映画『クローバーフィールド/HAKAISHA』の口コミ・レビュー(2ページ目)

クローバーフィールド/HAKAISHA

[クローバーフィールドハカイシャ]
Cloverfield
2008年上映時間:85分
平均点:6.48 / 10(Review 242人) (点数分布表示)
公開開始日(2008-04-05)
公開終了日(2008-09-05)
アクションサスペンスSFシリーズものパニックものモンスター映画
新規登録(2008-01-21)【ギニュー】さん
タイトル情報更新(2022-01-31)【イニシャルK】さん
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監督マット・リーヴス
キャストオデット・アナブル(女優)ベス
ジェシカ・ルーカス(女優)リリー
マイク・ヴォーゲル(男優)ジェイソン
T・J・ミラー(男優)ハッド
リジー・キャプラン(女優)マリーナ
真殿光昭ロブ(日本語吹き替え版)
成田剣ジェイソン(日本語吹き替え版)
咲野俊介ハッド(日本語吹き替え版)
安藤麻吹ベス(日本語吹き替え版)
脚本ドリュー・ゴダード
撮影マイケル・ボンヴィレイン
ロバート・リード・アルトマン(カメラ・オペレーター)
製作J・J・エイブラムス
パラマウント・ピクチャーズ
製作総指揮ガイ・リーデル
配給パラマウント・ジャパン
特殊メイクジェイク・ガーバー
特撮ダブル・ネガティブ社(視覚効果)
ティペット・スタジオ(視覚効果)
衣装エレン・マイロニック
スタントコール・マッケイ
エリック・ノリス
その他スコット・ローゼンバーグ(スペシャル・サンクス)
あらすじ
マンハッタンの平和な夜に突如として襲いかかる破壊・破壊・破壊!自由の女神の頭部は吹っ飛び、ビルは倒壊、橋も崩れ落ちる。人々は逃げ惑い、なす術もなく犠牲となっていく… 一体アレは何なんだ?!ハンディビデオの映像を駆使して描かれる、衝撃のパニックムービー!
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💬口コミ一覧

222.ネタバレ 久々に衝撃的な映画だった。衝撃度だけで言えば、何の予備知識もなくマトリックスを劇場で見たときと同じくらい。
事前に酔いやすいと聞いていたので最後列の席で鑑賞。確かにちょっときたけど、酔いそれほどでもなかった。
映像、シチュエーション、一切情報を明かさない点、など、どれもがうまくマッチしていて、この手の映画では最高傑作といってもいいんじゃなかろうか。スタッフロールのBGMもいい。
ちょうどこの映画が米国で上映された頃、似たような夢を見ていた。ゴジラに襲われ、逃げ惑う一般人という内容の夢だったのだが、その時観た夢から、自分だったらこういう怪獣映画を作ると考えていたものが全て映像化されていた。ビルの上から怪獣を見下ろす光景も含めて。
そのことに、若干悔しくもあり、でも予想以上に早く見れたことに嬉しかった。
ただ、スタッフロール後のセリフについては全く気がつかなかった。字幕無いし・・・
みーちゃんさん [映画館(字幕)] 9点(2008-05-02 01:12:17)
221.ネタバレ こりゃ凄い映画でした。よくこんな企画が通ったなぁって思います。何故ならモンスターパニック映画のセオリーを全部無視しているからです。モンスターは何なのか?どこから来たのか?などは普通は最後までみりゃわかりますが、それどころが主人公達の結末は?モンスター倒せたの?などなど、語られない事がおおく、起承転結の流れが完結しないまま終わってしまうからです。物語としては未完であるにも関わらず、ここまで凄いと思うのは「臨場感」コレに全てを費やしている点です。手持ちカメラで撮影された記録映像、という設定を頑なに貫き通している辺り感服です。普通なら途中の軍人さんが、あのモンスターは何なのか?とか説明しても良さそうなもんですが、そういうのを全部省いて、リアルに事件に巻き込まれた人物達のストーリーにした所が凄い。更に凄いのは、モンスターとかは全部無視するものの、人物達のストーリーとしては出来るだけ丁寧に描いている点。一番やられたなって思うのは、記録されたビデオテープが二重に上書きされているもので、以前に撮ってあったのが主人公と恋人との仲睦まじい光景。この映像を初めと最後で挟む事で、あまりにも悲惨な流れを少し緩和していて凄い。あれがなければ、ただ単にモンスターに殺されて終わりの、なんとも後味の悪いものにしかならない。けど臨場感は残して、映画っぽくしたくない、その両方をまとめる策が、あのテープの二重上書き作戦だったんじゃないかと思いました。次回作も期待です。
六爺さん [映画館(字幕)] 9点(2008-04-28 10:49:47)
👍 1
220.これは映画と言うより体感型アトラクションなのでは?…観ている最中はそう思ったのだが、しかしあとでよくよく考えてみると、映画の手法を知り尽くした脚本、撮影、それらをまとめた演出の技にあらためて脱帽。撮影手法がよくあるからといって、また逆にこのジャンルの映画としてのこの手法は見慣れないからといって、拒否反応を示す方もいるかもしれないが、まぎれもなく傑作として残る映画だと思う。
ととさん [映画館(字幕)] 9点(2008-04-26 00:19:52)
219.ネタバレ 近年の作品の中でも珠玉の一本だ。ここまでの臨場感と驚きに満ちた映画があっただろうか。観客がまるでそこにいるかのような……なんて表現はこれまでで使い古された感があるが、いやいや、そういった表現は本作にこそ相応しい。一種のアトラクション要素を持っている作品で、誰もがフィクションであることをわかっているにも関わらず、ホントの恐怖を味わえる。怪獣映画に慣れ親しんできた日本人としては、海の向こうでこのような作品を作られたことが、何だかとても悔しい。また、全編に渡る怪獣映画へのオマージュには何だか涙が出た。冒頭のパラマウントマークをバックに響き渡る足音は、明らかに1作目の「ゴジラ」へのオマージュだしね。とにかく、映画館に行って見なければ絶対に損な作品!途中、若干グロに走ってしまったのが減点対象だが、そういった点さえ削ぎ落とせば、誉め言葉しか見つからない良作だろう。
ドラりんさん [映画館(字幕)] 9点(2008-04-24 07:02:35)
👍 1
218.めちゃめちゃ怖かったです。でも評価低い方も結構いますね。レビューを読んで思いましたがビデオのバッテリーの持ちが良すぎるとかあの怪獣はいったい何なのかとかは考えるべきではないと思います。そんなことはこの映画ではどうでも良いのです。皆さんブレアウィッチ~とくらべてますが私は見たことがなく手持ちカメラの映画は初めてでした。だから余計に楽しめたのかもしれません。パーティーシーンも素晴らしいと思いました。本当にリアルでみんなすごく演技がうまいですよね。とにかく全編素晴らしかったです!ただあの怪物を全面に出さなかったらもっと良くなったと思います。マレーナはミーンガールズの黒髪の子なんですね。かわいかったです。
CTUさん [映画館(字幕)] 9点(2008-04-20 11:32:09)
217.「ブレアウィッチ」の手法で怪獣映画を撮る。このアイディアが出た時点で、このプロジェクトが始動した時点で、この映画の成功は約束されていたという人もいるかもしれない。しかし、僕はこの映画の脚本が優れているということをあえて指摘したい。
冒頭のパーティーの場面。あれこそ、まさに必要な場面だ。登場人物の紹介を説明的にならない程度に行い、そして、後半につないでいく。前半のくだらない感じ、軽い感じが後半の重々しさ、悲壮な決意の伏線になっているのだ。その後の逃走シーンに関しては、非の打ち所が無い。無理なく無駄なく、パニックや恐怖を描けている。斬新な表現力で、従来のパニック映画に一石を投じた。と評するのは的確だし、簡単だが、僕はあえてこれの続編(できるのか?)にも期待したい。わずか90分程度でこのボリューム!という驚きは確かにあるが、まだ今作で描けていない部分はいくらでもある。別の視点から「クローバーフィールド」を眺めてみたい。
唯一残念なのは、主人公のパーティーが遭遇するイベントが少してんこ盛り過ぎること。災難のフルコースといった感じで、災難が次々と降りかかる。怪獣との距離が近すぎ、少しわざとらしく感じるシーンもあったので1点減点。「ブレアウィッチ」の衝撃にはかないませんが、傑作であることは確かです!
枕流さん [映画館(字幕)] 9点(2008-04-20 02:14:06)
👍 1
216.ネタバレ 冒頭で出てくる "formerly called Central Park" は誤訳です。formerly は「以前」という形容詞なので、字幕にあった「一般的にセントラルパークと呼ばれる場所」は「以前セントラルパークと呼ばれた場所」が正解。この誤訳って致命的なんじゃないかな。なんとかしろ戸田奈津子、最近けっこういいかげんな訳が眼につく。ブレアウィッチ的というかデンマークのドグマ手法というか、むかしだったら絶対に気持ち悪くなったんですが平気でした。ユナイテッド93のときも大丈夫だったから耐性がついたのかな。暗視装置つきで7時間以上録画し続けてて平気なハンディカムがテープってとこと、シナリオ上まわし続けないとダメなんだけど、一般的な人の行動としてほとんどの場面でファインダー覗いてるのはやっぱ無理があると思う。だから1点減点。ときどき挿入されるもともとテープに録画されてた映像が泣かせる。冒頭の冗長なパーティシーンがあるからその後のジェットコースターが楽しいんだと私は思います。他のポイントはみなさんが記述されてますので、私は割愛。85分しかない作品なんだけど、観終わったら満腹でした。絶対劇場で観る作品だと思います。リリー一人脱出するってのは読めなかったなぁ。そのジェシカ・ルーカスがタイプだったので気持ち加点したのはしょうがない。
shintaxさん [映画館(字幕)] 9点(2008-04-10 18:39:53)
215.ネタバレ 個人的に“こと”が起きるまでをどう転がすかに興味があった。そこへ「ロブとベスはやっちゃったんだって!ヒソヒソ」ってお前ら中学生か!ってまぁ楽しめたのでOK!“こと”が起こってからも想像以上に凄かった。最高。映画館で観てよかった。ぐうの音も出ません。
ダブルエイチさん [映画館(字幕)] 9点(2008-04-09 22:47:50)
214.ネタバレ 未だに忘れもしない98年作の『GODZILLA』・・・俺はコレを見たとき「何じゃこりゃ~!ゴォジラァ~~~じゃなくて、トッカゲェ~~~じゃん!Oh、No-----!」と思い、コレ以降はトラウマになり、モンスター系のハリウッド作品を避けてきました。そして、それから10年の月日が経過した・・・そして、気になった作品があった。それが本作。タイトルの『クローバーフィールド』までは良いが、『HAKAISHA』という、いかにも外人が使うダサい日本語的なサブタイトルで嫌な予感が・・・しかし、その予感は逆にいい意味で裏切られた。なんと個人的に今年度BEST3に入るんじゃないかと思うぐらいの完成度の高い超絶モンスター映画だったのだから。『ブレアウィッチ』ばりのハンディカメラによる映像は本当にその現場にいるかと思うくらいのリアルさ!飛んでくる自由の女神の首やHAKAISHAの襲撃シーン、そして中盤のスプラッター的な流血シーンは完全にホラー映画なんじゃないかと思える恐怖度で、瞬きが出来ませんでした。85分という、近年の映画にしてはかなり短い時間も全然短いとは思いませんでしたね(満足感は2時間映画ほどアリ)。間違いなく、これらのシーンで寝ちゃう人はゼロでしょ。あとPG-12だけどR-15の方がいいんじゃないかな?グロイのが駄目な人は絶対に×な内容です。そんでもってキャストは無名の若手ばかりだけど、演技も上手く高評価ですね。ラストにHAKAISHAの顔が映るけど、キモかったですね。いかにもアメリカって感じ。点数は10点と言いたいけど、前半のパーティシーンが退屈極まりないのと、バッドエンドなので観た後は絶望感で一杯なので-1点の9点!とはいえ納得の合格!ハリウッド、恐るべし!!【追伸】DVDだと魅力半減なので絶対に劇場で見てください。そして酔いそうな人も一度は観るべし。映画の世界に引き込まれること必至ですので。
ピルグリムさん [映画館(字幕)] 9点(2008-04-09 14:20:31)
👍 2
213.ネタバレ 最近観た中では圧倒的なインパクト。良質のアドベンチャーゲームをやっているような感覚だった。まず、怪物の正体がまったく分からないのが良い。突然襲われ、訳も分からず逃げ惑い、特殊能力なんてもちろん無く、銃すら持っていない。一般人ならこうだろうというリアリティと説得力がある。(怪獣映画に説得力を持たせようだなんて!)構成も良く出来ていると思う。人間関係の伏線になるパーティー、普通で幸せだった過去の映像に重なる現在。バッドエンディングもあの映像が政府に回収されていることで最初から予想出来たけれど、それでも最後までハラハラしっぱなしだった。自分的に残念だったのが、最後の最後で怪物がはっきりと映ってしまうこと。最後までチラッとしか映らなかったらもっと良かったのに。それとやっぱり多少酔ってしまったので-1点。
なみこさん [映画館(字幕)] 9点(2008-04-07 22:00:01)
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212.ネタバレ もはや映画鑑賞というよりも、疑似体験に近い作りとなっている。「これは凄い!」と唸らざるを得ないほどの驚異的な映像だ。恐怖を感じるとともに、よくぞここまでのものを作ったと呆れるほど感心した。
何も解決しておらず、すべては“謎”で終わっているのかもしれない。見る人によっては、ストーリーなど何もないと憤慨するかもしれない。
しかし、個人的には怪獣の出生や、怪獣が最後どうなったのかなど、まったく興味が沸かず、ただただ逃げ惑うしかない人たちと共に時間を共有できたことが非常に有意義だった。
脚本もそれほど悪くない。大怪獣あり、小怪獣あり、ウィルスあり、トンネルあり、乗り物ありとほとんどフルスペック仕様のパニック映画だ。ちょっと盛り込みすぎじゃないかと思うほど練られている。
人間関係もしっかりと描かれており、主人公と恋人との関係を軸に、兄弟、友人など上手く関係線を伸ばしている。パーティーに出席したメンバーというアイディアも分かりやすく、まったく無理がなく、ナチュラルすぎるほど練られている。
通常の“公式”に則らないのも目新しい手法だ。
主役級をあっさりと退場させる辺りはとても面白い。登場人物が銃をぶっ放して、小モンスターを殺すような展開にもならず、大モンスターを倒せる武器が見つかったり、弱点が発見されるようなことなども当然ない。
怪獣パニックモノにおいて、アンハッピーエンドというのもかなり珍しいのではないか。この“公式”の裏切りがとてもユニークだ。
未知なモノに対して、人々が逃げ惑い、アメリカの圧倒的な武力も役に立たないという展開は、深読みだが“テロリストへの脅威”を想起させられるものとなっている。
普通の怪獣パニック映画は巷に氾濫しており、普通に作りこめば「悪くない作品だね」で終わると思う。
しかし、「ブレアウィッチ」の手法を取ることにより、臨場感溢れる傑作が生まれた。
リアリティが追求され、通常の“公式”に則らなくても自然に受け入れることができたのは、この手法を取ったことによる恩恵だ。
「バンテージ・ポイント」など、最近のハリウッド映画は知恵を巡らして、工夫を施すようになっている。その手法に対しては、当然賛否があると思うが、賛否があることによってマンネリ化が打破され、活性化していくのではないか。
今後もこのような賛否あるアイディアが溢れた作品が登場することを期待したい。
六本木ソルジャーさん [映画館(字幕)] 9点(2008-04-06 22:54:05)
👍 3
211.ネタバレ アイデアがお見事。要するに荒唐無稽なパニック映画なわけですが、視点を登場人物の1人に委ねることで、こうも迫真の映像になるのかと。必然的に見ている側は彼らと同じ目線、同じ情報しか与えられず、パニックを追体験させられます。怪獣の由来も、その後の顛末も明らかにされませんが、かえって潔い感じ。そういう設定上、常識的にあり得ない行動もありましたが、そのあたりはご愛嬌ということで。
ただし映像のブレは目に悪そう。こういう作品が増えてもらっては困る気もします。
眉山さん [インターネット(字幕)] 8点(2022-10-11 01:30:48)
210.ネタバレ POVジャンルは低予算で舞台も森の中や幽霊屋敷の室内とかの狭い空間というのがお決まりだったわけですが、大物プロデューサーが乗り出してくるとこの映画のように凄まじい映像になるわけです。突然出現した怪物がNYを破壊しつくすところを巻き込まれた若者の視点だけで見せる、怪獣ファンには一度は撮ってほしかったプロットであります。プロデューサーであるJ・J・エイブラムスの趣味がうかがえますね。 相変わらずの手振れ映像は不思議とあまり苦にならなかったんですが、これは他のPOVものよりはるかに映像に情報量が多かったからなのかなとも思います。ビデオカメラを回し続ける男はKYなバカという設定は、もうこの手の映画ではお約束です。考えるに現在ではこのプロットは現実味がなくなってしまいましたね、プロの映像スタッフなら別ですけど素人はスマホで動画ですからね。肝心の怪物は中盤以降チラチラ部分的に映り夜が明けるとその醜い全身像をさらすわけですが、最後までほんの一部分だけしか見せずに終わるという撮り方もありだし、正直言ってそのほうが良かったんじゃないかと思います。まあこれは製作スタッフたちが見せたくて我慢しきれなかったのかな(笑)。あと地下鉄で襲ってくるバグみたいなやつは平成ガメラのレギオンに登場の仕方からそっくり、ほんとスタッフの皆さん怪獣映画が好きですね(笑)。 ちょっと不思議なのは、この映画に限らず今世紀に入ってからのハリウッド映画に出てくる怪獣・怪物は、どうして体表がのっぺりした両生類系というかゴブリン系ばっかりなんでしょうね?CG化しやすいからなのか、単に手抜きして真似しあってるだけなのか?
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2018-09-14 21:48:03)
209.ネタバレ 手持ちカメラでの撮影とはいえ、カメラは捕らえべきところをすごく的確に捕らえてますよね その辺、練りに練って撮られた素晴らしいカメラワークであったと思います。ただ、一度きりの鑑賞ではすごく分かりにくい。二度目を観ることによってようやく誰が誰なのやら分かった次第で、兄弟・彼氏・彼女・友人・そして人騒がせなカメラマンなど 一体、誰と誰がどんな関係なのやら もちろん分かりきった上で挑んだほうが楽しめる。よって二度観る事をお勧めいたす。ただし、その際、変な怪獣再び目にする事になってしまいますよね その都度ゲンナリしてしまいますよね でもそんな責任一切とれませんです 知らんです
3737さん [DVD(字幕)] 8点(2013-08-05 23:18:45)
😂 2
208.ネタバレ ホラー映画やモンスターパニック映画が好きな自分にとってこのクローバーフィールドは超超超傑作といっていい映画だった。
ゴジラをはじめとする巨大生物映画を、怪物の視点や三人称視点ではなく、
ホームビデオの一人称視点で表現した本作の功績は大き過ぎる。
今まであったものの一歩先を行った感じだ。
この”視点の転換”が映画をここまで面白くさせる。
最初こそホームビデオでとらえた映画らしい残念さはあるが、
一度パニックが起こってしまえば後はほぼノンストップで迫力の臨場感に包まれる。
パニック映画において迫力の臨場感とはこれほどまでに大事であったのかと思う。

しかしよくここまで規模が大きい自己視点を表現できたものだと思う。
ビデオカメラでとらえた光景はまさに本物と区別できない。
ここまで作り物のリアリティが進歩すると、もう心霊映像やUFO映像の信憑性は薄くなってしまうんじゃないのかと思う。
逃げ惑う人々や途方にくれる人々は現場の雰囲気をたぶん見事に再現している。
そして人間的絶望感が凄い。
エイリアンの子供が無数に生み落とされる場面や、軍の医療キャンプでビニール越しに女性の頭部が爆発する?シーンで
「もう人間は終わった」と思った。

たぶんテロがあったからこういう作品ができたのかもしれない。
未知の驚異におびえる人々のパニックがリアル過ぎる。
ドラッグストアでみた、窓の向こうが土埃に包まれる場面だってそうだ。高層ビルだってあのテロ事件みたいな崩れ方をする。
これはその当時の恐怖を反映したホラーなのだ。
普通こういう映画だと「核で街をふっとばす」みたいな言い方がされるが、
この作品ではそういう言葉は出てこなかった。

自由の女神の首が吹っ飛ぶ。これは日本語吹き替えで見ると、このシーンの吹き替えは個人的に面白かった。
日本語吹き替えだとカメラ持った男はよくしゃべる愉快な男だった。
この映画見ると軍ってスゲーなと思った。
なんであれ日本の文化やゴジラ様を作品内に持ち出したからには、それに対する挑戦状のようなものがあったにちがいない。
そして自由の女神はたぶん猿の惑星からきているのかもしれない。
猿の惑星にもゴジラにも引けを取らない傑作SFパニック映画だった。
ゴシックヘッドさん [DVD(吹替)] 8点(2013-06-09 23:39:46)
👍 2
207.ネタバレ 序盤のありきたりな日常から一転して非日常に陥るまでが上手いですね。こういう映画と知らなかったので意表を突かれました。手ブレしまくりの映像も臨場感をだすのに大いに貢献してますし全く酔う事はありませんでした。酔う人にはキツイと思いますがこの演出は僕は全然ありだと思います。
キリンさん [DVD(字幕)] 8点(2013-01-02 00:14:44)
206.JJエイブラムスはコラージュの天才。本作では悪名高きエメリッヒゴジラを作り直しているのですが、そこにスピルバーグの演出手法を採り入れ、テレビドラマでやっていそうな青春ドラマをトッピング。自由の女神の生首が転がるビジュアルは「ニューヨーク1997」からの拝借なのですが、抜群のシチュエーションでこれを投入することで本作を象徴する場面へと昇華させています。。。
脚本は隙がないほどに作りこまれています。軍人さんの忠告を無視して火事場に入る迷惑男の物語なのですが(現実の被災地では一番厄介なタイプ)、主人公の心理的背景を簡潔ながらもしっかりと伝えているおかげで、身勝手な主人公への嫌悪感を覚えることはありません。カメラマン役については”空気を読めないバカ男”というキャラ設定がなされており、友人が目の前で兄弟を失おうが、さっきまで行動を共にしていた女性が血を吐いて死のうがカメラを回し続ける彼の不可解な行動についても一定のフォローがなされています。事態に対処する軍隊の行動は現実的であり、”NYが怪獣に蹂躙されたら?”という設定が論理的に煮詰められていると思います。ここまでやってくれれば文句なしです。。。
本作の問題点といえば、とにかく画面で酔うということ。私は手持ちカメラの映像に慣れているつもりなのですが、それでも凝視するのが苦しい場面がいくつかありました。人によっては鑑賞不可能に近い状態となっており、もし続編を作るのであれば、この点は改善すべきだと思います。
ザ・チャンバラさん [映画館(字幕)] 8点(2012-06-20 01:14:51)
205.ネタバレ 予告だけでどんな内容かある程度予想はついていたし、その予想はほとんどはずれてはいなかった。しかも他の方が言われている通りつっこみどころが多く、人が不死身すぎるとか、あの状況でカメラ撮り続けるのってどうなのとか、ヘリの動きとか、結構ある。それでも十分に楽しめた映画だった。鑑賞後、色々調べてみるとオチ直前の海の映像や、パーティシーンでソファに横たわる女性など、本編でほとんど触れていないところに意味を持たせていたり、ネットだけに流したニュース映像がある事がわかりニヤリ。次作もあるようですが、是非同じスタッフでお願いしたい。
コロチンさん [DVD(字幕)] 8点(2012-05-02 10:30:49)
204.ネタバレ 巨大生物がニューヨークに突如上陸して暴れた夜を、偶然パーティーでビデオカメラを回していた男が記録した…という設定。映画は全編そのビデオカメラが捕らえた映像になっていて、自分もその場にいるかのような臨場感が味わえます。巨大生物の正体が随所にチラっと見えるので見逃さないで!
nyarameroさん [DVD(字幕)] 8点(2012-04-24 14:29:57)
203.パニックムービーを、過去に経験した事がないほど「主観的に」観られる作品で、個人的にはとても楽しめた。続編を作る話があるのかは分からないが、もし作るのなら、臨場感が損なわれない程度に手ブレを修正してほしい。こういう作品を3Dで体験できたら楽しいだろうなと思うけれど、本気で気分が悪くなる人が続出しそうな気がする。
woodさん [映画館(字幕)] 8点(2009-11-08 17:35:39)
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マーク説明
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《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 242人
平均点数 6.48点
010.41%
162.48%
210.41%
3104.13%
4177.02%
52911.98%
64518.60%
75623.14%
84619.01%
9239.50%
1083.31%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.52点 Review34人
2 ストーリー評価 5.92点 Review41人
3 鑑賞後の後味 5.74点 Review43人
4 音楽評価 5.50点 Review28人
5 感泣評価 3.46点 Review26人

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