を作りおって、、、(笑)。いやぁ、本当に素直にいい映画だったと思います。こういう良作を見ると、改めて映画の持つ有意義性というものを感じます。人を共感させてナンボ、たくさんの人を共感させて、よりよい社会規範を作っていく。渡辺謙も樋口可南子も、凄くよかったと思うし、特に大滝秀治は本当にいい味出してた。さすがは大御所ですね。こういう、誰にでも降り掛かってくるお話というのは、とても考えさせられる。ラストは本当に印象深い。萩原朔太郎の名言から。「幸福人とは、過去の自分の生涯から満足だけを記憶している人々であり、不幸人とは、それの反対を記憶している人々である」佐伯雅行は、まぎれもなく幸福であったであろうことは、最後の湯のみが教えてくれています。
あろえりーなさん [地上波(邦画)] 8点(2007-07-02 02:10:47)
53.ネタバレ 実際の認知症という病気は本人もさることながら、周りの介護する方もボロボロになるそうです。この作品はそこまで悲惨な状況は描かれていませんが、なかなかリアルに描かれているのではないでしょうか。現代医学では治しようが無い病気、死より恐ろしい病気、病気のせいだと判っていてもその患者に対し憎しみを抱くことが有るなんて、自分が発病したら、大切な人に苦しんで欲しくない、なんにも判らなくなる前に殺して欲しいと思うかもしれない。
みんてんさん [DVD(字幕)] 8点(2007-01-21 14:44:08)
52.若年性アルツハイマーという重たいテーマと「トリック」の堤幸彦監督の組み合わせに正直不安がありましたが、全くの杞憂で、感動する作品に仕上がっています。
まず主演の渡辺謙ですが、自身の過去の病気での経験も生きているのでしょうが、まさに迫真の演技で圧倒されました。またそれを支える妻を演じた樋口可南子の凛とした演技も素晴らしいです。その他の脇役の方々も見事な演技だったと思います。
ジムさん [DVD(字幕)] 8点(2006-12-11 09:01:53)
51.「うちはやっぱり佐伯選手でなければ駄目なんだからさぁ、早く元気になって戻って来てよ 待ってるからさあ」・・とかなんとかだったろうかそんなやりとりが、そこでグッと涙をこらえてしまってましたね。クライアントの河村さんでしたっけか(?)(香川照之さんの事ですが) 彼が佐伯選手に送った言葉がとても深く印象に残りました。病気じゃもう無理だなって事をそこで悟って 彼がとっさに切り替えして佐伯選手に送ったあの言葉、とても優しい投げかけであったと思います。そしてそれに「ハイ」と涙ながらに答える渡辺謙、 もう涙でしたね。 そしていっそある意味40代中盤でのまさかのアルツハイマー病というものは その極端な痛みこそなかろうけどさ、腫瘍やパーキンソン病等以上に恐ろしい(本音を言えば正直凄く怖い)病気であるのだよという事を今回存分に思い知らされましたね。そんな意味ではこの 《明日の記憶》 観ておいて損はなかろうかと思います。別に感動だとかそんなものを求めるんではなしに。
3737さん [映画館(字幕)] 8点(2006-08-13 11:58:44)
50.凄く良い映画だと思います。
渡辺兼と樋口可南子の演技が鬼気迫るぐらい良かったし周りの俳優陣も良かった。
非常に泣き所も多いし感動もしました。
いつ自分もそうなるかわからん恐怖もアリアリとしました。
ですが、自分の周りにリアルな体験がある人は辛く感じると思います。
評価が難しいです。
フィクションとして割り切れて観れれば良かったんですけど、
知ってる経験があると綺麗過ぎて溝みたいなもんを感じてしまいめっちゃキツイです。
特に一緒に観た人の身内が現在進行であることをド忘れしてて、途中でしまったと思って集中出来なかったのも良くなかった。
ひで太郎さん [映画館(邦画)] 8点(2006-06-16 11:09:48)
49.ネタバレ 夫婦像よりも、私は、退職の日に部下達が飛び出してきたとこに一番グッときました。せつなかった。役者達がみんな好演でしたが、娘夫婦にもうちょっと個性がほしかったかな。これは主にシナリオの問題でしょうか。子どもが小さくて直接にはサポートできない悲しさやつらさを織り込むと、さらにもっとリアリティにつながったのではないかと(私自身、父が脳梗塞で倒れたとき息子が1歳だったのでそういう経験をしました・・)。ほんの1シーンでもそれは表せたのではないでしょうか。それと、ラストシーンはつらすぎたので、冒頭のシーンのリフレイン(か冒頭のシーンをラストにもってくるとか)にしてもよかったのではないかなあと思いました。ただ随所に、国際的な仕事をするようになった渡辺謙のセンスが感じられ、今までになかった邦画だと思いました。押し付けがましくない日本らしさが出ていると思います。何か大きな賞をとれるといいですね。
おばちゃんさん [映画館(邦画)] 8点(2006-06-15 00:53:00)
👍 1
48.ずいぶん泣かされました、大泣き。
中盤あたりでは泣きの連続で、鼻水で息詰まった。
周りの年齢層の高い方たちは、さほど大泣きの様子がうかがえなかったが…。
同じアルツハイマーを題材している以上仕方ないとは思うけど、
「私の頭の中の消しゴム」と重複する場面がいくつかあって微妙なところ。
物語のシメ方はやや唐突すぎる気がする。
現実的な話の問題なとはともかくとして、
シメは「私の頭の~」のほうが「映画」としては小奇麗にまとまってる気がした。
同じ題材の映画を比較するのはナンセンスだとは思うが、どうしても…。
演技は、渡辺謙は言うまでもなく、他の方もみなすばらしく絶妙。
とくに妻役がホントいい味を出してる。見てて惚れそうな勢い。
愛野弾丸さん [映画館(吹替)] 8点(2006-05-28 15:07:49)
47.渡辺謙さんの演技が光る作品でした。それに対して樋口さんは毎回安定の樋口さんで、、、。個人的に忘れっぽい(特に最近の記憶が)ので非常に恐怖を感じました。ラストが切ないですね。でもリアルだとあそこから更に、、、という余韻も残されてもっと切なくなりました。
movie海馬さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2014-10-31 02:06:36)
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46.ネタバレ 荻原浩氏の原作は既読です。原作の設定を大きく変えることなく、内容をほぼ忠実に映画化していると思います。渡辺謙さん、樋口可南子さんは言うまでもなく抜群の安定感、その他の配役も適格なキャスティングだったように思います。自分も一介の会社員ゆえに、物語の中でも特に憤りを感じたのは会社側の佐伯の扱いである。どうやら会社は時として、社員の長年の功労を都合よく忘れるアルツハイマー病を患うようだ。その反面、妻枝実子の献身や同僚たちとの別れの場面の何と温かいことか。彼が今までに注いだ愛情や築いた信頼はいつまでも皆の心にある。結局は常日頃の生き方こそが未来への記憶であり、明日の記憶になるのだ。若年性アルツハイマー病。もし自分がなったら?あなたの家族がなったら?大切な社員がなったら?誰もがこの物語の"誰か"になる可能性はあると思う。映画や本のお話とは言え、決して遠い世界の絵空事ではない。明日の記憶というよりはまさに"明日は我が身"を感じる映画でした。
タケノコさん [DVD(邦画)] 7点(2014-10-19 19:39:45)
45.ネタバレ 自動録画されていたので鑑賞、全般せつなすぎてしんどい、所々にまわりからの言葉で救われるシーンがあり余計にせつない、しんどいので自動録画されても即消去して二度目は観ないと思う。
ないとれいんさん [地上波(邦画)] 7点(2014-04-11 09:31:48)
44.この映画を観た当時、同じサラリーマンとして非常に怖さを感じた。認知症モノの映画としてはやや綺麗な作りだが、演技の良さに感動できる。
nojiさん [映画館(邦画)] 7点(2014-02-11 00:57:32)
43.ネタバレ 私事ですが、祖父が認知症を発病し数年後他界し・・・
今現在、母親が認知症で施設に入っている者としては身につまされる思いで鑑賞しました。

渡辺謙さん、樋口可南子さん、両者とも素晴らしい演技で良く描けていると思います(実際は、そんな綺麗事だけでは済まされない部分もあるが映画的にはという意味合いで)
何よりも、こういう病気があるということを知らしめるだけでも意味があると思います。

渡辺謙さん演じる佐伯が、病状が初期の頃『誰にも言わないでくれ・・・』と。

私の母も全く同じことを初期の段階に言いました。

この病気になった時、共に立ち向かえる家族の絆と、この病気になっても隠さないで家族以外の人にも理解されるような社会になればと・・・

終盤、大滝秀治の『生きてりゃいいんだよ、生きてりゃ・・・』のセリフにジーンときて、本当にそうだなと思いました。
更に彼の熱唱に笑ってしまうくらいの元気を頂きました。




ぐうたらパパさん [インターネット(字幕)] 7点(2012-02-04 11:09:57)
42.ネタバレ 小生はサラリーマンであるが、明日は我が身だと思わせる作品。今まで仕事をこなしていたのにそれができなくなる。この瞬間がつらい。病院での診察シーンも医者の質問に対して強がって答えているあたりは大半の人がやるのではないだろうか。妻は妻でやり場のない怒り、ストレスが身に染みて伝わってきた。最後の方でアルツハイマーになった夫が妻がだれかわからなくなるシーンがあったが、その続きとしてあなたに会えてよかった的なシーンがあったらラブストーリ的にもよかったかな。
たこちゅうさん [地上波(邦画)] 7点(2011-05-05 00:24:39)
41.主演ふたりの演技がとてもとても素晴らしくて、映像もカメラワークもよかったと思います。だからこそ、もうひとつドラマがあれば、さらにはねたと思います。冒頭のシーンがあるせいで全体的に悲劇を感じながら観なければいけなくなるのが残念でした。
コダマさん [DVD(邦画)] 7点(2011-05-01 00:32:54)
40.まず2010年の姿を見せた後で2004年に戻り話が進められる・・・ この先どうなるか分かっている状態で見せられると結構つらいものがある。それでも大滝秀治が演じたエロ爺さんの言葉に少しだけ救われ、最後のあまりにもショックな現実さえも受け入れた枝実子さんの強さに感服した。
リーム555さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2010-12-10 22:00:51)
39. いい映画だと思います。が、アルツハイマーがらみのストーリーが最近やたらと多いので少し減点したいと思います。
海牛大夫さん [地上波(邦画)] 7点(2009-11-01 13:12:23)
38.ネタバレ 原作を読んだ当時、怖いなと思った。何が怖かったのか?いまいち定かではないけれども、病気に侵されていく自分を自覚できてしまう病気のことや、大切な人を忘れていってしまうことに対して。そして、そんな境遇に自分がなった時、側にいてくれる人がいるのかどうかという事に対して。今回、この映画を観て原作を読んだ時とは少し違って、大切な人がそんな境遇になった時に側にいてあげたいと思う自分がいる。すごく絶望的で悲しい病気だけで今ある気持ちが変わることのないように絆を深めて行きたいと思わせる映画でした。結婚を控えたこの時期に観れたことを感謝します。今まで渡辺謙さんの役者としてのすごさがよく分からなかったんですが、この映画ですごいなって思いました。
いっちぃさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2008-10-13 18:31:33)
37.ネタバレ 主人公が会社を退職する日に同僚の人たちが見送ってたシーンが号泣でした。だんだん観るのもつらくなるストーリーだが、感動しました。ただ、あのラストは3点減点。
くーちゃんさん [映画館(邦画)] 7点(2008-01-22 21:54:42)
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マーク説明
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《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 76人
平均点数 6.75点
000.00%
100.00%
200.00%
311.32%
456.58%
51418.42%
61114.47%
71621.05%
81925.00%
91013.16%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.12点 Review8人
2 ストーリー評価 7.33点 Review9人
3 鑑賞後の後味 6.33点 Review9人
4 音楽評価 7.12点 Review8人
5 感泣評価 8.00点 Review9人

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