映画『マイ・ブルーベリー・ナイツ』の口コミ・レビュー

マイ・ブルーベリー・ナイツ

[マイブルーベリーナイツ]
My Blueberry Nights
2007年上映時間:95分
平均点:5.57 / 10(Review 47人) (点数分布表示)
公開開始日(2008-03-22)
ドラマロマンス
新規登録(2008-01-24)【カラバ侯爵】さん
タイトル情報更新(2008-12-01)【にじばぶ】さん
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監督ウォン・カーウァイ
キャストジュード・ロウ(男優)ジェレミー
ノラ・ジョーンズ(女優)エリザベス
フランキー・フェイソン(男優)トラヴィス
デヴィッド・ストラザーン(男優)アーニー・コープランド
レイチェル・ワイズ(女優)スー・リン・コープランド
ナタリー・ポートマン(女優)レスリー
原作ウォン・カーウァイ(原案)
脚本ウォン・カーウァイ
音楽ライ・クーダー
挿入曲ノラ・ジョーンズ"The Story"
オーティス・レディング"Try a Little Tenderness"
グスターボ・サンタオラヤ"Pajaros"
ライ・クーダー"Ely Nevada"他
撮影ダリウス・コンジ
製作ウォン・カーウァイ
配給アスミック・エース
美術ウィリアム・チャン
編集ウィリアム・チャン
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💬口コミ一覧

47.ネタバレ やっぱりウォン・カーウァイはいいですね! この映画も、ウォン・カーウァイ独特の映像世界に音楽がピッタリと合っていて、とてもカッコ良かったです! 
ただ、見始めてしばらくは「恋する惑星」や「天使の涙」の印象が強烈に残っていたせいか、最初は映像と英語&アメリカの組み合わせに違和感を覚え、慣れるまでに少し時間がかかりました。

ストーリーだけに焦点を当てると、登場人物の掘り下げ方や展開等に物足りなさを感じるでしょうが、もともとウォン・カーウァイ作品の魅力は、映像・音楽・ストーリーのバランスの良さ。これ以上のストーリー濃度は、かえって作品の良さを損なうような気がします。

個人的には、ラスベガスへ向かう時の風景が「テルマ&ルイーズ」のような乾いた雰囲気で、とてもステキに映りました。このシーンを見せるためだけにアメリカを舞台にしたのかと思えるほど。そして、手を振りながら2台の車が別れていくシーンが、この映画の中で一番好きでした。
ramoさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2022-04-17 21:01:07)
46.ネタバレ ウォンカ―ウァイの映画センスはアジアでずば抜けてる。
トントさん [DVD(字幕)] 8点(2013-12-22 22:24:11)
45.普通の女の子が失恋がきっかけの旅を経て成長するという、まあどこにでもありそうな話を、カーウァイ流のセンスでお洒落に撮るとこうなる。ノラがとりたてて華があるわけではないが可愛い気のある女の子を好演。レディングの大好きな曲をここぞ!というところで流してくれて嬉しかった。インテリアやメニューなど、アメリカのダイナー的空間が好きな人にはかなりオススメ。私もあんな居心地良さそうな店が近くにあったら絶対入り浸ると思う。
lady wolfさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2009-07-22 12:12:10)
44.「2046」以来、久方ぶりにウォン・カーウァイの映画を観た。この映画監督の味わいを思い出すと共に、自分が彼の作品を大好きだったことを思い出した。

ストーリーに深みがあるわけではないが、映画自体が薄っぺらいわけではない。
それは、登場するキャラクターの息づかいと振る舞いを、独特の映像世界の中で丁寧に映し出しているからだと思う。
何気なくも美しいものを、確実に美しく描き出すことに、この映画監督は長けているのだ。
映画初主演のノラ・ジョーンズを筆頭に、レイチェル・ワイズ、ナタリー・ポートマン、この映画に出演するそれぞれの女優は、もちろん確かに美しい。ただ、描き出されるものは、ビジュアルを超えた彼女たちの内に秘められた絶対的な美しさだったと思う。
その言動を見ているだけで、ただ幸福になる感じ。それはイコール、映画を観るという「幸福」の本質的な部分だと思う。

自分の好きな映画が、良い映画。映画に対する価値観とは、本来そういうものであり、それ以上でもそれ以下でもない。
ただ、春の夜に、温もりと甘さに溢れた空気に包まれる。
鉄腕麗人さん [映画館(字幕)] 8点(2008-03-29 01:09:55)
43.【あねやん記】部屋に夜景とか自然とかの風景の絵葉書をペタペタと飾っちゃう人がいるじゃない? ああいう、ちょっとイタい人向けの映画だわ。っていうかソレってアタシのコトだけどネ。誰が撮ろうが誰が出ようがその1作が映画として面白いかどうかっていうのがポイントだとアタシは思うわ。だけど、ウォン・カーウァイにノラ・ジョーンズにライ・クーダーにダリウス・コンジよ? そんな組み合わせでアタシにとってご馳走にならないワケないじゃない。もうね、期待の通りにキレイな画面とステキな音楽に最初っから最後まで酔いっぱなしよ。1カット1カット切り取って部屋に飾っておきたいくらいだわ。そして、それだけの映画。中身なんてないようなものね。そりゃ、ウォン・カーウァイの映画にいっつも感じる「人が好きなのに孤独、孤独だけど人が好き」って空気は今回もきっちり漂ってるケド、でも雰囲気に酔えるだけで十分だし、それ以上、何を望むの?ってカンジ。だから、キーワードにピンと来ない人が見ても意味ない気がするのよね(あ、ノラの歌は少ししか流れないので、彼女目当てだと残念かもしれないケド)。いっつもカメラ手前にピントが合ってないボヤけた何かが映ってる状態、赤と光とカクカク飛ぶ画、そんな毎度のカーウァイ節を鬱陶しく感じなくってウットリできる人なら、至福の1時間半ね(そうでない人にとっては拷問かしら)。最後に。スタイルばっかりのオシャレ映画だって存在を肯定されてもイイと思うわ。
あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 8点(2008-03-25 21:14:46)
42.ネタバレ 十数年ぶりの再鑑賞です。香港の映画作家が、アジア系のミュージシャンを主演にして米国でロードムービーを撮るとなれば、何かしら特別な意味を期待してしまうけど、残念ながら、そのようなものが見出せる映画ではありません。
物語は、限られた場所での会話から登場人物の背景を想像させるスタイルで、いわば短編小説のような味わいですが、さほど中身のない話をお洒落にカッコよく撮っただけともいえる。メンフィスの話も、ラスベガスの話も、要するに「失ってはじめて大切な存在に気づく」ってことだけど、それほど独創性を感じさせるエピソードともいえない。
テキサス出身でニューヨークを拠点に活躍するノラ・ジョーンズにとっては、米国を縦断するロードムービーに出演する意義もあろうし、その土地にまつわる音楽を選ぶ意義もあろうけれど、残念ながら、王家衛の脚本や映像には米国の土地に対する関心が感じられません。とくにメンフィスのエピソードは、あえてメンフィスを舞台に選ぶ必然性をまったく見出せない。メンフィスの風景が映し出されるわけでもなく、歴史が垣間見えるわけでもなく、黒人と白人の関係性が浮き彫りになるわけでもない。ネットの情報によれば、たんに予算の制約からロードムービーを撮ることになっただけらしい。
ノラ・ジョーンズをはじめとして俳優陣の演技は悪くないと思います。オマケの7点。
まいかさん [インターネット(字幕)] 7点(2025-06-17 05:38:10)
41.「ああ、ジュード・ロウになりたいなあ」などとバカなことを考えながら鑑賞しました。実際は荒川良々に近いんですがね orz 。カウンター越しの会話と、カウンターを乗り越えて寄り添うように並んで話すシーンの対比が印象的。「ああ、自分にも隣に座って一緒に話しをしてくれる人がいないかなあ」などと考えてしまうのでした。実際に行く店は松屋とかココイチなんで、カウンターを乗り越えられても困るんですがね。自分んちの合鍵はずっと引き出しに仕舞ったままなので、いくら待っても鍵を取りにくる人がそもそもいません。あーーーーやんなっちゃうわ。
ゆうろうさん [インターネット(字幕)] 7点(2013-10-11 01:05:51)
😂 1
40.雰囲気で押し切っているといえばいえるが、独特の浮遊感とある種の倦怠感は意外に悪くない。各登場人物がさらりとした接点だけで通り過ぎていく中、デヴィッド・ストラザーンの地味怪演が、地道な存在感を残している。カサンドラ・ウィルソンの"Harvest Moon"の巧カヴァーに+1点。
Oliasさん [DVD(字幕)] 7点(2012-05-17 23:32:03)
39.ジュード・ロウが演じててもちゃんとウォン・カーウァイの映画。ダラダラしてると言われればその通りだなーとも思う。が、このダラダラ且つウジウジした人間関係をボンヤリ観るのが楽しかったです。パリ、テキサスを思い出させるなーと思ったり。好きな作品。もうすこしキャット・パワー見たかったなー。
reitengoさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-01-05 10:04:26)
38.甘くて切ない。
そう言う言葉がよくあう映画でした。
人生の中での恋愛はきっとこういう方が後々良いのかもしれませんね。
短い時間で、登場人物の様々な感情、想いが共感出来る作りはとても素晴らしかったです。
sirou92さん [DVD(字幕)] 7点(2011-01-07 23:11:19)
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37.なんとなく観るのにいい映画。
ちょっとお洒落でかわいくてかっこいい。
 
お説教臭くもないし、血生臭くもない。甘いお菓子の匂いのする映画。
重たい映画のお口直しなどにはもってこい。
あんな喫茶店行きつけにしたいナァ・・
おでんの卵さん [DVD(字幕)] 7点(2010-10-22 03:12:39)
36.ネタバレ 全体として焦点が分散しているため、緊張感に欠けた印象が残る。しかし、ラストのキスシーンの美しさは一見に値する。ナタリー・ポートマンには底知れない存在感があるし、レイチェル・ワイズは痛みと美しさが同居したキャラクターを見事に演じている。ノラ・ジョーンズの演技については、普通の人っぽさが出ていて良かったと思う。とくに、カフェのカウンターで寝ているときににジュード・ロウにキスされるが、その時のかすかな微笑みの表情は、味わい深いものだった。まずまず。
wunderlichさん [DVD(字幕)] 7点(2009-01-17 12:30:52)
35.ネタバレ ゴム手袋と金髪、は『恋する惑星』と『天使の涙』での重要な小道具だった。本作にも出てきます。最近のカーウァイ作品では見られなかった、お洒落さと軽さが同居した、久々の快作。ナタリー・ポートマンとレイチェル・ワイズの起用は嬉しい限りだが、主演のノラ・ジョーンズが正直ぱっとしない。フェイ・ウォンのような浮遊感が欲しいところ。ちなみに、ブルーベリーパイはノラの嫌いな食べ物だとか。彼女は嫌いなものを食べてでも、ジュード・ロウに会いたかったんだね。
フライボーイさん [映画館(字幕)] 7点(2008-04-08 07:27:49)
34.ネタバレ 恋に破れた女性が旅をしながら色んな人たちと出会い、そして自身を見つめなおし最終的に一番自身が求めている人の元へ戻ってゆく。本来なら男女逆の立場なのだろうけど、こういう平凡な失恋話を色彩鮮やかな映像と巧みな演出で紡ぎあげてゆく様はやっぱりこの監督らしさかなぁと。「恋する惑星」の次点で好きな作品になりました。あんな体勢でのキスシーンも撮り方ひとつですごく洒落た名シーンになる。作品のカラーはブルーベリー仕立てでしっかりマッチしている。逆に食欲もそそられました。。この作品を観終わった後、なんとなく清清しく、そして新しい出会いに希望を抱く自分がいます。
シネマブルクさん [映画館(字幕)] 7点(2008-04-01 18:19:28)
33.ネタバレ 特にストーリーが無く、ちょっと印象に残る日常の出来事を、いい音楽と綺麗な映像で仕上げたこのての映画は、個人的には好きです。知らなかっただけに、ナタリーポートマンが出てきたときは、サプライズでした。あと、気さくなカフェの兄ちゃん風のジュードロウもよかった!
ドクターペッパーさん [映画館(字幕)] 7点(2008-03-26 23:54:57)
32.幻想的な映像だったりしてよかったんだけど、登場人物やエピソードたちに共感できるものがなかった。記憶には残りにくい作品だと思う。
HRM36さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-07-30 18:17:14)
31.画のキレイな映画は好きだし素敵な作品なんだけど、なんでかあまり惹かれないんですよね…「恋する惑星」の時も思ったけど。インドの血をひくノラはPVでなく普通の映画だとあまり映えなくて、ジュードは逆に役にはカッコよすぎです。被写界深度の浅いボケ味はポートレイトなら美しいけど、映画で多用されると目が悪くなったみたいでちょっとイラつく。
レインさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-05-02 13:09:27)
30.ジュード・ロウ、すごく良かった。普通の庶民の役を見るのは初めて。ラストのキスシーンがBeautiful!!
jujuさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-04-30 21:07:02)
29.ネタバレ ウォン・カーウァイの作品はいつも観終わって暫くしてから思い返す時、ひとつひとつの場面というよりは、むしろ全体の雰囲気がボワッと浮かんでくる感じだが、この作品もまさにそんな感じだった。

90分の尺では、ヒロインが失恋してから旅に出て戻ってくるまでの300日を映し出す時にどうしても駆け足になるのは否めない。それぞれ愛に悩む人々とのご都合主義的な出会いが重なり、最後でヒロインが、イマイチ成長した感じにとれないのが残念な気がしたが、元々この監督の作品は展開に大きな起伏はそれほどないので、かえってこの長さのほうが間延びしなくて良かったのかもしれない。

ノラ・ジョーンズは作りすぎずに普通の女性を体現。ジュード・ロウは癖のある役もいいが、こういう普通の役もまた上手い(物足りない人も多いと思うけど)。デヴィッド・ストラザーン、ナタリー・ポートマン、レイチェル・ワイズと芸達者を次々と贅沢に使って作品に重厚さがあった。

映像の美しさ、とりわけネオンや夜の飲食店のライトに照らされる出演者が、物思いにふける表情は、言葉なくして心の葛藤を表現していて思わず唸らされた。最後のキスはまさに秀逸。美しくてため息が出ました。
まさかずきゅーぶりっくさん [DVD(吹替)] 6点(2009-02-01 00:26:59)
👍 1
28.ノラが演技してない・・・脇を固める俳優の演技が良かったです。
じょーーさん [DVD(字幕)] 6点(2008-12-11 17:57:48)
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マーク説明
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《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 47人
平均点数 5.57点
000.00%
100.00%
212.13%
336.38%
4817.02%
51123.40%
6919.15%
71021.28%
8510.64%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.66点 Review6人
2 ストーリー評価 4.28点 Review7人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review7人
4 音楽評価 6.25点 Review8人
5 感泣評価 2.25点 Review4人

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