映画『スピード・レーサー』の口コミ・レビュー

スピード・レーサー

[スピードレーサー]
Speed Racer
2008年上映時間:135分
平均点:6.57 / 10(Review 92人) (点数分布表示)
公開開始日(2008-07-05)
アクションスポーツものファミリーTVの映画化漫画の映画化
新規登録(2008-01-09)【カラバ侯爵】さん
タイトル情報更新(2023-04-14)【TOSHI】さん
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監督ラリー・ウォシャウスキー
アンディ・ウォシャウスキー
助監督テリー・ニーダム(第一助監督)
ジェームズ・マクティーグ(第二班監督)
演出チャド・スタエルスキ(スタント・コーディネーター監督)
デヴィッド・リーチ(スタント・コーディネーター)
キャストエミール・ハーシュ(男優)スピード・レーサー
クリスティーナ・リッチ(女優)トリクシー
ジョン・グッドマン(男優)スピードの父 パパ・レーサー
スーザン・サランドン(女優)スピードの母 ママ・レーサー
スコット・ポーター[男優・1979年生](男優)レックス・レーサー
ベンノ・フユルマン(男優)ディテクター警部
リチャード・ラウンドツリー(男優)ベン・バーンズ
クリスチャン・オリヴァー(男優)スネーク・オイラー
ラルフ・ハーフォース(男優)ジャック・"キャノンボール"・テイラー
真田広之(男優)ミスター・ムシャ
アート・ラフルー(男優)アナウンサー その1
モーリッツ・ブライプトロイ(男優)グレイ・ゴースト
メルヴィル・プポー(男優)ジョニー・"グッドボーイ"・ジョーンズ
カール・ユーン(男優)テジョのボディガード
ユー・ナン(女優)ハルコ・トゴカーン
ロジャー・アラム(男優)ローヤルトン
マシュー・フォックス〔1966年生〕(男優)レーサーX
キック・ガリー(男優)スパーキー
ポーリー・リット(男優)スプリトル
Rain(男優)タエジョー・トーゴーカーン
赤西仁スピード・レーサー(日本語吹き替え版)
上戸彩トリクシー(日本語吹き替え版)
小杉十郎太レーサーX(日本語吹き替え版)
古澤徹ミスター・ムシャ(日本語吹き替え版)
田中真弓スプライトル(日本語吹き替え版)
藤田淑子スピードの母(日本語吹き替え版)
内海賢二スピードの父(日本語吹き替え版)
玄田哲章ローヤルトン(日本語吹き替え版)
森功至ベン・バーンズ(日本語吹き替え版)
小林由美子幼い頃のスピード・レーサー(日本語吹き替え版)
矢島晶子幼い頃のトリクシー(日本語吹き替え版)
たてかべ和也クランチャー・ブロック(日本語吹き替え版)
小林清志ミスター・トゴカーン(日本語吹き替え版)
小野大輔テジョ・トゴカーン(日本語吹き替え版)
桐本琢也ディテクター警部(日本語吹き替え版)
檀臣幸スネーク・オイラー(日本語吹き替え版)
脚本ラリー・ウォシャウスキー
アンディ・ウォシャウスキー
音楽マイケル・ジアッキノ
編曲ティム・シモネック
製作ジョエル・シルヴァー
グラント・ヒル〔製作〕
ヘニング・モルフェンター(共同製作)
ワーナー・ブラザース
配給ワーナー・ブラザース
特撮ジョン・ゲイター[特撮](視覚効果監修)
BUFカンパニー(視覚効果)
カフェFX社(視覚効果)
ILM/Industrial Light & Magic(視覚効果)
デジタル・ドメイン社(視覚効果)
ソニー・ピクチャーズ・イメージワークス(視覚効果)
美術オーウェン・パターソン(プロダクション・デザイン)
衣装キム・バレット
編集ザック・ステーンバーグ
その他ティム・シモネック(指揮)
ビル・ドレイパー〔その他〕(プロダクション総指揮)
グラント・ヒル〔製作〕(ユニット・プロダクション・マネージャー)
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💬口コミ一覧

92.冒頭のレースシーンを見た瞬間に涙が湧いてきました。極彩色に彩られた世界は他の映画、アニメでは見た事の無い凄まじい圧巻のパワーを見せつけてきます。
シンプルながらも愛に溢れたストーリー、おもちゃ箱をひっくり返したような世界観、そして圧倒的な迫力を惜しげも無く見せつけてくれるレースシーン。そして美しすぎるラストレース!
こんな素直に愛する事が出来る作品は久しぶりでした。10点満点です。
えすえふさん [映画館(字幕)] 10点(2014-08-02 19:15:57)
91.予告編を観た時、最初に口から出たのが「あ~ぁ」で、次が「やっちゃったぁ~」だった。
それはつまり、マトリックスシリーズで映像革新を果たしたウォシャウスキー兄弟の新作に期待が抱けず、彼等の才能の終焉を感じたのだった。
完全にスルーを決め込んだ所為で、始まっていた事すら知らなかった劇場公開もいつの間にか終わり、そしてやっぱりいつの間にかレンタルビデオの新作コーナーに並んでいたDVDを、何とな~く借りて観賞。
果たして結果はと言えば……大・後・悔!
何で私はこの映画を劇場で観なかったのかっ!
ええい、たかだか数分の予告編を観ただけで見切りをつけた、過去の自分を殴ってやりたい。兄弟に謝れ俺。
そういった後悔の念も含め、本作は今川監督のOVA「ジャイアントロボ」を観た時の感覚に通じるものがある。
とにかく単純明快に面白いのだ。
まさにマンガなノリのキャラクター達は、何処までも馬鹿馬鹿しくそして格好イイ!
今まで観た事もない極彩色溢れる映像美術は、完全に新たな世界観を確立。
原作テーマ曲のアレンジもバッチリ決まっていて、見終わった後しばらくは口ずさむ事請け合い。
子供から大人まで誰でも一緒に楽しめて、年輩の方には懐かしくも新しい、若い方には古くさいんだけど新鮮。
こんな痛快な娯楽映画を観たのは本当に久しぶりだ。
私同様に本作を敬遠していた人にも是非観て欲しい一本。
興行的に大失敗したらしい本作の影響で、ウォシャウスキー兄弟の次回作の資金が集まるかどうか心配で仕方がない。
ヨグさん [DVD(吹替)] 10点(2008-11-24 23:48:34)
90.ネタバレ 自分にとってはここ5年間では最高の映画です。
音楽、デザイン共に最高。一つ一つのシーンがいちいちカッコいい。
奇抜な映像はすべてが未知の世界。色彩の洪水。既視感はまったくなし。
ラストのゴールシーン、画面一体が赤と白になるシーンで涙腺決壊すると共に一種のトリップ状態になりました。
そして感動のゴールシーン。さりげなく背景にはラーメン屋の看板。
いやあ、最高でした。
「マトリックス」についで再びこの兄弟にやられました。
何気に脚本もよく練られています。
自分にとっては一生の宝物になる映画です。

bolodyさん [映画館(字幕)] 10点(2008-07-24 14:00:40)
89.ネタバレ この映画を見る前に、評論家のサイトを見た。そうしたら、”ダメダメ”という評価だった。その為ちょっと見るのを躊躇した(その評論家の評価はいつもチェックしており尊敬している人でもあるからだ)が、「マッハ、Go!Go!Go!」のファンである自分は見に行くことにした。映画館に着くと、なんと吹き替え版しか上映していない。僕はオリジナルを尊重しているので、吹き替え版はできるだけ見ないようにしている。しかし、かなり迷ったあげく、最近忙しい為、今を逃したくないので見ることにした。僕は、小さい頃からこのまんが「マッハ、Go!Go!Go!」を何度見たことか。今でも鮮明に記憶に残っている。もちろん、ビデオなんかない時代から見ているので、TVの放送だけだ。ある再放送では朝6時ぐらいからやっており、それも見ていた。それぐらい好きなまんがであった。この映画を見て思った。まさしく、実写版「マッハ、Go!Go!Go!」であると。しかも、吹き替え版はまんがの声優と同じではないか?僕はこの吹き替え版を是非すすめたい。そして、僕と同じようにこのまんがを愛している監督が作ったことが良くわかった。「硫黄島からの手紙」も本当は日本人が作らなければいけない映画だと思ったが、クリントイーストウッドが作った。そして、このまんがの映画も、マトリックスを作った監督が作った。ちょっと悔しいが、非常に感謝したい気持ちでいっぱいになった。また、人の評論を見て、ダメだからといって見ないのはよくないと痛感した。僕にとっては、最近見た映画で最高の映画だ。
matanさん [映画館(吹替)] 10点(2008-07-10 00:46:41)
👍 2
88.ネタバレ 「スピードレーサー」は子供から大人まで安心して楽しめる素晴しい映画。
そしてレース好きの琴線に触れる言葉や展開にワクワク。
特にフィナーレのグランプリコロシアムのゴールシーンは圧巻。感極まって涙が出るくらい、ほんとにヤバイぐらい凄い。どんな感じかというと・・・。     

―――レース終盤。遅れをとったスピードが鬼気迫る追い上げをみせ、ついにトップ集団を視界に入れた。そう、やつらを抜かせば優勝だ。しかし残りわずか、間に合うか!?
前方を睨みつけ、マッハ6号のアクセルを全快に踏み込むスピード。
それに答えるように、パパレーサーが組み込んだベルヌーイ収束器が雄叫びを上げ怒濤の加速をみせる。
そしてついにトップ集団に追いついた!!もうゴールは目と鼻の先。さー最後のバトルだ。
スピードは己の生き様・信念をレースを通して見せつける、もう迷いはない。彼に見えるのはゴールだけ。
「レースは変わらない。レースが人を変えるんだ!!」
スピードの家族・観客・アナウンサーたちが総立ちになって絶叫する。誰もがスピードの走りに魅了され無意識に叫んでいる。「行け!スピード!!Go!Go!Go!」
そしてコロシアム一体が狂喜乱舞の渦となり、マッハ6号を神の領域へ・・・エクスプロージョン!!臨界点突破!!スピードは奇跡を起こしたのだった―――。     

このシーンは鳥肌立ちまくり、カット割りから音楽、ショットが全てが高次元。もうレースの醍醐味を全てここに凝縮していると言っても過言でない名シーンの誕生だ。
まさに感動!涙!のエクスプローーージョン!!
ありがとうウォシャウスキー兄弟。立派だよこの映画を作った人たちみんな。
そしてこの作品の原作は、日本の文化の「マッハ、Go!Go!Go!」だよ。ホント彼らには敬服するよ。

見終わった後「はぁ~映画っていいな~」って素直に思える「スピードレーサー」これは絶対におススメ!!観なきゃソン。

そして映画の締めは「悪の栄えた試しなし」(・∀・)まさにパーフェクツ!!
シロちゃんさん [映画館(字幕)] 10点(2008-07-06 12:12:14)
👍 3
87.また新たなる歴史に残る作品が生まれた。久しぶりだ、これほどミラクルな作品を体感したのは。まさにファンタスティック!!
世界の映像クリエーターが驚嘆と嫉妬する映像を生み出したウォシャウスキー兄弟に賞賛を贈りたい―――。

私は原作を知らないが、現代において「スピードレーサー」のストーリーや設定はいたってシンプルである。
即ち、この映画を普通に撮ってしまったらとても緩慢な作品になることは予想できる。
そこでウォシャウスキー兄弟は、原作のエッセンスを脳内のルツボに垂らし、
そこから抽象的なビジョンを抽出、映画という媒体に収めるべく具現化した。
いわゆる、イメージをCGを使って表現できる数少ない天才である。
ここで着目するのは、彼らの想像力は既存の枠に納まっていない事である。
ものごと何でも、限度の枠が有るほうが収拾が利いて楽なのである。
それがデジタル化時代に入って曖昧な枠が消え去った。
CGの可能性は無限になり、その中で未開の地を開拓するウォシャウスキー兄弟の偉業はとても大きい―――。

絢爛豪華なビビッドな色彩と光の軌跡は、もはやアートの境地。既視感は何ひとつ無かったのではないかと思えるほどオリジナルティに溢れている。
編集も秀逸で、玩具を組み立てるように様々な素材のピースを巧みに繋ぎ合わせ、しっかりとある一点に収束させている。
その中でも特筆すべきは、映像のカットやエフェクトに普通場面転換等に使われるスライドトランジションを多用、未知のリズムと軽快なテンポを生み出したことであろう。
それらが醸しだすコミカルな展開とスピーディーな映像はこの題材に見事に調和している。
めくるめく刺激のオンパレードに陶酔しながらも、笑い・信念・葛藤・愛がしっかりと描けているのにも脱帽だ―――。

圧倒的な情報量の多さから何度も楽しめる映画「スピードレーサー」。
それ故に思うことは、この映画の幹である数多の作り手の意図や思慮を僅かしか計り知れないことである。
「マッハGoGoGo」は日本の大切な遺産である。
これを時代を経て、国の違う人たちが「スピードレーサー」として蘇らした。
鑑賞後、この事が一番の意義あることの様に思え、深く心を打たれた。
クロちゃんさん [映画館(字幕)] 10点(2008-07-06 10:36:30)
86.ネタバレ コミックの世界観やキャラクターを実写化した映画は多くあるけど
これはTVアニメ自体を実写化したような感覚です
動きのある演出や、過剰なまでの色彩
これを映像化できるのは、さすがワシャウスキー兄弟

映像はもちろんのこと
ストーリーも素晴らしい
演技陣も最高で
映画って素晴らしい!って言える作品です

だけど、興業としては上手くいかなかったんですよね
シリアスなレース映画を期待してた人が多かったのか
監督の感覚が先進的過ぎて、時代がついてこれなかったのか

にしても、お兄ちゃんが優しすぎて切なすぎてカッコいいっす
こっちゃんさん [映画館(字幕)] 9点(2016-05-29 10:52:41)
85.ネタバレ CG技術は素晴らしい。カラフルな色使いで、シナリオも含め遊び心も感じた。主人公の存在感は薄いがクリスティーナ・リッチやジョン・グッドマンなど、脇役がしっかりしており良作に仕上がっている。チムチムとポーリー・リット演じるスプライトルのコンビには和みました。RAINも意外と良い演技をしていたと思います。ただ、悪役レーサーのキャラがしっかり確立出来ていなかったのが少し不満。あとはレースシーンをもっと多く製作して欲しかったところです。終始流れるテーマソングは力が漲る感じで気に入りました。余談ですが「ステラ」で飲んだくれのダメ親父のジョン・グッドマンがしっかり家庭を持っていて、大黒柱になっていたところが感慨深いです。
マーク・ハントさん [DVD(字幕)] 9点(2009-05-25 20:30:41)
84.映画館で予告編を観た時は、「安っぽいCGの超つまらなさそうな映画」とスルーしていたのだが、ここでの高評価にレンタルDVDで鑑賞。凄い、の一言に尽きる。『マトリックス』でスーパークールな映像世界を見せてくれたウォシャウスキー兄弟が、またやってくれた。しかも、今回は『マトリックス』のように変にストーリーに凝ることなく、真のオタクっぷりを発揮。レースシーンでの独創的な映像美は勿論、クリスティーナ・リッチとチンパンジーの愛らしさに完全にノックアウトされました。
フライボーイさん [DVD(吹替)] 9点(2008-11-19 21:59:05)
83.アホなんじゃねえかと思うような色彩。アホなんじゃねえかと思うような登場人物達。しかしそれがこの映画の唯一無二の世界観を成立させている。本物の映像革命がここにある。何故アメリカでこの映画が評価されなかったのか不思議だ。
ばかぽんさん [映画館(字幕)] 9点(2008-08-14 00:41:09)
👍 1
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82.原作はあまり詳しくないけど、レースゲームが趣味なので見に行った。
レースの場面は人物以外全部CGで、やはりというか、ゲームの画面のようだなぁ
と感じた。たぶん製作者も色々なレースゲームをやってるのだと思う。
エクストリームGというレースゲームのシリーズに近いイメージだと思った。
飛び道具こそないけど、体当たり、妨害、破壊なんでもあり。
近未来的な、立体的なレイアウトのサーキットで、
ありえない位にドリフトしながら超スピードでコーナーを抜けていく。
リッジレーサーみたいなスピニングドリフトもあったし。
スポンサーが利益誘導のためにレース結果を操作し、従わないレーサーは
抹殺される、レース界の闇支配に果敢に反抗していくというシリアスな面を持たせながら、
少年時代の主人公の変な空想や、弟・猿コンビといったお笑いシーンも
随所に盛り込み、カンフーシーンまであるという、盛り沢山の内容。
レースシーンはあまりにもめまぐるしくて、何をやっているのかよくわからない
という印象もなくはなかったけど。
原作のテイストも大事にしながら、はるかに凌ぐ壮大なビジュアルを描き出した
製作者の手腕に感嘆しつつも、それが外国人の手によってなされたということには複雑な心境。
さん [映画館(字幕)] 9点(2008-07-29 00:53:39)
81.ネタバレ 「宇宙エース」からのタツノコファンゆえ、評価の基準は「マッハGo!Go!Go!」を知らない人とは異なります。初回オンエア時、くり返される再放送含め小学生時代からずっと観てたので刷り込まれてますので。巷間、興行成績が伸びないので失敗作という烙印を押されそうと言われてるらしいですがなんとかがんばってほしい。ここまで「マッハGo!Go!Go!」だとは思わなかった、嬉しい誤算でした。三船剛=スピード・レーサーのコスチュームがトリコロールのダッサいそのままだったとこ含めて完璧。エンドロール最後まで見てたのはおっさんばかりというところに観客の温度差を強く感じました。日本語版主題歌をワンコーラス聴かせなかったから少し減点。日本公開用にいじくってもよかったんじゃないでしょうか? もしかして吹替版では聴けたのかな。そうそう、クリスティーナ・リッチ、King Crimsonの"Moonchild"バックに踊ってた人と同一人物とは思えません。すばらしいかった。これで実写版「ヤッターマン」つまんなかったら本気で怒るぞ。
shintaxさん [映画館(字幕)] 9点(2008-07-13 18:52:20)
80.ネタバレ あの「マトリックス」の監督の最新作は日本のアニメの映画化!極彩色の奇抜な視覚効果に主演は若手青春スターのエミール・ハーシュ!!それに加えてぶっ飛んだトレーラー映像からいろいろ期待して鑑賞。そしてその期待をはるかに超える体験になった。話はベタベタシンプルだけどメッセージがストレートに伝わってくるし、むしろ狙いすましたベタベタ感が心地よい程。疾走するマシンやサーキットには目を見張る個性と演出に興奮させられ視覚的な面白さも十分!気が付けば観客やレーサー一家と一緒にスピード君を応援している自分が!ほんと映画ってオモシロイ!素晴らしい!!
サムサッカー・サムさん [映画館(字幕)] 9点(2008-07-09 04:06:58)
79.東京ドーム特設の巨大アイマックスを2階席からという、凄いんだかショボいんだか微妙な状態で見させて頂きました。最初の印象はかなり悪くて、これは『マッハGo Go Go』ではなくて、極彩色な未来都市の奇抜なコースを無茶して走ってる、ゲームの『F-ZERO』の映画化でしょうよ、って。ドラマにしたって類型的な、薄べったい物語が展開するばかりですし。だけど、映画が進んでゆくうちに、最初はバカバカしく見えた映像表現(コマを割るかのように横スクロールのワイプで次々と映像が切り替わってゆきます)が徐々に快感になってゆき、覆面レーサー(映画ではなんだったっけか、レーサーXでしたか)登場あたりから原作リスペクトの色合いがとっても濃くなってきて。見る前はクリスティーナ・リッチがミッチー(トリクシー)ってどうよ?ってカンジでしたが、やがてホントにミッチーに見えるよ!みたいな。アニメでお馴染みの装備を施してのラリーシーンで、お馴染みの効果音でジャンプして危機を回避すると共にあのBGMが高らかに鳴るに至って涙腺決壊。ウォシャウスキー兄弟は『マッハ~』を映画化するに当たって、アニメのキャラ部分に人間をハメ込んでみました、というような感じの映画で、限りなくアニメ映画に近いのですが、それは別に悪い事ではなく、これも1つのカタチだなと思いました。考えてみればタツノコアニメって言ったらバタくさくて極彩色が伝統、映画にはちゃんとタツノコマインドがあった訳です。エンドクレジットにまで溢れたウォシャウスキー兄弟の原作リスペクトの姿勢に、故吉田竜夫さんは天国でどう思ってるかな、って。往年のタツノコファンな私は大満足させて頂きました。
あにやん‍🌈さん [試写会(字幕)] 9点(2008-06-29 23:27:30)
78.1967年のオリジナル版シリーズも、1997年のリメイク版シリーズもどちらも未見。ということで特に思い入れも先入観もなく本作を鑑賞したのですが、メジャースタジオが1億ドルもの予算を投入した作品とは到底思えないブっ飛んだ内容には驚かされました。。。
コミックの実写化企画は数あれど、アニメの実写化企画と言えば他に『トランスフォーマー』と『G.I.ジョー』くらいしか見当たらず、しかもその2作は、着想こそアニメに求めていても内容は通常のSFアクションとして組み立てられていたことを考えると、アニメの完全再現にこだわった本作は非常にユニークな存在であったと言えます。その再現の度合は常軌を逸したレベルに達しており、人間とチンパンジー以外はほぼすべてが作り物、しかも60年代特有のケバケバしい色調が画面を席巻していてカッコよさとも無縁という、「一体、誰がこの映画を楽しむんだ?」と頭を抱えたくなるような壮絶な出来となっています。主人公が乗るマッハ号はオフロードもオンロードもOKで、しかもプライベートでの乗用車としても使用されていたり、車がゴムまりのようにポンポン飛び跳ねたりと、どう考えてもおかしな点まで一切の修正を加えず丸ごと実写化。「現代風にリメイク」という甘っちょろい言葉に逃げず、ストイックなまでに映画を作り込んだ監督達の執念には圧倒されました。。。
本作の1週間前には『アイアンマン』が公開されたという不運もあって興行成績は惨敗でしたが、そりゃ、ここまでやれば当然でしょう。監督の意図を理解しながら見なければヘンな映画としか映らないのですから、普通の観客ではちょっと付いて来られなかったと思います。ただし、特異なビジュアルで思考停止せず冷静に内容を評価すれば、その出来は決して悪くなかったと思います。レース場面と回想のカットバックによりアクションとドラマを融合させた序盤、『デス・レース2000年』のようなチープな展開で観客を和ませた中盤、そして、主人公一人で敵の総本山へ殴り込むクライマックスと、本編は綺麗に色分けされており、しかも、そのいずれもが高いレベルでまとめられています。定番とはいえ、クライマックスのゴール場面では大興奮させられましたとも。バカバカしいビジュアルの一方で、M&Aや株価操作といった子供向けとは思えない用語が出て来たり、やたら上映時間が長いといった歪さも含めて、私は愛すべき映画だと感じました。
ザ・チャンバラさん [映画館(字幕)] 8点(2014-01-20 01:18:23)
77.すっごい面白かった!「マッハGO!GO!GO!」は観たことないけど、知らなくても問題なく楽しめます。 色彩豊かすぎる映像であったり、格ゲーのようなオーバー表現しすぎ乱闘シーンはこの映画だからできるつくりですね。個人的にはすごくマッチしていると思いました。だからこそF-ZEROのようなカーレースシーンを違和感なく観れたのだと思います。こういう遊び感満々な映画って大好きかも…笑えるシーンもいろいろあったし。
ライトニングボルトさん [DVD(字幕)] 8点(2009-09-12 15:05:06)
76.アニメ現役世代として文句なし!よくぞやってくれました。何でアメリカではヒットしなかったんだろう。主題歌に日本語オリジナル一部使ったからかな?もっとも原色ギラギラでほとんどCGの映像のせいか何度も観る気は起こりませんが…。
lafishさん [DVD(吹替)] 8点(2009-05-22 03:06:27)
75.本国ではぼろぼろだったらしいっすね……でもこれはもっと評価されるべきかと。映像も色は確かにドギツイがそれ以外はかなりの水準じゃないかな。さすが兄弟。ストーリーは王道で特筆すべき点も無いですが、安易に人が死んで泣かせようとする話よりずっといい。主題歌に旧アニメの主題歌が混じっているのも超GOOD!。なんだか不当に叩かれれてるなぁ、とか思ったんだけれどもここではそこそこの評価でちょっと救われました。
まるにゃ~んさん [映画館(字幕)] 8点(2009-05-20 13:59:10)
74.サイケデリック過ぎる映像は、真剣に観ているとこめかみが痛くなる。センスがぶっ飛びすぎてて、個人的には嫌いじゃないけど一般受けは確実にない思う。物語の深い味わいは望むべくもないが、センスがキレ過ぎているほどキレているのは確か。チンパンジーと弟が影の主役を張っているのがいい。人物がスライドしながらさまざまイメージを流していく回想シーンは斬新過ぎるし、雪の舞う格闘シーンなんかバカバカしくてかっこよかった。

面白いけど、人に薦められるかと訊かれたら自信を持って「NO」と言える。コケるべくしてコケた傑作――というか怪作。
no oneさん [DVD(字幕)] 8点(2009-03-18 15:12:50)
73.映像の仕掛けも、映画としての展開も安心して観ていられた。
中盤、一瞬だけかかるマッハGOGOGOのテーマでアドレナリンが噴出!
設定にノれて、笑えてしんみりして悪ノリもあって。フィクションの醍醐味がぎっしり。
娯楽映画はこうじゃなきゃね!
nadiendさん [映画館(字幕)] 8点(2009-02-17 12:21:33)
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【点数情報】

Review人数 92人
平均点数 6.57点
000.00%
111.09%
233.26%
366.52%
488.70%
566.52%
61111.96%
72527.17%
81819.57%
988.70%
1066.52%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.84点 Review13人
2 ストーリー評価 5.88点 Review18人
3 鑑賞後の後味 8.12点 Review16人
4 音楽評価 7.89点 Review19人
5 感泣評価 5.73点 Review15人

【ゴールデンラズベリー賞 情報】

2008年 29回
最低続編・リメイク賞 候補(ノミネート) 

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