映画『河童のクゥと夏休み』の口コミ・レビュー(2ページ目)

河童のクゥと夏休み

[カッパノクゥトナツヤスミ]
Summer Days with Coo
2007年上映時間:138分
平均点:6.65 / 10(Review 49人) (点数分布表示)
公開開始日(2007-07-28)
ドラマファンタジーアニメファミリー小説の映画化
新規登録(2007-03-21)【イニシャルK】さん
タイトル情報更新(2023-12-18)【イニシャルK】さん
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監督原恵一
松元環季上原瞳
田中直樹上原保雄
西田尚美上原友佳里
なぎら健壱クゥの父親
ゴリキジムナー
安原義人オッサン
藤原啓治司会者
矢島晶子女子アナ
玄田哲章ディレクター
納谷六朗プロデューサー
郷里大輔社長
富田耕生トシオ
藤本譲名主
羽佐間道夫武士/清水
一城みゆ希食堂のおばさん
稲葉実宿の客の夫婦
成田剣雑誌記者
大川透コメンテーター
太田真一郎アナウンサー
平野正人タクシー運転手
ゆかなアイドル
結城比呂東京タワーの職員
子安武人レポーター
阪口大助カラス
大西健晴カラス
島香裕プールの先生/テレビの声
中村千絵遠野駅アナウンス
永島由子あやなの母
瀧本富士子河童淵の観光客
木村雅史カメラマン
佐々木敏部長
定岡小百合宿の客の夫婦
宮本侑芽あやな
西川宏美電車内のおばさん
原作木暮正夫「かっぱ大さわぎ」/「かっぱびっくり旅」
脚本原恵一
音楽若草恵
作詞原恵一「雨乞いの歌」(ノンクレジット)
作曲朝本浩文「夏のしずく」
原恵一「雨乞いの歌」(ノンクレジット)
宮沢賢治「星めぐりの唄」
編曲朝本浩文「夏のしずく」
若草恵「雨乞いの歌」/「星めぐりの唄」
主題歌大山百合香「夏のしずく」
製作松竹(「河童のクゥと夏休み」製作委員会)
シンエイ動画(「河童のクゥと夏休み」製作委員会)
テレビ朝日(「河童のクゥと夏休み」製作委員会)
電通(「河童のクゥと夏休み」製作委員会)
プロデューサー茂木仁史
制作シンエイ動画(アニメーション制作)
配給松竹
作画堤規至(CG監督)
末吉裕一郎(キャラクターデザイン/作画監督)
大塚正実(原画)
林静香(原画)
美術野中幸子(色彩設計)
武田双雲(題字)
中村隆(美術監督)
編集小島俊彦
録音大熊昭(音響監督)
西尾昇(デジタル光学録音)(デジタル光学録音)
その他東京現像所(現像)
文化庁(支援)
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💬口コミ一覧

29.ネタバレ 「この子を守ろう」と一回団結したはずなのに、ビデオに撮ってテレビ局に送る家族に違和感。守るってひっそりと守るって意味じゃないのでしょうか?さらにテレビ局へ行くため人が待ち構えるなか車まで行くのに玄関前の人ごみのなか歩かせる。さらしものにされてるみたいでかわいそうだった。最後に一匹妖怪が出てくるが盛り上がりに欠ける。
spputnさん [DVD(邦画)] 7点(2009-01-23 23:24:03)
28.ネタバレ 東京タワーのふもとで、おっさんに死なれ、怒りにとりつかれたクゥが豹変し、巨大化し、目が怖くなり、ギっと念じた瞬間東京中の人間がバーンと粉砕され、まるで『もののけ姫』のカタストロフィみたいになったら、それはそれで面白いのだが、原恵一はそんなことはせず、宅急便でお別れという極めて地味な決別を選んだ。それがいいよね、とても。
幸薄女の子とのやりとりもとても泣ける。小学生同士の仲だから、あそこで抱きしめたりはしない、そういういわばプラトニックな付き合いが懐かしい。
犬のおっさんが達観した悟りの声でクゥと会話する様子を見て、昔うちで飼っていた犬を思い出した。きっとあいつもあんな風に物事を言語で考えていたのだろう。そう思うと泣けて泣けて。
no_the_warさん [DVD(邦画)] 9点(2009-01-26 01:14:21)
27.ネタバレ クゥが吹っ飛ばしたものはカメラのレンズやカラスではなく、人の頭でもおかしくない状況だったと思う。ただ、それをやったら違う映画になってしまったのでしょうね。クゥの言動はよく考えられていたと思います。全く虚飾が無く正直にしかしゃべれない。嘘なんて言葉は知らないのでしょう。ラストで少し涙が出たのはクゥの純粋さに打たれたからだと思います。そのクゥと暮らし始めた家族の描写も上手でした。サラリーマン家庭に妖怪がやってきた状態が無理なく描かれていて、その構成力に感心しました。クゥの純粋さと対極に描かれたのがワイドショーメディアの醜悪さでしょう。この映画を観た大多数の人が同様に感じたと思うけど、ワイドショーは今日も逞しくどうでも良いネタを追い続ける。現代人が抱える業にげんなりしてしまう。少し考えると、クゥの受難は時代こそ違え彼の親父が被った災難と同じ種類のものと気付く。元凶は我々、ということになる。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2009-02-11 18:46:50)
26.ネタバレ えらそうなメッセージ色も無かったし、おっさんの悲哀、座敷わらしの造形の可愛らしさ、「ほう・・」って好きっ!
優しい人が日本中では一番多くいる(私的に思っている)県の守り妖怪が救いの手を差し伸べた、、、そこんとこも最高に大好きっ!
木村家の娘さん [DVD(邦画)] 8点(2009-04-26 14:34:26)
25.ネタバレ 尺が長いかな。もう少し削ってもいいかなと。あと箱の中に密封して息苦しくならないかな。クゥがひとりでつぶやいて川の中へ姿を消すというラストはよかった。釈由美子がかなり前に私はカッパを見たと公言しているので、もしかしたらカッパも実在するかもしれない。一度見たら充分だけど退屈ではないし悪い出来ではない。映画の出来としては6は少し厳しいかもしれないが、個人的にそれほど好きなストーリーではないので6にしておく。
☆Tiffany☆さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2009-06-19 12:01:11)
24.アニメに汗ジトは必要なのか?
やたら多用されているので気になってしょうがない。
いくらなんでもブサイク過ぎるキャラクターデザインに、
前半は一家と河童のユルイ日常が描かれるかなり眠い展開。
しかし後半は様々な社会問題をとりあげたシリアスな展開となり、
いじめ問題など、子供へ向けたメッセージが含まれている。
しかしその分、素直に面白かったと思える内容にはなっていない。
ストーリーはよいが、絵的なアピールは並外れて貧弱な作品。
せっかくの子供の河童も絵柄のせいか、あまり可愛らしいとか思えない。
妹は幼いとはいえ、身勝手な部分が強調されていて、見ていて鬱陶しい。
犬って思ってることとまったく違う演技をしてみたり、意外に腹黒いのだな。
尺はもう少し短ければと思った。
さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2009-06-20 12:12:27)
23.ネタバレ 河童のクゥはともかくクゥを拾った少年にも、その家族にも最後まで好感を持てなかった。現代の少年をリアルに表現したかったのかもしれないがあまりの無表情さに冷めてしまう。話の中でいじめだったり、マスコミだったり、自然と人間の関係だったり色々な要素をチラチラと見せ付けるだけ見せ付けて終わりで何も残らない。話の中の飼い犬の扱いも酷くて呆れました。クゥのあの能力をもっと上手に話のスパイスにできなかったのだおうか?残念。
civiさん [地上波(邦画)] 3点(2009-08-15 22:12:20)
22.全体的によかったですが、声優と音楽などの音が少し違和感を感じました。
frhunさん [地上波(邦画)] 6点(2009-08-25 14:12:22)
21.観終わってから2時間以上の作品だと気付いたということは、長くは感じなかったのだ。内包されているテーマは多く後半が少しバタついたが、そう気にはならない。話がとてもストレートで観ているこっちがうろたえそうになる。最初不気味に思える河童を最後にどこまで感情移入させかわいいと思わせるか、ということのためにわざと河童の造形を不気味にしてハードルを上げそれに挑んだのだろう。その試みはまんまと成功した。良い映画だと思う。
カーヴさん [DVD(邦画)] 6点(2009-08-28 13:58:29)
20.ネタバレ 友人と鑑賞。
「妖怪は嘘をつかねぇ。」私の心にグサリときた台詞だ。
昨今のNHK教育でも見られない地味で素朴なキャラ。かわいいというより不気味さが先にたつクゥ。見始めるとそんなことはまったく気にならなくなる。丁寧な表現とほのぼのとした笑いに素直に顔が綻ぶ。そのぶん、中盤から後半の流れが辛くなってくる。思わず観ていて目をそむけたくなった。それは表現が過激なためではなく『人間はこういう生き物だ』と別の生き物達の目から淡々と見せ付けられるから。この映画に説教はない、批判もない。人間批判をしているわけでも妖怪賛歌でもない。ある少年とクゥという河童がかけがえのない一夏を過ごした思い出の映画だ。
クゥを守りきれなかった上原一家に憤る人もいたのではなかろうか。けれど上原一家はあくまでどこにでもある平凡な一般家庭。仮に別の子供の手によってクゥが復活したとしても、結末は変わらないものになったと思う。クゥのような、人間ではない小さな生き物が日本のどこかで静かに暮らしている事を願ってやまない。
余談だが、新天地で川の神様に挨拶をしてはいるクゥにはっとさせられた。この映画を観て以来、私は見知らぬ土地に出向く時は心の中で「お邪魔します」と一礼するようになった。
どぶん子さん [映画館(邦画)] 7点(2009-12-05 23:49:32)
👍 2
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19.ネタバレ 長い割に大して何も起こらない。
超能力だとか竜だとかも話にほとんど関係ないし、どうせなら悪い妖怪とか出てきても良かったんじゃないか?
あと、名もなき一般人がどいつもこいつもクソヤローって感じなのは好きじゃない。
クゥちゃんをマスコミに晒す意味もわからないし。
主人公ファミリーはいい味出しててほのぼのしたけど。
すべからさん [DVD(邦画)] 5点(2010-08-01 21:13:34)
18.ネタバレ 中盤、人の嫌なトコとばっか見せ付けられて不愉快になった。でも、実際起こるとあーなってしまうんだろうな…。おっさんの死、クゥとの別れの時一番悲しんでいたのがお母さんだったてのが印象的だった。
みぢこさん [ブルーレイ(邦画)] 1点(2010-12-19 14:47:05)
17.ネタバレ 「構想○○年」とうたい文句にしている映画はあまり面白くない印象があり、この映画も原恵一監督が20年ほど前からあたためていた企画を実現させた作品と聞いていたので、見たい反面、不安もあり、なかなか手が出ずにいたが、ようやく見た。ほのぼのした前半からマスコミがクゥのことを嗅ぎつける中盤あたりからシリアスになり、やがてそれが広まって報道陣が上原家の前に陣取る様子はものすごくリアルで、テレビの取材に興奮する康一の描写なども実際こういうことに遭遇すると仕方がないよねという感じでものすごくリアリティがある。ストーリーはこの後半からつらい方向にいき、自分がいることで上原家に迷惑をかけていると自責の念に駆られるクゥに感情移入し、虐待を受けていたオッサンの過去もついついウルっときてしまった。テレビに出演したクゥが父親の腕を見せられるところや、クゥを守ろうとしたオッサンが跳ねられて死んでしまうシーン、それに東京タワーのシーンはそのときのクゥの気持ちが痛いほど分かり、見ていて本当に泣けてくる。とくにオッサンが死ぬシーンはそれまでのクゥとの関係や、これまでのオッサンの生き様を考えると切なくてたまらない。全体的にはややいろいろ詰め込みすぎてしまった感はあるが、この映画の主軸はひとりぼっちになってしまった河童と現代の家族の交流を描いたひと夏の物語であり、登場するのはごく普通の平凡な家庭。中盤以降にある動物の目線から見ると人間社会はこうだというやや批判めいた描写が強烈で、マスコミや野次馬の描き方なども露骨ではあるが、でも決してそれが後半の主題になることはなく、クゥと上原家、クゥと父親、それに康一と菊池の関係がずっと主題として描かれている。おそらく「クレヨンしんちゃん」映画シリーズと同じく家族や親子、友情を描くことに原監督のこの映画に対するテーマというか、そういうものがあるような気がする。アニメの絵柄が最新のデジタルでなく、地味なアナログのような絵柄なのは原監督の意向かもしれないが、絵柄が素朴な分、映像もなんとなく優しさが感じられるものになっているのもいい。どこかで原監督は松竹大船調を受け継ぐ監督だと聞いたことがあるけど、それもよく分かる。それにしても最近殺伐とした映画ばかり見ていたような気がするのでこういうあたたかい映画を久しぶりに見ると、やっぱりこういう映画っていいなあと思える。見る前の不安はすっかり消え去り、見終わったあと、素直にこの映画を見てよかったと思えたし、原監督らしい佳作だったと思う。これからも原監督の作品はできる限りずっと見ていこう。
イニシャルKさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2011-05-29 16:12:15)
👍 1
16.カッパと少年の友愛を描いたアニメ。
もう定番になってしまったけど、一応環境保護のテーマをさらりと含んでいるとこがニクい。
ストーリーは中盤から見飽きたあざとい展開が。ラストはベタにならなかっただけマシだけど、
他に見せ方があったような・・・。河童のキャラが良かった反面、
人間のキャラに関しては顔や体型、動きなどがガチガチで、魅力はまったく感じなかった。
やっぱりディズニーやジブリのキャラと比べると、数段落ちるのは否めない。
アニメ映画としてなら、十分及第点の作品だとは思うけど。
MAHITOさん [地上波(邦画)] 4点(2011-08-06 13:46:09)
15.興味本位でナメた姿勢で鑑賞に入り、、、感動した。クレしんは正直あのキャラデザのせいでそんなに感動した事無いんですが、今回は監督の世界観にすんなり入り込めました。でもまぁ、子供用にしてはグロかったりするので、私みたいな大きなお友達向けアニメかな。
movie海馬さん [地上波(邦画)] 8点(2012-07-30 18:26:17)
14.ネタバレ 最初、クゥがやけにグロテスクであったことと、あまりにも健全すぎる内容で、もう観るのをやめようかと思うほどでしたが、マスコミが騒ぎ出すあたりからストーリー的に面白くなり、120分を越える上映時間も気にならないほどでした。実際、河童が存在したら、人間社会はあんな感じになるんでしょうね。マスコミは騒ぎ、興味本位で「かわいい」とかいう一般市民が増え、騒動を起こしたら「我々は安全な生活を営む権利がある。だから危険な河童は町内から出て行け」というのは、人間というか、自分だけがよければそれでいいという日本人社会の象徴シーンのような気がしました。あと、妹の瞳の描き方、わりと好きです。ブサイクで子供特有のアホぶり、あまりにリアルで笑えました。最初の子供たちの会話の中で「バリ島に行く」というセリフを入れたり、バリ島のガムランを3~4回BGMに使用するなど、かなりのバリ島好きが制作スタッフにいるようですね。
ramoさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2012-08-19 18:10:08)
13.ネタバレ まー…嫌いな映画ではないんだけど、ちょっと人間の嫌なところを見せすぎじゃないかな。とても夢のある話のはずなのに、夢のない小学生の陰湿ないじめなんて見たくなかった。マスコミや野次馬の描き方はもはやお決まりだから気にならないけど、オッサン(という名の犬)が前の飼い主に殴られてたとか、何なんだろうこれ。重い…。結局、康一とクゥが一緒に川を泳いでた時間が一番好きだな。あとは自然を大切にってことか。その点で自然風景の作画は良かった。人物画はそこそこ。
リーム555さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2013-06-08 13:33:46)
12.ネタバレ 細かい理屈をガタガタ言う気がなくなるような、いい映画だった。映画の中でセルフツッコミしてるけど、「なんで分かるの?DNA検査でもしたの?」「エイリアンと同じで病原菌とか持ってるじゃないの?」なんて言うのがいかに無粋か・・・。普段映画を観て、そういうツッコミを自分もよく入れてしまうので、ちょっと反省。アニメだからただの画ではあるんだけど、頻繁に相撲をとったりして、文字通り「ふれあい」が描かれていて良かった。実写映画以上に身体性や「ふれあい」にこだわっているように感じられた。専門的なことは分からないけど、キャラ同士が触れ合うアニメーションって高度なテクなんじゃなかろうか。そういう意味ではこの絵が雑だとはとても思えない。そして、こういう感想自体も野暮な気がしてくる(笑)。座敷童やキジムナーの、どーんと余裕のある生き方も、なんだか救われる(そして笑える)。もしまた人間社会に迷い込んで困っている妖怪があらわれても、座敷童やキジムナーのように、クゥはしっかりそいつを助けてやれる河童になっているだろうな。「こんな時は相撲でもとるか!」とか言ったりして。 犬のオッサンが死んでしまう場面があるが、その後の家庭のシーンでも常にオッサンの存在が感じられるようになっている。犬小屋は片付けずにそのままにしているし、記念写真を撮る場面でも、しっかりオッサンの写真を添えている。決してご都合主義やお涙頂戴で殺したわけじゃないし、ないがしろにしてるわけじゃないと思う。クゥが別れを経験した後に、父親に「オレにも人間の友達ができたよ」と報告する姿にもカッパ泣き!映画のすべてが繋がる最高のラストシーン。たとえ離れていても、死んでしまっていても、仲間や家族の絆は繋がっている。
ゆうろうさん [DVD(邦画)] 8点(2013-06-26 02:37:45)
👍 1
11.ネタバレ 登場人物がやたら泣く映画 特にクゥの号泣ぶりは時に感動的ですらある 哀しいから泣く、てらいない泣きぶりがこちらの慟哭をも誘う 反面メインキャラ以外の人間が余りにもバカに描かれているのが気になった クゥを取り巻くマスコミや観客、主人公の友達までも、クゥ達妖怪よりもわがままでどうしようもない動物という周囲のザコキャラ的描き方で安易すぎる 家の前で犯罪者に対するように詰問するマスコミとか、実際にはドラマ以外では見た事が無いし、むりやり主人公を羽交い締めにしてバックの中のクゥを撮るカメラマンとかいるはずが無いだろう オッサンを轢いた若者達も、出てきたとたんに「クソやろー」で、こいつらがオッサンを轢くぞと思ったらその通りになった この映画は日常的な生活がリアルに描かれているので、逆にステレオタイプな人間達が出てくるとそこだけが現実感が無くて違和感がある 初めての一人旅に不安もなく振り返りもしない主人公の成長ぶりに、親離れがちょっと寂しい涙を流す母親の気持ちがまったくわからない父親とか、家族の機微にはめちゃリアルなのに、家族を取り巻く人達の気持ちとのバランスが悪くてたびたび感情移入を妨げられた ラストもハッピーエンドに落とすのは難しいと思っていたが、他の妖怪が突然救いの手を差し伸べるとか安易じゃなかろうか まぁバットエンドよりはずっといいけど、ちょっと唐突すぎるかな 途中で「ああこれだったのか」と思わせる伏線を仕掛けられなかったのか?
にょろぞうさん [ブルーレイ(邦画)] 7点(2013-12-16 16:05:44)
10.ネタバレ 長い…不快なシーンを昇華すべく河童と少年の友情物語でほっこりする映画なんだろうけど、それにしても不快で無駄な要素が多い。そのシーン必要なの?ってツッコミ入れたくなる事しばしば。父とオッサンを殺した人間は友達になったから許すけど、カラスは瞬殺!ってちょっと酷くないか河童。いちいち泣く妹もウザい。河童と少年の友情を描きたいなら少年はもっと河童を守れよ。何あっさりテレビに出演してんの。マスコミに囲まれて生活してんのに何のんびり家族揃って昼寝とか談笑とか出来るの。人間の本質だかを描きたいのは分かるけど、これがまたひたすら不快要素にしかなっていない。河童が実在した!なんて東スポみたいなネタに食い付いて大挙押し寄せる人達にも、最早家族となった河童を売る父親にも、無視したり絡んだりと忙しいいじめっこグループにも、残念ながらリアリティを感じない不快なだけの要素。ラブコメチックな終盤も残念要素。自分を庇ってくれた女が泣いてるのに、扱いに困ってキミも早く帰れよと言い放ち逃げる男気の無い主人公。子供だからなんて無駄なリアリティいらないから。肩に手を置いてやるくらいの漢を見せろよ映画なんだから。謝った事によって成長を見せたつもりなのか、しかし菊池さん宅訪問のダシにクゥを持参するとは…よく考えたとは思うが、主人公の株はダダ下がりだ。大体映画のラストで遠く離れる事になる男女は「こいつら将来再会するんだろうな」と楽しげな想像をさせてくれるもんだが、この二人は難しいかなと思っちゃった。クゥと菊池さんが可愛かったから2点、オッサンの頑張りに1点。ムカつく奴をぶん投げた主人公にもおまけで1点だ。
にしきのさん [DVD(邦画)] 4点(2014-06-18 10:35:09)
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【点数情報】

Review人数 49人
平均点数 6.65点
000.00%
112.04%
200.00%
324.08%
436.12%
536.12%
61122.45%
71326.53%
81122.45%
936.12%
1024.08%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.80点 Review5人
2 ストーリー評価 5.60点 Review5人
3 鑑賞後の後味 4.80点 Review5人
4 音楽評価 5.16点 Review6人
5 感泣評価 6.20点 Review5人

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