映画『チェイサー (2008)』の口コミ・レビュー(3ページ目)

チェイサー (2008)

[チェイサー]
The Chaser
(추격자/Chugyeogja/追撃者)
2008年上映時間:125分
平均点:6.76 / 10(Review 50人) (点数分布表示)
公開開始日(2009-05-01)
アクションサスペンス犯罪もの刑事ものバイオレンス
新規登録(2009-05-14)【すぺるま】さん
タイトル情報更新(2023-04-09)【イニシャルK】さん
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監督ナ・ホンジン
キャストキム・ユンソク(男優)ジュンホ
ハ・ジョンウ(男優)ヨンミン
ソ・ヨンヒ(女優)ミジン
山路和弘(日本語吹き替え版)
内田夕夜(日本語吹き替え版)
木下紗華(日本語吹き替え版)
志村知幸(日本語吹き替え版)
牛山茂(日本語吹き替え版)
脚本ナ・ホンジン
配給クロックワークス
アスミック・エース
字幕翻訳根本理恵
その他クロックワークス(提供)
アスミック・エース(提供)
あらすじ
元刑事のデリヘル経営者のジュンホは、派遣する女が次々と失踪し、携帯電話の記録からヨンミンという青年に辿りつく。ヨンミンはあらゆる工具を使い、女性を殺害する性癖の持主であったのだ。ジュンホは、7歳の娘を残して監禁されたミジンを連れ戻すべく、ヨンミンを追いかけて取り押さえて、そろって警察に連行されるが…。10カ月に21人を殺害した実在の殺人犯を基に映画化した戦慄のサスペンス。
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💬口コミ一覧

10.ネタバレ 前半は夜のドラマ、夜の街よりも夜の住宅地のほうが怖いのだった。街はとりあえず公共の顔をして門を開いているが、住宅地にあるのは閉じたドアと壁、中には家族の笑顔もあるだろうが、おぞましい世界も潜んでいる。そのおぞましいものがときおり路地に抜け出し、追跡が始まる。閉じた家から開いた都市へつなげている路地が、迷路のように延びている。追うのが走るのに似合わない太り気味の中年男、ってところに迫力があり、それがこの映画のすべて。配下のちらし配り男(リアリティあり)も走る。主人公は女を危地に至らしめた贖罪で執念を燃やすのだが、さらに子どもに母親を取戻すという要件も加わる。それで説得力は膨らんだかも知れないが、ドラマの輪郭はやや緩くなってしまったような。この手の犯人の気味悪さもちょっと型が出来つつあって、新鮮味を出すのが難しくなってきている(という社会も困ったものですが)。警察の対応が無能すぎないか。
なんのかんのさん [DVD(字幕)] 6点(2010-02-06 12:01:45)
👍 1
9.ネタバレ 尾行されてんのに店内で2人も殺されるとか無いでしょ。
韓国警察が無能すぎる。住所不明だと逃がすものよくわからない。
どうでもいいが最初は葉加瀬太郎だったのが途中から桑田圭祐に見えてきた。
虎王さん [DVD(字幕)] 6点(2010-01-27 13:46:10)
👍 1
8.ネタバレ  後味悪いなあ・・・。韓国ってこんなんばっか。いや、こーゆー映画を知らず知らずのうちにチョイスしちゃってるだけなのか。
 ヨンミンをジュンホが捕まえるまでは、なかなかのスピード感あるハラハラサスペンス。捕まえてからは、なぜかコメディタッチなテイストが増え、ゆるゆるな感じに。そして次第にシリアスなサスペンスへと再びシフトチェンジ。
 うーん、緊張感のない『中盤』をはさむことで、『序盤+終盤』とのギャップに余計気持ち悪さを覚える、その効果は否定しません。ですが、無理矢理救いの無い結末に持っていっている感じがして、はっきり言って不快です。
 『ミジンは助かって!』って一生懸命願いながら見ていたのに、なんだよこの結末。
 警察が、ジュンホが、真剣にミジンを探していたのなら、完璧な捜査のうえでの結末ならまだ許せる。もしヨンミンがレクター博士のような天才犯罪者ならまだ許せる。でも全然違う。
 警察だけではありません。ジュンホも馬鹿すぎます。お互いに足を引っ張りまくり。第一、ヨンミンを捕まえ、他人の車に乗っていて、血痕までついていて、殺人の自供までしているにも関わらず、ミジンの居所ひとつ吐かせられない取調べ。とてもプロだとは思えません。映画用に、あえて無能すぎる警察組織を作ったのですか?
 ジュンホだってもうちょっと警察に正確に状況を説明すれば済む話。無駄なアウトロー感がイライラさせます。
 第一あんなに刑事がいたくせに、釈放されたヨンミンにつける尾行が2人だけってアホですか。そしてヨンミンを尾行していた女刑事がいたはずなのに、ヨンミンは殺害後どうやって売店から姿を消したのさ。
 ミジンが売店のおばちゃんに電話を借りて、警察に通報。でも警察は来ない。何故ならパトカーの中で居眠りをしていたから。そんな馬鹿な。犯人にとってのご都合主義にも程があります。
 勢いと雰囲気。迫力。暴力描写の容赦の無さはさすがです。ですがこんなに穴だらけなストーリー構成はだめでしょ。
 救いようの無い悲劇にしたいのであれば、それ相応の説得力が必要だと思います。
たきたてさん [DVD(字幕)] 5点(2020-04-15 02:55:53)
👍 2
7.最後の10分くらいのお話は、明らかにやりすぎというか蛇足というか、とにかく「どうでもいいから早く終われ」と思って見てた。
終盤でこういう感想を持ったら、自分は普通、1点とか2点とかしか付けない。
ところがこの映画には、そう簡単に捨てきれない魅力がある。
それは、序盤で犯人があっさり警察に捕まってしまうのに、最後までサスペンスとして破綻していないところ。
自分はこんな常識破りのサスペンスを見たことなかったから、「この後どうなるんだ?どうするんだ?」って、ずーっと集中して見ることができた。
それに、この映画には特にこれといった「謎」なんてものはなく、全部見てる客にその場で説明してしまっているにも関わらず、ハイレベルの緊張が持続する。
だからこそ、最後の10分20分が余計惜しい。
最後削るだけで、大傑作サスペンスになれただろうに、なんてもったいない。
まかださん [DVD(吹替)] 5点(2013-07-28 01:41:36)
👍 1
6.00年代のセブンという感じだろか。住宅街のジメジメ感が不気味だ。ハリウッドでリメイクされるらしいけど、この感触は出せるのかな
カップリさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2010-10-25 06:29:06)
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5.ネタバレ 殺し方からして結構キツい映画(さほどグロではないが)。犯人の心理的背景はほぼ描かれておらず、単なる変態でしかない。ストーリーに救いがないので見終わって暗澹とした気分になる。ま、主人公である元刑事の動向が中心となるわけだが、直情的ですぐキレるが子供に対して優しい面も見せるこういう人物が、ひょっとしてあちらで人気の出る人の典型かもしれない。
『殺人の追憶』とは比較にならないす。
ところでこれ、実話が元だそうだが、殺人犯をいったん釈放したというのも実話だとしたら酷い話だ(そんなことしたら大問題になるからきっと脚色だな)。
アンギラスさん [映画館(字幕)] 5点(2009-05-29 05:05:44)
👍 1
4.ネタバレ 重大な証拠を突き付けないと簡単に釈放させてしまう、そして行動を起こさない警察の杜撰な対応。
背景には軍事国家時代の犬だった警察への不信感があり、
異常な連続殺人もまた歪んだ過当競争で成長した韓国社会の裏返しである。

外華内貧で真の弱者が殺されても気付かれない現実に、
商品ではなく人として派遣女性を救おうと奔走する元刑事の心の動きが際立つ。
ただ、元刑事vs殺人鬼の頭脳戦を期待したためか、
序盤と後半以外何もしない殺人鬼の立ち回りをぶつけておかないとどうしても緊張感が途絶えてしまう。

実在の猟奇殺人事件がモチーフのため、救われない結末だ。
レーティング的に厳しいが、殺害シーンはオリジナル版の方が無念がより伝わったのではないか。
また、敵討ちで雪崩れ込む格闘シーンは蛇足だろう。

全てを終え、残された男と派遣女性の娘には、絶望に打ちのめされながらも前を向いて欲しいが、
生きるも地獄、死ぬのも地獄。
きっと世界中で起こっているであろう現状に、日本も他人事ではない。
Cinecdockeさん [DVD(字幕)] 4点(2015-07-15 21:41:19)
👍 1
3.いかにも韓国っぽい映画。
重たくすればいいってもんではない。
aimihcimuimさん [DVD(字幕)] 4点(2014-09-11 00:06:41)
👍 1
2.ネタバレ 韓国の警察はこんなにダメダメなのよ、ということを伝えたい映画のようだ。犯人が何人も何人も人を殺し続けるのは犯人が利口なのではなく警察がダメダメだからだし、主人公が犯人に迫れるのも警察がダメダメだから。だから盛り上げるためのダメダメということでそれはそれでいいのだけど、そこをあまりに強調しすぎている。盛り上げるためである以上に社会派を気取ろうとしているのだろうか。社会派になっとらんが。とにかくそのダメダメな警察を描くことで主人公と犯人の対決の物語がいちいち中断されるのだ。被害女性の命が唯一無二の命であることを一人娘の存在で見せつけヤクザな主人公の行動を変えてゆく展開は良かったのだが、ここもいかんせんお涙頂戴に走りがち。まあ、泣いたが。終盤の悲劇は反則。あれをしちゃ二流でしょ。子供にとっての悲劇を引っぱって引っぱって落とす、というサイテーな展開自体も好きになれんが、それ以上にそこで騙すことに意味がないのに騙すために騙すという浅はかさがダメ。いらんこと考えんともっとシンプルにすれば絶対面白くなるのに。
R&Aさん [DVD(字幕)] 4点(2011-09-20 17:26:08)
👍 1
1.ネタバレ 身体上の理由から女性を愛せないと思い込んだバカ男が、女性を激しく憎む。このようなクズは韓国だけではなく世の中には必ずいるものだ。女性を、性欲の対象としか見えていないのだ、女性を心がない人形だと思い込んでいるのだ、セックスできないならば不要なゴミだと思い込んでいるのだ。おまえらは弱者でありながらさらに非力な弱者を見つけ出して痛めつけているクズだ。さっさとくたばれよ。映画は物語だ。どんなに残酷で、救いようがない実話であっても、一縷の望みというものが描かれていないならば、それは映画ではなく、事実をなぞるだけの新聞と同じだ。あのラストは醜悪だ。まるでダンサーインザダークだ。観客に対して、あと1歩で助かりますよと宣言しておきながら、「はい残念でした。くやしいですか(嘲笑)」という手法は、あたかも虚無主義に等しい。これが意表をつく衝撃のラストだって?そんな衝撃などクソ食らえだ。私は彼女が助からなくて悔しかった。怒りに震えた。監督よ、これで満足か?我々観客は、現実の厳しさは知っているつもりだ。しかしその現実の厳しさを、映画のなかで再確認するために映画館に足を運んでいるわけではない。欲しいのは救いだ。夢だ。希望だ。罪なき女性が何人も殺されたという事実、しかし殺人は100%成功するわけではなく、その中には未遂も当然含まれている。ニュースで報道されていなかっただけで、やはり生き延びた女性がいたはずだ。そんな女性の1人が、命を賭して逃げ出し、そして娘と抱き合って喜びを爆発させる─。これが映画なのだ。現実では救えなかった人を物語の中で救い、観客にカタルシスを与える─。私はこの映画を許さない。
花守湖さん [DVD(字幕)] 0点(2011-09-19 10:21:43)
👍 1
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マーク説明
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《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 50人
平均点数 6.76点
012.00%
100.00%
200.00%
300.00%
436.00%
548.00%
61122.00%
71326.00%
81428.00%
936.00%
1012.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review1人
2 ストーリー評価 6.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 4.00点 Review2人
4 音楽評価 7.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人

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