映画『ジェネラル・ルージュの凱旋』の口コミ・レビュー

ジェネラル・ルージュの凱旋

[ジェネラルルージュノガイセン]
The Triumphant General Rouge
2009年上映時間:122分
平均点:6.26 / 10(Review 50人) (点数分布表示)
公開開始日(2009-03-07)
ドラマサスペンス医学ものシリーズものミステリー小説の映画化
新規登録(2009-02-02)【イニシャルK】さん
タイトル情報更新(2017-04-22)【イニシャルK】さん
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監督中村義洋
キャスト竹内結子(女優)田口公子
阿部寛(男優)白鳥圭輔
堺雅人(男優)速水晃一
羽田美智子(女優)花房美和
山本太郎(男優)佐藤拓馬
高嶋政伸(男優)沼田利博
貫地谷しほり(女優)如月翔子
尾美としのり(男優)三船啓二
林泰文(男優)小峰小太郎
佐野史郎(男優)垣谷雄次
玉山鉄二(男優)酒井利樹
國村隼(男優)高階権太
平泉成(男優)黒崎誠一郎
野際陽子(女優)藤原真琴
河原さぶ(男優)市川(田口の患者)
並樹史朗(男優)井川
長江英和(男優)山本
原作海堂尊「ジェネラル・ルージュの凱旋」(宝島社刊)
脚本中村義洋
斉藤ひろし
音楽佐藤直紀
撮影佐々木原保志
製作細野義朗
島谷能成
東宝(「ジェネラル・ルージュの凱旋」製作委員会)
朝日新聞社(「ジェネラル・ルージュの凱旋」製作委員会)
S・D・P(スターダストピクチャーズ)(「ジェネラル・ルージュの凱旋」製作委員会)
TBSテレビ(「ジェネラル・ルージュの凱旋」製作委員会)
毎日放送(「ジェネラル・ルージュの凱旋」製作委員会)
企画市川南〔製作〕
プロデューサー山内章弘
配給東宝
美術金勝浩一
編集阿部亙英
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💬口コミ一覧

50.自分でも驚きだが、何故か10点である。「はん?これが?」と鼻で笑われそうだが、1作目より全然面白い。特にコメディの質が前作よりやけに高くなっている。
現役医師さんが書いてるだけあってか、原作も相当メディカルエンタティンメントとして面白いんだが。
こちらは原作を読んだ人間でも楽しめるように上手いこと再構成されてて、結果原作よりも面白い。
何より原作で個人的にこうなって欲しかったと思ったことが、ラストに向けて起きたのでスッキリした。
あとジェネラルルージュの本当の意味がわかるシーン。個人的に楽しみにしてたんだが、実際に見るとちょっと気持ち悪かった。

ひで太郎さん [映画館(邦画)] 10点(2009-04-17 12:45:12)
49.ネタバレ  久しぶりにガツンと面白い映画でした。ミステリーとしても面白いし、医療ドラマとしても面白い。
 出てくる人がうさんくさい人ばかりで、誰もが怪しすぎです。
 堺雅人演じる速水センター長。羽田美智子演じる花房看護師長。高嶋政伸演じる沼田副委員長。三者三様で怪しさ満点。一癖も二癖もあるこの面子に放り込まれる田口医師。そんな田口委員長も肩書きだけは持っているので、自由に病院の中を動き回れる。そしてもう一人の権力者、厚生労働省の白鳥が参戦。このシチュエーションが閉鎖的な院内の人間関係、勢力争い、陰謀を少しずつ明らかにしていくそのプロセスが面白い。
 速水センター長が糾弾されるシーンから怒涛のごとくつっぱしるクライマックスは圧巻。ラスト30分のためだけにある映画だと言っても過言ではないかもしれない。
 ラストのパニックは代表的な医療ドラマで同じようなシチュエーションを何回か見てきました。
 ですが過去の類似作品と比較しても、最も規模が大きかったように思えます。この規模は映画ならでは。こーゆーのが見られるのが映画の醍醐味です。
 興奮冷めやらぬまま終わりを迎え、なんとなくすっきりしない気持ちが残ります。それは速見センター長が3年間とはいえ、異動を命じられたから。その辺りの常識はよくわかりませんが、個人的にはそのまま病院に残ってほしかったです。
たきたてさん [DVD(邦画)] 9点(2020-07-19 04:30:33)
48.ネタバレ  それぞれの要素のバランスが見事。充分に面白いと感じさせる作品です。
■まずさすが映画、という感じの原作の濃縮。委員会を一つに合成したり、田口と速水がほぼ他人同様の関係であったり。映画的な時間の制約、および演出効果を高めるための措置でしょうが、それに違和感がない。プラスに働いていると思います。
■そして何といってもメインの役者の演技が素晴らしい。第一に速水、次点で沼田、さらに花房看護師長はピシャリときてます。田口と白鳥はバチスタと同様。白鳥のウザさがかなり軽減されて親しみやすいキャラとなっているのは映画的な上手さ、というべきか。ところどころ滑舌が悪いのが玉に瑕。
 さて、個人的に堺雅人扮する速水が好きすぎる。それは主張内容ではなく演技的な意味で。あのナチュラルなニヤッとした表情がツボだし、動作の面では聴診器を耳にあてるところとかすごいカッコイイ。口紅シーンも最初はえ?と思いましたがその感覚を封殺するほどに妙に合っちゃってるんですね。特筆すべきは委員会のシーン。動きのないシーンにあれだけの時間を割き、しかも良シーンとなったのも速水の演技あってのこと。「ベッドは足りない。人も寄越さない!」以降の盛り上げ、引き込まれ方。白鳥が一発逆転かました後の沼田の表情の変化も見事です。
■バチスタと比べテンポと緩急が重視されており、ギャグ、シリアス、そしてリアルのバランスが良い。特に医療の現状をさりげなく伝えてくる描写。大学病院内部の軋轢、経営的な観点からの病院そのものの存続と現場、患者の感覚と医療従事者の合理性の差異、などなど・・・。特にトリアージは考えさせられます。医者としての合理性は「2」救えるより「3」救えるほうを選択すべき。それはとてもよくわかります。しかし、実際自分の愛する人があの状況で「救命不可能」の判定をされたら・・・やはり納得できないでしょう。大きいのは、「死亡」だけでなく「まだ生きてるが救命不可能」が同様の判定となること。目の前にまだ生きている家族がいるのに助ける手立てがない。頼みの綱の医者も見向きもしてくれない。あの夫人の気持ち、痛いほどよくわかります。
53羽の孔雀さん [映画館(邦画)] 8点(2014-09-27 01:07:21)
👍 1
47.ネタバレ 前作バチスタは未鑑賞。なかなか個人的にはカタルシス感じられる作品だった。強い主張はあまり感じられないが、 今の医療制度に物申す的な一石があったのはよいと思う。ラスト近くの事故による受け入れシーンは、多少長尺な印象も受けるが、私には染み入った。幾度と入院を繰り返した自身としては、内部の大変さはまた非情にならなくてはならぬ現状は察するものがある。役者陣もなかなかのお仕事ぶりで満足。高島弟さんは悪役の方が映える気がする。最後に、あんなに先にまわって精神的に支えてくれる人は、ジェネラルにはピッタリかも。


ぽてころさん [DVD(邦画)] 8点(2013-10-04 00:33:47)
46.ネタバレ 前作未観、原作未読。
堺雅人が凄い。
何ヶ所か???と言うとこもあったけど、倫理審査委員会からスタットコールにかけての件はパターンではあるものの圧巻だった。
かめきちさん [DVD(邦画)] 8点(2012-05-05 07:57:35)
👍 1
45.前作のトリックが原作も映画もドラマもそれではそんな死に方にならないだろうというものだったこともあって、原作はミステリーですらない今作にはあまり大きな期待をしていなかったが、意外によかった。シリアスなシーンの中にも笑えるシーンを持ってくるところもアメリカ映画のようで新鮮だった。
HKさん [DVD(邦画)] 8点(2009-09-21 00:10:06)
44.前作「チーム・バチスタの栄光」がドラマ版にさえ負けてしまうクオリティの低さだったので、全く期待しないで鑑賞。だが前作から一転、キャラクターを掴んでいるおかげか今回はすんなりと物語に没頭できた。最近話題のドクター・ヘリや病院の患者収容量のキャパシティの問題などの時事ネタを効果的に盛り込み、本格的なメディカル・サスペンスへと作りこんでいる。更にトレーラー事故による大規模な病院搬送のシークエンスを作ることでモブ・シーンを形成してスケール感を大幅に助長し(いわゆる物量作戦というやつか)、パニック映画の要素を盛り込むことによって、娯楽映画の要素をクリアしたのは歓迎すべき点である。確かに細かく考えると、最後の領収書ネタはあれはないだろうとか、多少誇張された人物描写があるのは事実だが、コミカルなノリと大幅に向上したテンポで最後まで強引に押し切っているので、鑑賞中はそれほど気にならなかった。この調子で次は「イノセント・ゲリラの祝祭」を映画化して欲しいが…興行成績は前作より下回っているらしい。何だか微妙な気分…。
ドラりんさん [映画館(邦画)] 8点(2009-04-18 00:17:36)
👍 1
43.ネタバレ クライマックス前の倫理委員会のシーンなどは、ともすればテレビドラマ的なダイアログ従属型の場面になりがちだが、
人物の出入りと共にさまざまな音響(手ばたき、携帯のコール音、スクリーンの開くモーター音)をフレーム外から先行させていくショットつなぎで
シーンの緊張を持続させ、その後の動的なスペクタクルへのタメとしても機能することとなる。

病院玄関口で待機する山本太郎らのショットに、救急車のサイレン音を次第に高めていく形で響かせる。
エピローグでの堺雅人と羽田美智子のツーショトに、救急ヘリの音を響かせて次の屋上ヘリポートシーンにスムーズに繋げる。

舞台が病院という閉鎖空間に限定される舞台だからこそ、発生源不明の音響を配置することによって画面外へのベクトルを創り出す。
そうした意識的な音の用法を以て観客をドラマに引き込んでいこうという細やかな芸は
随所で確認できる。コーヒー豆を挽く不協和音の活用の巧さも言うまでもない。
モブシーンでの、画面中央からフレーム外へと放射状に人物の動線をつくって空間を広げてみせる演出も同様だろう。

モノクロでのパートカラー処理によって印象づけられる、赤色灯、血、口紅の艶めかしい赤が仄かにエロティックなラブシーンとなっている。
ユーカラさん [DVD(邦画)] 7点(2016-07-19 14:12:57)
42.チーム・バチスタものは全くの初めてですが、予備知識が無くても医療業界を知らなくても、内容は分かりやすく結構面白い映画でした。
ProPaceさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2014-09-11 20:16:36)
41.ネタバレ 話の本筋は意外としょぼいので、推理物と思って見たらがっかりする。
しょぼい本筋からミスリードする為だけに取って付けたような殺人事件を発生させるという構成も稚拙。
口封じの為に殺すという動機がアホ過ぎるし、どうしても殺さないといけなかったんだとしても殺し方がテキトー過ぎる。
このシリーズはミステリーというよりは、コミカルな登場人物によるコメディとして見た方が正解なのかも知れない。
とは言うものの、しょぼい本筋の真相が明らかになった後に待ち受けてるクライマックスの演出はそれなりに盛り上がったし、感動的ですらあった。
救急医療の裏側にある問題について少し考えさせられるような内容になってるのがいいと思います。
あと、チュッパチャプス程度のしょぼい利益供与ですら見逃さず、倫理委員会委員長として処罰するというオチも面白かったです。
もとやさん [地上波(邦画)] 7点(2013-12-24 09:58:16)
👍 1
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40.堺雅人のエドワード・ノートン感は異常。
オルタナ野郎さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2013-01-04 18:55:50)
39.サスペンス感のないサスペンスだけど、その分コメディチックでおもしろい、その上救急医療の核心を突く肩のこらない社会派ドラマ。誰しも損得では勘定できない救急医療の大切さがわかる。
竹内結子さんのあの役は画期的、格好いい役が得意な役者が多い中、あれだけずっこけた役を演ずるのもなかなかできないことだ。阿部寛の役柄は仲閒さんとの共演で見ていたから驚かなかったが・・・。
ESPERANZAさん [DVD(邦画)] 7点(2012-01-28 21:51:59)
38.ネタバレ 前作よりもずっと面白い。面白くしたのは、速水救急センター長を演じる堺雅人の影響だろうね。それとトレーラー事故シーンで盛り上がるからだろう。
ちなみに原作は結構好きだ。
あきぴー@武蔵国さん [DVD(邦画)] 7点(2010-12-04 23:15:03)
👍 1
37.ネタバレ 飄々とストーリーが進んでいく。音楽も控えめ。でも誰が主役なんだろう、って観賞後に感じました。竹内結子さんはこんなキャラが合っているし、上手い。阿倍ちゃんは、こんなキャラばかりだけど上手い。堺雅人さんは正直上手い。最近、悪役づいている高嶋政伸さん、いい。そんなこんなで淡々と話が進んで、盛り上がりには欠けるのだけれど、無理矢理「変」にはしていないので「好感」という評価になります。比較対象がTVドラマになってしまうのですが、あれは「変」過ぎ。
プライベートTTさん [地上波(邦画)] 7点(2010-09-29 13:03:09)
36.原作未読。「バチスタ」が派手な宣伝のわりに原作も映画もイマイチだったので、あまり注目していなかったんだけど、これは面白かった。前作より断然良かったと思う。前作で作ったメインキャラの設定を財産として上手く活用している。反対に、前作を見ていない人には?が浮かぶ部分もあるのだろうが、たぶん許容範囲内。新キャラとして、優男役が多い堺雅人がチョイ悪で迫力があり新鮮。救急医療の問題、医療費と病院経営、病院内派閥などなど、たくさん詰め込んであるけれど、とっちらかった印象がない。法廷劇的な展開の中で明かされる謎解きもシンプルで分かりやすく、爽快感がある。その謎解きがダイレクトにテーマに収束して行くという意味で、ミステリーとして一級品だけど、コミカルな味わいが先行することがこの映画らしいオリジナリティ。謎が解けても、問題が全て解決した訳ではないという着地感も良い。竹内結子の大げさな芝居も、可愛いので手放しに赦す。あの愚痴外来、受診したい。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2010-02-17 23:17:37)
👍 2
35.前作「チーム・バチスタの栄光」は劇場で鑑賞したのですが、いまいちだっだんで今作を観るのに躊躇いがあったんですが、なんの予想以上に、前作より断然面白かったです。まず物語のテンポが非情によい。そして何よりコミカルな演出が前作では鼻についたのだが今作はすんなり笑えましたね。タイトルにもなったジェネラル速水先生役の境雅人がいい味だしてます。あのちょっとニヤついた表情がいやらしいぐらいマッチしてる。そして映画本編を楽しみつつも、現代の医療問題についても考えさせられました。
シネマブルクさん [DVD(邦画)] 7点(2009-10-18 21:11:44)
34.凄く分かり易く、そしておもしろい。話のリズムも良くて、笑いもある。もう一回ぐらい次の作品もやってくれないかなぁ。
映画さん [DVD(邦画)] 7点(2009-09-27 10:43:37)
33.ネタバレ 前回に比べ、容疑者や真犯人の動機がより深くなっていてよかった。なんといってもジェネラル堺の好演が光りました。
osamuraiさん [DVD(邦画)] 7点(2009-09-15 13:49:22)
32.ネタバレ 先の展開が読めてしまうが、良かった。堺雅人がカッコイイ。が、一人浮いた感じなく、全体調和で秀でている。こいつは絶対、殺人犯じゃない、容疑者たりえないとわかっているが、真犯人のキャラだけ、ちょっと無理あったか?
凸凹コンビは健在。あまりくどくなくてほどほどなのかが、この映画を前作より前進させている。
医療問題等もあろうが、娯楽作として、力抜いて観て、満足出来る邦画と思います。
Postefさん [映画館(邦画)] 7点(2009-04-25 15:57:05)
31.俳優陣が自分のキャラをわかってきたのか、前作よりも各キャラがいい意味ではっちゃけてます。ストーリーも静と動、シリアスとコメディをうまく使い分けていて観ていてひきつけられました。1よりも2がオススメの一品です
猿トビ茶漬けさん [映画館(邦画)] 7点(2009-04-03 01:12:27)
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マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 50人
平均点数 6.26点
000.00%
100.00%
200.00%
324.00%
448.00%
5612.00%
61530.00%
71632.00%
8510.00%
912.00%
1012.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.00点 Review5人
2 ストーリー評価 6.14点 Review7人
3 鑑賞後の後味 5.83点 Review6人
4 音楽評価 5.40点 Review5人
5 感泣評価 4.75点 Review4人

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