映画『Avalon アヴァロン』の口コミ・レビュー

Avalon アヴァロン

[アヴァロン]
AVALON
2000年ポーランド上映時間:106分
平均点:5.32 / 10(Review 113人) (点数分布表示)
アクションSFネットもの
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2025-05-20)【イニシャルK】さん
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監督押井守
財前直見アッシュ(日本語吹き替え版)
日下武史ゲームマスター(日本語吹き替え版)
木下浩之マーフィ(日本語吹き替え版)
大塚明夫ビショップ(日本語吹き替え版)
山寺宏一スタンナ(日本語吹き替え版)
田中敦子〔声優〕ジル(日本語吹き替え版)
大川透九姉妹のマーフィー(日本語吹き替え版)
范文雀受付の女(日本語吹き替え版)
脚本伊藤和典
音楽川井憲次
メディアファクトリー(オリジナルサウンドトラック)
ポーランド国立ワルシャワ・フィルハーモニック・オーケストラ(演奏)
製作日本ヘラルド
電通
バンダイビジュアル
メディアファクトリー
プロデューサー渡辺繁(エクゼクティブ・プロデューサー)
坂上直行(エクゼクティブ・プロデューサー)
久保淳
川城和実(共同プロデューサー)
配給日本ヘラルド
特撮古賀信明(ビジュアルエフェクトスーパーバイザー)
美術渡部隆(美術デザイナー)
林弘幸(デジタル・アート・ディレクター)
竹内敦志(メカニックデザイン)
品田冬樹(造形)
録音若林和弘(音響監督)
井上秀司(音響デザイナー)
ランディ・トム(音響デザイナー)
あらすじ
『アヴァロン』アーサー王伝説で、最後の戦いに倒れたアーサーが運ばれたという島、英雄の魂が眠る場所……。 「アヴァロン」とは、近未来の戦闘体感ゲームの名前である。ヴァーチャルリアリティを駆使し、プレイヤーはその世界に入り込んで「パーティー」というティームを作り、そして銃を持って敵と戦う。そのリアリティ、迫力、そして勝つと賞金が貰えるというシステムから人々はこれに熱狂する。だがこのゲームは時には「未帰還者」と呼ばれる廃人を作り出すこともあり得る、非合法化された過激なゲームだった。
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💬口コミ一覧

113.ずっと見たくて、やっと最終で見れました。おもいっきり期待していたにも関わらず大満足です。映像といい音楽といい最高な出来かと。人によって何これ?と思う人も結構いるかもしれませんが、私はがっちり捕まれました。この画は日本が誇れる部分だと思うんですよ。多分他では撮れないと思うのです。
にゃん♪さん 10点(2001-03-10 00:56:36)
112.古い写真のような映像にオペラ調の音楽。カッコイイの一言です!
松下怜之佑さん 10点(2001-02-06 19:18:14)
111.ネタバレ Youtubeでポーランド語音声・英語字幕で鑑賞。ツボった! はまった! 自分は押井信者じゃないけれど彼のベスト監督作品じゃないかと感じる。

なんの予備知識もなしに観て、最初、ロシア語かなと思っていたがなんかちょっと発音が違う。それも当然。エンドクレジットでポーランド軍の協力とあって納得できた。

モチーフは「ビューティフル・ドリーマー」と「灰とダイヤモンド」だね。もちろん「ウィザードリー」と「攻殻機動隊」の要素もあるのだが、わざわざポーランドで撮影してることが大きいだろう。ラストで主人公のアッシュが手にする拳銃は「灰とダイヤモンド」でマチェクが持っていたのと同じラドムVIS35。銃マニアの押井としては、この拳銃を出したいがためだけにポーランドに行ったんじゃないかとさえ思えてくる(笑)。

余談だけど、中盤で任務失敗するときに出てくるのはワルサーPPKかなと思ったら大半がPPなんだね。てっきりPPKだと思ってた。それと、相変わらずモーゼル好きだよなあ。C96にストックつけたのが出てくるシーンは嬉しくなってニヤニヤしてしまった。さらに、冒頭の市街戦でのT-72や前半でのハインド乱舞、スターリングラードのトラクター工場を彷彿とさせる対決シーン、そこでのPPSh41乱射など共産趣味満載なのも楽しい。

アッシュはマチェクと同じようにけりを付けるつもりだったんだろうが、果たしてリセットされた世界でどうなるのだろうかと想像する。これからもゲーマーとして戦いながら地味なメガネっ子としてルーティーンな毎日を寒々と生きていくのかな。

そんな余韻に浸りつつ、いきなりエンドクレジットと同時にはじまる「ほこxたて」の音楽(笑)。好いなあ。この曲、身震いするくらい大好きだ。これからは、「ほこxたて」ではなく「Avalon アヴァロン」の音楽として聴いていこう。
オオカミさん [インターネット(字幕)] 9点(2012-10-26 08:29:05)
110.ネタバレ  映像演出だけでも観る価値あり。
 『こんなFPSやってみてぇ!!』と思うのですが作ってくれませんね。
 映像は凄くリアルなのに所々入るアナログゲーム的演出(爆炎が2D、死亡時はドット的にバラバラ崩壊等)が面白く且つ『同じ戦闘シーンでも戦争映画のような登場人物が生死を掛けた戦いではなくゲームでしかない』と言う印象をもたせることにもなっている。
 他にも『映像にフィルターを掛け虚実感を増す』『窓を開けると壁』等隅々まで手が込んでおり、またマトリックスが本作にも影響受けているのが分かり、それだけでも個人的には嬉しい。
 話に関しては、押井さんが好きな『現実と虚像の融合』的演出が他作品と比べて一番分かりやすかった。
 『ゲーム世界でのクセで拳銃を抜こうとする』『旧友の下品な飯の食い方(リアルな生活観)を見て嫌悪感を抱く』等ゲーム世界への依存度が強まり境界線が無くなりかけている主人公の心境を上手く表現できていると思った。シチューに関しては現実世界でも『楽しい事(料理や食事)』を見つけたかったと言う事なのでしょうか?
 そして後半に出てくる『クラス・リアル』、この世界に来た時にフィルターを外し、また長々と電車やコーラスのシーンを入れ『リアルな面倒臭さ』みたいのを演出し、ここが実はリアル世界なのではと視聴者に錯覚されるようになっており、これこそ『アニメじゃなく実写であるからこそ出来る演出』だと感じた(これまたマトリックスでもフィルター演出で世界の変化を演出してる)。
 ところが結局『クラス・リアル』も現実世界ではないのだが、『劇中冒頭の現実世界も、犬が突然いなくなったり、映像を繰り返したり等意図的におかしな演出があり、『じゃあどっちが現実なの?』と言う何とも煩わ心地良い刺激が残る。
 まぁ結局オチもあやふやだし、『映画世界の話なので現実なんてありませんよ』と言うニュアンスにも取れるので、そこは視聴者任せと言う事なんでしょうか。
 そう言った演出は嫌いではないですし、ゲーム好きに対する『こんな難しいゲームをクリアしてもまだ満足しないの?だったら超難しい『現実世界』をプレイしよう!現実だからレベルも1だよ!』的な皮肉が効いてて面白い。
 ただ相当独創的な作品なので人を選ぶのは間違いないですね。
ムランさん [DVD(字幕)] 9点(2011-07-18 18:07:20)
👍 1
109.傑作!マトリックスは超えたと思う。
チビすけさん 9点(2003-10-05 00:10:35)
108. 好き嫌いの激しい映画とは聞いていた。で、僕は、と云うと、好き。ゆっくりとしたテンポも独特のドライな雰囲気を醸し出すのに一役で寧ろ良い。キャメロンやシャウオスキーの称賛もうなずける。押井が下手にハリウッド進出したりすると、ウー老師みたいにハリウッドシステムにがんじがらめにされて、無難なとこばっか使われるだけだろな。
神父さん 9点(2003-05-12 14:15:57)
107.あっ、NANAさん。こっちが本家だったんやね(^^;)
zplpzbnb2さん 9点(2002-10-21 17:56:28)
106.↓の人のレビューが気になったのですが・・・元々マトリックスが押井監督のマトリックスに感化されて撮られたものですからねぇ。。。
NANAさん 9点(2002-09-18 02:36:51)
105. マトリックスの真似という印象が強いが、ポーランドでの撮影、ポーランド人の出演、旧ソ連製の兵器(ハインドやT-62)も独特の世界を演出しておりアメリカましてや国内での撮影では絶対にこの映画の独特の分囲気は出せなかったと思う。この映画好きです。
zplpzbnbさん 9点(2002-08-19 00:55:25)
104.この人の実写はケルベロスを初めとして全て見ていますが、一番わかりやすい(笑)です。逆にいえば他の映画があまりにもわかりにくすぎる気もするのですが。ただ、全ての作品に共通することですが2回、3回見て、初めて「こういう事なのか」とわかってくる映画なのではないかと思います。万人受けしない映画かなと思います。川井憲次さんの曲はあいかわらずいいです。
むにゅさん 9点(2002-05-15 05:54:38)
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103.ネタバレ うーん、監督の言いたいことはわかるし楽しんでいるつもりだが、実写じゃなくていいんじゃないの。
no_the_warさん [ブルーレイ(邦画)] 8点(2008-12-31 03:56:50)
102.丁寧に作ろうとしてるからこそ、人の動き、人がその世界に立たせるためにのろい流れが生まれる。…と、思う。自分の描きたいイメージを表すにはそれ相当の容量が必要なので…。自分はこのペースが好きなだけなんですが。内容は普通ではないでしょうか?自分に言わせれば「若きヴェルテルの悩み」より意味不明なものはありません!訳が解んない!
魚弱さん 8点(2004-05-09 01:47:30)
101.ただひたすらにスタイリッシュ。銃、兵器、ポーランド語・・・
みすぼらしい実際の生活と、生き生きとした仮想現実の世界。この皮肉さが良い。
さんざん問題提起して、見てる側に「おまえは何に価値をもとめているのか?さあ後は自分で考えろ」の終わらせ方。余韻が残ってグッドです。
ぱぴんぐさん 8点(2004-01-06 21:10:38)
100.この映画って評価分かれるでしょうね。ハリウッドっぽくないんですよ、テンポが。序盤に怒涛のアクションを見せてからはとにかくゆっくりとしたテンポ。個人的にはこのテンポが結構気に入っています。しかし、それよりも気に入ったのは音楽。この作品のスケールにマッチした良い音楽と思います。ただ、これって邦画なんですね。うーん、見えない
ダンディ男爵さん 8点(2003-10-24 13:03:30)
99.マトリックスをDVDで観る前に、これを映画館で観たせいか、映像面での衝撃度はこちらの方が上でした。一般には、逆の評価なんですね。分析すると、映画内世界は(1)映画内現実、(2)ゲーム「アヴァロン」のフィールド、(3)class-realの3層から成っています。ストーリーを簡単にいえば、「世界1から世界2を通して世界3に至る」というもの。映画の描写では、世界1も非現実であることがほのめかされていますが、世界3も、存在するためには大量のデータを必要とするシミュレーション領域とされています(世界3=マトリックス?)。確かに、class-realは仮想世界であることが判明するのですが、世界3がそれまでの世界1及び世界2とは異なり、あまりに鮮やかに描写されているため、世界3=現実界(real-field)のように思えます。ここからは、現実界もプログラムされたものに過ぎないかもしれない、というイメージが得られます(ビューティフルドリーマー?)。それを作者が意図したかどうかは分かりませんが。で、結局のところ、ラストなんかはよく分からなかったのですが、メタフィクションっぽい物語構造と、迫力ある戦闘シーンに圧倒されました。しかし、実は、この映画で一番スゴイのは、川井憲次の音楽ですよね。未だに、アヴァロンで使われた楽曲をTVで聴かない日は無いんじゃないかっていうくらい、広く使われてます。
山の木屑さん 8点(2003-06-18 22:19:42)
👍 3
98.熟した映画ファン向けの映画ですね。まずは無駄の無い構成(シーンとシーンの間に隙間が無い、シーンの内容を理解する前に次のシーンへと行ってしまう)が映画を難解にしている。熟した人ならついていけるというか、逆に無駄の無い分それが快感へとつながります。それとここのレビューを見て不思議に思うのが世界観がゲームであるとか、世界観を理解しないとダメであるとか、この映画には関係ないと思いますが?たぶんその部分で映画を理解しようとしても理解できない、楽しめないです。映画を一杯見ているとわかる映像の記号化をたのしむ映画だと思います。
ぶりぶりざえもんさん 8点(2003-05-28 12:54:13)
97.どの映画にも似てないなんとも言えない雰囲気が良い!
CCCPさん 8点(2003-01-16 22:20:47)
96.難解、眠い、でもすばらしくアーティステックな映画。押井監督言うところの共産圏の血中濃度が高いデザインも好き。でもなんといっても見ている人の心理を逆手に取ったカラー構成に驚いた。見ている側のいる世界がまるでバーチャルの世界のように感じさせる思い切った構成です。モノトーンに見慣れてその世界が現実視されたころに、本当は現実のはずのカラー画面に転じる…。視聴者はまるで自分のいる世界がひょっとすると幻ではないか?と思わせる演出の妙技!押井監督のキーワードはやはり「幻」。アヴァロンでは視聴者も巻き込んでしまった氏の演出力に脱帽です。
komoさん 8点(2002-10-10 21:56:20)
95.しっかり見れました。ゲームは好きなので、世界観はよく分かります。字幕版を通して一回みただけなので、一番最後だけよく分からないままです。吹き替えでまたみます。
hiro_666_2001さん 8点(2002-02-11 00:15:31)
94.ネタバレ 登場人物が悩まないと、感情移入がしづらいことが分かった。しかし今ではゲーム文化盛りだくさんの時代ですが、この頃に既にこんな映画を創ってのける押井監督はスゴイです。攻殻機動隊もそうだけど、後の歴史でこの人は、再評価されるかもしれない。時代の節目に創るべき作品を創った人として。「トロン」という映画もあったけど、ゲームの面白さの真骨頂を描いたのは、こちらかもしれない。あ、でも流行ってたゲームの質が違いますね。ゲームはしない自分なので、これくらいで・・。
トントさん [ビデオ(邦画)] 7点(2016-02-08 00:10:43)
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マーク説明
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《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 113人
平均点数 5.32点
010.88%
121.77%
287.08%
3119.73%
41513.27%
53127.43%
6119.73%
71513.27%
897.96%
987.08%
1021.77%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.60点 Review5人
2 ストーリー評価 5.42点 Review7人
3 鑑賞後の後味 5.37点 Review8人
4 音楽評価 8.25点 Review12人
5 感泣評価 2.00点 Review4人

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