映画『クワイエットルームにようこそ』の口コミ・レビュー

クワイエットルームにようこそ

[クワイエットルームニヨウコソ]
2007年上映時間:118分
平均点:6.61 / 10(Review 54人) (点数分布表示)
公開開始日(2007-10-20)
ドラマコメディ医学もの小説の映画化
新規登録(2007-05-08)【鉄腕麗人】さん
タイトル情報更新(2019-02-10)【イニシャルK】さん
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監督松尾スズキ
演出竹田道弘(アクション監督)
キャスト内田有紀(女優)仕事も恋愛もうまくいかないフリーライターの明日香
宮藤官九郎(男優)明日香の同棲相手、放送作家の鉄雄
蒼井優(女優)食べたくても食べられない、入院患者のミキ
りょう(女優)ステンレスの心を持つ冷酷ナース江口
妻夫木聡(男優)鉄雄の子分、能天気なバンクスのコモノ
大竹しのぶ(女優)元AV女優、過食症の患者・西野
中村優子〔女優〕(女優)栗田
高橋真唯(女優)サエ
馬渕英里何(女優)チリチリ
筒井真理子(女優)金原
平田満(男優)俳優
徳井優(男優)白井医師
平岩紙(女優)ナース山岸
塚本晋也(男優)元旦那
俵万智(女優)旅館の女将
しりあがり寿(男優)旅館の番頭
庵野秀明(男優)松原医師
峯村リエ(女優)婦長
近藤春菜(女優)明日香の友達
箕輪はるか(女優)患者
伊勢志摩白井医師
原作松尾スズキ「クワイエットルームにようこそ」
脚本松尾スズキ
製作アスミック・エース(「クワイエットルームにようこそ」フィルムパートナーズ)
プロデューサー小川真司〔プロデューサー〕(チーフ・プロデューサー)
配給アスミック・エース
美術西村喜廣(特殊造形)
振付松尾スズキ
編集上野聡一
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💬口コミ一覧

54.ネタバレ 蒼井優と徳井優。一文字違いなんだが大違い。
    ‥‥‥‥ ってそんなことより内田有紀。 ゲロで口元汚したまんまで長時間とか、失禁したとかしないとか。なにかフッ切れたもんがあるんだろうね 今回の役柄引き受けたっていうことは。 というより、今回、内田有紀に白羽の矢を立てた人ってすごいと思う。ナイス人選。ナイスその他脇役。 ナイス りょう? ^^:  その他、「デジタル馬鹿」って呼ばれてましたが、その呼ばれ方がピタリとハマってましたね 妻夫木クン ^^;。  その他もろもろ楽しませてもらった。今後も内田有紀には何かと主演女優という器として頑張ってってもらいたい 例えそれが、お馬鹿な路線であっても、とんだB級作品であっても構わない。中途半端に大作に名を連ね 居ても居なくたってもどっちでもよかったなんて言われる女優になんてなってほしくない。 内田有紀、これからまだまだイケルと思う。女優人生頑張れーい! なんて にわかファンのくせして過剰な応援してみたりするのも悪くはない。 

3737さん [CS・衛星(邦画)] 9点(2011-04-17 21:30:13)
👍 1
53.久々に良質なアイデンティティのある日本映画見た気がするな。しかしまあ内田有紀が素晴らしかった。こんな主人公のこんなストーリーをよく演じきれるな。汚いシーンや下品なシーン、内田有紀の健康的イメージと綺麗さが無ければ評価は変わってしまったかもしれん。彼女の底抜けの明るさと男勝りの強さ、かつそういうシーンでなくても漂う色気は自然体で、素の彼女もこんな感じなのかなと思わされる。日本のキャメロン・ディアス(しかもキャメロンより上品だ)。シニカルである部分社会派でエロティックでシリアスでしかもコメディ。「ユニーク」な登場人物の数々。8点級だがもっと長く見ていたいと思えた希有な作品なので+1
Arufuさん [DVD(邦画)] 9点(2009-06-04 06:48:41)
👍 3
52.小ネタがいちいち面白いのはいいとして、作品全体のテーマもかなり興味深かった。
僕にもこの物語の主人公と同じような彼女が居た。
お笑いで気を紛らわしたり、夜眠れないと言って薬を服用していたのも一緒だし、死にたいとも漏らしていた。
今から思えば、彼女は僕に救いを求めていたのかも知れないけど、僕は彼女をその暗闇から救い出すことができなかった。
この物語のラストシーンに彼女の笑顔を重ね合わせて、僕は彼女が今もどこかで生きていてくれたらいいなと思った。
もとやさん [DVD(邦画)] 9点(2008-04-21 10:55:13)
51.明日香の死んだ元ダンナと官九朗をくらべる。その人間の違いを強烈に強烈に!感じること、、、、、僕はつくずく思う。人生はスポーツだと。(ゲーム)。とにかく、あたまを病まない。ポイント。。。。それは、いつ何時にも、何事にも、こだわらないということ。で、なければ、真逆で、自分以外の何か物事の”モノサシ”を持つべきでしょう。すくなくとも自分は、いつだって、どこだって、誰よりも、すこしだけ、確実に、恵まれているのだから。と。すべての人に何かしらの恵みが確実にある。生きていさえすれば、病院内にいても、シャバにいても、どこにいたって、なんら変わることはない。ブラジルにいく必要も、インドにいく必要もない。そう強く思う。もちろん!どこへ行こうが自由だ!何だってできる!ひさびさ、名作。おもろい!ほぼ完璧です!
男ザンパノさん [映画館(邦画)] 9点(2007-11-21 02:40:26)
50.ネタバレ  素晴らしい作品でした。精神病院を舞台にしている作品ではありますが、「カッコーの巣の上で」のようにその非人間性を告発するわけではなく、そこで起こるいろいろな出来事の中で、自分を取り戻す過程を描いたストーリーです。「認めたくない自分を認める」ことが大切なのかなという感想ですね。

 松尾監督らしくユーモアに溢れた作品です。但し、それはあくまでもオブラートであって溶けるまでは非常に楽しめますが、徐々に中から重いテーマが出て来るんですよね・・・・・。最初は笑い声で溢れていた映画館内が最後は沈黙に包まれていました。観終わった後なんかは、まさに入院生活から退院した時のような心境になってましたね。
 しかし、主役は内田有紀で良かったです。演技の素晴らしさはもちろん、蕁麻疹やゲロまみれの姿でも鑑賞に堪えうる女優はそうそういませんから。今後も再ブレイクを期待したいですね。
 
 蒼井優についてはもう何も言うことはありませんね。あのオーラをこれからもずっと維持していってもらいたい、それだけです。

  日々の生活に精神が痛めつけられていると感じている人に是非見てもらいたい作品です。
TMさん [映画館(邦画)] 9点(2007-11-04 22:02:42)
👍 3
49.松尾スズキの長編監督作品第二作目となった今作は、「日常」から唐突に精神病棟という「異世界」に放り込まれた主人公の精神世界を、病棟における群像と共に、繊細にエキセントリックに描き出す。

フリーライターの主人公は、精神病棟の非日常性の生活の中で、精神をかき乱されていくが、それはその環境が「異常」だからではなく、元来自分の中にあった心の「屈折」に気づいていくからだ。
すなわちそれは、「異常」は囲われた特別な世界に存在するものではなく、「日常」という世界の中のどこにでも、誰にでも存在するものだということに他ならない。
だからこそ、"クワイエットルーム”で目覚めた主人公は、同じその場所で、本当の意味で“目覚める”ことができたのだと思う。

松尾スズキの異色的な世界観の中で、巧い役者たちの生々しい息づかいがスバラシイ。
特に久しぶりに映画主演復帰を果たした内田有紀の存在感は素晴らしく、生まれ持った華々しさとともに、とても魅力的な女優への変貌は驚きと期待感に溢れていた。

きっと誰しも“苦悩”はあり、故に誰しも心に“闇”を携えているものなのだと思う。
それは必ずしも周囲に分かりやすい形で表われるものではなくて、本人さえ自覚がないままにひっそりと確実に浸食していき、ある時ふとしたはずみで“パチン”とはじけるものかもしれない。
ただそういう部分こそ、人間の面白さであり、何にも代え難い愛おしさなのではないだろうか。

一見のインパクトの大きさだけにはとどまらない奥深さを備えたスバラシイ映画だったと思う。
鉄腕麗人さん [映画館(邦画)] 9点(2007-10-28 20:54:03)
👍 1
48.ネタバレ 舞台演出のようなくすぐりというか小回りというか、技巧がきいていてそこは好き嫌いが分かれるかもしれません。

さておき、俳優の面々と組み合わせがすごいのと、さらにまた演技がもう、演技とも思えない感じで、圧倒されました。

人と人との間に絆が出来ていくものの、間そのもの、にはなんにもない、ということに改めて気付かされるような気がしました。

今の日本の一面を、がっつり切り取った作品、だと感じています。
itsさん [映画館(邦画)] 9点(2007-10-27 23:57:48)
47.ネタバレ 面白かった!!役者陣がめっちゃツボ。内田有紀は文句なく綺麗だし、優ちゃんはガリガリ&ゴス系メイクでもやっぱり可愛い。りょう・クドカンもはまり役だし、妻夫木くんもいい味出してた。大竹しのぶに至っては、彼女しかいない!ってくらいの怪演ぶり(笑)。精神科閉鎖病棟という重い舞台ながら、随所にその重さを吹き飛ばす笑いが散りばめられている。ストレス溜まると摂食障害気味になる自分にはむしろこの軽さとラストのバッサリ感が救い。監督としての松尾スズキ作品は初めて観たが、予想以上に面白くて今後に期待。
lady wolfさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2011-04-30 16:07:43)
46.ネタバレ 最後が好きです。理由もなく未来は明るいぜ!って感じでもないし救いがあるわけでもないのに、希望が沸いてくるから。

この映画、序盤に閉鎖病棟にいるいかにもな人たちを“あちら側”と判断し、訳もわからず精神病扱いされて苛立つ内田有紀に共感してると結構きますね。正常と異常の間に境界線なんてないよ、って。
Trunkさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2009-10-08 01:25:01)
45.ネタバレ 精神病院を扱った映画とくれば、真っ先に思い出されるのがジャック・ニコルソン主演『カッコーの巣の上で』。紛う方なき名作です。個人的にも大好きな映画。本作は日本版『カッコー』という趣ですが、印象は随分違います。めちゃくちゃ軽い。かなり笑えます。でもそこが本作の長所だと思いました。デリケートなテーマをコメディで味付け。でもおふざけじゃない。この姿勢が気に入りました。患者を“あっち側の人間”と捉えると、途端につまらなくなります。腫れ物に触るようなアプローチでは心に響きません。でも“あっちもこっちもない”なら、遠慮は要らない。イジってOK。笑わせてナンボです。頭を燃やす人、世界の仕組みに気づいた少女、イっちゃってる放送作家、“顔だけ男”女医。みんな立派に変人です。どこかで線を引くことに意味があるとは思えない。退院した医者の妻も、セーフティゾーンに居る訳ではなかった。心が負荷に耐えられているかどうか、内なる闇に気づいているかどうかの違いだけ。そういう意味で主演の内田は適任でした。脇を固める上手くて濃い役者たちのおかげで、彼女の常人ぶりは際立っていました。此処に来るのは、なにも特別な人じゃない。救いの空間、クワイエットルーム。世間と隔離された世界。ある種のファンタジーです。鯛やヒラメが舞い踊る竜宮城みたい。もちろん歌は『恋のフーガ』。其処から現世へは、何も持ち帰っていけないのがルールです。玉手箱を開けてもロクな事はありません。心と体に栄養を補給したら、また現実と向き合おう。後ろは気になるけど、今は振り返らなくていい。残念ながら本物の竜宮城は何処にもありません。でも、クワイエットルームなら、ここにある。
目隠シストさん [DVD(邦画)] 8点(2008-08-14 18:36:13)
👍 1
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44.ネタバレ 松尾監督独特の表現で楽しませてもらった。同時にハリウッドアクション映画のように
何に残らない空気のような映画とは反対側にある作品だと思う。かっこいい内田有紀を始めて見たし、役者としてのクドカンも今までで一番よかった。そして大竹しのぶの恐さはまさに狂気だし、蒼井 優の痩せ細った姿から、何かが漂っていた。りょうのステンレスな演技も適役。退院した時、色紙やアドレスをもし捨てなかったら、だめな映画になっていたと思う。内田有紀の綺麗な背中、広末涼子と並べてみたい。
ブタノケ2さん [DVD(邦画)] 8点(2008-06-23 02:19:46)
43.内田有紀と蒼井優の存在感はものすごい。内容も深い。逆説的ではあるが、この映画のもっとも深い洞察は主人公の友人、栗田が閉鎖病棟を評したセリフに現れる。「こんなに人がいるのに、こんなに孤独な場所ってほかにないもの」実は、この台詞を発した時点で、栗田の精神の脆さが表れている。本当は、「閉鎖病棟よりも現実の世界のほうが孤独である」と感じる精神のほうが強いからだ。現実を生き抜くということは、ある種の人にとっては、それだけ大変なことなのだとこの映画は教えてくれる。たぶん、それを軽いテイストで描いているところが映画としては焦点ぼけな感も否めないが、あまりに重大なことは深刻な口調で語ることすらできないという感覚は分からなくもない。とてもいい作品だと思う。
wunderlichさん [映画館(邦画)] 8点(2008-05-06 19:54:07)
42.見始めはおもしれー、くだらねー、バカみてー。終わってみればなかなかいい映画でした。
アスモデウスさん [映画館(邦画)] 8点(2007-11-10 21:21:19)
41.ネタバレ 精神病棟おとぎばなし的な。
演技力の問われる過酷な現場。
大竹しのぶさんとか、のっしのっしと歩く中、内田有紀さん頑張ってたかな。
でもやっぱり綺麗な人だから、ここを出たら」第一線に戻ってほしいな。
って、現実と虚構とが倒錯したような印象をもったのは、この病棟の素敵な女優さんたちのおかげ。
魅力的な女優さんがたくさん出てて満足感のある作品でした。
ろにまささん [CS・衛星(邦画)] 7点(2020-10-18 05:51:36)
40.しっかりとした役者さんとしっかりとした監督がつくった映画。
面白い。
aimihcimuimさん [DVD(邦画)] 7点(2014-08-13 22:33:48)
39.精神科の閉鎖病棟に強制入院、すわ日本版「カッコーの巣の上で」かと思ったが、ある意味それを上回っているようにも思う。ひとつは奇想天外なコメディ的展開、それと何とも言えぬ不思議な人物描写だ。なかでも大竹しのぶ演じる西野さん、この人がどうして病棟に入れられたのか、そのあたりを物語にすればまた別の映画が作れそうだ。ミキだって最初は蒼井優だとわからないくらい変身していたし・・・。映画の善し悪しはともかく、出演者の熱演が印象に残る映画だった。
ESPERANZAさん [DVD(邦画)] 7点(2014-05-21 06:13:15)
38.精神病院の閉鎖病棟が舞台なので、重いテーマを含んではいるが、松尾スズキの描き方が軽妙で重くならないのがいい。
登場するのがアクの強い人物ばかりで、面白い。
大竹しのぶはやっぱりすごい女優だ。
飛鳥さん [DVD(邦画)] 7点(2012-12-06 17:37:30)
37.ネタバレ なかなかの良作。精神病者の行動をみるのは大好きだし
(これをみてやっぱり鳥居みゆきはへたくそだなぁと思ったり)
作りはしっかりしている。ただ実は主人公もやんでましたって
のりはあまり好きじゃない。いや監督がわるいんじゃなく
自分がただあまり好きじゃないだけ。
とまさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2009-10-04 10:15:08)
36.ネタバレ 最初は精神病院の不条理ものという出だしで「カッコー…」や「17歳の…」が思い浮かんだ。周りにいる方々は正真正銘、どこかが病んでいる。その中で内田有紀だけは正常に見えていたんだけど、次第に明らかになる入院の理由。そう、彼女もしっかりと病んでいた。結果として、日常から隔離された環境で自分を見つめる時間を持つことが、彼女を助けました。でも、それでめでたし、という映画でもない。退院した彼女も万事が上手く運ぶことを約束された訳ではない。現代社会は普通に過ごすだけでもストレスが掛かる構造になっている。精神が病んでいるかどうかは別にしても、ストレスの累積には自分も周囲も気付かないことが多い。クワイエットルームに拘束される破目になる前にストレスを吐き出しなさい。そんなメッセージをシニカルな笑いの中に収めた映画です。内田有紀がかなり良かったです。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2009-07-20 01:14:11)
35. 内田有紀、はじけてましたね。アイドル時代にはない魅力が出ていました。一皮むける、って表現がありますが、そういう感じだと思いました。
海牛大夫さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2009-06-13 20:15:32)
👍 1
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 54人
平均点数 6.61点
000.00%
100.00%
211.85%
311.85%
435.56%
5611.11%
61120.37%
71935.19%
8611.11%
9712.96%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 7.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人

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