映画『ディセント』の口コミ・レビュー(2ページ目)

ディセント

[ディセント]
The Descent
2005年上映時間:99分
平均点:5.68 / 10(Review 66人) (点数分布表示)
公開開始日(2006-07-15)
ホラーサスペンスアドベンチャー
新規登録(2006-07-31)【rothschild】さん
タイトル情報更新(2011-01-13)【8bit】さん
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監督ニール・マーシャル〔監督・脚本〕
キャストショーナ・マクドナルド[英・1981年生](女優)サラ
ノーラ=ジェーン・ヌーン(女優)ホリー
マイアンナ・バリング(女優)
オリヴァー・ミルバーン(男優)ポール
脚本ニール・マーシャル〔監督・脚本〕
音楽デヴィッド・ジュリアン
撮影サム・マッカーディ
製作総指揮ポール・スミス〔製作総指揮〕
配給トルネード・フィルム
特殊メイクニール・モリル
編集ジョン・ハリス〔編集・1967年生〕
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💬口コミ一覧

46.ネタバレ 思わず「これ進化ってレベルじゃねぇぞ!!」って言いたくなりました。
というか地底人にいきなり襲われるっていう設定に驚き、しかしそれまでの車での事故によるトラウマなどの伏線は全く生かされていないのにも驚き。
さらに終盤に進むにつれ弱くなっていく地底人にも驚いた、女二人にほぼ素手で撲殺されていってたら世話ないわ、はじめっから固まって戦ってたほうが良かったんじゃ・・
誰も踏み入れたことがない(実際は過去に踏み入った人がいたそうだけど)洞窟の奥深くに視覚も嗅覚も触覚もなくただただ聴覚を頼りに生存してきた地底人という設定は面白いんだけどね、まだ観てないけど地獄の変異とどっちが面白いのかなって比べてみるのも良いかもしれません。
でも個人的にはこういうB級ホラーが好きなんで7点。
ネスさん [DVD(字幕)] 7点(2006-11-30 08:18:31)
45.ネタバレ 洞窟で心の奥に秘めた疑惑から仲間同士が殺しあうのかなぁ、と思いながら観てましたが中盤から地底人が出るとは。しかもスプラッターw。その地底人は暗闇で生息しているんだから「コウモリみたいに超音波で判断してるんだろうな」とか思ってたら【目が見えないだけ】らしい。「あれ?地上で狩してるんじゃ?」とか突っ込みたくなりますが、まぁこの手の作品には野暮な突っ込みは無粋なモンですね。おかげで暗視カメラで仲間が食われるのを最前列で見るなんて、なかなか乙なシーンが作れたワケだし。暗く狭い洞窟というシチュエーションは好いトコに目を付けたな。平衡感覚も無くなり精神も崩壊してしまう恐れもある。おまけに何かが出てくるかもしれない恐怖。闇は怖いわ。おまけに今作は元々の事故から来る精神薄弱、新たに生まれた仲間への疑念疑惑、地底人の恐怖。壊れちゃうのも理解できますね。あの最後、幻覚の娘が実は地底人で喰われる寸前、て方がインパクトあった気がするがストレート過ぎるので彼女の今後を想像するのも面白いか。
ロカホリさん [映画館(字幕)] 7点(2006-08-20 01:39:41)
👍 1
44.ネタバレ 舞台は地底、部屋を暗くして観ましょう。
気晴らしに女6人の大所帯で自然探検に行くわけですが地図にも載らない洞窟に行くって到底理解できない。
おとなしくBBQか山登りでもしてなって言いたくなるところからスタート。
出くわす地底人ってのが斬新でバイオハザードのリッカーのようなヴィジュアルですが、終盤は人間同士の戦いのようで脇役のようになってしまったのが残念。
不倫の果てに崩れる友情…もう少し救いがあってもよかったのでは。
B級を匂わせてますがまあまあです。
mighty guardさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-02-23 23:49:23)
43.ネタバレ  いろんな意味で怖い作品。イギリス映画ならではの陰湿な雰囲気が映画のテイストに合っている気がします。
 ただのモンスターパニックかと思っていたのですが、ちょっと違いますね。平常時ではお互いを気遣いあう仲良し6人組み。それが非常事態では自分を優先し、それぞれが勝手な行動に出てしまう、そういう危うさも描いています。
 中盤までは、結構ダラダラ。やや退屈。洞窟が崩落して退路を断たれたあたりから緊迫感が急上昇。更に正体不明のモンスターが現れてからストーリーが加速して面白くなります。
 マイナスポイントその1。仕方がないことですが、舞台が洞窟なので、基本画面が暗く見づらい。今何が起こっているのかわかりづらい。
 マイナスポイントその2。『怖がらせる』というよりかは、『驚かせる』演出を多用しているのがちょっと気に入らない。突然大きな音を出せば誰だってビックリします。ホラー映画の常套手段として否定はしませんが、それに頼り切った演出はどうかと思います。
 個人的に面白かったのは、ジュノやサラの女ランボー化ですね。ちょっと強すぎる気もしますが、二人が覚醒してモンスター相手に互角以上の戦いを繰り広げるのはちょっと爽快です。
 で、個人的にはこーゆーテイストの映画って、『あと少しで脱出できる。』ってわかっていたほうが、よりハラハラできると思うんです。この作品にはそれがありませんね。あまりにも八方塞がりな状況すぎて、『希望的観測からくる緊張感』といったものを感じられなくて残念です。
たきたてさん [DVD(字幕)] 6点(2017-10-23 14:03:26)
👍 2
42.地底人も怖いが、人一人やっと通れるような狭い暗い坑道みたいな所に入って動けなくなるのが1番怖い。閉所恐怖症気味の私には凄い恐怖。もし、あんな真っ暗な地底で遭難したならもう最後だなと思った。ほんと、何が潜んでいるかわかりゃしないよ。あんな所気軽な気持ちで行くもんじゃない。
ヴレアさん [DVD(字幕)] 6点(2014-10-01 17:51:27)
41.ネタバレ 「地底人」って、モンスターの中でもかなりムズカシイ気がします。
笑いやチャチさと紙一重で、ツチノコみたいに「いね~よ」って即否定される感じ。レベル低めの荒唐無稽?
そんなムズカシイ地底人を、うまく作ったな~っと感心しました。
盲目でチビで肉体的には退化していてあまり強くなく、数で勝負するという設定はすごく上手。
対するのが女性チームなので、これで対等というかトントンですから。
ストーリーも、単なるホラーにせずに女性同士の人間関係をからめてハラハラさせたり、人間対人間の関係を描いていてよかったです。
恋愛や家族や子供を失くすということ。そういった体験をホラーの材料にするのではなく、きちんと人間心理として描いているので、鑑賞後に心に残るものがありました。
ラストは救いがないのですが、それすらよかったです。
サラもジュノも無理のないキャラクター設定で、どちらも人間的。どちらの気持ちにも理解できる部分があり、ラストまでハラハラドキドキを引っ張って行ってくれます。地底の圧迫感もストレートに伝わってきて、何があっても絶対に洞くつ探検はしない、と心に誓いました。
数あるホラー作品の中でも、キラリと光る逸品であります。
りりらっちさん [DVD(字幕)] 6点(2012-02-24 21:31:01)
40.ネタバレ 女子会洞窟探検ツアーにサプライズをトッピング。前半のワイワイ探検はテンポが遅かったけれども、緊張感がとても伝わってきてハラハラしました。化け物が出てからの終盤の強者女子二人の戦いっぷりは荒々しく凄まじい。極限状態になると人ってこんなに変われるんかね?これが肉食系女子!?
とむさん [DVD(字幕)] 6点(2011-10-04 00:16:37)
39.ネタバレ 地底人より何より、人が一人張って通れそうな所でつっかえて身動き取れない状況に追い込まれるという状況描写だけで息がつまりそうというか、下手なホラーよりよっぽど怖いです。
洞くつ探検の場面では、上記の場面や断崖をロープで渡る場面など、息もつかせぬ展開ではらはらさせ、一瞬登場する“何か”の描写は恐怖心を呷ってくれます。
が、悲しいかな、地底人が本格的に出てきてからは、結構残虐にしろ恐怖心が薄れてしまうので逆に緊張が解けてしまいました。
まあ、それでもこれはこれで結構迫力があって見応えがあるのですが、個人的には大勢でワラワラ出てくるよりは、メンバー同士疑心暗鬼になりながら、一人また一人と闇に消え、最後の最後で地底人が!!という展開の方が楽しめたかな、と思います。
クリムゾン・キングさん [DVD(字幕)] 6点(2011-07-11 02:09:56)
38.ネタバレ 予備知識ありで鑑賞。前半の洞窟内の閉塞感は、自分としては苦手な恐怖でもう少しでギブアップしそうになった。後半、地底人が出てきてからは安心して見られた。
センブリーヌさん [DVD(吹替)] 6点(2010-11-05 00:34:43)
37.ネタバレ 地底人が出てきた瞬間に怖さが半減するという珍しい作品です。それってきっと身近ではない存在よりも、隣にいる人間が何を考えてるか分からない事のほうに恐怖を感じるからではないでしょうか?間違って仲間を刺しちゃった事に対する猜疑心が怖い。6人仲良しだったはずが「今の悲鳴で(地底人は)向こうにいる彼女のほうに行くからこっちは大丈夫」的な会話があって、地底人よりよっぽどゾゾーっとトリハダが立ちました。

ほぼ全編洞窟内なので暗く、6人の女性がヘルメットにカンテラ着けてるので今誰が一緒にいて、誰が地底人にやられたのか等、判別に結構疲れます。それと作品全体に漂う閉塞感が重なって非常に重苦しいです。

しかし皆さん仰るように、最初の交通事故で旦那さんと子供が亡くなりますが、あれがあまり本編に絡まない(ラストの夢オチのため?)ので、不要だったのではないでしょうか?結局全滅ですが、最後まで戦ったヒロインが全身血まみれで、「キャリー」のシシー・スペイセクにそっくりでした。
まさかずきゅーぶりっくさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-01-19 10:09:05)
👍 1
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36.ネタバレ 最近は聞かなくなった表現ですが、昔のニュースでは雪山で遭難などが起こると「○○大学のパーティーが行方不明になりました」と言っていました。それを聞いて「そんなとこでパーティーなんかするからだよ」と思ってた子供の頃の私。この映画を見ると、その頃の気持ちが甦りました。金と時間にそこそこ余裕があって気力・体力も自信のある女性方が、入っちゃいけない洞窟に入ってえらい目に遭うというお話。「そりゃ入ったあんたらが悪いよ」と、若者のやんちゃを戒める町内会の年寄りのような冷めた目で見てしまいました。この映画、演出・演技・視覚効果はどれもなかなかのレベルです。飛び上りそうなショックシーンがいくつもあるし、最初は自信まんまんのみなさんが「あ、ヤバイかも」「これは本格的にマズイ」「あ~~~助けて~~~!」と追い込まれていく心理的圧迫感も表現できていたし、洞窟も本物にしか見えません。地底人だって本当にそういう生き物がいるかのようなデザイン、質感だったし、天井にぶら下がる場面などではいかにも「吊ってます」とは見えない絶妙なサジ加減で身体能力が表現されていました。以上なかなかよく出来ているのですが、どうしても「入ったあんたらが悪い」に邪魔されて乗り切れなかったのが残念です。一方、職業探検家がスポンサーからの指示を受けて洞窟に入り、地底人に襲われる「地獄の変異」は好感を持って見られたことを思うと、やはり登場人物に憐れを感じられなかったのは大きいようです。こちらではむしろ地底人のことをいろいろ心配してしまいました。長年誰からも気付かれずひっそり生きてきたのに、突然の侵入者が大騒ぎして仲間が大勢殺されてしまう地底人のみなさん。女性地底人も登場しますが、地底人にも性別があって若いうちは恋愛とかしてるんでしょうね。あのルックスでもモテるモテないの差があったりして。なのに、それをブチ壊してしまうパーティー達。目が見えるやつとの勝負なんて卑怯じゃねぇか!という地底人のみなさんの焦りと憤りが画面から伝わってきました。ラストはパーティーによる大殺戮。そして誕生日会の場面で映画は終わります。以上、パーティーにはじまりパーティーに終わる映画でした。
ザ・チャンバラさん [DVD(字幕)] 6点(2009-01-11 21:28:16)
👍 1 😂 1
35.ネタバレ 前半と後半でまったく別の映画になっている…というのは、『フロム・ダスク・ティル・ドーン』に似ているかな?ただの洞窟サスペンスかと思いきや、地底人とのバトルムービーに変貌。登場人物が女性だけなので、顔の判別がつきにくい(画面暗いし)のが難点。ジュノ(リーダー格)が大声で仲間を探しているのに、「これで地底人はあっちに引きつけられるわ」と喜んでいる姉妹がちょっと怖い(その後、地底人に襲われたところをジュノに助けられて大喜び。なんて奴らだ)。ラストの夢オチは賛否が分かれそう。死に場所を求めていたヒロインが、やっと娘の待つところへ行けるということで、これは一種のハッピーエンドかな、と思う。
フライボーイさん [DVD(字幕)] 6点(2007-10-23 08:21:01)
👍 1
34.ネタバレ 閉鎖空間の中で未知の生物が出現という緊迫シチュエーションに終始ドキドキした。
仲間をやっちゃった以上最後もやっぱりああならないと駄目なので◎
最初の山小屋で登場人物の特徴を視聴者に説明してるのがちょっと興ざめ。
結局洞窟の中に入っちゃうと暗くて誰が誰だかわからんし。
しかし真っ暗な洞窟の中に閉じ込められるほど恐ろしいことないね。
アイーンさん [映画館(字幕)] 6点(2007-04-22 00:31:51)
33.この山海塾みたいな地底人ども、目が見えない上に基本的に噛み付き攻撃しかないっていうんだから、よくよく考えればあんまり怖くないやん!噛み付きならフレッド・ブラッシーの方がよっぽど怖いで。てゆーか、人格が豹変しすぎてコナン・ザ・グレートみたいになっている主役の女が一番怖かったりして。さらに言えば、そもそもストーリーがどうのこうの以前の問題で、こいつら探検というものを完全になめてるやん!「いきなり崩落するなんて…」なんて、当たり前やないか。崩落ってのはいきなりくるモンやろ、普通。どこの世界に「じゃあ今から崩落しますんで、どうぞ皆さんお逃げください」てな悠長な崩落があるんや、アホ。「崩落は予想外よ」って、あかんわ、こりゃ。挙句の果てに役所に申請したのとは違う洞窟に入ってるし。ムチャクチャやん、自分ら。案の定、仲間割れ始めよった。ヒェーーー。川口浩先生のところへ行って探検の仕方を一から勉強して来い!
鳥居甲斐守さん [DVD(字幕)] 6点(2007-03-16 14:45:06)
32.ネタバレ 最初の夫と子供が死んでしまうシーンが意味も無くショッキングで印象が強く、
そこからこの映画にグンと引き付けられ、入り込めた。
地底に入ってからは、いろんな意味で画面もストーリーもイライラする。画面は暗くてよく見えないし、登場人物たちの要領の悪さがすごすぎるので。
まあ、これはホラー映画なんだから、そりゃ~、そんな簡単にシガニーウィーバーみたいなスーパーウーマンを出したらこの話、終わっちゃうし
(地底人はとってもヨワ・・・なのでシガニーだったら秒殺出来るとミタ)おバカさんたちが次々一人ずつ殺されていくのがこういうホラーの醍醐味なんだとは思うんだけど・・・この映画、珍しく登場人物が、全員女性なんですよ。
なので、どうしても同じ女性としては「もっと、冷静にしっかりせい」と
イライラは募る。まあ、要するに普通の人たちなんですけどね。
でも、映画を見終わっての感想としては、「あれ?この映画の狙いってもしかして、
地底人にやられる怖さじゃなくて、、女性だけで閉鎖的・絶望的状況に追い込まれた
時の怖さを描きたかったのかね?」と気が付いた。普通に考えて地底人に関しては
スペックが弱すぎる・・・というか、何で目が見えないのに地上にでて?など突込み所が多い。だいたいヤツラ、素手でも倒せる程度の運動能力(笑)
要するに、この状況って、「全員どうしても助からない」と言い切れる程でもなかった。みんなで協力し合って、地底人と戦いながら上手く出口さえ見つけられれば、生き残れそうな状況。でも、それが出来ない女達。「地底人」は単なる道具であって、
この映画で本当に描きたかったのはやはり女性の「建前と本音が全然違う」「ヒステリー」「嫉妬」「見栄っ張り」みたいなことの怖さなのかも。ま、男性だってそういう
性質をもった人はたくさんいるけど、やっぱりこういう極限状況だと女性のそういう特質があらわになりやすく、最後まで結局本音で話し合うことなく死んでいく主人公達が
、、、ね。やっぱ、女だな、って思いました。友達の夫と寝といてその夫が死んだあとに、その友達と一緒に地底冒険に出ようとする、これって、地底人がいなくても既に
ホラーだよ。
やわらか戦車さん [DVD(吹替)] 6点(2007-01-02 14:05:45)
👍 2
31.これまでのホラー映画って男女が混ざっていたけど今作品は女性のみだったので新鮮でした。最初の鉄の棒が刺さってトラウマになるシーンは洞窟を入ってからは全く関係ないのはいかがなものか。時間埋めるだけのために脚本を書いたとしか思えません。それなら元から入れるなよと言いたいです。地底人が登場してからは面白かったかな。少しグロいけどね。地底人の親分格がいなくてどんどんウジャウジャ現れてくるところも良かったです。最後はアチャーって感じでしたね。
TRUST NO ONEさん [DVD(字幕)] 6点(2006-12-10 02:27:12)
30.ネタバレ おおこれは、と期待を持たせる序盤。
なんてったって、このスリル好きの女性たちというありえない設定。
「ライディング・ザ・ブレット」でも述べたように、「スリルのない人生なんて!」というのは、通常は女の人には必要ないセリフなのじゃ。そんなものわざわざ求めて洞窟にまで行かなくたって、現実の生活のほうが、スリルと緊張にあふれているというのが、女の人生であるのが常である。金と体力とヒマがあったらついついスリルを求めずにはいられない、というのは、男の属性であって、ふつうの女性にはあてはまらない。
そこをあえて〝新しい女性たち〟という視点で描いたのか?「もしかして、フェミな映画なのか?」という予想は、〝監督が男〟という時点でやっぱり「ありえな」かったのだった。
「今は男よりスポーツね」なんていう、〝男らしい〟セリフに期待をもたせておいて、ジュノなんていう、「やんちゃヒーロー型の女性」を登場させたりしてさ。まったくの肩すかし。ここらへんが「男性監督の限界であーる」と声を大にして言うぞ!
つまりは、男の集団で演ずるべきところを、女に置き換えただけなのであった。
んで、その理由は、〝そんなのもう手垢がついちゃてるし〟というところなのだった。
話題を狙っただけで、女の集団で洞窟めぐりさせるなよなあ。
ああー、期待してしまっただけにがっくり。なにって、〝新しいリプリーの登場〟とか。
パブロン中毒さん [DVD(字幕)] 6点(2006-12-02 22:47:55)
👍 1
29.ネタバレ 冒険好きの20・30代女性6人がアパラチア山脈にある洞窟を探検する、探検名所の洞窟だと思っていたらガイド役の独断で未知の洞窟に侵入してしまい、あるのかないのか不明の出口を探索するうちに洞窟内で迷ってしまう。サスペンス映画としてはこれだけで十分なプロットなんですが、なぜか中盤から謎の地底人が出現してくるというのが、皮肉なことにこの映画の最大の失敗というわけです。本作の後でダニー・ボイルが似たようなプロットで『127時間』を撮っている(編集者は両作とも同じ)んだから、ヘンな地底人を出さなくても緊迫した映画になったはずなのにねえ。またこの地底人がどこかで観たことあるような使い回しの造形で、生物としてのリアリティが著しく欠けています。暗闇に順応して眼が退化したという設定なのに、白濁しているとはいえちゃんと眼球がついているってのはおかしいでしょ。またそういう生育環境なったら火や光線を忌避するはずなのに、そんな素振りも見せない。六人の女たちもキャラの区別がついたのはせいぜい二人で、実は主人公のサラでさえ途中から誰だか判らなくなっていました。彼女は後半で仲間の一人と夫が不倫していたことを知ってからキャラ変するのですが、夫は事故で死んでしまっているいるのに相手の女に怒りをぶつける心理がどうも理解できない。これも女性特有のマウンティング心理ってやつですかね。いちばん腹立つのは(未見ですけど)この映画には続編があるということ。つまりサラはこの後救出されたというわけです、私は“幻覚を見ながら洞窟内で朽ち果てるサラ”という趣のラストを評価していただけにがっかりです。
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2019-05-13 23:17:29)
👍 1
28.ネタバレ 公開当時はそこそこ話題作だったよなぁ…と思いながら鑑賞。

この映画、途中で地底人が出てからガラっと空気が変わるわけで、そこをどうとるかで大きく評価が分かれる映画かな、と思います。
主人公達については最初から好感度低めに描かれてますし、そもそも自業自得なのでこいつらがどうなってもいいと多くの人は思うでしょうから、そこはあまり評価が割れないところでしょうが、とにかく地底人が出てくる事で「え、そっち方向なの?」と観客はなっちゃうわけです。
だって地底人出てこなくても普通に大ピンチで多分彼女達は助からないわけですから、そもそも地底人を出す必然性がありません。
なのに地底人をわざわざ出すからにはそこには説得力とかいろいろ欲しいわけなんですが…しかし残念ながらこの地底人の設定があまりに雑すぎます。

地底で視力がないのはいいとしましょう。でも途中で女性の体に触れ、しかもたいまつの火にあぶられながらもその事実に全く気が付かず女性を見逃すシーンがあります。え、そんな鈍い生き物でお前らどうなの?お前ら何が出来るの?って感じになっちゃうわけです。
実際、そこであっさりその女性に撲殺されてますし。そりゃ相手に触っても気づかないような動物じゃやられて当然なわけで、じゃぁお前ら暗闇でどうやって暮してるの??と。その鈍さじゃお前ら狩られる側なんじゃないの?と思うわけですが、その割には追いかけてきて襲ったりするわけで意味が分からない…というか普段こいつら何を食べてるんでしょうか?
洞窟内に動物の骨が散乱してる地点があったのでどうやら動物を食べてるようですが、あれだけの数の地底人を養えるほど洞窟に動物が迷い込んでくるとも思えないですし、動物を狩に地表近くまで行ったら行ったで狩られるのは多分こいつらの方です。何しろ目も見えなきゃ触覚もまともじゃなく嗅覚もあやしいようですからそれでいったい何ができるんだ?と。
とにかくこの地底人の設定が雑すぎるのが気になって気になってなぜ出したのか全然わかりません。
おかげで本来楽しめるはずの後半パートが全然おもしろくありませんでした。
残念。
あばれて万歳さん [インターネット(字幕)] 5点(2018-11-13 17:47:13)
27.ネタバレ  地底人という怪物なんかよりも、人間の方が怖い。
 そして人間の中でも「女」は特に怖い……と感じさせる映画でしたね。

 前半は洞窟からの脱出劇かと思いきや、中盤から地底人が登場して「モンスター映画だったのかよ!」とツッコませてくれる辺りは中々楽しかったし、終盤にて「友人を犠牲にして自分だけでも助かろうとする主人公」を描いているのも衝撃的。
 後者に関しては、普通なら嫌悪感しか抱かないはずなのに、何となく納得出来るように仕上げられているんですよね。
 その友人が主人公の夫と不倫していたからとか、誤解も重なった上での選択であるとか、そういった「理由付け」以上に「他者を犠牲にしてでも生き残ろうとするエゴイズム」を肯定的に描いており、そこに説得力が生まれているように思えました。
 とにかくもう、犠牲にする友人を見下ろす主人公の目線が怖くて、強くて、ちょっと恰好良く見えたりもしたんだから、お見事です。
 この手のホラー映画なら、友人側が率先して自己犠牲を選ぶのがお約束であるだけに、それを逆手に取った展開が、非常に新鮮だったと思います。

 一方で、オープニングの事故がラストの夢オチに繋げる為にしか機能しておらず、劇中ではむしろ「夫と友人が不倫していた」事に重点が置かれている辺りなんかは、チグハグに思えましたね。
 だから最後に娘の幻を見たとしても、何か「取って付けた」感がある。
 それと、夢から覚めて起き上がった際に、気絶する前は周囲に散らばっていたはずの白骨が無くなっているなど、ミスなのか演出なのか良く分からない部分があるのも気になりました。
 演出だとすれば「地底人も、その地底人の犠牲者である白骨も存在しない。洞窟で起こった惨劇は主人公達の妄想による代物」あるいは、娘の姿が消えた事も含めて「ようやく主人公が死から解放されたという事を示す為に、あえて白骨は映さなかった。血まみれなのも出産直後の赤子を連想させて、生まれ変わった事を示す為」なんて可能性もありそうなんですが……そのわりには地底人の声を被せてくるし、主人公は娘の亡霊に囚われたままみたいな表情だしで、どうも納得し難い。
 「ただ単に、脱出したと思ったら、実は夢オチで未だ洞窟の中にいたというバッドエンドをやりたかっただけじゃないかなー」と思えちゃいましたね。
 最後には「洞窟探検に旅立つ前の、皆が笑顔で映った写真」で〆る辺りも合わせ、後味の悪さ重視の結末であった気がします。

 ……なんて具合に、色々と解釈が出来そうな「投げっぱなしオチ」だった訳ですが、その答え合わせが続編にて行われていましたね。
 本作を観賞後「結局あれって何だったの?」と気になって仕方ない人には、オススメです。
ゆきさん [DVD(吹替)] 5点(2017-03-09 10:11:19)
👍 2
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【点数情報】

Review人数 66人
平均点数 5.68点
000.00%
111.52%
200.00%
346.06%
41421.21%
51015.15%
61522.73%
71421.21%
857.58%
923.03%
1011.52%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.28点 Review7人
2 ストーリー評価 5.00点 Review8人
3 鑑賞後の後味 3.85点 Review7人
4 音楽評価 5.33点 Review6人
5 感泣評価 3.60点 Review5人

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