映画『ゾディアック(2007)』の口コミ・レビュー(4ページ目)

ゾディアック(2007)

[ゾディアック]
Zodiac
2007年上映時間:158分
平均点:5.63 / 10(Review 117人) (点数分布表示)
公開開始日(2007-06-16)
サスペンス犯罪もの実話もの小説の映画化
新規登録(2006-11-21)【.】さん
タイトル情報更新(2025-02-20)【イニシャルK】さん
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監督デヴィッド・フィンチャー
キャストジェイク・ギレンホール(男優)S・クロニクル紙の風刺漫画家 ロバート・グレイスミス
ロバート・ダウニー・Jr(男優)S・クロニクル紙記者 ポール・エイヴリー
マーク・ラファロ(男優)サンフランシスコ市警刑事 デイブ・トースキー
アンソニー・エドワーズ(男優)サンフランシスコ市警刑事 ウィリアム・アームストロング
ブライアン・コックス〔男優・1946年生〕(男優)弁護士 メルヴィン・ベリー
キャンディ・クラーク(女優)キャロル・フィッシャー
クレア・デュヴァル(女優)ダーリーンの姉 リンダ
イライアス・コティーズ(男優)バレーホ署 ジャック・マラナックス
ドナル・ローグ(男優)ナパ署 ケン・ナーロウ
ジョン・キャロル・リンチ(男優)容疑者 アーサー・リー・アレン
ダーモット・マローニー(男優)サンフランシスコ市警(上司) マーティ・リー
クロエ・セヴィニー(女優)ロバートの妻 メラニー
ジョン・ゲッツ〔1946年生〕(男優)S・クロニクル紙編集長 テンプルトン・ペック
フィリップ・ベイカー・ホール(男優)筆跡鑑定士 シャーウッド・モリル
アダム・ゴールドバーグ(男優)S・クロニクル紙記者 ダフィー・ジェニングス
ザック・グルニエ(男優)司法省 メル・ニコライ
ジェームズ・レグロス(男優)バレーホ署 ジョージ・バワード
ジミ・シンプソン(男優)後年のマイケル・マギュー
ボブ・スティーヴンソン[1967年生](男優)
ジョエル・ビソネット(男優)
川島得愛S・クロニクル紙の風刺漫画家 ロバート・グレイスミス(日本語吹き替え版)
志村知幸サンフランシスコ市警刑事 デイブ・トースキー(日本語吹き替え版)
加藤亮夫サンフランシスコ市警刑事 ウィリアム・アームストロング(日本語吹き替え版)
郷田ほづみS・クロニクル紙記者 ポール・エイヴリー(日本語吹き替え版)
たてかべ和也弁護士 メルヴィン・ベリー(日本語吹き替え版)
林一夫容疑者 アーサー・リー・アレン(日本語吹き替え版)
稲垣隆史筆跡鑑定士 シャーウッド・モリル(日本語吹き替え版)
諸角憲一バレーホ署 ジャック・マラナックス(日本語吹き替え版)
細谷佳正(日本語吹き替え版)
相沢まさき(日本語吹き替え版)
岸尾だいすけ(日本語吹き替え版)
原作ロバート・グレイスミス「ゾディアック」(ヴィレッジブックス)
脚本ジェームズ・ヴァンダービルト
音楽デヴィッド・シャイア
ランドール・ポスター(音楽監修)
撮影ハリス・サヴィデス
クラウディオ・ミランダ(補足撮影)(ノンクレジット)
製作マイク・メダヴォイ
アーノルド・メッサー
ワーナー・ブラザース
パラマウント・ピクチャーズ
配給ワーナー・ブラザース
特撮デジタル・ドメイン社(視覚効果)
美術ドナルド・グレアム・バート(プロダクション・デザイン)
編集アンガス・ウォール
カーク・バクスター(編集補足)
録音デヴィッド・パーカー[録音]
スタントJ・アーミン・ガルザ二世(カメラカー・ドライバー)(ノンクレジット)
その他ロバート・グレイスミス(テクニカル・アドバイザー)
あらすじ
カップルを狙った犯行に始まる連続殺人。そしてマスコミに送りつけられた不気味な暗号まじりの声明文。ゾディアックと名乗る謎の犯人。1969年に始まった最悪の事件は、それに関わった刑事や新聞記者たちの人生を少しずつ狂わせていく。そして、挿絵漫画家グレイスミスもその一人だった。しかし彼は決して諦めずに独自の推理を重ね、ついに犯人の素顔を垣間見るのだった。いまだ真相不明の凶悪事件の謎にデビッド・フィンチャー監督が迫る!
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💬口コミ一覧

57.ネタバレ 序盤、びびりまくったね。リアルに怖かったよ(自分だけ?)そこからどんどんのめり込んで、時間が長いのも気にならず、さぁーいよいよ真相クライマックスと思ったら、これ現実でも犯人見つかってないんですね、知らなかったよ、てか早く言ってよ、そういうの。そのこと最初から知ってて見るのと知らなんで見るのとでは大きな違いだと思うのですけど。それでもこれでも惹きこんでくれたのだから、個人的には及第点。藪の中のことを映画に落とし込むのなら、あのようなエンディングしかなかろう。いやーしかし怖かった。
JUKEさん [映画館(字幕)] 6点(2007-11-16 01:34:59)
56.ネタバレ 「事実は小説より奇なり」。結末がどうとか結局うやむやとかいうご意見がありますけど、だってそれが事実なんですからしょうがないじゃないですか。いやむしろこういうラストの方がフィンチャーらしくていい。私はこの作品を鑑賞しながら、グレイスミスがゾディアック事件にはまり、その推理を楽しんでいく過程を見ていてとても考え深い気持ちになりましたね。未解決事件にハマる人々の心理というものが、なんとなく理解できるような気がします。この作品は確かにゾディアックそのものより、ゾディアックを追う周辺の人々、記者や刑事の心理過程が主体となっているようです。けれども、あまりに小気味いいテンポと編集、あるいは心理描写の不足により、下の方も述べているように、彼らに人間味、面白味を感じません。端的にではなく、もっと深く、彼らが堕落し,執念から諦めへと落ちていく様を描いてほしかった。
あろえりーなさん [DVD(字幕)] 6点(2007-11-11 23:00:04)
55.ネタバレ 2007年度の最駄作を5年ぶり2度目の観賞。未解決凶悪連続殺人に迫る本格長編サスペンス。DVDでじっくり観ないと難しい内容ですね。捜査にはまり込んでいく挿絵漫画家の姿が痛々しくもあり滑稽にも見えました、全てを失わなくてよかった…。
獅子-平常心さん [映画館(字幕)] 6点(2007-07-18 21:13:49)
54.ネタバレ D・ヒィンチャー作品だけに期待しすぎてしまったみたい・・・まず長い、自分には致命的。比較作品として挙げられるのが、殺人の追憶。断然こちらのほうが面白かった。
似たような話なのになぜなんだろう。ただゾディアックに踊らされ、人生を狂わせて行くロバート・ダウニー・Jrが印象に強く残る。
キャラハンさん [映画館(字幕)] 6点(2007-07-15 13:35:13)
53.ネタバレ もっともっと「ゾディアックよりお前がキモイんじゃあああ!!」的展開になるのを期待したんだけど、、、原作者をそんなヤバゲなサイコパスには描けなかったかね。そっち方面に行かずとも、あんまり欲張らず、どれかに焦点をあわせればなかなかの傑作になったかもしんない。惜しいな。
馬飼庄蔵さん [映画館(字幕)] 6点(2007-06-22 16:36:57)
52.ネタバレ 全米を揺るがした劇場型殺人を、仰々しい抑揚は排除してドキュメンタリータッチで質素に確実に描き出す。
映画ファンとしては、本当にこれがあの「セブン」のデヴィッド・フィンチャーの映画なのかという印象をまず受けるだろう。これまでの監督作品でことごとく見せつけてきた刺激的な映像センスは影を潜め、代わりにリアルな緊張感に満ちた説得力のある映像美が全編に繰り広げられる。

「ゾディアック」という今尚「謎」に包まれたままの殺人犯の「本性」を暴き出そうと、、主人公の新聞イラストレーターは、事件の深みへどんどん踏み込んでいく。
この映画のストーリーがユニークなのは、実在の「謎」に対する真相の“導き”を主題とはせず、「ゾディアック」という殺人犯を追うあまり、その悪魔的な魅力に支配され、混沌と混乱に陥っていく主人公たちの「運命」を主題としているところだ。

「謎」を追求するあまり、本末転倒していく人間たちの愚かさこそ、この映画の核心と言えるだろう。

と、おおむね“ベタボメ”と言いたいところなのだが、実はそうではない。
「未解決の殺人事件」を描いた映画といえば、韓国映画の傑作「殺人の追憶」が記憶に新しいところだ。
故にどうしても比較してしまうが、「殺人の追憶」が素晴らしいのは、事件を追う刑事たちの“熱い人間味”に尽きる。それに対し、今作は主人公をはじめとするキャラクターに観客を引き付けるキャラクター性が無さ過ぎる。
最終的に「真犯人」を生半可に結論付けてしまっているラストも、「謎」に対する余韻と絶妙な哀愁を残してみせた「殺人の追憶」とは雲泥の差を感じる。

比較対照となる映画が無ければ、完成度の高い良い映画だという印象を持ったかもしれないが、もう少しのところで“のめり込められない”のは残念。
鉄腕麗人さん [映画館(字幕)] 6点(2007-06-20 00:16:43)
👍 1
51.ネタバレ 連鎖する狂気がこの映画のテーマでしょうか。

ゾディアック事件そのものがテーマではなく、
事件に関わってしまった男達の生き様がこの映画のテーマ。

飄々とした傍観者であったはずの大手新聞社の記者が、ゾディアックの指名によって当事者へと。
ゾディアックに対する執着のあまり、記者としての仕事がおろそかになり、遅々として迫れぬ
ゾディアックの正体に対する苛立ちから酒と薬に手を染める。
ついに大手新聞社を退社。地方紙に移り、ボート暮らしに身をやつす。

記者の跡を継いだのは刑事。
ゾディアックを逮捕して人々を被害から守るという目的がいつのまにか逆転し、
ゾディアックを追うこと自体が人生の目的に。
沈黙したゾディアック。世間の注目が薄れ、ゾディアックが過去の事件になってしまったとき、
ついにはゾディアックの手紙を捏造してまで注目を集めようとする。そして身の破滅へと。

この連鎖の最後は漫画家。
元は記者の同僚で、刑事との面識もあった人間。
二人の関わりのあった人間の破滅を目の当たりにして、傍観者であったはずの漫画家も
狂気の連鎖の中へと引き込まれる。
家族を犠牲にし、面相も変わるほどのめり込みそして・・。

三人の男がゾディアックという己を映し出す鏡に何を見ていたのか。
記者は名誉を。刑事は人生の目標を。漫画家は?

狙いは解りますが、何とも単調で見ているのが辛い映画でした。
kirieさん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2017-07-22 17:01:14)
50.ネタバレ 長い。テレビ番組のアンビリーバボーの事件再現ドキュメントををすんごく長くしたような感じ。
DNA鑑定も違った、ってのはなんなんだろーね。どうもすっきりしないな。実話だからしょうがないんだろうが・・・
虎王さん [DVD(吹替)] 5点(2015-08-01 18:03:57)
49.フィンチャー監督はこの作品から作風が変わった。早いうちからデジタル撮影を導入し、ダークでソリッドな画作りを追求する傍ら、冷徹な人間観察も以前にも増して磨きが掛かる。しかし、2時間半は長すぎる。未解決事件によって人生を狂わされていく捜査陣は理解できても、自分が見たいのは"映画"であって、"映画風ドキュメンタリー"ではない。同じ未解決ものなら『殺人の追憶』の方が遥かに上。
Cinecdockeさん [映画館(字幕)] 5点(2014-12-21 11:08:06)
48.1960年代に発生した実在の未解決連続殺人事件を扱ったサスペンスだが、むしろジャーナリストと警察官たちの人間ドラマとして見るべきだろう。その描き方は確かに重厚ではあるが、しかし冗長でもある。
野良猫さん [DVD(字幕)] 5点(2014-09-09 19:51:59)
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47.ネタバレ 日本人としてゾディアック事件に対する思い入れが無いためにさほど感慨が湧かないなあ。日本人における3億円事件みたいな位置づけなのかな。アメリカにとっては。デヴィットフィンチャーらしい映像もサスペンスに対して十分好ましいし、終盤も緊迫感もある。が少し尺が長い。実話をベースのために筆跡などの同じネタが繰り返されてるし、ちょっとややこしいし、結末もエンターテイメントとしては盛り上げにかけることは否めない。演者の演技は良かったです。
タッチッチさん [DVD(字幕)] 5点(2011-05-02 18:18:56)
46.セブンをもっと硬くソリッドしたような映像は素晴らしい、ただものすごく退屈。
長谷川アーリオ・オーリオさん [DVD(字幕)] 5点(2011-03-25 03:49:55)
45.ネタバレ フィンチャー監督にしたら、派手さは無い。
作品のトーンもかなりシリアス。
真面目にサスペンスを描いている。

フィンチャー監督ならばと、妙にストーリー展開に期待を抱くが。。。
やはり今回は実話を基にしているといった感じ。
とはいえ、完成度は高い。



uraraさん [DVD(字幕)] 5点(2009-07-23 23:49:49)
44.ネタバレ 口頭で多くの名前が乱舞するため、途中から何がなんだか分からなくなりつつ鑑賞。未解決なだけあって肩透かしを食らうことも何度かありましたが、最後には監督なりのけじめをつけてくれていてよかったと思います。
njldさん [DVD(字幕)] 5点(2009-03-13 00:33:47)
43.実際にあった未解決の事件を描いているので結局犯人が誰だかわからないというのがややスッキリしない部分はある。自分は猟奇的な事件に興味があって期待していたのですが、想像していたのとはちがってこれは犯人を追う人々のドラマですね。そういった意味では期待を裏切られたがそれなりに面白かった。
茶畑さん [DVD(字幕)] 5点(2008-12-31 23:15:35)
42.ネタバレ ゾディアック事件は、未解決であるゆえに犯人が過大評価され、完全犯罪をやってのけた知能犯のように思われているけれど実はそうではないよ。というような方向性はうっすら感じられる。フィンチャーが観客を、特にアメリカ人の観客を導きたいのはそこらへんなのではないか。
真犯人を指し示すのではなくて、犯罪の事実をできるだけ正確に提示したのち、なにゆえ未解決に至ったのかをねっとりと説いていくというスタイルである。解決を目指すのではなくて、未解決になった理由を明らかにしたいように見える。犯人のプロファイリングは全くせず、容疑者の生い立ちなどの背景は全く無視し、えんえんと「ダメだった歴史」を時間に沿って説明していく。暦日が示されるたびに、時間だけが空疎に過ぎていることを知らされる。どこに行っても警察の捜査のお粗末さに突き当たる。
「コイツなんのために居るんだろ」といぶかしく感じられたグレイスミスが、散らばった情報のまとめ役として後半から機能しはじめるあたりは、うまい演出だ。
フィンチャーの望みはたぶん、自分の生きているうちに犯人の関係者が名乗りをあげ、事実が明らかにされた際にこの映画の存在意義があらためて認められることなんだろう。今すぐに得られる興行的な見返りを期待しているわけではないのだたぶん。
いろんな意味でアメリカは何が起こるかわからない国なので(大統領は世界一殺されやすいうえ絶対バレないと思った不倫相手が裏切ったりするし、イラクで囚人を虐待した兵士が後で後悔してマスコミを呼んで告白したりするし)、ゾディアックの関係者が金欲しさもしくは他の理由で真相を語る可能性はあると私は思っている。ただし、それにはまだ時間がかかるだろう。関係者がだいたい死んで世代交代が行われた後に期待したい。ただしフィンチャーも死んでる可能性大。
パブロン中毒さん [DVD(字幕)] 5点(2008-07-27 16:26:19)
41.本篇より映像特典のドキュメンタリーのほうが面白い。その程度の長さで充分てことか。
mimiさん [DVD(字幕)] 5点(2008-07-05 21:54:52)
40.長い,暗い,退屈。。。最期まで観ましたが,なぜ彼がそこまで犯人にご執心なのか全くわからない。刑事も引退してるのに。で最期は状況証拠がないってつっぱねられ。なんだったんでしょう。アメリカ人のための映画ではないでしょうか。前半の勢いが後半失速した感が否めません。
たかちゃんさん [DVD(吹替)] 5点(2008-05-31 07:20:41)
39.ネタバレ 長かった。実話に基づいているので予備知識があればもっと楽しめたかもというか
予備知識がないと全然楽しめないかもしれないです。
日本人にとってのグリコ森永事件とか3億円事件みたいな有名事件なんでしょう。
そのためか謎解きにしても追跡にしても表現は抑制が効いていました。
未解決の映画であることもあり踏み込んだこともできなかったのでしょうが、
消化不良です。知っている人には特定人物を犯人と匂わせたのであのラストでも
十分どきどきするんでしょうね。
ダーティーハリーのサソリのモデルだということも見た後で知ったので
あの表現も楽しみそこないました。そういう意味で私は見方を間違えてしまった映画です。
飴おじさんさん [DVD(字幕)] 5点(2008-02-12 23:51:14)
38.実話を元にしているから仕方がないのかもしれないけど、ちょっと長い。フィンチャー作品だから期待して見過ぎちゃった。容疑者が二転三転して、中盤からおいていかれる感がある。。 もう一度言うけど長い。
honeydewさん [DVD(字幕)] 5点(2008-02-05 20:55:04)
👍 1
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マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 117人
平均点数 5.63点
000.00%
132.56%
221.71%
375.98%
41411.97%
52521.37%
62823.93%
72420.51%
81210.26%
921.71%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.50点 Review8人
2 ストーリー評価 4.76点 Review13人
3 鑑賞後の後味 4.64点 Review14人
4 音楽評価 4.80点 Review10人
5 感泣評価 2.66点 Review9人

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