映画『マイ・プライベート・アイダホ』の口コミ・レビュー

マイ・プライベート・アイダホ

[マイプライベートアイダホ]
My Own Private Idaho
ビデオタイトル : マイ・プライベート・アイダホ/天使が夢みたセックス
1991年上映時間:105分
平均点:6.29 / 10(Review 69人) (点数分布表示)
ドラマ青春もの戯曲(舞台劇)の映画化ロードムービー
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2022-02-24)【イニシャルK】さん
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監督ガス・ヴァン・サント
キャストリヴァー・フェニックス(男優)マイク
キアヌ・リーヴス(男優)スコット
ジェームズ・ルッソ〔男優〕(男優)リチャード
キアラ・カゼッリ(女優)カルメラ
ウド・キア(男優)ハンス
フリー(男優)ブッド
ジェームズ・カヴィーゼル(男優)飛行機の搭乗員
ガス・ヴァン・サント(男優)ホテル・カウンターの男(ノンクレジット)
成田剣マイク(日本語吹き替え版)
宮本充スコット(日本語吹き替え版)
秋元羊介リチャード(日本語吹き替え版)
麦人ボブ・ピジョン(日本語吹き替え版)
伊藤和晃ハンス(日本語吹き替え版)
檀臣幸ブッド(日本語吹き替え版)
山野史人(日本語吹き替え版)
磯辺万沙子(日本語吹き替え版)
原作ウィリアム・シェイクスピア『ヘンリー四世 第一部』/『ヘンリー四世 第二部』/『ヘンリー五世』
脚本ガス・ヴァン・サント
挿入曲マドンナ"Cherish"
撮影ジョン・キャンベル
エリック・アラン・エドワーズ
配給日本ヘラルド
美術ミッシー・スチュワート(セット装飾)
衣装ベアトリス・パッツアー
字幕翻訳戸田奈津子
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💬口コミ一覧

69.ガスバンサントの作品で一番好き。良い一日を!と自分は完全に責任放棄して相手の幸せを願う映画。
Vanillaさん [DVD(字幕)] 10点(2006-07-05 18:13:13)
68.突発性睡眠病のために赤ん坊のように流されて行くしかないという設定上で、リバーフェニックスが、やけっぱちなのに誇り高く、感じやすくて純粋、というとんでもない人物像を演じきっています。郷愁を誘う音楽、きれいな映像。可笑しくてとても切ない映画。凄く好きです。
nekopoさん 10点(2004-01-11 09:58:11)
67.何が起ころうとも・地球は微動だにせず。空は余裕を持て余して悪戯をする。気のみ気のまま人間は翻弄される。なにがあっても・・・・
HEY_!JUDEさん 10点(2002-08-27 19:48:30)
66.(P.S.以降ネタばれ(?))初めて観たのが中学生のときで、その時もあまりの切なさに映画としての良さを超えて色々考えさせられてしまった。キアヌとリバーがプライベートでも深い友情があるって聞いていたから尚更かな。有名な話かもしれないけど、この撮影の間、リバーは実際にキアヌに友情以上の感情を持っていたとか。そして、あの告白のシーンはリバーが脚本を書いているそう。そしてこの映画の撮影中にリバーはドラッグに手を出した。。。そう考えるとこの映画って2人にとってスゴク大きな意味があるんだろうなと思う。監督が良いのもあって、押し付けが無く、本当に濃くて、良い映画になっている。勿論2人の演技は素晴らしく、他の出演者も忘れられないくらい存在感をもっている。初めて観た時から10年以上経ち、もう数え切れないくらい観ていて、彼らと同じような境遇の友達を持ち、感じる事も少しずつ違ってきているけど、これからも私はこの映画を観続けていきたい。Reviewというより、私の主観論になってしまいました。ごめんなさい。P.S. 最後にリバーを拾っていったのはお兄さんです。
brunaさん 10点(2002-06-25 17:03:15)
65.あまりにも実世界と離れている?あの突然眠くなるって病気は現実に存在する病ですよ?
さん 10点(2002-06-22 13:13:23)
64.切なさっていう点で今まで見た映画の中で一番かも。焚き火しながらリバーがキアヌに告白するシーンがすごく好き。これはゲイとかじゃなく不幸な生い立ちを持つリバーが唯一友と呼べるキアヌに友情以上のものを感じての告白なんだと思う。
凪砂さん 10点(2001-10-07 20:12:30)
63.すごい切ない!!なんか、リバーのキアヌへの愛は純愛っていうか、なんか男同士だから、とかそーゆうものを感じさせない感じでした。うまく言えないんですけど・・・(^^;この映画はとにかく好きです!リバーも最高に輝いてるし。あと、最後にリバーを拾っていったのは多分お兄さんじゃないかと思います。違うかな・・・?
さん 10点(2001-09-30 23:57:11)
62.ゲイの映画だから、僕は男だし見るのはある意味怖かったけど、ある日深夜にやってたのを何気なく見たんですけど、こんなに切なさが伝わってくる映画ってあっただろうか?リヴァーの作品でこれは最高です、見てもう1年以上になるけど、未だにあのオープニングとラストとリヴァ-とキアヌの二人の旅のシーンが忘れられない。
T・Yさん 10点(2000-12-16 21:59:32)
61.公開当時十代で、拠点は原宿ファッションは古着で遊んでいた私の仲間たちの間で、これを「好き」と言えることがひとつのステイタスであるというくらい、支持されていたオシャレ映画でした。その頃はマイクのキャラクターに絶大な人気があって、スコットは蝙蝠の様に捉えられていたような気がします。大人になって、子供を持ち、PTAの役員なんかやりだすようになって再見。若い頃とは違った感動が得られました。マイクにはマイクの、スコットにはスコットの、どんなに堅い友情で結ばれていても、同じではないそれぞれの生き方がある事。自由に見える資本主義社会が抱える闇を、男娼の目から描くというある意味痛烈な批判。リヴァーがこの後たった数年で、若い命を散らしてしまった事実を知っているからこそ、よけい感傷的になってしまう回想シーンなど、カメラの乾いて埃っぽいのに、なんとも美しい映像。深い深い映画だと、再認識しました。ひとつ、蛇足だと思ったのが、レストランでスーツ姿のスコットがボブに、冷たく言い放つ台詞。スコットの心情は、あの拒絶感漂う背中や、葬儀のシーンでのまなざしで充分伝わってくる。キアヌの感情が曖昧な無表情さ(実は大根?)が、あの主張シーンで台無しになったような気がする。それはともかく、長く心に残る映画です。
ともともさん 9点(2004-01-23 15:01:07)
60.キアヌ・リーブスの出演作のなかで一番好き。だいぶ前に見たけれど、今でもこの役が彼にはいちばんしっくりきてると思う。「道」に象徴される自由や孤独のイメージ、とろーんとした音楽の空気感…世の中をなんでもナナメに見てしまうひねくれぎみの青春時代に、ストレートにはまりました。今見たらまた印象が違うかもしれませんが「心のベストテン」にいつもランクインされている作品です。
ETNAさん 9点(2003-12-25 20:22:02)
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59.ネタバレ いやー、景色が美しく、時間の進むのが早い映画だった。

何より(好みは別として)撮影手法が生々しくも素晴らしい。
そして、思い起こす…胸の奥の奥にある記憶。
それが事実としてあったのか?それとも俺の妄想か?
多感な時期故に、何かが胸に突き刺さり、ズキズキと痛くなる。

この作品は…そうだ、一言でいうならば。
青年になってから味わう(かも知れない)「スタンドバイミー」って印象。

いや、それについては人それぞれだろう。
けど、味わった人は「本当の大人」になれるんじゃないか?と思う。

そう「本当の大人」だ。

もちろん、年齢だけの事じゃない。
表現するなら「人の気持ちが分かって同情できる人間」だ。

この作品は例えるなら…少年が、射精を覚えてから青年にるまでの時期。
微妙かつ、これから大人になる時に、影響を与えるだろう慎重なタイミングだ。
感化され易く、そして影響を受けやすい時期…。

――朱に交われば赤くなる。

まさに多感かつ、末端に広がってゆく心を持った者にとって世界とは……(例として)赤き世界。
狂った「赤き世の中」でも、狂った人間にならないように防護壁を作り…ただただ自分を護る。
そして、狂わなかったが故に「何の存在意味もなくなった大人」になってゆく。
そんな悲しい場所が、我々の済んでいる……この世界だ。

青く産まれようが、緑の癒しを持とうが…赤き世界で生きるのは過酷だ。
ならば――「朱に交わり赤くなれ」と大人や偉い人は問う。
それがこの狂った世界で…赤き人らの創るルールだ。

ああ、その世界の異常さよ。
個人の突出などは、何の意味もない。
赤き世界の目線で「狂ってない人間」を量産するため、生産を促す。

永遠の命などは決して無い。
なのに、誰がそんな世界で永らえたいのか?
人はそこまで長生きできない。
狂ってる世界だからこそ…寿命すらも全う出来ない人間も出てくる。

やれやれだ…心の底から、赤き世界に失望する。

     *


     *

ん―――で、だ。
この映画はガス・ヴァン・サントの特異な演出で進んでゆく。
想えば、過去…1989年、マット・ディロンの「ドラッグストア・カウボーイ」で知った職人監督だった。
その後も「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」や、1998年版の「サイコ」とか
あ、そうそう!ショーン・コネリーの「小説家を見つけたら」などもあった。
作品のバリエーションも素晴らしく、その多彩さに感銘を受けたのを想い出す。
編集とか録音とか…かなり細部に拘る監督なのかな、と推察してる…作品を観てると、かなり細かい配慮がされてるしね。

しかし、なんと言っても主役の2人が素敵だ。
今は亡き「リバー・フェニックス」が「居眠り病」という奇異な難病持ちのマイクを好演。
そして「キアヌ・リーヴス」が演じるスコット…その2人の関係が「過去の何か」を想い出させて、個人的に胸に来た。

映画は…男娼、同性愛、ドラッグ、近親相姦、ナルコレプシー(居眠り病)などの人間が故の業(カルマ)を扱いつつも、若者の心情を鋭く描く事に挑戦している。
なんでも、聞いた話によると…アレ。
ウィリアム・シェイクスピアによる「ヘンリー四世/第1部」と「ヘンリー四世/第2部」、そして「ヘンリー五世」の三戯曲を原作としているらしい。

若者としての多感さ、そして繊細さを持ちつつ…互いに傷つけ合うのを恐れても、寄り添い合う2人が悲しくも切ない。
そして…結果が残酷過ぎた…俺には。

そして、この作品が上映されてから30年以上前だ…早いな。

キアヌとリバーの友情の話は、今も…胸に衝動を与え続けている。
今も、リバーに貰った靴(にテーピングをしながらも)履き続けているキアヌ・リーブス。
中には「あれはポーズ」とか言う奴も居るけど、そんな事を言う奴にとっては……うん、それでいいと思う。
ただ、本当の友情を知る奴にとっては、当たり前の光景でしかない。
有るはずのモノが見えない……悲しい人生だな、と同情する。
そして、永遠の友情を生きている姿って、本当に素晴らしいんだな、と思う。

映画のラスト…アレはアレで残酷だけど自然だった。
想うのは…人間の繋がりって、自分だけじゃなく周囲からも伸びている。

この狂った赤い世界であろうが、うん。
そこを、見失ってはいけない。
そして、大切な人を彷徨わせてもいけない。

ああ、美しい景色よ。
ああ、流れる雲の早さよ

ああ、残酷な日々よ…。


Have a Nice Day


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映画の奴隷さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2023-03-09 19:55:54)
58.キアヌもリバーもいい男。いえいえ、自分はそんな嗜好はありませんが、面白かったです。リバーの親友のフリーも出演。惜しい俳優さんを亡くしました。今生きていたらどんな作品を残していたのか。残念です。
kaaazさん [インターネット(字幕)] 8点(2016-04-17 01:50:02)
57.ネタバレ いや、シェイクスピア原作だってことは知っていた。見始めて、最初、そう言われればそうだなあ、という感じだった。しかし、30分ほど経って…「あっ」と。これは、シェイクスピアの『ヘンリー四世』じゃなくて、それをもとにして作られた『オーソン・ウェルズのフォルスタッフ』をベースにしてる! シェイクスピアから選ばれたシーンやせりふが、全部このウェルズの映画に準じてるんだもの。全編ウェルズへのオマージュだ、これは! 何しろウェルズの方の原題に使われた「真夜中の鐘をよく聞いたものだった」ってせりふがしっかり使われてるのだもの。他にも、ロックスターを襲撃する場面のリバーやキアヌやボブの衣装とか、彼らのたむろしている宿(?)のおかみがウェルズのイーディス・エヴァンズにそっくりなしゃべり方をしたりとか、ネタには事欠かない。
若いころウェルズにはまっていた身としては、ホントは、それだけで嬉しくなってしまうところなんだけど、この映画は、それをベースにしっかりと、青春の痛みが描かれている。もちろん、そのことの方がこの作品で最大に評価されるべき点だ。これは強調しておこう。
いのうえさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2007-05-16 21:40:47)
56.リバーが儚くて消えてしまいそうで、切なくて切なくてしょうがなかった。実際は違うみたいだけど、最後リバーを拾ったのがキアヌだったらいいのにな…。
バイオレットさん [地上波(吹替)] 8点(2005-11-02 22:50:52)
55.焚き火の前でスコットに思いを告げるマイクの姿がなんとも切なかった。痛々しい姿を晒しつつ、それでも愛して欲しいと言わずにはいられないマイク。でもスコットを始め、彼をとりまく世界のクールさこそがこの映画の神髄。強者は自己欺瞞に目を背け過去を切り捨てて階段をのぼっていき、弱者は淀みに留まり美しく野たれ死んでいく運命の対比を描いた作品だと思う。
lady wolfさん 8点(2004-10-10 11:12:38)
54.本作は、良くも悪くも、キアヌ・ファンとリバー・ファンにとっては、未だに衝撃的な作品であり、キアヌとリバーの、以降の行く末まで写してしまったような一作だった。リバーの繊細な演技は、本人が脚本を書き直す程の入れ込み具合からも分かるとおり、硬質さの残るキアヌの演技とは比較にならないものだけど、そのせいで、リバーは永遠の少年のイメージを強くしてしまったように思う。対してキアヌは、敢えて硬質で計算高い役柄に挑んだおかげで、少年のイメージからの脱皮に成功したように思える。当時、リバーは役柄に嵌って絶賛され、キアヌはその硬質さを酷評されたというけど、年齢の過渡期にある役者の、役柄選びのシビアさが見える作品のようだ。でも、キアヌの出演作の中では、本作のスコットのキアヌの声が、一番セクシーなんですけどね。
由布さん 8点(2003-07-05 22:04:46)
53.もうだいぶ前に見たので完璧には覚えてませんがもう一度見たい。とても綺麗だったよなあ・・・・。リヴァーよ、永遠なれ。
ビビンバさん 8点(2002-12-11 04:27:50)
52.私は全く切ないと思わなかったな。むしろ、クスリって感じで、見るたび元気もらう。進む道が違っても、過去をキアヌは否定しない。ず~っとそれぞれの道が続いてくだけ。捨てる神あれば拾う神あり。きっとみんなず~っと続いてる道をあるいてくんだなぁ・・・、生きていけるなぁなんて気持ちになります。いい映画だと思う。
ゆりさん 8点(2002-05-21 21:03:50)
51.綺麗な綺麗な映画だと思う。内容とかそんなんじゃなくて、とにかく監督の撮りが最高でした。リヴァーやっぱ輝いてんなぁ・・・。ラストって結局誰が車に乗ってきたんでしょうね??やっぱキアヌ?その辺だけぼーっとした終わりでしたが。
ハルコさん 8点(2001-01-11 09:13:17)
50.リバーフェニックス生誕50周年の今月、生きていたらと誰もが思いをはせる。
本作は衣装や趣向が戯画的で、芸術的な部分にも目を止めたくなります、また見たくなると思います。
HRM36さん [インターネット(字幕)] 7点(2020-08-24 10:15:38)
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マーク説明
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《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 69人
平均点数 6.29点
000.00%
145.80%
200.00%
322.90%
434.35%
51420.29%
61724.64%
71014.49%
8913.04%
922.90%
10811.59%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review2人
2 ストーリー評価 7.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 6.50点 Review2人
4 音楽評価 7.50点 Review2人
5 感泣評価 6.00点 Review2人

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